JP2002230138A

JP2002230138A - 求職及び求人情報供給システム

Info

Publication number: JP2002230138A
Application number: JP2001021637A
Authority: JP
Inventors: Katsumi Hataoka; 勝美畑岡; Atsushi Kataoka; 篤片岡; Kazumi Ikebe; 一美池辺
Original assignee: Sanyo Printing Co Ltd
Current assignee: Sanyo Printing Co Ltd
Priority date: 2001-01-30
Filing date: 2001-01-30
Publication date: 2002-08-16

Abstract

(57)【要約】【課題】通勤時間を基準にした求職が行え、また求職
者側の情報も掲載して、求職者と求人企業双方の要望に
答えられる求職及び求人情報供給システムを提供する。【解決手段】インターネット上にホームページを開設
し、当該ホームページ上において、交通機関における各
駅間の所要時間を入力する入力手段と、求人企業から当
該交通機関の最寄駅までの所要時間を入力する入力手段
と、これらのデータの蓄積手段と、求職者の自宅から上
記交通機関の最寄駅までの所要時間、例えば「１５分」
８を入力する入力手段と、上記求職者の自宅から上記交
通機関を使用した求人企業までの、求職者が望む通勤時
間、例えば「４０分」９を入力する入力手段と、当該通
勤時間に適合した求人企業をマッチングする手段とを備
えた。またこれとは逆に、求職者の入力された通勤時間
のデータを求人企業側から検索する場合もある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
を用いた求職及び求人情報の供給システムであって、特
に通勤時間を基準にして手軽に求職及び求人情報が得ら
れるシステムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、インターネット上において求
職情報を閲覧できるホームページがあり、これらは業
種、職種、就労場所、就労期間などに分けて求人企業ご
とに掲載されたもので、求職者はこれらの掲載内容を見
て、夫々の条件と合う求人企業にアクセスし、当該求人
企業に就職を希望する旨のメッセージを送り、求職活動
を行っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のホームページに掲載された内容は、従来からある就職
情報誌の紙面をホームページの画面に替えたものであ
り、当該ホームページを通じて就職を希望する企業に直
接アクセスするというものであって、また既存の就職情
報誌にホームページの機能を組み合わせたものに過ぎな
かった。

【０００４】また求職者によっては、仕事の内容より
も、通勤時間がどの位かかるかということが求職活動の
大きな基準になる場合もあり、この様な場合ではまず最
初に上記の手順で求人企業を選びだし、その後通勤時間
を基準に選択している。又は最初にかかる通勤時間につ
いておおよその地域を選びだし、その後その地域内にあ
る求人企業を選ぶなどして、就職する企業を選択してい
た。

【０００５】さらにこの様なホームページは、求人側の
一方的な情報提供であって、求職者がどの様な通勤時間
等の条件の職を望んでいるかなどの求職者側の意図が反
映したものではなかった。しかし、求職者側の望む通勤
時間等に関する情報が当該ホームページなどに掲載され
れば、求人企業及び求職者双方にとってより有効な求職
及び求人活動が行える。

【０００６】そこでこの発明は、通勤時間を基準にした
求職が行え、また求職者側の情報も掲載して、求職者と
求人企業双方の要望に答えられる求職及び求人情報供給
システムを提供して上記課題を解決するものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、イ
ンターネット上にホームページを開設し、当該ホームペ
ージ上において、交通機関における各駅間の所要時間を
入力する入力手段と、求人企業から当該交通機関の最寄
駅までの所要時間を入力する入力手段と、これらのデー
タの蓄積手段と、上記交通機関の一定駅から上記求人企
業までの、求職者が望む通勤時間を入力する入力手段
と、当該通勤時間に適合した求人企業をマッチングする
手段とを備えた求職情報供給システムとした。

【０００８】請求項２の発明は、インターネット上にホ
ームページを開設し、当該ホームページ上において、交
通機関における各駅間の所要時間を入力する入力手段
と、求人企業から当該交通機関の最寄駅までの所要時間
を入力する入力手段と、これらのデータの蓄積手段と、
求職者の自宅から上記交通機関の最寄駅までの所要時間
を入力する入力手段と、上記求職者の自宅から上記交通
機関を使用した求人企業までの、求職者が望む通勤時間
を入力する入力手段と、当該通勤時間に適合した求人企
業をマッチングする手段とを備えた求職情報供給システ
ムとした。

