JP2002021032A - 清掃車の作動表示装置及びコントロールボックス - Google Patents

清掃車の作動表示装置及びコントロールボックス

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JP2002021032A
JP2002021032A JP2000206070A JP2000206070A JP2002021032A JP 2002021032 A JP2002021032 A JP 2002021032A JP 2000206070 A JP2000206070 A JP 2000206070A JP 2000206070 A JP2000206070 A JP 2000206070A JP 2002021032 A JP2002021032 A JP 2002021032A
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cleaning operation
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JP2000206070A
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English (en)
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Makoto Shinohara
眞 篠原
Takayuki Ide
隆幸 井手
Satoaki Wada
悟知 和田
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KYUSHU REGIONAL BUREAU MINISTR
Howa Machinery Ltd
Ministry of Land Infrastructure Transport and Tourism Kyushu Regional Development Bureau
Original Assignee
KYUSHU REGIONAL BUREAU MINISTR
Howa Machinery Ltd
Ministry of Land Infrastructure Transport and Tourism Kyushu Regional Development Bureau
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 清掃動作装置の作動状況を容易に確認できる
ようにすることである。 【構成】 清掃車の運転席内に設けられるコントロール
ボックス27を作動表示装置32と制御部26と操作部
31から構成する。作動表示装置32の表示パネル34
には、車体の図形パターンと塵埃回収装置6の各清掃作
業要素及び散水装置7の各散水ノズルの図形パターンを
実際の配置位置と対応して配置する。操作部31の要素
とノズルに対応するスイッチ28を操作すると、制御部
26によって所望のノズルと要素が作動されると共にそ
れらに対応する図形パターンが点灯する。このように実
際の配置位置と対応して図形パターンを配置し、作動時
に報知表示することで、作動、停止状態の確認を容易に
行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、清掃作業対象物
に作用する清掃動作装置を備えた清掃車に関し、詳しく
は、清掃動作装置の作動状態を、表示する作動表示装置
及び操作可能なコントロールボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】清掃車は、路面等の清掃作業対象物に作
用し清掃を行う清掃動作装置を備えており、清掃動作装
置は散水装置と塵埃回収装置とを含んでいた。散水装置
は複数の散水ノズルを備え、塵埃回収装置は塵埃を掃き
集める左右側ブラシや塵埃をホッパに回収するコンベア
等の複数の清掃作業要素を備えていた。各散水ノズルや
清掃作業要素は、主に清掃車内の運転席側方に備えられ
たコントロールボックスの各散水ノズルや清掃作業要素
に対応した複数の個別制御用スイッチ、及び自動制御用
スイッチを操作することによって作動、停止操作される
ようになっていた。清掃作業の際の各散水ノズル及び清
掃作業要素の作動確認は、前記コントロールボックスの
