JP2002185241A - マイクロ波レンジ用パッチアンテナ - Google Patents

マイクロ波レンジ用パッチアンテナ

Info

Publication number
JP2002185241A
JP2002185241A JP2001309531A JP2001309531A JP2002185241A JP 2002185241 A JP2002185241 A JP 2002185241A JP 2001309531 A JP2001309531 A JP 2001309531A JP 2001309531 A JP2001309531 A JP 2001309531A JP 2002185241 A JP2002185241 A JP 2002185241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patch
patch antenna
resonator
antenna
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001309531A
Other languages
English (en)
Inventor
Indra Ghosh
ゴーシュ インドラ
Rebekka Porath
ポラト レベッカ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JP2002185241A publication Critical patent/JP2002185241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/08Radiating ends of two-conductor microwave transmission lines, e.g. of coaxial lines, of microstrip lines
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/045Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with particular feeding means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/40Imbricated or interleaved structures; Combined or electromagnetically coupled arrangements, e.g. comprising two or more non-connected fed radiating elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0414Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna in a stacked or folded configuration
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0421Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with a shorting wall or a shorting pin at one end of the element

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板上の表面実装(SMD)に適
し、短絡コンダクタを有するパッチアンテナを提供する
こと。 【解決手段】 少なくとも1つのパッチ共振器(10、
20)を有し、特に短絡コンダクタ(14、24)を有
する多層アンテナとしての実施及びプリント基板上への
SMD実装に適したマイクロ波レンジ用パッチアンテナ
が説明される。更に、このアンテナは、同じ誘電値若し
くは透過値の基板(11、21)が用いられる場合であ
っても、移動通信での使用に十分な帯域幅を有する。こ
れは、フィード端子が、グラウンド金属被覆(12)と
金属パッチのパターン(13)との間で共振器の第一側
面(112)上に延在する第一金属被覆部材(17)を
少なくとも有し、該部材の寸法で該アンテナの入力イン
ピーダンスを調整可能とすることによって、基本的に実
現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製パッチ・パ
ターンと、グラウンド金属被覆と、電磁エネルギ供給用
のフィード端子と、を有する少なくとも1つのパッチ共
振器を備えた、特にマイクロ波レンジ用のパッチアンテ
ナに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波領域における電磁波は、移動
通信において情報送信に用いられる。これの例は、周波
数レンジ:880〜960MHz(GSM900)及び
1710〜1880MHz(GSM1800若しくはD
CS)のGSM携帯電話規格、更には、UMTS帯域
(1970〜2170MHz)、周波数レンジ:188
0〜1900MHzのコードレス電話用DECT規格、
及び、周波数レンジ:2400〜2480MHzの新し
いブルートゥース規格、である。ブルートゥース規格
は、例えば携帯電話と例えばコンピュータや他の携帯電
話などの他の電子機器との間でデータ交換を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】市場は、これら装置の
小型化への向けた強い傾向を示す。これは、携帯電話用
部品、すなわち電子部品のサイズ削減への要望ももたら
す。通常はワイヤ・アンテナである現在携帯電話で用い
られるアンテナ種類は、この点に関して重大な欠点を有
する。なぜなら、それらは比較的大きいからである。そ
れらは、携帯電話から突き出ており、容易に折れる可能
性があり、ユーザと望ましくないアイコンタクトに入る
可能性があり、更に、芸術的デザインの妨げとなる。そ
の上、携帯電話によるユーザの望まれないマイクロ波照
射は、まずます公共の議論の主題となってきている。携
帯電話から突き出たワイヤ・アンテナの場合、発せられ
た放射パワの大部分はユーザの頭に吸収され得る。
【0004】(SMD若しくは表面実装装置を用いた)
表面実装、すなわち、ウェーブ・ソルダリング・バス処
理若しくはリフロー・ソルダリング処理による電子部品
のPCB若しくはプリント基板上へのプレーナー・ソル
ダリング、は現代のディジタル電子装置の技術的実現に
おいて常識になっている、という事実から別の問題が発