【０００９】請求項３の発明は、インターネット上にホ
ームページを開設し、当該ホームページ上において、交
通機関における各駅間の所要時間を入力する入力手段
と、求人企業から当該交通機関の最寄駅までの所要時間
を入力する入力手段と、これらのデータの蓄積手段と、
求職者の自宅から上記交通機関の最寄駅までの所要時間
を入力する入力手段と、上記求職者の自宅から上記交通
機関を使用した求人企業までの、求職者が望む通勤時間
を入力する入力手段と、当該通勤時間に適合した求人企
業をマッチングする手段とを備えた求職情報供給システ
ム。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態例を図
に基づいて説明する。図１に示すのは、この求職及び求
人情報供給システム（以下「システム」という）の概略
構成を示すもので、ＷＥＢサーバ１、インターネット
２、また各個人や各企業が所有するパソコン３を示すも
のである。ＷＥＢサーバ１は、ＣＰＵ等から成り、入出
力及び各部の制御や、データの転送、各種の演算、デー
タの記憶蓄積等を行っている。

【００１１】まず交通機関であるＪＲ、私鉄の各電車の
各駅間の所要時間を入力し、当該データを駅間所要時間
マスターとしてＷＥＢサーバ１内に蓄積する。この時急
行電車等が停車する駅の場合は、これらを使用するもの
とする。

【００１２】例えば、京浜急行電鉄株式会社の所要時間
を例に取ると駅名金沢文庫上大岡横浜品川金沢文庫 × １５２０４０上大岡１５ × １０３０横浜２０１０ × ２０品川４０３０２０ × となる（数字は、所要時間を分で示す）。なお快速特急
を利用できる場合は、これを利用しての所用時間とな
る。この様にして、各駅間の所要時間のデータを入力し
蓄積する。蓄積するデータとしては、多い方が良いが、
地域によって交通機関が限定されているのであれば、そ
の限定された交通機関だけでもよい。

【００１３】次ぎに求人を募集している企業のデータを
入力する。当該データは求人企業マスターとしてＷＥＢ
サーバ１内に蓄積される。この時図３に示すように当該
企業の名称と、交通機関（図３では、京浜急行電鉄株式
会社を示す）の最寄の駅名と、求人企業から当該駅まで
の所要時間を「１５分」など、またもっと詳しく「金沢
八景よりシーサイドライン利用（１０分）。『市大医学
部』駅下車、徒歩５分」とか「京急バス１５分」などと
入力する。さらに「募集人数」、「待遇」、「勤務時
間」、などを入力することもできる（図示省略）。これ
らの求人企業のデータは予め入力しているが、このシス
テムが稼働した後は、随時入力できるものとし、また変
更削除も随時できるものとする。図３の画面では、左端
から「求人企業名」４、「最寄の駅名」５、「求人企業
の最寄の駅までの所要時間」６の順となっている。

【００１４】このシステムを利用して通勤時間を基準に
して求職する方法を説明する。インターネット２におい
てこのシステムのホームページを開く、最初に求職者の
通勤時間の基点となる、現在住んでいる場所を特定して
入力する。このシステムのメインメニューの画面にアク
セスすると、交通機関（京浜急行線、相鉄線、小田急
線、京王線、東急東横線、東急田園都市線、ＪＲ中央
線、ＪＲ山手線、ＪＲ京浜東北線、営団地下鉄など）の
各線の名称が掲載された画面が表れる。ここで求職者の
現在住んでいる自宅の最寄の路線を特定する。

【００１５】例えば「京浜急行線」を選んでクリックす
ると、図２に示す様に「京浜急行線」の各駅名が掲載さ
れた画面７となる。ここで現在住んでいる場所の最寄の
駅である「金沢文庫」（図示省略）をクリックする。さ
らに自宅から「金沢文庫」までかかる所要時間を「１５
分」８と入力する。次ぎに、求職者が通勤時間として許
容できる時間を希望通勤時間として「４０分」９と入力
する。その後「検索」１０をクリックする。