各スイッチのON/OFF状態を作業者が確認すること
で行われていた。または、コントロールボックスに各ス
イッチと対応して設けた夫々のランプの点灯により確認
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものでは、
コントロールボックスの各スイッチのON/OFF状態
またはランプの点灯を作業者が確認することで各散水ノ
ズルと清掃作業要素の作動状態を確認していたが、多数
のスイッチ及びランプによる確認では時間がかかると共
に清掃作業走行中には困難である問題があり、運転性の
低下をもたらしていた。また、自動制御によって清掃動
作装置が作動している場合、どの散水ノズルや清掃作業
要素が作動しているのか分からず、このため散水ノズル
や清掃作業要素が誤動作しても分からない問題があっ
た。この発明の課題は、清掃動作装置の作動状況を図形
パターンを用いることで容易に認識でき、誤動作を防止
可能な清掃車の動作表示装置を提供することである。ま
た、他の課題として清掃動作装置の操作が容易なコント
ロールボックスを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、清掃作業対
象物に作用する清掃動作装置を備えた清掃車において、
清掃動作装置の作動、停止状態を報知表示する図形パタ
ーンを、車体を表わす図形パターンに対して実際の配置
位置と対応して配置したことを特徴とする(請求項
1)。実際の車体と清掃動作装置の配置と対応した配置
の図形パターンによって清掃動作装置の動作状態を確認
できるようにしたので、確認が容易であると共に清掃作
業走行中であっても安全に確認できて好適である。
【0005】前記清掃動作装置は、路面上に散水する散
水ノズルを備えた散水装置と、路面上に作用して塵埃を
掃き集めて回収する清掃作業要素を備えた塵埃回収装置
とを含んでおり、これらの散水ノズル、清掃作業要素に
夫々対応した図形パターンが配置されることを特徴とす
る(請求項2)。これによれば、散水ノズル、清掃作業
要素の夫々に対応して図形パターンが配置されているの
で、各々の作動状態を個別に確認でき好適である。
【0006】前記図形パターンは、対応する実際の清掃
動作装置の作動、停止状態に応じて点灯報知することを
特徴とする(請求項3)。
【0007】更に、前記図形パターンは対応する実際の
清掃動作装置に応じて作動、停止状態の際に報知表示さ
れる表示色が夫々設定されることを特徴とする(請求項
4)。これによれば、表示色を設定することで、どの装
置が作動状態にあるのかの識別が更に容易となり、例え
ば散水ノズルと清掃作業要素の表示色を夫々異なる色に
設定することで、夫々の作動状態の認知が素早く行え
る。
【0008】前記ケースを格子状に区切り複数の光源室
を構成し、光源室に光源を設け、清掃動作装置を構成す
る散水ノズルと清掃作業要素の各図形パターンを車体を
表わす図形パターンに対して実際の配置位置と対応して
配置した表示パネルにより前記ケースを覆い、実際の散
水ノズルと清掃作業要素の作動による対応する光源の点
灯によって、夫々の散水ノズルと清掃作業要素の各図形
パターンが点灯することを特徴とする(請求項5)。こ
れによれば、構造が簡易となるので好適である。
【0009】前記ケースには、表示パネル上方に向けて
外光を遮る遮蔽板が立設されていることを特徴とする
(請求項6)。これによれば、外光が表示パネル面に差
し込むことが防止され、表示パネル上の図形パターンが
認識し易くなって好適である。
【0010】前記請求項1から6何れか1項記載の清掃
車の作動表示装置を含み、その図形パターンを押す、も
しくは触れると対応する実際の清掃動作装置を操作する
ためのスイッチが作動することを特徴とする(請求項
7)。または、前記請求項1から6何れか1項記載の清
掃車の作動表示装置を含み、その清掃動作装置の図形パ
ターンの近傍に、対応する実際の清掃動作装置を操作す
るためのスイッチを設けてあることを特徴とする(請求
項8)。これらによれば、図形パターンがスイッチを兼
ねていること、または、図形パターンの近傍にスイッチ
が設けられていることで、各スイッチと散水ノズルや清
掃作業要素との対応が明確に分かり、清掃動作装置の操