生する。しかし、これまで用いられてきたアンテナは、
この実装技術に適さない。なぜなら、それらは、特別な
支持によって携帯電話のプリント基板上に設けられ得る
のみであることが多く、電磁パワの供給はピンなどの特
別な支持若しくは支持部によってのみ可能であるからで
ある。これは、望まれない実装処理、品質問題、製造に
おける追加的コストを生じさせる。
【0005】携帯電話に今日使われているアンテナは、
電磁共振が生成されたときに、電磁エネルギを放射す
る。これは、アンテナの長さが少なくとも送信される放
射の波長の1/4に等しくなるべきであることを要求す
る。これによると、誘電体(ε =1)として空気を用
いると、1GHzの周波数に対して必要なアンテナの長
さは75mmとなる。
【0006】発せられる放射の所定の波長に対するアン
テナのサイズを最小化するために、誘電率ε>1を有
する誘電体をアンテナに対する基礎建築ブロックとして
用い得る。これにより、誘電体における放射の波長が1
/⊆εに削減される。したがって、このような誘電体
に基づいて設計されたアンテナは、上記と同じ率でその
サイズが削減される。
【0007】例えばWO98/18177において説明
されるようないわゆるパッチ・パターン・アンテナ若し
くはパッチアンテナは、誘電率εによる小型化が利用
され得るアンテナ種類である。それは、ε>1を有す
る誘電体材料の固体ブロックから成る。ここで、このブ
ロックの高さは、通常、その長さ及び幅の1/3〜1/
10である。このブロックには、一表面の全部若しくは
一部上に金属製パッチのパターンを有し、残りの表面上
にグラウンド金属被覆を有する。これら電極間で、電磁
共振が生成され、その周波数は電極の寸法と該ブロック
の誘電率εの値とに依存する。個別の共振周波数の値
は、前述のように、アンテナの横方向の寸法を増やす
と、減少する。又、誘電率εの値を増やしても、減少
する。よって、アンテナを大幅に小型化させるために
は、εを高くなるように設計し、共振スペクトラムか
ら最も低い周波数を有するモードを選択することであ
る。このモードは、基本若しくは基礎モードと呼ばれ
る。
【0008】更なる小型化へ向けた工程は、上記2つの
電極間の誘電体に追加的な導電接続(短絡コンダクタ)
を挿入することから成る。共振周波数が同じであるとす
ると、通常、それによってアンテナのサイズを1/4に
することができる。
【0009】しかし、(短絡コンダクタの有無に係わら
ず)これらパッチアンテナにおける問題は、GSM規格
の周波数レンジ内に位置する共振周波数に対して数MH
zしか帯域幅の量がないことである。加えて、この帯域
幅は、誘電体材料の誘電率ε が増えると、減少する。
それに対して、GSM規格に要求される帯域幅は、約7
0MHzである。したがって、従来のパッチアンテナは
このようなブロードバンド用途に向いていない。
【0010】短絡コンダクタ有り若しくは無しの複数の
パッチ・パターン共振器は、パッチアンテナの帯域幅を
より大きくするために、垂直方向に積み重ねられ得る。
この構成は、多層パッチアンテナと呼ばれる。この多層
パッチアンテナの基本モード数は、構成するパッチ共振
器の数と等しい。基本モード間の周波数距離がその帯域
幅より小さい場合、アンテナの全帯域幅は増やされ得
る。
【0011】しかし、この種のアンテナは、更に、2つ
の大きな欠点を有する。1つは、共振器の適切な周波数
距離を実現するために、個々のパッチ共振器について容
易に区別され得る誘電率値(例えば、εr1=2.2、
及び、εr2=1.07)を有する基板材料が用いられ
なければならないことである。
【0012】他方は、アンテナに電磁パワを供給し、短
絡コンダクタを有する多層パッチアンテナの場合に、フ
ィード構造において発生する反射がわずかなものとなる
ように、限られたレンジ上で、該アンテナの入力インピ
ーダンスを調整する手段となれるのは同軸ケーブルしか
ないことが判明したことである。しかし、この種のフィ
ード・ラインは、携帯電話のプリント基板(PCB)上
のSMD集積化を妨害する。なぜなら、下方より金属被
覆を通って進むべきPCB上の電磁パワの供給に適した
ピンが設けられるため、該アンテナは表面実装(SMD
技術)によって他の部品と共にPCB上にはんだ付けさ
れ得ないからである。
【0013】したがって、本発明の目的は、冒頭段落で
述べた種類のパッチアンテナであって、プリント基板上
の表面実装(SMD)に適し、短絡コンダクタを有する
パッチアンテナを提供することである。
【0014】本発明の目的は、更に、異なる誘電率を有
する誘電体を用いることなく、前述の用途を満足させる
帯域幅を提供する小さい寸法のパッチアンテナを提供す
ることである。
【0015】更に、本発明は、アンテナを同軸フィード
・ラインで構成せずに、該アンテナに供給される電力が
アンテナにおいて反射せず、ほぼ完全に放射されるよう
に、その入力インピーダンスが調整され得るパッチアン
テナを提供する。
【0016】最後に、特徴として特に大きな帯域幅を有
するパッチアンテナが提供される。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、これ
らの目的は、冒頭段落に述べた種類のパッチアンテナで
あって、前記フィード端子が、前記グラウンド金属被覆
と前記金属パッチのパターンとの間で、前記共振器の第
一側面上に延在する第一の金属被覆部材を少なくとも有
し、この金属被覆部材の寸法によって、該アンテナの入
力インピーダンスが決定される、ことを特徴とするパッ
チアンテナによって実現される。
【0018】この解決策特有の利点は、入力インピーダ
ンスの具体的構造状況への最適な調整が簡易な方法で
(例えばレーザー・トリミングで)可能であるため、ア
ンテナにおいて反射が発生せず、供給される電磁パワは
ほぼ完全に放射される。このアンテナは、同時に、アン
テナの寸法を減らす短絡コンダクタが取り付けられるこ
とも可能である。
【0019】上記述べた問題への別の解決策は、請求項
4の冒頭段落に述べられた種類のパッチアンテナであっ
て、少なくとも1つの基板上に設けられたラインによっ
て形成され、前記フィード端子へ供給される電磁エネル
ギの前記少なくとも1つのパッチ共振器内への共振カッ
プリングに役立つライン共振器を有することを特徴とす
るパッチアンテナによって実現される。
【0020】この解決策特有の利点は、この共振カップ
リング機構は、パッチ・パターン共振の構成を減らさ
ず、該アンテナの帯域幅は、別の共振の追加を通じて、
更に大幅に増加させられ得る。加えて、このアンテナ