【００１６】「自宅→金沢文庫（最寄駅）１５分希望
通勤時間４０分」の場合の検索例を示すと、「金沢文庫」に有る、求人企業Ａ社、金沢文庫駅から「徒歩１０分」〃に有る、求人企業Ｂ社、金沢文庫駅から「京急バス５分」金沢文庫駅 → 金沢文庫駅所要時間「０分」求人企業Ａ社の場合、通勤時間合計「１５分」＋「１０分」＝「２５分」求人企業Ｂ社の場合、通勤時間合計「１５分」＋「５分」＝「２０分」

【００１７】「上大岡」に有る求人企業Ｃ社、上大岡駅から「徒歩１５分」〃に有る求人企業Ｄ社、上大岡駅から「京急バス１０分」金沢文庫駅 → 上大岡駅所要時間「１５分」求人企業Ｃ社の場合、通勤時間合計「１５分」＋「１５分」＋「１５分」＝「４５分」求人企業Ｄ社の場合、通勤時間合計「１５分」＋「１５分」＋「１０分」＝「４０分」

【００１８】「横浜」に有る求人企業Ｅ社、横浜駅から「徒歩１５分」〃に有る求人企業Ｆ社、横浜駅から「徒歩２０分」金沢文庫駅 → 横浜駅所要時間「２０分」求人企業Ｅ社の場合、通勤時間合計「１５分」＋「２０分」＋「１５分」＝「５０分」求人企業Ｆ社の場合、通勤時間合計「１５分」＋「２０分」＋「２０分」＝「５５分」

【００１９】「品川」に有る求人企業Ｇ社、品川駅から「徒歩５分」〃に有る求人企業Ｈ社、品川駅から「徒歩１０分」金沢文庫駅 → 品川駅所要時間「４０分」求人企業Ｇ社の場合、通勤時間合計「１５分」＋「４０分」＋「５分」＝「６０分」求人企業Ｈ社の場合、通勤時間合計「１５分」＋「４０分」＋「１０分」＝「６５分」

【００２０】求人企業Ａ社の場合、「２５分」＜「４
０分」で該当する。求人企業Ｂ社の場合、「２０分」＜「４０分」で該当
する。求人企業Ｃ社の場合、「４５分」＞「４０分」で該
当しない。求人企業Ｄ社の場合、「４０分」≦「４０分」で該当
する。求人企業Ｅ社の場合、「５０分」＞「４０分」で該
当しない。求人企業Ｆ社の場合、「５５分」＞「４０分」で該当
しない。求人企業Ｇ社の場合、「６０分」＞「４０分」で該
当しない。求人企業Ｈ社の場合、「６５分」＞「４０分」で該当
しない。

【００２１】この様に、求職者の最寄の駅までの所要時
間に加えて、求職者の最寄駅から順次、駅間所要時間マ
スターより所要時間を計算し、最寄の各駅から求人企業
までの所要時間を求人企業マスターにより検索し、求職
者の自宅から求人企業までの所要時間の合計が希望時間
内であれば、条件に一致することにより検索結果とし
て、図４に示す画面１１が表示される。ここでは、左端
から最寄の「駅名」１２、「求人企業名」１３、「求人
企業から最寄り駅までの所要時間」１４、「備考」１５
となっており、「備考」１５の欄では、快速特急を利用
することを示している。この後、求職者はこの中から就
職を希望する企業を選択してクリックし、さらに必要な
情報（待遇、職種など）を得て就職を希望する旨の意思
表示を行うなどして就職に至るまでの具体的な手順を踏
む。

【００２２】またこの時の検索において、条件が一致す
る求人企業が無い場合は、求人企業マスターは随時更新
されているので、時間をずらしたり、後日再検索すれ
ば、条件が一致する求人企業が表示される可能性が高
い。

【００２３】さらに、求職者側で自宅からの交通機関の
最寄駅、当該最寄駅までの所要時間などをこのシステム
において入力し登録しておけば、後に求人企業側でこの
システムを使用して求人をする場合に検索することがで
きる。当該データは求職者マスターとしてＷＥＢサーバ
１に蓄積される。検索の仕方は、求職者の場合と同じよ
うにまずこのシステムのホームページを開く、すると
「求職」又は「求人」と表示された画面が表れるので
（図示省略）、ここで「求人」の方をクリックする。

