JP2002031264A - 水抜きバルブ - Google Patents

水抜きバルブ

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JP2002031264A
JP2002031264A JP2000211704A JP2000211704A JP2002031264A JP 2002031264 A JP2002031264 A JP 2002031264A JP 2000211704 A JP2000211704 A JP 2000211704A JP 2000211704 A JP2000211704 A JP 2000211704A JP 2002031264 A JP2002031264 A JP 2002031264A
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JP
Japan
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valve
pin
water
drain
valve seat
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JP2000211704A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Isayama
和博 諌山
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Maruyama Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指先で押すだけで、簡単に水抜きのできる水
抜きバルブを提供する。 【解決手段】 ポンプ7の水抜きをする場合には、指先
でピンカバー63の頭部を押す。このとき、ピン61の
一端が弁55を押し、弁55が弁座53及びOリング5
7から離れるため、水が弁座53を抜け、水抜き口59
から外部に流れる。指を放すと、弁55はバネ47の力
で弁座53及びOリング57に再び押圧され、水は止ま
る。Oリング57は、シール性を向上させる役目をして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水抜きバルブに係わ
り、特に指先で押すだけで、簡単に水抜きのできる水抜
きバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に背負式動力噴霧機の側面図を示
す。図3において、背負枠1の上部にはタンク3が載置
されている。背負枠1の底部には、エンジン5とこのエ
ンジン5により駆動されるポンプ7が配設されている。
【0003】図4にポンプ7周辺の正面図、図5に図3
におけるポンプ7周辺の拡大図を示す。タンク3に貯留
された薬液は、給水ホース9を介してポンプ7に取り付
けられた給水金具8の給水口11よりポンプ7に導入さ
れる。ポンプ7で加圧された薬液は、ポンプ7に取り付
けられた吐出金具14の吐出口13及び余水口15に送
られる。
【0004】余水口15には余水ホース17が接続さ
れ、タンク3における薬液の攪拌及び圧力調整のため薬
液の一部がタンク3に戻される。一方、吐出口13には
図6に示す吐出ホース19が接続されている。
【0005】吐出ホース19の端部にはグリップ21が
取り付けられ、把持され易いようになっている。グリッ
プ21の先端には流量バルブ23を介してランス25が
配設されている。そして、ランス25の先端にはノズル
27が設けられている。
【0006】図7に給水金具8周辺の断面図を示す。図
7において、給水金具8には、ポンプ7に残った水を抜
くための水抜き口31が配設されている。そして、この
水抜き口31にはパッキン33を介して水抜き栓35が
ネジ37で固定される。
【0007】ポンプ7の水抜きをする場合には、水抜き
栓35を手で回し、水抜き栓35を給水金具8より脱却
する。このことにより、ポンプ7内部に残留した水は自
然落下される。水抜き終了後は、再び水抜き栓35を給
水金具8に取り付ける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の水抜
き栓35では、水抜き栓35を手で回しながら脱着する
ので操作が面倒である。また、水抜き栓35が固く閉ま
っているときは、工具が必要である。
【0009】更に、水抜き栓35の脱着を繰り返すと、
パッキン33にへたりが生じやすい。更に、水抜き栓3
5を手や工具で回転するため、それなりのスペースが必
要である。
【0010】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、指先で押すだけで、簡単に水抜きのでき
る水抜きバルブを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため本発明(請求項
1)は、被水抜き対象物(7)と、該被水抜き対象物
(7)に残留した水が導出される水導出金具(48)
と、該水導出金具(48)の端部に固定され、所定箇所
に水抜き口(59)が設けられた水抜金具(51)と、
該水抜金具(51)の内部に形成された弁座(53)
と、該弁座(53)に着座する弁(55)と、該弁(5
5)を前記弁座(53)に向けて付勢する付勢手段(4
7)と、前記弁(55)に一端が当接されるピン(6
1)と、該ピン(61)の他端が保持され、該ピン(6
1)を前記付勢手段(47)の付勢力に抗しつつ出没自
在に操作可能なピンカバー(63)とを備えて構成し
た。
【0012】水導出金具(48)には、被水抜き対象物
(7)に残留した水が導出される。水抜金具(51)
は、水導出金具(48)の端部に固定され、所定箇所に
水抜き口(59)が設けられている。弁座(53)は、
水抜金具(51)の内部に形成されている。弁(55)
は弁座(53)に着座自在である。
【0013】付勢手段(47)は、弁(55)を弁座
(53)に向けて付勢する。ピン(61)の一端は、弁
(55)に当接されている。そして、ピンカバー(6
3)にはピン(61)の他端が保持されている。ピンカ
バー(63)は弾性力を有し、このピン(61)を付勢
手段(47)の付勢力に抗しつつ出没自在に操作可能で
ある。
【0014】以上により、ピンカバー(63)を指先で
押すだけで、簡単に被水抜き対象物(7)より水抜きを
することが出来、簡便である。この際に指先で押す力
は、付勢手段(47)の抗力及びピンカバー(63)の
弾性力に相当する一定力であるため工具を必要としな
い。
【0015】また、本発明(請求項2)は、前記ピンカ
バー(63)を前記水抜金具(51)の端部周囲に止め
る固定手段(65)を備えて構成した。