は、SMD実装及び短絡コンダクタの提供にも適してい
る。
【0021】従属請求項は、本発明の別の有益な実施形
態を定義する。
【0022】請求項2の実施形態は、SMD技術によっ
て、該アンテナの特に簡易な表面実装を可能にする。な
ぜなら、第二の金属被覆部材は、グラウンド金属被覆と
共に、プリント基板上へ直接はんだ付けされ得るからで
ある。
【0023】請求項3の実施形態は、同じ誘電値若しく
は透過値の基板が用いられても、2つの共振器を通じて
帯域幅は更に増やされ、更に、短絡コンダクタを有する
構成にも適する、という特有の利点を有する。
【0024】請求項5の実施形態は、ライン共振器とパ
ッチ共振器との間の結合強度が端部の寸法によって調整
され得るという特有の利点を有する。本実施形態及び請
求項7において定義される実施形態の別の利点は、共振
カップリングの周波数が前記ラインの長さの適切な決定
によって調整され得ることである。
【0025】請求項6の実施形態は、フィード端子とラ
イン共振器との間の結合強度の適応を可能にする。
【0026】該アンテナの帯域幅は、請求項8の実施形
態を用いて、更に増やすことが可能であると共に、請求
項9及び10の実施形態は原則として該アンテナを更に
小型化させることができる。
【0027】最後に、本発明に係るアンテナは、請求項
11に定義されるプリント基板上及び請求項12に定義
される移動通信装置において特に有益的に用いられ得
る。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の更なる詳細、特徴、及び
利点は、図面を参照して、好ましい実施形態についての
以下の説明から明らかにされる。
【0029】図1、3、及び5に示すパッチアンテナ
は、複数の層から成る。これらの層は、垂直方向に互い
に分離された状態でそれぞれ描写され、組み立てられた
状態でパッチ・パターンによって形成された2つの個別
の共振器を有するパッチアンテナを形成する。各層は、
ほぼ長方形ブロックの形をしたセラミック基板によって
形成され、その高さは、通常、その長さ若しくは幅の1
/3〜1/10である。以下の説明はこの状況に基づ
き、図に頂面及び底面として示された基板表面は上面及
び下面と呼ばれ、更に、より小さく、垂直な面は、側面
と呼ばれる。
【0030】しかし、別の方法として、その上に相当す
る共振コンダクタ・トラック構造が例えば螺旋状に設け
られた例えば円筒形状などのブロック形状以外の幾何学
的形状を上記基板に対して選択することも全く可能であ
る。
【0031】この基板は、高分子母材にセラミック・パ
ウダを埋め込むことによって製造することができ、ε
>1の誘電率及び/若しくはμ>1の透過値を有し得
る。
【0032】図1に示すアンテナの第一の実施形態は、
組み立てられた状態で、下面の第一パッチ・パターン共
振器10及び上面の第二パッチ・パターン共振器20を
それぞれ形成する2つの層を有する。第一共振器10
は、その下面にグラウンド金属被覆12が備えられた第
一基板11を有する。この第一基板11の上面は、該上
面の大部分の上に広がる金属パッチ13の第一パターン
を支持し、この上面のエッジ部111のみが空いたまま
となっている。短絡コンダクタの第一部分14は、グラ
ウンド金属被覆12とパッチ13の第一パターンとの間
に伸びる。
【0033】第一基板11の第一側面112の長さの約
半分のところに、フィード端子15、17がある。この
フィード端子は、該側面において、該基板の上面に向か
う方向に伸びるストリップ・コンダクタ17の形をした
第一金属被覆部材と、グラウンド金属被覆12がくぼみ
を有する領域16において下面上に位置する第二金属被
覆部材15と、から形成される。したがって、このフィ
ード端子は、グラウンド金属被覆12から絶縁される。
【0034】パターン化されたパッチの第二共振器20
は、第二基板21によって形成される。第二基板21の
上面上には、上面全体に広がる金属パッチ23の第二パ
ターンが設けられる。更に、短絡コンダクタの第二部分
24は、第二基板21に存在する。2つの共振器を矢印
Aの方向に結合させてアンテナを組み立てられると、第
二部分24は第一部分14と連結し、よって短絡コンダ
クタが生成される。
【0035】本アンテナの上記第一の実施形態の基本的
特徴は、今までに広まっている観点とは対照的に、説明
された種類の非同軸フィード端子を用いても、電磁エネ
ルギのパッチアンテナ内へ結合させることは可能であ
る、すなわち、このアンテナに短絡コンダクタが備えら
れた場合、アンテナの寸法は更に削減され得る、という
驚くべき認識に基づく。
【0036】更に、該アンテナの入力インピーダンスは
ストリップ・コンダクタ17の高さ及び幅を適切に選択
することによって調整し得るため、アンテナの低反射に
関する最適化を実現することができると共に、アンテナ
に供給される電磁パワのはるか大部分が実際に放射され
る。
【0037】フィード端子若しくはストリップ・コンダ
クタ17は、可変幅の複数の金属部材から構成され得
る。
【0038】フィード端子の第二金属被覆部材15は第
一基板11の下面に存在し、フィード端子が同軸ケーブ
ルによって形成される場合のようにピンや同類のアイテ
ムが要求されないため、該アンテナは、従来の表面実装
処理(SMD)で、プリント基板上に、他の部品と共に
マウントされ得る。更に、グラウンド金属被覆12も、
この方法で、該プリント基板上の対応するグラウンド接
続へはんだ付けされ得る。
【0039】本実施形態の別の利点は、第一及び第二基
板11、12に同じ材料を用いることができることであ
り、従来の短絡コンダクタを有するパッチアンテナのよ
うに、アンテナに十分な帯域幅を持たせるために異なる
誘電率を有する材料で構成する必要がない。
【0040】本発明によれば、前述の用途に要求される
周波数帯域が特に実現される。なぜなら、該アンテナ
は、2つの層、すなわち2つのパッチ・パターン共振器
10、20から構成され、作動モードにおける個々の共
振は、パッチの第一及び第二パターン13、23のサイ
ズが異なるために幾分異なるからである。
【0041】別の方法として、パッチ・パターンは同一
でもよい。この場合、2つの共振器の結合は、名目上同
一の共振周波数の分割を実現し、これにより周波数帯域
幅が増加する。
【0042】このアンテナの好ましい実施形態におい
て、基板11、21の寸法は、それぞれ約19.4×1
0.9×2.0mmである。これら基板に対して用い
られる材料の誘電特性は、ε=18.55、tanδ
=1.17×10−4である。これは、市場に流通して
いるNP0−K17セラミック(Ca0.05Mg0.
