JP2002253598A - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作の煩わしさを低減して所期する治療部位
にレーザ照射を行えるレーザ治療装置を提供すること。 【解決手段】 患者眼にレーザ光を導光して治療を行う
レーザ治療装置において、治療レーザ光源からのレーザ
光を患者眼に向けて反射する反射ミラーを持つ導光光学
系と、レーザ光の照射位置を変えるために前記反射ミラ
ーを駆動するミラー駆動手段と、術者が患者眼を観察す
るための観察光学系を持つ観察手段と、患者眼の患部を
観察する術者眼の視線位置を検知する視線検知手段と、
該視線検知手段の検知結果に基づいて前記ミラー駆動手
段の駆動を制御する駆動制御手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者眼を治療する
レーザ治療装置に関する。
【0002】
【従来技術】眼科治療に使用するレーザ治療装置では、
汎網膜光凝固の様にレーザ照射回数の多い場合、レーザ
光を患者眼に向けて反射する反射ミラーをマニピュレー
タの操作により駆動して、眼底上のレーザ照射位置を移
動するのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、術者は
術中に一方の手でコンタクトレンズを保持し、もう片方
の手で観察光学系を移動するジョイスティックやマニピ
ュレータを操作するため、その操作が煩雑であった。ま
た、マニピュレータ操作の途中でレーザ照射条件の変更
をするには、一度マニピュレータから手を離して条件設
定を変更し、その都度、再度マニピュレータ上に手を添
え直さなければならない。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
操作の煩わしさを低減して所期する治療部位にレーザ照
射を行えるレーザ治療装置を提供することを技術課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0006】(1) 患者眼にレーザ光を導光して治療
を行うレーザ治療装置において、治療レーザ光源からの
レーザ光を患者眼に向けて反射する反射ミラーを持つ導
光光学系と、レーザ光の照射位置を変えるために前記反
射ミラーを駆動するミラー駆動手段と、術者が患者眼を
観察するための観察光学系を持つ観察手段と、患者眼の
患部を観察する術者眼の視線位置を検知する視線検知手
段と、該視線検知手段の検知結果に基づいて前記ミラー
駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0007】(2) (1)のレーザ治療装置におい
て、さらに前記視線検知手段により検知される視線の安
定を判断する判断手段と、該判断手段により視線位置が
安定していると判断されたときにレーザ照射を可能とす
る照射制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】(3) (1)のレーザ治療装置におい
て、前記観察手段は術者眼が覗く接眼部が設けられた顕
微鏡ユニットであり、前記視線検知手段は前記接眼部を
除く術者眼を照明する光源と術者眼からの反射光を受光
して光電変換する受光素子とを持ち,該受光素子からの
信号に基づいて術者の視線位置を検知する手段であるこ
とを特徴とする。
【0009】(4) (1)のレーザ治療装置におい
て、治療レーザ光の照射指示信号を入力する信号入力手
段を備え、前記駆動制御手段は該指示信号の入力を受け
て治療レーザ光が照射されている期間、前記反射ミラー
の駆動を停止するように前記駆動手段を制御することを
特徴とする。
【0010】(5) (1)のレーザ治療装置におい
て、さらに、前記視線検知手段の検知結果に基づいて術
者が観察状態にあるか否かを判断する判断手段と、該判
断手段により術者が観察状態にないと判断されたときに
は前記導光光学系で導光される治療レーザ光の照射を禁
止する禁止手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1はレーザ治療装置の外観図を示した
図であり、図2は装置の概略的な光学系を説明する図で
ある。
【0012】1はレーザ治療装置本体であり、内部には
治療用レーザ光を出射するレーザ光源、エイミング光源
等が内蔵される。2はレーザの照射出力条件やエイミン
グ光の出力等を設定入力するためのコントロール部であ
る。3は照明ユニットや双眼の顕微鏡ユニットを備える
スリットランプデリバリであり、患者眼へ治療用レーザ
光を照射するための照射光学系ユニット40が取り付け
られている。また、5はレーザ照射のトリガ信号を発信
するためのフットスイッチである。6はスリットランプ
デリバリ3を移動させるためのジョイスティックであ
る。
【0013】図2はレーザ光凝固装置の光学系を示した
図である。70は治療レーザ光源である。71は治療レ
ーザ光源70からのレーザ光の大部分を透過し一部を反
射するビームスプリッタで、ビームスプリッタ71を反
