JP2002124345A - 逆差し防止用雌雄コネクタ - Google Patents

逆差し防止用雌雄コネクタ

Info

Publication number
JP2002124345A
JP2002124345A JP2000314554A JP2000314554A JP2002124345A JP 2002124345 A JP2002124345 A JP 2002124345A JP 2000314554 A JP2000314554 A JP 2000314554A JP 2000314554 A JP2000314554 A JP 2000314554A JP 2002124345 A JP2002124345 A JP 2002124345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
guide
housing
male
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000314554A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Isaki
雅宏 伊崎
Hironori Ishizuka
宏則 石塚
Hideji Kajizuka
秀治 梶塚
Takuo Horinaka
拓郎 堀中
Masami Harada
正巳 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Cable Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Cable Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Cable Co Ltd filed Critical Oki Electric Cable Co Ltd
Priority to JP2000314554A priority Critical patent/JP2002124345A/ja
Publication of JP2002124345A publication Critical patent/JP2002124345A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】所望とする場所を識別して嵌合することが出来
る逆差し防止用雌雄コネクタに関し、所望とする場所を
識別して嵌合をすることが不可能で、差込み側コネクタ
の逆差し防止用壁が、受け側コネクタとぶつかり、削り
かすが発生し、耐久性に劣るという欠点があった。 【解決手段】第1に、差込み側コネクタ8と受け側コネ
クタ7に設けたガイドキー5同士が、かち合わないよう
に設けると同時に台形型の基礎部2の下端部に複数の突
起部3を設け、第2に、前記差込み側コネクタ8のハウ
ジングを上部ハウジング9と下部ハウジング11の2ピ
−スに分離したこと、第3に、上部ハウジング8に削れ
にくいガラス繊維等の強化材を含有しないエンジニアリ
ングプラスチックを使用し、下部ハウジング11には高
強度を有するガラス繊維等を含有するエンジニアリング
プラスチックを使用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、主として次世代の
コネクタとして、注目を集めている交換機や伝送機等に
使用されるインターフェースケーブル用コネクタ等に使
用され、安価で操作性や信頼性に優れ、ガイドキーとガ
イド溝の寸法精度が多少ラフでもガイド溝に固定するこ
とが出来るだけでなく、数通りの挿入パターンが可能
で、所望とする場所を識別して嵌合することが出来、特
に、差込み側コネクタの逆差し防止用壁の削りかすが発
生しない耐久性に優れた逆差し防止用雌雄コネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の誤挿入防止用コネクタは、図2に
示すように差込側コネクタ8′の雌端子ブロック体15′
の上面に設けた誤挿入防止用ハウジング22′と受け側コ
ネクタ7′の上面に設けた誤挿入防止用溝20′が嵌合す
る方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の誤挿
入防止用コネクタの場合、誤挿入に対しては有効である
が、受け側コネクタが複数個あった場合には、受け側コ
ネクタの識別をすることが出来ず、全て入ってしまい、
ある指定した場所にのみ嵌合をしたくても出来ないとい
う欠点があった。これを解決するため、我々は先に提出
した特願2000−204624号でほぼ解決をするこ
とが出来たが、長期にわたって挿抜を繰り返している内
に差込み側コネクタの逆差し防止用壁が、嵌合相手先で
ある受け側コネクタとぶつかり、削りかすが発生してし
まい、耐久性に劣るという新たな問題が発生した。本発
明は、それを解決し、更に発展させたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの問題
を解決するために、鋭意検討した結果、第1に、差込み
側コネクタと受け側コネクタに設けたガイドキー同士
が、かち合わないように設けると同時に台形型の基礎部
の下端部に複数の突起部を設け、他方の上端部に突片部
を設けたガイドキーを台形型のガイド溝に嵌合させるこ