95TiOセラミック)の高周波特性に相当する。金
属被覆(銀ペースト)の伝導率は、約σ=3.0×10
S/mである。最も下の第一パッチ・パターン13
は、約17.0×8.5mmの寸法を有し、最も上の第
二パッチ・パターン23は第二基板21の表面をほぼ完
全に覆う。グラウンド金属被覆12は、第二金属被覆部
材15を収容するくぼみ16を除いて、ほぼ完全に第一
基板11の下面を覆う。横方向のストリップ・コンダク
タ17は、約1.8mmの幅と、約2.0mmの高さを
有する。これは、約0.5mmの長さを有する第二金属
被覆部材15の形で、第一基板11の下面上に続く。短
絡コンダクタ14、24は、約0.5mmの直径を有
し、基板11、31の2つの角への両横方向の距離はそ
れぞれ3.5mmであり、2つの基板内部で、金属被覆
間に伸びる。
【0043】図2は、上記アンテナに対する反射図、す
なわち、周波数F[GHz]の関数として表した、該ア
ンテナにおいて反射されたパワの該アンテナに供給され
たパワに対する比R[dB]、を示す。2つの層(パッ
チ共振器)の個々の共振は明らかに区別することがで
き、よって該パッチアンテナの全帯域幅を広げるのに貢
献する。
【0044】図3は、その上に第一及び第二パッチ共振
器20、30が設けられたマイクロストリップ共振器1
0’から構成された、本発明に係るアンテナの第二の実
施形態を示す。
【0045】マイクロストリップ共振器10’は、図に
上面として示す表面上がグラウンド金属被覆12’で被
服された第一基板11’を有する。この第一層の下面上
には曲がりくねったマイクロストリップ・コンダクタ1
8’が設けられる。このコンダクタは、フィード端子1
5’から出発し、基板11’の側面において上方へ導か
れる。グラウンド金属被覆12’とマイクロストリップ
・コンダクタ18’との間の短絡はこの上方へ向かうト
ラックに対しては回避されるべきである。これは、例え
ば、第一基板11’の関連する側面において、グラウン
ド金属被覆12’を適切に短くすることによって、実現
され得る。
【0046】フィード端子15’は、マイクロストリッ
プ・コンダクタ18’の先頭をU字形でつかむ。この二
者の間にはギャップが存在し、その寸法によって、該二
者間の結合強度が調整される。このマイクロストリップ
共振器10’の共振周波数は、従来通り、マイクロスト
リップ・コンダクタ18’の長さによってほぼ決定され
る。短絡コンダクタの第一部分14’も、この第一層に
存在してもよい。
【0047】第一パッチ共振器20は、第二基板21に
よって形成される。第二基板21は、その上面の周辺の
エッジ領域211を空きにしたまま、該上面上で金属パ
ッチ23の第一パターンを支持する。基板21の側面2
13に存在する端部2は、該アンテナが組み立てられた
状態において、マイクロストリップ・コンダクタ18’
と連結し、それを終端させる。第一パッチ共振器20へ
の結合強度は、この端部の寸法によって設定され得る。
短絡コンダクタの第二部分24は、更に、第一パッチ共
振器20に存在する。
【0048】第二パッチ共振器30は、第三基板31に
よって形成される。第三基板31は、その上面の周辺の
エッジ領域311を空きにしたまま、該上面上で金属パ
ッチ33の第二パターンを支持する。短絡コンダクタの
第三部分34は、第二パッチ共振器20を通って伸び
る。金属パッチ23、33の第一及び第二パターンは、
第一の実施形態と同様に、基板21及び31上で寸法が
異なってもよい。
【0049】これら3つの層が矢印Aの方向に一体に結
合されると、共振カップリング無しの多層パッチアンテ
ナと比べて、帯域を更に増加させることができる、電磁
エネルギの共振カップリングを有する多層パッチアンテ
ナが生成される。
【0050】この構成は、個々のパッチ共振器の基本モ
ードの共振周波数は、上記説明した種類のマイクロスト
リップ共振器10’を用いると、共振カップリングから
は無視し得る程度にしか干渉されないという驚くべき認
識に基づく。これは、特に、短絡コンダクタ14’が用
いられる場合にも当てはまる。グラウンド金属被覆1
2’は、第一パッチ共振器20に対するグラウンドとマ
イクロストリップ共振器10’に対するグラウンドとを
同時に構成する。加えて、個々のパッチ・パターン共振
の生成は、対応する多層パッチアンテナの帯域幅を増加
させる。
【0051】パッチ共振器20、30のマイクロストリ
ップ共振器10’に対する電磁カップリングは、該アン
テナの結合強度及び帯域幅が、特に第一パッチ共振器2
0上の端部28の高さ及び幅によって規定若しくは修正
され得るように、第二基板21の側面213に沿って上
方へ伸びるマイクロストリップ・コンダクタ18’を通
じて、発生する。
【0052】マイクロストリップ共振器10’の共振周
波数は、既知の方法で、マイクロストリップ・コンダク
タ18’、28の長さによって、調整され得る。
【0053】最後に、フィード端子15’とマイクロス
トリップ・コンダクタ18’、28との間の結合は、こ
れら二者間のギャップの幅を適切に選択することによっ
て、調整され得る。
【0054】この第二の実施形態も、アンテナが、表面
実装(SMD技術)によって、プリント基板(PCB)
上に、他の部品と共に備えられ得るという利点を有す
る。このため、フィード端子15’は、該プリント基板
の適切なストリップ・コンダクタへはんだ付けされる。
このコンダクタを通じて、放射される電磁エネルギが供
給される。グラウンド金属被覆12’は、第一基板1
1’上の(図示しない)金属被覆フィード端子を通じ
て、プリント基板のグラウンド接続へはんだ付けされ得
る。
【0055】本実施形態の別の利点は、パス共振器2
0、30のグラウンド金属被覆23、33のジオメトリ
は、既知のギャップ共振器による共振カップリングと異
なり、ほぼ変化なしのまま維持され得る。これは、多層
パッチアンテナ、特に短絡コンダクタを有する多層パッ
チアンテナのデザインを大幅に簡素化することを意味す
る。
【0056】このアンテナの実現において以下の値が好
んで選択された。第二及び第三基板21、31の寸法
は、それぞれ約19.0×10.5×2.0mmであ
る。第一基板11の寸法は、約19.0×10.5×
1.0mmである。誘電特性は、おおよそε=1
8.55、tanδ=1.17×10−4と選択され
る。これは、市場に流通しているNP0−K21セラミ