【００２４】すると図５に示すように「当社から何分以
内に通勤できる求職者を検索しますか」という画面１６
が表示されるので例えば「９０」分と入力し、「検索」
１７をクリックする。この時予め当該求人企業の最寄の
駅までの所要時間を入力しているものとし、駅間所要時
間マスターより所要時間が計算され、求職者の自宅から
最寄り駅までの所要時間が計算され、図６に示すように
求職者の最寄り駅、具体的な名前などが画面１８として
表示される。その後さらに希望職種や希望待遇などを検
討し、求人活動を進める。また当該システムに入会して
登録した求人企業とそうでない企業とを区別し、入会し
ていない求人企業は、求職者の検索はできても、個人名
など具体的な情報は、見ることができないようにしても
よい。

【００２５】上記実施の形態例では、求職者の自宅を基
点に最寄駅から求人企業までの通勤時間を計算し求職及
び求人を行っているが、例えば横浜、新宿、渋谷などの
複数の交通機関が集積するターミナルを基点にしたシス
テムとすると請求項１に対応したものとなる。また求人
企業の通勤時間の他、希望職種や待遇なども入力できる
としているが、これらはこの発明の必須要件ではない。
また交通機関として電車を使用しているが、電車の他、
モノレールやバスなど複数の駅に停車する乗り合いの交
通手段であればよい。さらに求職と記載しているが、も
ちろん、いわゆるパートやアルバイトなども含むもので
あり、むしろこの様なパートやアルバイトなどの方に適
用され易いものである。

【００２６】

【発明の効果】請求項１及び請求項２の各発明によれ
ば、通勤時間を基準にした求職活動をすることができる
ものであり、現実に則した求職活動が容易に行える。ま
たインターネットを通じて行うので非常に手軽であり、
利便性が高いものである。また請求項３の発明によれ
ば、通勤時間を基準にした求人活動をすることができる
のものである。またインターネットを通じて行うので非
常に手軽であり、利便性が高いものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施の形態例の概略構成を示すブロ
ック図である。

【図２】この発明の実施の形態例のメインメニューの京
浜急行電鉄株式会社の各駅、求職者の最寄の駅までの所
要時間、及び希望通勤時間の夫々を表示した画面を示す
説明図である。

【図３】この発明の実施の形態例の求人企業の入力画面
を示す説明図である。

【図４】この発明の実施の形態例の求職の検索結果の画
面を示す説明図である。

【図５】この発明の実施の形態例の求人企業が通勤時間
を指定して検索する画面を示す説明図である。

【図６】この発明の実施の形態例の求人企業が通勤時間
を指定して検索した結果を示す説明図である。

【符号の説明】

１ＷＥＢサーバ２イン
ターネット３パソコン

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】インターネット上にホームページを開設
し、当該ホームページ上において、交通機関における各
駅間の所要時間を入力する入力手段と、求人企業から当
該交通機関の最寄駅までの所要時間を入力する入力手段
と、これらのデータの蓄積手段と、上記交通機関の一定
駅から上記求人企業までの、求職者が望む通勤時間を入
力する入力手段と、当該通勤時間に適合した求人企業を
マッチングする手段とを備えたことを特徴とする求職情
報供給システム。
【請求項２】インターネット上にホームページを開設
し、当該ホームページ上において、交通機関における各
駅間の所要時間を入力する入力手段と、求人企業から当
該交通機関の最寄駅までの所要時間を入力する入力手段
と、これらのデータの蓄積手段と、求職者の自宅から上
記交通機関の最寄駅までの所要時間を入力する入力手段
と、上記求職者の自宅から上記交通機関を使用した求人
企業までの、求職者が望む通勤時間を入力する入力手段
と、当該通勤時間に適合した求人企業をマッチングする
手段とを備えたことを特徴とする求職情報供給システ
ム。
【請求項３】インターネット上にホームページを開設
し、当該ホームページ上において、交通機関における各
駅間の所要時間を入力する入力手段と、求人企業から当
該交通機関の最寄駅までの所要時間を入力する入力手段
と、求職者の自宅から上記交通機関の最寄駅までの所要
時間を入力する入力手段と、これらのデータの蓄積手段
と、上記求職者の上記交通機関を使用した上記求人企業
までの、求人企業が望む通勤時間を入力する入力手段
と、当該通勤時間に適合した求職者をマッチングする手
段とを備えたことを特徴とする求人情報供給システム。