射した治療レーザ光は拡散板72を介して出力センサ7
3に入射する。出力センサ73は治療レーザ光源70か
ら出射したレーザ光の出力を検出する。
【0014】74は第1安全シャッタであり、フットス
イッチ5が踏まれ、治療レーザ光の照射を行う指令がな
されたときは、図4に示すシャッタ駆動装置91の駆動
により光路から離脱してレーザ光の通過を可能にし、ま
た、異常時発生等の場合に光路に挿入されてレーザ光を
遮断する。この第1安全シャッター74の開閉はシャッ
タセンサ74aによって検知される。
【0015】78はエイミング用の半導体レーザであ
り、半導体レーザ78から出射したレーザ光はコリメー
タレンズ79を介した後、ダイクロイックミラー80に
より治療レーザ光と同軸にされる。
【0016】81は第2安全シャッタであり、第2安全
シャッター81の開閉はシャッタセンサ81aによって
検知される。82は集光レンズであり、各レーザ光を光
ファイバ4の入射端面4aに集光して入射させる。光フ
ァイバ4により導光された各レーザ光は、スリットラン
プデリバリ3の照射光学系ユニット40まで導光され
る。
【0017】照射光学系ユニット40に導光されたレー
ザ光は、リレーレンズ41、レーザ光のスポットサイズ
を変更するために光軸方向に移動可能なズームレンズ4
2、対物レンズ43を介した後、揺動駆動される反射ミ
ラー19で反射し、コンタクトレンズ44を経て患者眼
Eの患部に照射される。50はスリット光を投影するた
めの照明光学系であり、照明光源、コンデンサーレン
ズ、スリット、投影レンズ等を有する。
【0018】また、照射光学系ユニット40には反射ミ
ラー19を移動(実施形態では揺動)して、ファイバー
ケーブル4にて導光されるレーザ光の照射位置を微調整
するための反射ミラー駆動装置90が備えられている。
【0019】60は双眼の顕微鏡ユニット59に配置さ
れる観察光学系である。観察光学系60は左右の観察光
路で共用される対物レンズ61と、左右の各光路に配置
された変倍レンズ62、術者保護フィルタ67、結像レ
ンズ63、正立プリズム64、視野絞り65、及び接眼
部66に配置されるレンズ66a,66bを備える。
【0020】接眼部66には、視線検知装置100が設
けられている。視線検知装置100は、赤外LED10
1、レンズ102、ハーフミラー103、ダイクロイッ
クミラー104、レンズ105、2次元CCD106に
よって構成されている。赤外LED101からの赤外光
は、レンズ102、ハーフミラー103、ダイクロイッ
クミラー104、レンズ66bを通り、略平行光束とさ
れて術者の眼球を照明する。術者眼球からの反射光は、
レンズ66b、ダイクロイックミラー104、ハーフミ
ラー103、レンズ105により、2次元CCD106
に導かれる。ダイクロイックミラー104は赤外光を反
射し、可視光を透過する。
【0021】術者眼球からの反射光のうち、角膜近辺で
反射された光はプルキンエ像と呼ばれ、プルキンエ像は
2次元CCD106上で観察される。また、赤外光の照
明により明るく照明された虹彩の中に暗い瞳孔領域が観
察される。2次元CCD106上で観察される瞳孔領域
から瞳孔中心を求め、角膜前面のプルキンエ像、水晶体
前面のプルキンエ像の位置関係を知ることにより眼球の
視軸方向つまり視線方向を検出できる。この視線検出方
の一例は、特開平1−241511号公報に紹介されて
いる。この他にも視線検出の方法は各種のもの公知であ
り、本実施形態に限定されるものではない。
【0022】図3は反射ミラー駆動装置90の機構を説
明する図であり、図3(a)は患者側から見た正面図、
図3(b)は図3(a)をA方向から見た側面図であ
る。図3(b)において、照射光学系ユニット40の下
端部には、リング状の回転部材21が対物レンズ43の
光軸Lを中心に回転可能に保持されており、対物レンズ
43を通るレーザ光はこの回転部材21内を通過する。
回転部材21の上部は非対称形のフランジ21aになっ
ており、このフランジ21aの外径の一部には歯車21
b(回転部材21の回転中心を中心として同一半径で形
成された歯車)が形成されている。歯車21bは、照射
光学系ユニット40のフレームに固定されたモータ15
の軸に嵌合された歯車16と噛み合っている。つまり、
モータ15の駆動により、回転部材21が回転する。ま
た、図3(a)に示す様に回転部材21の側面には、後
方に延びる支持部材22がビス22aを支点として上下
方向に回転可能に取り付けられており、この支持部材2
2に反射ミラー19を固定保持するミラー取付台20が
固定されている。また、支持部材22には歯車13が固
着されている。歯車13は、フランジ21aに固定され
たモータ11の軸に嵌合された歯車12と噛み合ってい
る。つまり、モータ11の駆動により、支持部材22が
ビス22aを中心として回転する。
【0023】このような構成により、反射ミラー19は
モータ15の駆動により光軸Lを中心に左右方向に揺動
すると共に、モータ11の駆動によりビス22aを支点
として前後方向に揺動することが可能となり、これによ