ック(Ca0.05Mg0.9 TiOセラミック)
の高周波特性に相当する。金属被覆の伝導率は、おおよ
そσ=3.0×10S/m(銀ペースト)である。2
つのパッチ・パターン13、23は、約17.0×8.
5mmの寸法を有する。短絡コンダクタは、約0.5
mmの直径と、パッチ・パターンの個々の角から両横方
向に約2.4mmの距離とを有し、3つの層10、2
0、30を通って伸びる。グラウンド金属被覆12は、
約18.5mmの長さと、約10.5mmの幅とを有す
る。マイクロストリップ・コンダクタ(ストリップ幅は
約0.36mm)は、約1.0mmの高さを有するNP
0−K17基板上でグラウンド金属被覆12’の下方
を、曲がりくねって伸びる。この共振器の垂直端は、ま
ず、長さ約1.0mmにわたって約0.36mmの幅を
有し、次いで、長さ約1.0mmにわたって約1.4m
mの幅を有する。したがって、マイクロストリップ・ラ
インの全長は、約42.93mmである。
【0057】マイクロストリップ18’と、この回りに
U字型に存在するフィード端子15’との間の距離は、
すべての側面上で約0.18mmである。
【0058】図4は、反射特性の傾き、すなわち、周波
数F[GHz]の関数として、該アンテナ構造において
反射されるパワと該アンテナに供給されるパワとの間の
比R[dB]を表す図である。これら共振は、明らかに
区別され得るため、該アンテナの全帯域幅を広げること
に貢献する。ここでは、中央の共振がマイクロストリッ
プ共振器によって生じ、残りの2つの共振がパッチ共振
器によって生じる。
【0059】図5は、本発明に係るアンテナの第三の実
施形態を示す。電磁エネルギの共振カップリングはマイ
クロストリップ共振器10’によっては発生しないが、
いわゆるプリント・ワイヤ・アンテナ(「プリント・ワ
イヤ共振器」)19、29によって形成される共振器に
よっては発生するため、この第三の実施形態は第二の実
施形態とは根本的に異なる。ここで、プリント・ワイヤ
・アンテナは、プリント・コンダクタ・トラック19
2、292を有する上記述べた種類の基板によって形成
されたワイヤ・アンテナ共振器の一種である。
【0060】コンダクタ・トラック192、292は、
フィード端子15の単一のコンダクタへ電気的に接続さ
れ、電磁共振に達した際に波の形でエネルギを放射する
ことができる。共振周波数の値は、一般的に知られてい
るように、プリント・コンダクタ・トラックの寸法と、
基板の誘電値若しくは透過値と、に依存する。
【0061】第一パッチ共振器10は、第一基板11に
よって形成される。第一基板11の下面上にはグラウン
ド金属被覆12が設けられる。基板11の縦方向に伸び
るために、金属パッチ13の第一パターンが第一基板1
1の上面の一部の上に存在する。それと平行して、第一
基板11の一側面に沿って、共振器の第一部分19が配
置される。この第一部分19は、その上にプリントされ
た第一コンダクタ・トラック部分192を有する第一基
板11の第一エッジ部分191によって形成される。コ
ンダクタ・トラック部分は、基板11の下面において、
フィード端子15へ接続される。フィード端子15は、
アンテナの表面実装中に、対応する電磁エネルギ供給コ
ンダクタへはんだ付けされる。加えて、プラナー短絡コ
ンダクタの第一部分14は基板11の別の側面に沿って
配置される。
【0062】第二パッチ共振器20は、第二基板21に
よって形成される。第二基板21の上面上には金属パッ
チ23の第二パターンが設けられる。共振器の第一部分
19に対応する第二共振器部分29は、第二基板21の
一側面に沿って設けられ、そこにプリントされた第二コ
ンダクタ・トラック部分292を有する第二基板21の
第二エッジ領域291によって形成される。最後に、加
えて、プラナー短絡コンダクタの第二部分24は、第二
基板21の別の側面に沿って配置され、該アンテナが組
み立てられると第一部分14を構成し、これにより短絡
コンダクタを形成する。
【0063】更に、この2つの層が矢印Aに沿って一体
に組み合わせられると、これら2つのコンダクタ・トラ
ック部分192、292は、互いにぴったりと合い、曲
がりくねった形状で基板の側面及び表面の一部に沿って
進み、電磁エネルギが供給されると共振へと励磁される
ジョイント・コンダクタ・トラックを形成する。それに
よって励磁されるパッチ共振器10、20の共振と共
に、図4に示すのと同様なパッチアンテナの比較的大き
な帯域幅が実現される。上記共振は、金属パッチ13、
23のパターンの表面エリアが異なるため、互いに幾分
異なる。パッチ共振器20、30への電磁カップリング
も、プリント・ワイヤ共振器19、29のストレイ・フ
ィールドを通じて、発生する。
【0064】加えて、この第三の実施形態は、実質的
に、第二の実施形態を参照して説明したのと同じ利点を
有する。
【0065】共振周波数及び入力インピーダンスに関し
て、上記説明したパッチアンテナの具体的構造状況への
適応は、レーザービーム(レーザー・トリミング)を用
いて、金属パッチのパターン、カップリング用金属構
造、又は、フィード端子とマイクロストリップ・ライン
との間のギャップ、を変更することによって達成され得
る。
【0066】本発明に係るパッチアンテナは、(DEC
T及びブルートゥース帯域を除く)携帯電話における利
用に特に適している。なぜなら、それらはGSM及びU
MTSに対して十分な帯域幅を有する小さい寸法を組み
合わせる共に、同時に、他の部品と共に、表面実装(S
MD技術)によって、プリント基板上へ備えられ得るか
らである。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、プリント基板上の表面
実装(SMD)に適し、短絡コンダクタを有するパッチ
アンテナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を概略的に示す図であ
る。
【図2】本発明の第一の実施形態に係るアンテナの反射
を示す図である。
【図3】本発明の第二の実施形態を概略的に示す図であ
る。
【図4】本発明の第二の実施形態に係るアンテナの反射
を示す図である。
【図5】本発明の第三の実施形態を概略的に示す図であ
る。
【符号の説明】