作を迅速に容易に行い得て操作性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態について図
1から図6に基づいて説明する。図1に示す路面清掃車
1は、基本構造において周知であり、2は運転席であ
り、車体3には清掃作業対象物(路面等)4に作用する
清掃動作装置を備えている。清掃動作装置は、路面4上
の塵埃を掃き集めてホッパー5内に回収する塵埃回収装
置6と、路面4上に散水する散水ノズルを備えた散水装
置7とを含んでいる。塵埃回収装置6は、複数の清掃作
業要素を備えており、清掃作業要素である左右一対の主
側ブラシ8R、8Lが車体3の下方に配置され、この主
側ブラシ8R、8Lより車幅内側後方には左右一対の補
助側ブラシ9R、9Lが配置され、車体3の後方にはメ
インブラシ(主ブラシ)10とコンベア(エレベータパ
ドル)11を備えている。また、塵埃回収装置6は、左
側の主側ブラシ8Lの略上方位置に埃吸引口12を備
え、主側ブラシ8Lの掃き寄せ作用により発生した細か
な埃を埃吸引口12から吸引しホッパー5内に排出する
ブロア13を備えた埃吸引回収装置14(例えば特許第
2792547号等のような)を備えている。
【0012】前記主側ブラシ8R,8Lはアーム15に
より車体3に支持され、車体幅内で路面4から上方に持
ち上げられる格納位置と、路面4に接し、しかも、車幅
より側方に露出する作業位置(図1)との間で、昇降か
つ揺動するようになっており、また、補助側ブラシ9
R,9Lは、図示しない昇降機構により、路面4から離
れる格納位置と路面4に接する作業位置(図1)とで昇
降のみするように支持されている。主側ブラシ8L,8
Rを作業位置に張り出して接地させ、また補助側ブラシ
9R,9Lを下降、接地させて、それぞれ内側に回転さ
せ、路面4上の塵埃を車幅中央に掃き寄せ、その塵埃を
メインブラシ10ではきあげて、コンベア11によっ
て、ホッパー5に回収する。
【0013】車体3の幅方向左右側面16には、防塵カ
バー17が取り付けてある。防塵カバー17は、主側ブ
ラシ8R(8L)の前方から補助側ブラシ9R(9L)
の側方にかけて設けてあり、その下端が路面4に接地す
る関係で、可撓性部材例えば、ゴムシートから成る。防
塵カバー17の主側ブラシ8R(8L)の側方部分に
は、切欠18が設けてあり、この切欠18から、主側ブ
ラシ8R(8L)が車体3の側方へ露出するようになっ
ている。この防塵カバー17は、主側ブラシ8R(8
L)、補助側ブラシ9R(9L)が接地、回転したとき
に生じるほこりが、外側に飛ぶことを少なくしている。
左側の防塵カバー17内には、前記埃吸引口12が配置
されており、主側ブラシ8L、補助側ブラシ9Lが接
地、回転したときに飛散する細かい埃を、前記ブロア1
3により吸引回収するようになっている。これは、左側
走行においては路肩に塵埃がたまりやすく、発塵も、右
側に比べて多く発生することから、左側の防塵カバー1
7内に対して埃吸引回収装置14を適用している。
【0014】次に、散水装置7について説明する。主側
ブラシ8R(8L)の前側上方には散水ノズルとして、
主側ブラシ8R(8L)の外周部分に散水する側ブラシ
ノズル(第1ノズル)19R(19L)と側ブラシ前方
ノズル(第3ノズル)20R(20L)が設けられてお
り、補助側ブラシ9R(9L)の前側上方には補助側ブ
ラシ9R(9L)の外周部分に散水する補助側ブラシノ
ズル(第2ノズル)21R(21L)が設けられてい
る。また、運転席2の前部のバンパ部分22には、車両
の進行方向前方側方(路肩部分)に向けて集中散水する
左右前方集中ノズル23と、路面4下方に向けて散水す
る前バンパ下ノズル24が配置されている。これらの散
水ノズルは夫々図示しない配管と電磁バルブとポンプを
介して散水タンクに連結されている。
【0015】防塵カバー17の内側となる部分は、主側
ブラシ8Lが清掃作業を行うと、ホコリが舞い上がり、
発塵が発生する。この発塵状態を検出するためのセンサ
25が左側の防塵カバー17内に配置してある。センサ
25は、レーザー光の光量が塵埃の発生量の多少に対応
して少、多に変化することで発塵状態を検出し、後述の
制御部26に光量を検出データとして送り込み、散水を
発塵状態に応じて制御させる。右側部分では、塵埃の多
く溜まる路肩清掃を行わないため、比較的発塵が少なく
前記右側ブラシノズル19Rを散水させればほこり立ち