とにより、ガイドキーの初期挿入状態では突起部がない
ためスムーズに台形型のガイド溝に挿入され、挿入後の
状態においては、複数の突起部がガイドキーをガイド溝
の中で上方に押し上げる力が働くので、ガイド溝に固定
されて受け側コネクタと差込み側コネクタが嵌合する逆
差し防止用雌雄コネクタで、第2に、前記の差込み側コ
ネクタのハウジングを上部ハウジングとロックレバーを
有する下部ハウジングの2ピ−スに分離したこと、第3
に、第2の受け側コネクタに嵌合する差込み側コネクタ
の上部ハウジングに削れにくい材質として、ガラス繊維
等の強化材を含有しないエンジニアリングプラスチック
{ポリカーボネート樹脂(以下、PC樹脂)等}を使用
し、ロックレバーを有する下部ハウジングには高強度を
有する材質としてガラス繊維等の強化材を含有するエン
ジニアリングプラスチック{ポリブチレンテレフタレー
ト樹脂(以下、PBT樹脂)等}を使用した逆差し防止
用雌雄コネクタである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の逆差し防止用雌雄
コネクタ1の実施形態について添付図面を参照して詳細
に説明する。
【0006】
【実施例】図1(イ)は、本発明の台形型のガイド溝6
を有する差込み側コネクタ8と台形型の基礎部2の下端
部に複数の突起部3を設け、他方の上端部に突片部4を
設けたガイドキー5を有する受け側コネクタ7が嵌合す
る本発明の逆差し防止用雌雄コネクタ1であり、図1
(ロ)は、上部ハウジング9と下部ハウジング11の2ピ
ースからなる本発明の差込み側コネクタの分解斜視図で
ある。図から明らかなように、第1に、差込み側コネク
タと受け側コネクタに設けたガイドキー同士が、かち合
わないように設けると同時に台形型の基礎部の下端部に
複数の突起部を設け、他方の上端部に突片部を設けたガ
イドキーを台形型のガイド溝に嵌合させることにより、
ガイドキーの初期挿入状態では突起部がないためスムー
ズに台形型のガイド溝に挿入され、挿入後の状態におい
ては、複数の突起部がガイドキーをガイド溝の中で上方
に押し上げる力が働くので、ガイド溝に固定されて受け
側コネクタと差込み側コネクタが嵌合する逆差し防止用
雌雄コネクタである。この場合、図に示すように受け側
コネクタと差込み側コネクタにおいて、ガイドキーをガ
イド溝に交互に設けた場合で説明しているが、必ずしも
これに限らなくても構わない。また、本発明のガイドキ
ーは、熱可塑性樹脂による一体成形で作成し、代表的な
PBT樹脂を使用したが、必ずしも一体成形による方法
でなくても良い。第2に、前記第1の差込み側コネクタ
のハウジングを受け側コネクタに嵌合する上部ハウジン
グとロックレバーを有する下部ハウジングの2ピ−スに
分離した構造であるので、それぞれ異なる特性を有する
プラスチックを使用することが可能になる。図1(ロ)
に示すように、上部ハウジング9には、係合突起10を、
他方、下部ハウジングには、係合溝12を設けた構造であ
る。従って、係合突起10と係合溝12が係合することによ
り、上下のハウジングが固定される。また、図には、シ
ールド体を施したシールド構造の代表的な例を示す。第
3に、第2の受け側コネクタに嵌合する差込み側コネク
タの上部ハウジングに削れにくい材質として、強化材を
含有しないエンジニアリングプラスチックを使用し、他
方、力が加わるロックレバーを有する下部ハウジングに
は高強度を有する材質として強化材を含有するエンジニ
アリングプラスチックを使用した逆差し防止用雌雄コネ
クタである。削れにくい材質として、強化材を含有しな
いエンジニアリングプラスチックとしては、ガラス繊維
等の強化材を含有しない(PC樹脂やPBT樹脂や通常
のエンジニアリングプラスチック等)が挙げられる。強
化材を含有するエンジニアリングプラスチックとして
は、ガラス繊維等の強化材を含有する(PC樹脂やPB
T樹脂や通常のエンジニアリングプラスチック等)が挙
げられる。
【0007】以上のような構造であるため、本発明の逆
差し防止用雌雄コネクタ1の挿抜試験を行った結果、差
込み側コネクタの逆差し防止用壁の削れかすの発生がな
くなり、耐久性において既存製品より良好な結果を示し
た。
【0008】本発明の実施例では、逆差し防止用雌雄コ
ネクタ1を代表例に取り、上、下のハウジングで2ピー
スにした具体的代表例で説明してきたが、必ずしも上、
下に限らなくとも良いし、上、下のハウジングの材質も
これに限らず、これ以外の変形例でも構わない。また、
始めから一体成形された雌端子ブロック体でも一向に構
わない。また、ガイドキーの突起部が2個の場合に限ら
ず、これ以外の変形例でも一向に構わず、設計上本発明
の範囲内であることはいうまでもない。
【0009】
【発明の効果】以上説明のように、本発明の逆差し防止
用雌雄コネクタ1によれば、 1.ガイドキーがガイド溝に挿入する初期状態において
は、突起部がないので、挿入し易い。 2.ガイドキーとガイド溝の寸法精度が多少ラフでも複
数の突起部でカバーし、ガイド溝に固定することが可能
になる。 3.数通りの挿入パターンが出来るので、所望とする場
所を識別して嵌合することが可能になる。 4.差込み側コネクタの逆差し防止用壁の削れかすの発