10、20、10’ 共振器 11、11’、21、31 基板 12、12’ グラウンド金属被覆 13、23 金属パッチ 14、24、14’ 短絡コンダクタ 15、17、15’ フィード端子 16 くぼみ領域 18’ マイクロストリップ・コンダクタ 19、29 プリント・ワイヤ・アンテナ 28 端部 34 短絡コンダクタ 111、211、291、311 エッジ領域 112、213 側面 191 エッジ部分 192、292 プリント・コンダクタ・トラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 レベッカ ポラト ドイツ連邦共和国,52066 アーヘン,シ ェーンラートシュトラーセ 23 Fターム(参考) 5J045 AA01 AA02 AA07 AB06 DA10 EA08 HA03 MA07 5J046 AA03 AA07 AB13 PA07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属パッチ・パターン及びグラウンド金
    属被覆を有するパッチ共振器を少なくとも1つと、電磁
    エネルギ供給用フィード端子とを有するパッチアンテナ
    において、 前記フィード端子は、 前記グラウンド金属被覆と前記金属パッチのパターンと
    の間で、前記共振器の第一側面上に延在する第一の金属
    被覆部材を少なくとも有し、 この金属被覆部材の寸法によって、該アンテナの入力イ
    ンピーダンスが決定される、ことを特徴とするパッチア
    ンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパッチアンテナであっ
    て、 前記フィード端子は、前記グラウンド金属被覆における
    くぼみに絶縁されて備えられ、ストリップ・コンダクタ
    の形で前記第一の金属被覆部材へ続く、第二の金属被覆
    部材を有する、ことを特徴とするパッチアンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパッチアンテナであっ
    て、 第二の基板を有する第二のパッチ共振器が更に設けら
    れ、 前記第一のパッチ共振器は、 第一の表面にグラウンド金属被覆を有し、反対側の第二
    の表面に金属パッチの第一のパターンを有する第一の基
    板を有し、 前記第二のパッチ共振器は、 その第一の表面において、金属パッチの第二のパターン
    を支持し、 その反対側の第二の表面で前記金属パッチの第一のパタ
    ーンに寄り掛かる、ことを特徴とするパッチアンテナ。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのパッチ共振器と電磁エ
    ネルギ供給用フィード端子とを有するパッチアンテナに
    おいて、 少なくとも1つの基板上に設けられたラインによって形
    成され、前記フィード端子へ供給される電磁エネルギの
    前記少なくとも1つのパッチ共振器内への共振カップリ
    ングに役立つライン共振器を有することを特徴とするパ
    ッチアンテナ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のパッチアンテナであっ
    て、 前記ライン共振器は、一表面にマイクロストリップ・ラ
    インを有し、反対側の表面にグラウンド金属被覆を有す
    る第一の基板によって形成されるマイクロストリップ・
    ライン共振器であり、 少なくとも第一のパッチ共振器が前記グラウンド金属被
    覆に設けられ、 前記マイクロストリップ・ラインの端部は、前記電磁エ
    ネルギのカップリングのための前記第一のパッチ共振器
    の一側面に寄り掛かる、ことを特徴とするパッチアンテ
    ナ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のパッチアンテナであっ
    て、 前記フィード端子と前記マイクロストリップ・ラインの
    先頭との間にはギャップが存在し、 該フィード端子と該マイクロストリップ・ラインの先頭
    との間の結合強度は前記ギャップのサイズによって決定
    される、ことを特徴とするパッチアンテナ。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のパッチアンテナであっ
    て、 前記ライン共振器は、前記少なくとも1つの基板のエッ
    ジ領域に沿って曲がりくねったコンダクタ・トラックに
    よって形成されるプリント・ワイヤ共振器である、こと
    を特徴とするパッチアンテナ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至4のいずれか一記載のパッ
    チアンテナであって、 前記金属パッチのパターンは、異なる幅の異なる共振周
    波数を生成する複数のパッチ共振器を有する、ことを特
    徴とするパッチアンテナ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至4のいずれか一記載のパッ
    チアンテナであって、 該パッチアンテナを通って伸びる短絡コンダクタを有す
    ることを特徴とするパッチアンテナ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のパッチアンテナであっ
    て、 前記短絡コンダクタは、該パッチアンテナの一側面にお
    けるストリップ・コンダクタによって形成される、こと
    を特徴とするパッチアンテナ。
  11. 【請求項11】 特に電子部品の表面実装用のプリント
    基板であって、 請求項1乃至10のいずれか一記載のパッチアンテナを
    有することを特徴とするプリント基板。
  12. 【請求項12】 特にデュアルバンド若しくはマルチバ
    ンド・オペレーション用の移動通信装置であって、 請求項1乃至10のいずれか一記載のパッチアンテナを
    有することを特徴とする移動通信装置。
JP2001309531A 2000-10-09 2001-10-05 マイクロ波レンジ用パッチアンテナ Pending JP2002185241A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10049843.4 2000-10-09