がほとんど押さえられるので、発塵状態を検出し散水を
細かく制御する必要がないのでセンサは設けられていな
い。
【0016】運転席2内には図3に示すコントロールボ
ックス(制御装置)27が設けられている。コントロー
ルボックス27は、清掃動作装置を操作する多数のスイ
ッチ28と作動確認ランプ29と計器30が配置された
操作部31と、作動表示装置32と、制御部26から構
成されている。作動表示装置32は図4から図6に示す
ように、ケース33とケース上面に設けられる表示パネ
ル34とケース外周を覆う外側ボックス35とから構成
されている。
【0017】外側ボックス35は、板材の左右を折り曲
げて前板36と左右側板37,38に形成し、これに後
板39と上板40と底板41を設けてなり、前板36の
上部及び左右板37,38の前側上部は表示パネル34
の表示面より上方に延びる前、左右遮蔽板42,43,
44となっている。この遮蔽板42,43,44は、外
側ボックス35とケース33と表示パネル34を組み付
けた際に、表示パネル34の表示面に外光が差し込むこ
とを防止する。
【0018】表示パネル34は、図3に示すように車体
を示す図形パターン45に対して前記夫々の清掃作業要
素のである左右の側ブラシの図形パターン46R(46
L),47R(47L)とメインブラシとコンベアの図
形パターン48とブロアの図形パターン49と各散水ノ
ズルに対応する図形パターン50,51,52,53,
54が、実際の車体3と夫々の清掃作業要素と散水ノズ
ルの配置位置と対応して集中配置されている。清掃作業
要素と散水ノズルに対応する各図形パターン46R(4
6L),47R(47L),48,49,50R(50
L),51R(51L),52R(52L),53,5
4は透光可能となっている。清掃作業要素の図形パター
ン46R(46L),47R(47L),48,49は
光が透過した際に橙色に表示されるように表示色が設定
されており、散水ノズルの図形パターン50R(50
L),51R(51L),52R(52L),53,5
4は表示色が水色に設定されている。更にこれらの清掃
作業装置と散水ノズルの図形パターンは、ケース33に
表示パネル34を取り付けた際に、ケース33の各光源
室55と1対1に対応する。清掃作業要素と散水ノズル
の図形パターンの近傍には夫々の清掃作業要素と散水ノ
ズルの名称が銘記されている。
【0019】ケース33は、ケース本体56とパネル取
付部57とから成る。パネル取付部57は、開口してお
り、また、ケース本体56外周方向に広がっており、上
面に表示パネル34を取り付けるようになっている。ケ
ース本体56は図5、図6に示すように内部が格子状に
等間隔に区切られて複数の光源室55が形成されてい
る。ケース33に表示パネル34を取り付けた状態で清
掃作業要素と散水ノズルの図形パターンと対応する光源
室55には光源であるランプ59が内装されている。こ
れらのランプ59は夫々制御部26に連結されている。
ケース33の側面にはコ字形状部材(ねじ螺合部材)6
0が固着され、固定ねじ61が螺合される。
【0020】ケース33の表示パネル取付部57には、
表示パネル34が取り付けられて各光源室55が覆われ
る。このケース33はケース本体56が外側ボックス3
5内に収められ、外側ボックス35の上板40を上下か
ら表示パネル取付部57の下面と取付ねじ61により挟
み込んで一体となっている。この作動表示装置32は、
運転席2の作業者が見やすい位置、例えば他の計器の邪
魔にならない作業者の斜め前方に配置される。
【0021】制御部26は、操作部31の各スイッチ2
8の操作に従って、スイッチ28に対応する散水ノズル
と清掃作業要素を個別に制御すると共に散水自動切替ス
イッチ28aを自動に切替えることで左側ブラシノズル
19Lと左補助側ブラシノズル21Lと左側ブラシ前方
ノズル20Lからの散水を前記センサ25からの検出デ
ータに基づき自動的に制御する。散水の自動制御では、
制御部26は、前記センサ25からの受光量が、検出デ
ータとして送り込まれ、その検出データを内部処理し、
発塵量の多少に応じて各散水ノズル19L,20L,2
1Lの電磁バルブを制御し、所定の順序で散水ノズル1
9L,20L,21Lの開閉を行う。本願実施の形態で
は、ほとんど発塵のない第1レベルでは左側ブラシノズ