りレーザ光の反射方向が変えられる。
【0024】以上のような構成を備える装置において、
その動作を図4の制御系ブロック図を使用して説明す
る。
【0025】術者はまず、凝固時間、レーザパワー等の
レーザ照射条件をコントロール部2のスイッチ2a,2
bで設定する。このときに、視線検出によりレーザ照射
位置を移動させるか否かをスイッチ2cで設定する。視
線検出を利用しない場合は、ジョイスティック6の上部
に設けられたレバー6aの操作で、反射ミラー19を駆
動することが可能となるが、以下では視線検出を利用す
るものとして説明する。
【0026】また、図示なきエイミングスイッチにより
エイミング光を点灯させ、照明光学系50からの照明光
によって照らされた眼底を、観察光学系60を通して観
察する。そして、ジョイスティック6によりスリットラ
ンプデリバリ3を移動させて、患者眼との位置合わせを
行う。
【0027】レーザ装置の初期状態は、制御部110か
ら反射ミラー駆動装置90への指示により、図5に示す
様にエイミング光は観察像の中心部111に位置してい
る。術者が顕微鏡ユニット59の接眼部66に眼球を近
づけると、視線検知装置100で視線方向を検出する。
制御部110はその検出情報を基に駆動装置90を駆動
し反射ミラー19を移動させる。これにより、術者の視
線が向けられた部位にエイミング光が照射される。例え
ばレーザ照射を部位112にしたければ、術者は部位1
12を凝視する。この治療部位を見るという動作は従来
の治療においても必然的な行為である。術者が部位11
2を見ると、視線検知装置100により、術者の観察位
置が部位112であることが制御部110に伝えられ
る。制御部110はこの情報によりエイミング光が部位
112に照射される様に、反射ミラー駆動装置のモータ
15、21を動かす。
【0028】所望する部位へのエイミング光の照準が完
了したら、フットスイッチ5を使用してレーザ光を照射
する。フットスイッチ5が踏まれると、制御部110は
術者眼の視線が安定しているかを判断する。視線の安定
はトリガ信号の入力前又は入力後の所定時間(例えば
0.2秒)の間、視線移動が許容範囲にあるか否かで判
定できる。制御部110は視線が安定していると判断す
れば、シャッタ駆動装置91の駆動により第一安全シャ
ッタ74を光路から離脱してレーザ光の通過を可能にす
るように指示すると共に、治療レーザ光源70にレーザ
光を照射させる。
【0029】また、フットスイッチ5からのトリガ信号
が入力されてからレーザ光を照射している凝固時間(こ
れはパネル部2で予め設定される)の間は、制御部11
0は反射ミラー駆動装置のモータ15、21を駆動せず
に反射ミラー19を固定する。これにより、レーザ照射
中に術者の視線方向が移動しても、治療レーザ光が視線
の動いた方向に流れない様にし、照準位置にレーザ光を
安定して照射させることができる。レーザ照射終了後
は、再び反射ミラー19の固定を解除し、視線検出によ
る照準位置の移動が可能となる。
【0030】部位112への治療が終わると、術者は次
の治療部位113を凝視し、前回と同様にエイミング光
が部位113に移動したことを確認したのち、フットス
イッチ5を踏む。この様な操作を繰り返し、網膜上の治
療部位全体の治療を完成させる。
【0031】また、汎網膜光凝固の様にレーザ照射回数
の多い治療を行う場合には、フットスイッチ5からのレ
ーザ照射指示信号が入力されている間に治療用レーザ光
を一定周期で連続照射するリピートモードも使用され
る。このリピートモードはコントロール部2のスイッチ
2dにより選択される。また、リピートモードではイン
ターバルスイッチ2eにより、照射と照射の間のインタ
ーバル時間(休止時間)の設定を行う。このリピートモ
ードの場合においても、視線検出による照準位置の移動
を対応させることができる。例えば、インターバル時間
が1秒の場合、術者は、1秒間隔で凝視位置を変えて治
療を行う。なお、このときも制御部110はインターバ
ル時間が経過する直前の所定時間の間、術者眼の視線が
安定しているかを監視し、視線が安定していればレーザ
照射を許可する。
【0032】また、上記の視線検出装置100の検出結
果を、術者が患者眼を観察している状態か否か、術者が
治療可能状態にあるか否かの判断に利用することも可能
である。以下、視線検出機能を利用したSTANDBY-READY
オート切替え、省電力モードの切換えについて説明す
る。
【0033】レーザ照射の準備が整った後に、スイッチ
2fを押してレーザ照射が可能なREADY状態(フットス
イッチ5を押すことによりレーザ照射が可能な状態)を
設定する。接眼部66に術者の眼球が位置すると、視線
検知装置100により眼球からの反射光が検出されの
で、制御部110により術者が患者眼を観察している状
態であると判断される。術者が接眼部66から眼球を外
している場合は眼球からの反射光が検出されなくなるの
で、術者が観察状態にないとされる。この場合、制御部
110は第1安全シャッタを閉じたままとし、フットス
