JP2001344659A - 釣銭管理システムおよび金銭管理方法 - Google Patents

釣銭管理システムおよび金銭管理方法

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JP2001344659A JP2000163324A JP2000163324A JP2001344659A JP 2001344659 A JP2001344659 A JP 2001344659A JP 2000163324 A JP2000163324 A JP 2000163324A JP 2000163324 A JP2000163324 A JP 2000163324A JP 2001344659 A JP2001344659 A JP 2001344659A
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喜四郎 草野
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一博 板井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 違算管理の簡素化および現金の補充/回収タ
イミングの適正化を実現する釣銭管理システムを得るこ
と。 【解決手段】 業務の効率を向上させるための処理を行
うホスト計算機11と、複数のレジ(12a,12b,
…)と、を備えた釣銭管理システムにおいて、各レジ
が、紙幣および硬貨の入出力を管理する釣銭機22a
と、釣銭機22aに対して紙幣および硬貨の払い出しを
指示するPOS23aと、POS23aおよび釣銭機2
2aから読み出した所定の情報を集計し、その集計結果
をホスト計算機11に対して通知するか、または、読み
出した所定の情報を集計し、ホームページ形式でホスト
計算機11に対して提供するNA21aと、を備える構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スーパーマーケ
ットやコンビニエンスストア等における釣銭の入出力を
管理する釣銭管理システムに関するものであり、特に、
硬貨および紙幣による釣銭を数えることなく支払うため
の釣銭機を用いた釣銭管理システム、およびその金銭管
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の釣銭管理システムについて
説明する。近年、スーパーマーケットやコンビニエンス
ストア等の流通業界では、店舗レジにおける客との現金
の受け渡し業務に、POS(Point of Sales)端末およ
び釣銭機とホスト計算機とをネットワークを介して接続
した釣銭管理システムが使用されている。この釣銭管理
システムでは、釣銭機が、投入された紙幣や硬貨を機械
的に取り込んで収納し、その入金情報はPOS端末で手
入力し、さらに、POS端末からの払い出しの要求に応
じて、収納された紙幣や硬貨を払い出す。
【0003】上記、釣銭管理システムの導入により、金
銭の払い出しおよび収納作業を自動化することができる
ため、レジを担当するキャッシャーによる現金の取り扱
い負荷を軽減しつつ、精算業務の効果をあげること、お
よび違算を減少させること、が可能となった。
【0004】また、受け取った金銭が釣銭機内に収納さ
れ、さらに釣銭として必要な金額のみが払い出されるた
め、セキュリティを大幅に向上させることができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の釣銭管理システムを導入した店舗において、売上
金額と釣銭機内部に収納されている金額とが一致しない
ような場合、すなわち、違算が発生した場合、店舗の管
理者に呼ばれたメーカ側のサービスマンが、レジのジャ
ーナルと釣銭機のデータとを人手で比較することによ
り、その違算が人為的なミスによるものなのか、または
装置側の不具合によるものなのか、を判断しなければな
らない、という問題があった。
【0006】また、従来の釣銭管理システムにおいて
は、管理者が現金収納量を監視していないため、最適な
現金の補充および回収のタイミングを事前に予知でき
ず、客の多い時間帯でも、要求申請書を書く作業、現金
補充作業、および現金回収作業を行っていた。そのた
め、キャッシャーが補充金の要求申請書を書くためにか
かる時間、足りなくなった現金の補充にかかる作業時
間、および満杯になった現金の回収にかかる時間等で、
客を待たせてしまう場合がある、という問題があった。
また、現金の補充および回収のタイミングがわからない
ため、補充のタイミングが遅れて釣銭が足りなくなって
しまう場合がある、という問題があった。
【0007】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、違算管理の簡素化および現金の補充/回収タイ
ミングの適正化を実現可能な釣銭管理システム、および
その金銭管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、請求項1に記載の発明にかかる
釣銭管理システムにあっては、業務の効率を向上させる