ル19Lから散水が行われ、発塵が少量の第2レベルで
は左側ブラシノズル19Lと左補助側ブラシノズル21
Lから散水が行われ、発塵大量の第3レベルでは左側ブ
ラシノズル19Lと左補助側ブラシノズル21Lと左側
ブラシ前方ノズル20Lから散水が行われ、ほこり立ち
を抑える。また、制御部26は、散水中の散水ノズル及
び動作中の清掃作業要素を検出し、その散水ノズル及び
清掃作業要素に対応する図形パターンを点灯させる。
【0022】路面清掃に際し、操作部31の散水自動切
替スイッチ28aを自動に切替え、右側ブラシノズル1
9Rのスイッチと左右の側ブラシ8R,8L,9R,9
Lのスイッチと主ブラシ・コンベア10,11のスイッ
チとブロア13のスイッチをONに操作したとする。す
ると左右の主側ブラシ8R,8Lと補助側ブラシ9R,
9Lが一緒に接地回転して塵埃を掃き寄せ、メインブラ
シ10が掃き上げてコンベア11でホッパー5へ回収す
る。左側の防塵カバー17内では、ブラシの回転により
舞い上がったホコリがブロア13により埃吸引口12か
ら吸引されホッパー5に回収される。右側部分では右側
ブラシノズル19Rのみから散水されている。左側部分
では、センサ25に検知される発塵量に応じ散水が自動
に制御されている。これらの散水ノズルと清掃作業要素
が動作すると、動作している散水ノズルと清掃作業要素
に対応して、作動表示装置32の左右主側ブラシの図形
パターン46R,46Lと左右補助側ブラシの図形パタ
ーン47R,47Lと主ブラシ・コンベアの図形パター
ン48とブロアの図形パターン49が橙色に点灯し、ま
た、右側ブラシノズルの図形パターン50Rが水色に点
灯する。また、左側ブラシノズルの図形パターン50L
と左補助側ブラシノズルの図形パターン51Lと左側ブ
ラシ前方ノズルの図形パターン52Lは、左側ブラシノ
ズル19Lと左補助側ブラシノズル21Lと左側ブラシ
前方ノズル20Lの組み合わせによる第1から第3レベ
ルの散水パターンの変化に追従して散水状態にある散水
ノズルに対応する図形パターンが水色に点灯する。図3
において図形パターンの網掛け部分は点灯を示してい
る。
【0023】本実施形態では、表示パネル34上に車体
の図形パターンと散水ノズルと清掃作動要素の図形パタ
ーンを実際の配置位置と対応して配置し、作動している
散水ノズルと清掃作動要素に対応する図形パターンが個
別に点灯するので、個々の作動状態の確認が容易とな
り、清掃作業走行中であっても短時間で安全に確認が行
える。更に散水ノズルと清掃作業要素の表示色を分けて
設定してあるので、各ノズルと各要素の識別が確実とな
り、特に自動により散水パターンが変化する場合にどの
散水ノズルが散水しているかの認識が一層容易に行え
る。また、清掃作業走行中の表示パネル34の確認の際
に、遮蔽板42,43,44によって外光の差し込みが
防止されるので、これによっても表示パネル34を確認
し易くしている。また、構造が簡易であり好適である。
【0024】また、予め図形パターンが配置された表示
パネルを備えた作動表示装置に変えて、作動表示装置と
してCRT(ディスプレイ)を使用し、制御部26にC
RTに表示するための車体の図形パターンと夫々の散水
ノズルの図形パターンと清掃作業要素の図形パターンを
記憶し、各図形パターンをCRT上に車体と清掃動作装
置の実際の配置に対応して表示し、操作部31のスイッ
チ28の操作により作動した散水ノズル及び清掃作業要
素の図形パターンの報知表示を変化させて確認可能とし
てもよい。例えば停止状態での表示色と作動状態の表示
色を変えたり、停止状態では、車体を示す図形パターン
のみを表示し、作動状態では作動状態の散水ノズル及び
清掃作業要素を表示したり、点滅等の報知表示も良い。
【0025】次に、他の実施の形態を説明する。第1の
実施の形態と同一部分には同一の符号を付けて説明を省
略する。図7は第2の実施の形態を示すものであり、こ
れは、スイッチ操作に伴って、スイッチ押下部を照光さ
せる公知の照光式スイッチ機構63として操作部と作動
表示装置を一体的に構成したものである。照光式スイッ
チ機構63は、基板64上に押圧板65と表示パネル3
4Aを重ね合わせて一体的に構成されている。表示パネ
ル34Aを透光性材料で構成し、表示パネル34Aに、
散水ノズル及び清掃作業要素の図形パターンが透光性を