DE10049843A DE10049843A1 (de) 2000-10-09 2000-10-09 Fleckenmusterantenne für den Mikrowellenbereich

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002185241A true JP2002185241A (ja) 2002-06-28

Family

ID=7659078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001309531A Pending JP2002185241A (ja) 2000-10-09 2001-10-05 マイクロ波レンジ用パッチアンテナ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6545641B2 (ja)
EP (1) EP1195846A3 (ja)
JP (1) JP2002185241A (ja)
KR (1) KR20020028801A (ja)
CN (1) CN1357941A (ja)
DE (1) DE10049843A1 (ja)
TW (1) TW543241B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101124131B1 (ko) * 2010-08-12 2012-03-21 주식회사 에이스테크놀로지 패치 안테나

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10049844A1 (de) * 2000-10-09 2002-04-11 Philips Corp Intellectual Pty Miniaturisierte Mikrowellenantenne
DE10049845A1 (de) * 2000-10-09 2002-04-11 Philips Corp Intellectual Pty Mehrband-Mikrowellenantenne
JP2002314330A (ja) * 2001-04-10 2002-10-25 Murata Mfg Co Ltd アンテナ装置
US6870505B2 (en) * 2002-07-01 2005-03-22 Integral Technologies, Inc. Multi-segmented planar antenna with built-in ground plane
JP3921425B2 (ja) * 2002-07-19 2007-05-30 株式会社ヨコオ 表面実装型アンテナおよび携帯無線機
DE10244083A1 (de) * 2002-09-17 2004-03-25 Hörmann Funkwerk Kölleda GmbH Folientastatur
KR20060123577A (ko) * 2004-02-25 2006-12-01 코닌클리즈케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 유전체 안테나, 인쇄 회로 기판, 송수신 장치 및 그 제조방법
US7427949B2 (en) * 2005-12-05 2008-09-23 M/A-Com, Inc. System and method of using absorber-walls for mutual coupling reduction between microstrip antennas or brick wall antennas
KR100843424B1 (ko) * 2006-07-06 2008-07-03 삼성전기주식회사 스퍼터링 공정을 이용한 필름형 안테나 제조 방법
US8665161B2 (en) * 2011-05-11 2014-03-04 Harris Corporation Electronic device including a patch antenna and visual display layer and related methods
KR101856084B1 (ko) * 2011-11-18 2018-05-10 삼성전기주식회사 유전체 캐비티 안테나
US10213629B2 (en) * 2013-07-19 2019-02-26 Honeywell International Inc. End of service life indicator for a respirator
US9531075B2 (en) 2014-08-01 2016-12-27 The Penn State Research Foundation Antenna apparatus and communication system
KR101584909B1 (ko) * 2014-08-06 2016-01-22 울산대학교 산학협력단 야기안테나 및 이를 포함하는 무선전력전송장치
US10056692B2 (en) 2016-01-13 2018-08-21 The Penn State Research Foundation Antenna apparatus and communication system
NO347324B1 (en) * 2017-02-08 2023-09-18 Norbit Its Patch antenna
EP3547447A1 (en) * 2018-01-31 2019-10-02 Taoglas Group Holdings Limited Stack antenna structures and methods cross-reference
CN108461891A (zh) * 2018-04-18 2018-08-28 莱尔德无线技术(上海)有限公司 天线装置
TWI811648B (zh) * 2021-03-17 2023-08-11 南亞電路板股份有限公司 天線結構及其形成方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07221536A (ja) * 1994-02-08 1995-08-18 Japan Radio Co Ltd 小形アンテナ
JPH0865038A (ja) * 1994-06-13 1996-03-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プリントアンテナ