生がなくなり、耐久性の向上がはかれる。 という優れた効果があるので、その工業的価値は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は、本発明の台形型のガイド溝6を有す
る差込み側コネクタ8と台形型の基礎部2の下端部に複
数の突起部3を設け、他方の上端部に突片部4を設けた
ガイドキー5を有する受け側コネクタ7が嵌合する本発
明の逆差し防止用雌雄コネクタ1の説明図である。
(ロ)は、上部ハウジング9と下部ハウジング11の2ピ
ースからなる本発明の差込み側コネクタ8の分解斜視図
である。
【図2】従来の差込み側コネクタ8′と受け側コネクタ
7′が嵌合する前の誤挿入防止機能付きコネクタ1′の
斜視図である。
【符号の説明】
1 本発明の逆差し防止用雌雄コネクタ 2 台形型の基礎部 3 突起部 4 突片部 5 ガイドキー 6 ガイド溝 7 受け側コネクタ 8 差込み側コネクタ 9 上部ハウジング 10 係合突起 11 下部ハウジング 12 係合溝 13 逆差し防止用壁 14 ピン接点部 15 雌端子ブロック体 16 左側シールド体 17 右側シールド体 18 ケーブル 19 係合溝 20 逆差し防止用溝 21 ロックレバー 1′ 従来の誤挿入防止用コネクタ 7′ 受け側コネクタ 8′ 差込み側コネクタ 15′ 雌端子ブロック体 18′ ケーブル 20′ 誤挿入防止用溝 22′ 誤挿入防止用ハウジング
フロントページの続き (72)発明者 堀中 拓郎 神奈川県川崎市中原区下小田中2丁目12番 8号 沖電線株式会社内 (72)発明者 原田 正巳 神奈川県川崎市中原区下小田中2丁目12番 8号 沖電線株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FA14 FA16 FB14 FC38 HC09 JA12 LA15 LA16 5E087 EE14 HH02 HH04 KK03 RR06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のピン接点部からなる雌端子ブロック
    体のいずれか1面に複数のガイド溝と前記ガイド溝の上
    に設けた任意の数のガイドキーを施した任意の数のハウ
    ジングからなる逆差し防止用壁を有する差込み側コネク
    タ及び複数のガイド溝と前記ガイド溝の上に設けた任意
    の数のガイドキーと任意の数の逆差し防止用溝を施した
    ハウジングからなる受け側コネクタにおいて、前記差込
    み側コネクタと受け側コネクタに設けたガイドキー同士
    が、かち合わないように設けると同時に、台形型の基礎
    部の下端部に複数の突起部を設け、他方の上端部に突片
    部を設けたガイドキーを台形型のガイド溝に嵌合させる
    ことにより、ガイドキーの初期挿入状態では突起部がな
    いためスムーズに台形型のガイド溝に挿入され、挿入後
    の状態においては、複数の突起部がガイドキーをガイド
    溝の中で上方に押し上げ、ガイド溝に固定されて受け側
    コネクタと差込み側コネクタが嵌合することを特徴とす
    る逆差し防止用雌雄コネクタ。
  2. 【請求項2】請求項1の差込み側コネクタのハウジング
    を受け側コネクタに嵌合する上部ハウジングとロックレ
    バーを有する下部ハウジングの2ピ−スに分離したこと
    を特徴とする逆差し防止用雌雄コネクタ。
  3. 【請求項3】請求項2の受け側コネクタに嵌合する差込
    み側コネクタの上部ハウジングに削れにくい材質とし
    て、強化材を含有しないエンジニアリングプラスチック
    を使用し、ロックレバーを有する下部ハウジングには高
    強度を有する材質として強化材を含有するエンジニアリ
    ングプラスチックを使用したことを特徴とする逆差し防
    止用雌雄コネクタ。
JP2000314554A 2000-10-16 2000-10-16 逆差し防止用雌雄コネクタ Pending JP2002124345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000314554A JP2002124345A (ja) 2000-10-16 2000-10-16 逆差し防止用雌雄コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000314554A JP2002124345A (ja) 2000-10-16 2000-10-16 逆差し防止用雌雄コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002124345A true JP2002124345A (ja) 2002-04-26

Family

ID=18793786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000314554A Pending JP2002124345A (ja) 2000-10-16 2000-10-16 逆差し防止用雌雄コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002124345A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005190860A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fci Asia Technology Pte Ltd 電気コネクタ