有するように、その他の部分と車体の図形パターン45
を不透光性塗料により印刷形成してあり、また、散水ノ
ズル及び清掃作業要素の図形パターンはキートップ(ス
イッチ)となっている。押圧板65には、透光性の樹脂
材から成る押圧片66が散水ノズル及び清掃作業要素の
図形パターンと対応する位置に形成されている。基板6
4には、図示しない所望の回路パターンが形成されてお
り、押圧片66と対応する位置にスイッチ素子67を設
けてあり、また、所望の図形パターンを点灯するように
図形パターンと対応して光源である発光体68が設けら
れている。
【0026】清掃作業時には、作動させたい散水ノズル
及び清掃作業要素の図形パターンを押して散水ノズル及
び清掃作業要素を作動すると、発光体68の発光によっ
て作動した散水ノズル及び清掃作業要素の図形パターン
が点灯する。尚、自動散水切替スイッチやチルト等のス
イッチも一体に設けてあっても良い。また、第1の実施
の形態のように自動散水であるなら、作動している散水
ノズルの図形パターンは散水レベルに対応して点灯し、
このとき、図形パターンを押すことで手動で操作もでき
るように構成されている。また、図8に示すように、表
示パネル34の図形パターンの近傍に夫々の散水ノズル
と清掃作業要素を操作するキートップ69を設けても良
い。また、表示パネルの図形パターンに対応して個々に
独立した照光式スイッチを設けても良い。
【0027】また、図9は第3の実施の形態を示すもの
であり、コントロールボックス27をタッチパネルシス
テム70とし、操作部と作動表示装置を夫々、直接作業
者の手の指等で触れるタッチパネル71と、このタッチ
パネル71と重ねて設けられ前記実施の形態と同様に車
体と散水ノズルと清掃作業要素の各図形パターンを実際
の配置位置に対応して表示するディスプレイ72とした
ものである。このディスプレイ72に表示された散水ノ
ズル及び清掃作業要素の図形パターンは、作業者が触れ
るべきタッチパネル71上の位置の誘導表示であると共
に表示色を変える等の図形パターンの表示の変化により
清掃動作装置の動作、停止状態を報知表示する。清掃作
業走行時には、タッチパネル71のディスプレイ72上
の図形パターンに対応する範囲に触れることで作動、停
止させたい散水ノズル及び清掃作業要素を操作する。
尚、散水自動切替スイッチやチルト等のスイッチも、タ
ッチパネル上に設けて操作できるようにしても良い。
【0028】前記第2、第3の実施の形態では、清掃作
業走行時、作動状態となった散水ノズル及び清掃作業要
素の図形パターンがスイッチを兼ねたものとなるので、
操作と表示が一体となり、操作性と視認性を更に向上す
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本願発明では、清掃動作装
置の作動、停止状態を報知表示する図形パターンを車体
を表わす図形パターンに対して実際の配置位置と対応し
て配置したので、清掃動作装置に含まれる夫々の散水ノ
ズルと清掃作業要素の作動、停止状態の確認を個々に簡
単に行え、各ノズル及び要素の誤動作を防止できると共
に清掃作業走行中であっても確認を短時間で行え、運転
性が向上する。
【0030】また、散水ノズルと清掃作業要素の表示色
を分けて設定すれば、各散水ノズルと各清掃作業要素の
識別が速く確実となり、特に自動により散水パターンが
変化する場合にどの散水ノズルが散水しているかの確認
が一層容易に行える。
【0031】また、清掃動作装置の図形パターンの近傍
に清掃動作装置を操作するスイッチを設けることや図形
パターンを押す、もしくは触れることで対応する実際の
清掃動作装置を操作するためのスイッチが動作するよう
に構成することで、各図形パターン(即ち各スイッチ)
と夫々の散水ノズル及び清掃作業要素の対応が明確に識
別できて操作性が向上する。更に、ケースに外光を遮る
遮蔽板を立設することで、外光が表示パネル面に差し込
むことが防止され、表示パネル上の図形パターンが認識
し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】路面清掃車の側面図である。
【図2】模式的に表した路面清掃車の散水ノズル及び清
掃作業要素の関係を示す平面図である。
【図3】コントロールボックスを示す図である。
【図4】作動表示装置の外観を示す斜視図である。