【0016】固定手段(65)は、ピンカバー(63)
を水抜金具(51)の端部周囲に止める。従って、ピン
カバー(63)の交換が容易である。
【0017】更に、本発明(請求項3)は、前記弁(5
5)は球体であることを特徴とする。
【0018】弁(55)が球体であるため簡素に構成可
能である。
【0019】更に、本発明(請求項4)は、前記弁(5
5)と前記弁座(53)の間にはOリング(57)が配
設されたことを特徴とする。
【0020】Oリング(57)の配設によりシール性を
向上させることが出来る。
【0021】更に、本発明(請求項5)は、前記被水抜
き対象物(7)はポンプ(7)であり、該ポンプ(7)
は背負式動力噴霧機に搭載されたことを特徴とする。
【0022】背負式動力噴霧機に搭載されたポンプ
(7)の水抜きが簡単に行えることで、冬場等の凍結等
の防止が可能である。また、ピンカバー(63)を指先
で押せればよいので、指先の入るスペースがあれば、水
抜きができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。本発明の実施形態の側面断面図を図1に示
す。図1において、給水金具48の給水口41はタンク
3に連絡され、給水金具48の右側にはポンプ連絡口4
3、左側には水抜用通路45が形成されている。
【0024】給水口41、ポンプ連絡口43、水抜用通
路45は共に連絡され、T字状に配設されている。この
水抜用通路45には所定箇所より外部に向けて段差が形
成されており、この段差によりバネ47の一端部が止め
られている。
【0025】給水金具48の水抜用通路45の位置する
外周にはネジ49が刻設されており、このネジ49には
筒状の水抜金具51が螺入されている。水抜金具51の
内側かつ中央付近には、弁座53が形成されている。
【0026】弁座53の中央には流水路56が設けられ
ている。弁座53とバネ47の他端部間には球体である
弁55が挿入され、この弁55はバネ47により弁座5
3に向けて付勢されている。弁55と弁座53の間には
Oリング57が配設されている。
【0027】弁座53の外方の水抜金具51所定部に
は、水が放出される水抜き口59が設けられている。水
抜金具51にはピン61が通され、このピン61の一端
は流水路56を通り弁55に当接されている。ピン61
の他端は、ピンカバー63の頭部内側に形成されたピン
保持部63aにより嵌合保持されている。
【0028】ピン保持部63aの内側周囲にはコの字状
の突起片が周設されている。水抜金具51の端部には、
ピンカバー63が外方より被せられ、このピンカバー6
3胴部の外周は図2の正面図に示すようにリング65に
より固定されている。
【0029】次に、本発明の実施形態の動作を説明す
る。ピンカバー63は、例えばポリ塩化ビニール(PV
C)で構成され弾力性を有している。ポンプ7の水抜き
をする場合には、指先でピンカバー63の頭部を押す。
このとき、ピン61の一端が弁55を押し、弁55が弁
座53及びOリング57から離れるため、水が弁座53
を抜け、水抜き口59から外部に流れる。
【0030】指を放すと、弁55はバネ47の力で弁座
53及びOリング57に再び押圧され、水は止まる。O
リング57は、シール性を向上させる役目をしている。
Oリング57と弁55の間はバネ47により一定の力で
シールされるため、シール部にへたりが生じにくい。
【0031】以上により、指先で押すだけで、簡単にポ
ンプ7の水抜きをすることが出来、簡便である。この際
に指先で押す力は、バネ47の抗力及びピンカバー63
の弾性力に相当する一定力であるため工具を必要としな
い。また、指先の入るスペースがあれば、水抜きができ
る。更に、ピン61の周囲には摺動部がなく、弁55の
開閉がスムーズに行える。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ピ
ンカバー(63)を指先で押すだけで、簡単に被水抜き
対象物(7)より水抜きをすることが出来、簡便であ
る。この際に指先で押す力は、付勢手段(47)の抗力
及びピンカバー(63)の弾性力に相当する一定力であ
るため工具を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の側面断面図
【図2】 同上正面図
【図3】 背負式動力噴霧機の側面図
【図4】 ポンプ周辺の正面図
【図5】 図3におけるポンプ周辺の拡大図
【図6】 ノズル周辺を示す図
【図7】 給水金具周辺の断面図
【符号の説明】
41 給水口 47 バネ 48 給水金具 51 水抜金具 53 弁座 55 弁 57 Oリング 59 水抜き口 61 ピン 63 ピンカバー 65 リング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被水抜き対象物(7)と、該被水抜き対
    象物(7)に残留した水が導出される水導出金具(4
    8)と、該水導出金具(48)の端部に固定され、所定
    箇所に水抜き口(59)が設けられた水抜金具(51)
    と、該水抜金具(51)の内部に形成された弁座(5
    3)と、該弁座(53)に着座する弁(55)と、該弁
    (55)を前記弁座(53)に向けて付勢する付勢手段
    (47)と、前記弁(55)に一端が当接されるピン
    (61)と、該ピン(61)の他端が保持され、該ピン
    (61)を前記付勢手段(47)の付勢力に抗しつつ出
    没自在に操作可能なピンカバー(63)とを備えたこと
    を特徴とする水抜きバルブ。
  2. 【請求項2】 前記ピンカバー(63)を前記水抜金具
    (51)の端部周囲に止める固定手段(65)を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の水抜きバルブ。
  3. 【請求項3】 前記弁(55)は球体であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の水抜きバルブ。
  4. 【請求項4】 前記弁(55)と前記弁座(53)の間
    にはOリング(57)が配設されたことを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の水抜きバルブ。
  5. 【請求項5】 前記被水抜き対象物(7)はポンプ
    (7)であり、該ポンプ(7)は背負式動力噴霧機に搭
    載されたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
    の水抜きバルブ。
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