EP2256873A2 (en) 2009-05-25 2010-12-01 Funai Electric Co., Ltd. Electric cable device and information reproduction system
JP2016529668A (ja) * 2013-08-09 2016-09-23 ティーイー コネクティビティ ジャーマニー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンクTE Connectivity Germany GmbH 電気コネクタ用のハウジング
JP2022017665A (ja) * 2020-07-14 2022-01-26 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 電気掃除機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005190860A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fci Asia Technology Pte Ltd 電気コネクタ
WO2005064753A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fci Asia Technology Pte Ltd. 電気コネクタ
EP2256873A2 (en) 2009-05-25 2010-12-01 Funai Electric Co., Ltd. Electric cable device and information reproduction system
US7938688B2 (en) 2009-05-25 2011-05-10 Funai Electric Co., Ltd. Electric cable device and information reproduction system
JP2016529668A (ja) * 2013-08-09 2016-09-23 ティーイー コネクティビティ ジャーマニー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンクTE Connectivity Germany GmbH 電気コネクタ用のハウジング
JP2022017665A (ja) * 2020-07-14 2022-01-26 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 電気掃除機
JP7317767B2 (ja) 2020-07-14 2023-07-31 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 電気掃除機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0676828B1 (en) Connector
US5464356A (en) Connector
US5876226A (en) Connector with cam member
US6241542B1 (en) Connector with shorting terminal
US6579113B2 (en) Inertial locking connector
US6494732B2 (en) Connector fitting structure
JP2000003763A (ja) コネクタのロック機構
US6773293B1 (en) Cable end connector with locking member
CA2353425C (en) Connector fitting structure
US5088938A (en) Terminal locking block for electrical connectors
JP2016207627A (ja) 電気コネクタ
EP1217697B1 (en) An electrical connector
US6752644B2 (en) Watertight connector
GB2365223A (en) Connector with sprung slider to verify mating
JP2004134187A (ja) コネクタ
JP2002124345A (ja) 逆差し防止用雌雄コネクタ
EP0975061A2 (en) A watertight connector with inertial locking mechanism
EP0786161B1 (en) Connector with cam member
KR960012624A (ko) 전기 케이블 어셈블리
KR100395021B1 (ko) 모듈러 잭
JP2001057269A (ja) コネクタ
JP2002025708A (ja) 逆差し防止用雌雄コネクタ
JP2000067980A (ja) 2次係止部材付コネクタ及びそれに使用されるハウジング組立体
US6520786B2 (en) Connector
JP3287797B2 (ja) ジャック、プラグ及び接続構造