JPH09219619A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Murata Mfg Co Ltd 表面実装型アンテナおよびこれを用いた通信機
JPH11239020A (ja) * 1997-04-18 1999-08-31 Murata Mfg Co Ltd 円偏波アンテナおよびそれを用いた無線装置
JPH11239018A (ja) * 1997-12-19 1999-08-31 Murata Mfg Co Ltd 表面実装型アンテナおよびそれを用いた通信機

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03205904A (ja) * 1990-01-06 1991-09-09 Sumitomo Electric Ind Ltd マイクロ波遅延線
US5594455A (en) * 1994-06-13 1997-01-14 Nippon Telegraph & Telephone Corporation Bidirectional printed antenna
US5945950A (en) 1996-10-18 1999-08-31 Arizona Board Of Regents Stacked microstrip antenna for wireless communication
JP3738577B2 (ja) * 1998-02-13 2006-01-25 株式会社村田製作所 アンテナ装置及び移動体通信機器
JP3554960B2 (ja) * 1999-06-25 2004-08-18 株式会社村田製作所 アンテナ装置およびそれを用いた通信装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07221536A (ja) * 1994-02-08 1995-08-18 Japan Radio Co Ltd 小形アンテナ
JPH0865038A (ja) * 1994-06-13 1996-03-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プリントアンテナ
JPH09219619A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Murata Mfg Co Ltd 表面実装型アンテナおよびこれを用いた通信機
JPH11239020A (ja) * 1997-04-18 1999-08-31 Murata Mfg Co Ltd 円偏波アンテナおよびそれを用いた無線装置
JPH11239018A (ja) * 1997-12-19 1999-08-31 Murata Mfg Co Ltd 表面実装型アンテナおよびそれを用いた通信機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101124131B1 (ko) * 2010-08-12 2012-03-21 주식회사 에이스테크놀로지 패치 안테나

Also Published As

Publication number Publication date
TW543241B (en) 2003-07-21
KR20020028801A (ko) 2002-04-17
US6545641B2 (en) 2003-04-08
EP1195846A3 (de) 2004-01-28
US20020047804A1 (en) 2002-04-25
DE10049843A1 (de) 2002-04-11
CN1357941A (zh) 2002-07-10
EP1195846A2 (de) 2002-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6933894B2 (en) Multiband microwave antenna
US6958731B2 (en) Circuit board and SMD antenna for this
US6545641B2 (en) Patch antenna for the microwave range
US6680700B2 (en) Miniaturized microwave antenna
US6614401B2 (en) Antenna-electrode structure and communication apparatus having the same
EP0944128B1 (en) Antenna apparatus and portable radio device using the same
JP3739740B2 (ja) 表面実装型アンテナおよびアンテナ装置
KR20010098596A (ko) 칩형 안테나 소자와 안테나 장치 및 이것을 탑재한 통신기기
US20030063033A1 (en) Miniaturized directoral antenna
US20060290575A1 (en) Antenna integrated into a housing
JP4263972B2 (ja) 表面実装型アンテナおよびアンテナ装置ならびに無線通信装置
JP3752474B2 (ja) 表面実装型アンテナおよびアンテナ装置
JPH10145125A (ja) アンテナ装置
JP2002190706A (ja) 表面実装型アンテナ
JP2005020433A (ja) 表面実装型アンテナおよびアンテナ装置ならびに無線通信装置
JPH11274845A (ja) アンテナ装置
EP1276170A1 (en) Multi-band antenna
JP2005519558A (ja) マルチバンドマイクロ波アンテナ
JP2007503149A (ja) 高周波およびマイクロ波域用の広帯域アンテナモジュール
JPH10126141A (ja) 表面実装型アンテナ
JP2003332826A (ja) アンテナおよびアンテナモジュール
KR20070013863A (ko) 내장형 안테나 및 내장형 안테나를 가진 단말기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070403