イッチ5からのトリガ信号が入力されても治療レーザ光
が患者眼に照射されないようにする。これにより、術者
が観察状態ない場合のレーザ照射を防止できる。
【0034】さらに、制御部110は視線検知装置10
0からの眼球検出の信号が1分継続して得られないとき
は、レーザの照射状態モード自体をREADYからSTANDBY状
態に自動的に切替える。これにより、READYモードの解
除用のSTANDBYスイッチ2gを押し忘れを解消できる。
またさらに、眼球検出の信号が10分経過しても得られ
ないときは、制御部110はレーザ装置のメイン電源を
落とし、レーザ光源70,78や観察照明光等を消灯し
て省電化の待機モードにする。この待機モードはコント
ロール部2等のスイッチを押すことで解除される。
【0035】以上の実施形態では、観察手段として術者
眼が接眼して観察するスリットランプを例にとって説明
したが、モニタによる観察手段でも良い。モニタを持つ
観察手段では観察光学系にCCDカメラ等の撮像素子を
設け、その出力をモニタに出す。この場合の視線検知
は、モニタ近傍に置いた照明光源とCCDカメラで術者
眼の反射光を受光する構成とする他、ゴーグルや眼鏡に
視線検知装置100を設けた構成とするこも可能であ
る。あるいは、ヘッドアップディスプレイに視線検知装
置100を設けた構成も可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作の煩わしさを低減し、目標とする治療部位にレーザ
照射を行うことができる。また、意図しないレーザ照射
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の外観を示す図である。
【図2】光学系を示す図である。
【図3】反射ミラー駆動装置の駆動機構を示す図であ
る。
【図4】制御系のブロック図である。
【図5】眼底観察におけるエイミング光照射像を示す図
である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 コントロール部 3 スリットランプデリバリ 4 ファイバーケーブル 5 フットスイッチ 19 反射ミラー 60 観察光学系 70 治療レーザ光源 74 第1安全シャッタ 90 反射ミラー駆動装置 100 視線検知装置 101 赤外LED 106 2次元CCD 110 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者眼にレーザ光を導光して治療を行う
    レーザ治療装置において、治療レーザ光源からのレーザ
    光を患者眼に向けて反射する反射ミラーを持つ導光光学
    系と、レーザ光の照射位置を変えるために前記反射ミラ
    ーを駆動するミラー駆動手段と、術者が患者眼を観察す
    るための観察光学系を持つ観察手段と、患者眼の患部を
    観察する術者眼の視線位置を検知する視線検知手段と、
    該視線検知手段の検知結果に基づいて前記ミラー駆動手
    段の駆動を制御する駆動制御手段と、を備えることを特
    徴とするレーザ治療装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のレーザ治療装置において、さ
    らに前記視線検知手段により検知される視線の安定を判
    断する判断手段と、該判断手段により視線位置が安定し
    ていると判断されたときにレーザ照射を可能とする照射
    制御手段と、を備えることを特徴とするレーザ治療装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1のレーザ治療装置において、前
    記観察手段は術者眼が覗く接眼部が設けられた顕微鏡ユ
    ニットであり、前記視線検知手段は前記接眼部を除く術
    者眼を照明する光源と術者眼からの反射光を受光して光
    電変換する受光素子とを持ち,該受光素子からの信号に
    基づいて術者の視線位置を検知する手段であることを特
    徴とするレーザ治療装置。
  4. 【請求項4】 請求項1のレーザ治療装置において、治
    療レーザ光の照射指示信号を入力する信号入力手段を備
    え、前記駆動制御手段は該指示信号の入力を受けて治療
    レーザ光が照射されている期間、前記反射ミラーの駆動
    を停止するように前記駆動手段を制御することを特徴と
    するレーザ治療装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のレーザ治療装置において、さ
    らに、前記視線検知手段の検知結果に基づいて術者が観
    察状態にあるか否かを判断する判断手段と、該判断手段
    により術者が観察状態にないと判断されたときには前記
    導光光学系で導光される治療レーザ光の照射を禁止する
    禁止手段と、を備えることを特徴とするレーザ治療装
    置。
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