【図5】作動表示装置の側面図である。
【図6】図5のVI視図である。
【図7】第2の実施の形態を示す説明図である。
【図8】キートップを図形パターン近傍に配置したコン
トロールボックスの平面図である。
【図9】第3の実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 清掃車 3 車体 4 清掃作業対象物(路面) 6 塵埃回収装置 7 散水装置 27 コントロールボックス 32 作動表示装置 33 ケース 34 表示パネル 42,43,44 遮蔽板 45 車体の図形パターン 46L,46R 左右主側ブラシの図形パターン 47L,47R 左右補助側ブラシの図形パターン 48 主ブラシ・コンベアの図形パターン 49 ブロアの図形パターン 50L,50R 左右側ブラシノズルの図形パターン 51L,51R 左右補助側ブラシノズルの図形パター
ン 52L,52R 左右側ブラシ前方ノズルの図形パター
ン 53 左右前方集中ノズルの図形パターン 54 前バンパ下ノズルの図形パターン 55 光源室 59 光源(ランプ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 悟知 愛知県西春日井郡新川町大字中河原103番 地豊和工業辰巳寮31号室 Fターム(参考) 2D026 AB02 BA00 3B116 AA46 AB51 BA02 BA13 BB71 CD42 CD43

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清掃作業対象物に作用する清掃動作装置
    を備えた清掃車において、清掃動作装置の作動、停止状
    態を報知表示する図形パターンを、車体を表わす図形パ
    ターンに対して実際の配置位置と対応して配置したこと
    を特徴とする清掃車の作動表示装置。
  2. 【請求項2】 清掃動作装置は、路面上に散水する散水
    ノズルを備えた散水装置と、路面上に作用して塵埃を掃
    き集めて回収する清掃作業要素を備えた塵埃回収装置と
    を含んでおり、これらの散水ノズル、清掃作業要素に夫
    々対応した図形パターンが配置されることを特徴とする
    請求項1記載の清掃車の作動表示装置。
  3. 【請求項3】 図形パターンは、対応する実際の清掃動
    作装置の作動、停止状態に応じて点灯報知することを特
    徴とする請求項1または2記載の清掃車の作動表示装
    置。
  4. 【請求項4】 図形パターンは対応する実際の清掃動作
    装置に応じて作動、停止状態の際に報知表示される表示
    色が夫々設定されることを特徴とする請求項1から3何
    れか1記載の清掃車の作動表示装置。
  5. 【請求項5】 ケースを格子状に区切り複数の光源室を
    構成し、光源室に光源を設け、清掃動作装置を構成する
    散水ノズルと清掃作業要素の各図形パターンを車体を表
    わす図形パターンに対して実際の配置位置と対応して配
    置した表示パネルにより前記ケースを覆い、実際の散水
    ノズルと清掃作業要素の作動による対応する光源の点灯
    によって、夫々の散水ノズルと清掃作業要素の各図形パ
    ターンが点灯することを特徴とする請求項1から4何れ
    か1項記載の清掃車の作動表示装置。
  6. 【請求項6】 ケースには、表示パネル上方に向けて外
    光を遮る遮蔽板が立設されていることを特徴とする請求
    項5記載の清掃車の作動表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6何れか1項記載の清掃車
    の作動表示装置を含み、その図形パターンを押す、もし
    くは触れると対応する実際の清掃動作装置を操作するた
    めのスイッチが作動することを特徴とする清掃車のコン
    トロールボックス。
  8. 【請求項8】 請求項1から6何れか1項記載の清掃車
    の作動表示装置を含み、その清掃動作装置の図形パター
    ンの近傍に、対応する実際の清掃動作装置を操作するた
    めのスイッチを設けてあることを特徴とする清掃車のコ
    ントロールボックス。
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