ための処理を行うホスト計算機と、複数のレジと、を備
え、ホスト計算機および各レジ間を同一伝送路で接続し
た構成とし、さらに、前記各レジが、紙幣および硬貨の
入出力を管理する釣銭機と、前記釣銭機に対して紙幣お
よび硬貨の払い出しを指示するPOSと、前記POSお
よび前記釣銭機から読み出した所定の情報を集計し、そ
の集計結果をホスト計算機に対して通知するか、また
は、前記読み出した所定の情報を集計し、ホームページ
形式でホスト計算機に対して提供するネットワークアダ
プタと、を備え、前記ホスト計算機が、前記ネットワー
クアダプタから、前記POSにて管理する売上金額に関
する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出力に関
するログ情報と、を受け取り、それらの情報に基づいて
違算管理を行うことを特徴とする。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、ホス
ト計算機がPOSにて管理する売上金額に関する情報と
釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報とを
受け取ることで、従来のようにメーカ側のサービスマン
を店舗に呼ぶことなく、店舗内での違算管理を行う。
【0010】また、請求項2に記載の発明にかかる釣銭
管理システムにあっては、業務の効率を向上させるため
の処理を行うホスト計算機と、複数のレジと、を備え、
ホスト計算機および各レジ間を無線回線で接続した構成
とし、さらに、前記各レジが、紙幣および硬貨の入出力
を管理する釣銭機と、前記釣銭機に対して紙幣および硬
貨の払い出しを指示するPOSと、無線通信を行うため
に必要な変復調処理を行い、前記POSおよび前記釣銭
機から読み出された所定の情報をホスト計算機に対して
通知する通信ユニットと、を備え、前記ホスト計算機
が、前記通信ユニットを介して、前記POSにて管理す
る売上金額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金
銭の入出力に関するログ情報と、を受け取り、それらの
情報に基づいて違算管理を行うことを特徴とする。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、ネッ
トワークアダプタの機能をホスト計算機に持たせ、各レ
ジに接続された高価なネットワークアダプタを取り除
く。また、外部の店舗との通信を、レジ単位ではなく、
ホスト計算機が店舗単位で実施する。
【0012】また、請求項3に記載の発明にかかる釣銭
管理システムにおいて、さらに、前記ホスト計算機にあ
っては、前記釣銭機にて管理する各紙幣および硬貨の量
に関する情報を定期的に受け取り、その情報に基づいて
時間別、日別、または季節別の現金収納状態を分析する
ことを特徴とする。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、各紙
幣および硬貨の量に関する情報に基づいて時間別、日
別、または季節別の現金収納状態を分析し、その分析結
果から現金の補充/回収のタイミングを予想する。ま
た、前記分析結果から適正な釣銭準備金を推定する。
【0014】また、請求項4に記載の発明にかかる釣銭
管理システムにおいて、さらに、前記ホスト計算機にあ
っては、前記釣銭機にて管理する「釣銭機の稼動状況」
に関する情報と、前記POSにて管理する「POSの稼
動状況」に関する情報と、を受け取り、それらの稼動状
況に関する情報に基づいて、時間別、日別、季節別等の
稼動状況を分析することを特徴とする。
【0015】この請求項4に記載の発明によれば、釣銭
機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する情報、お
よびPOSにて管理する「POSの稼動状況」に関する
情報に基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を
分析し、その分析結果から適正なレジ台数を予想する。
【0016】また、請求項5に記載の発明にかかる釣銭
管理システムにおいて、さらに、前記ホスト計算機にあ
っては、前記釣銭機にて管理する「釣銭機のイベント」
に関する情報と、前記POSにて管理する「POSのイ
ベント」に関する情報と、を受け取り、それらのイベン
トに関する情報に基づいて、キャッシャーの操作を分析
することを特徴とする。
【0017】この請求項5に記載の発明によれば、釣銭
機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する情報、お
よびPOSにて管理する「POSのイベント」に関する
情報に基づいて、各キャッシャーの操作を分析し、各キ
ャッシャーに対して適切な指導を行う。
【0018】また、請求項6に記載の発明にかかる金銭
管理方法にあっては、ホスト計算機にて、POSにて管
理する売上金額に関する情報と、釣銭機にて管理する金
銭の入出力に関するログ情報と、を受け取り、それらの
情報に基づいて違算管理を行う違算管理ステップ、を含
むことを特徴とする。
【0019】この請求項6に記載の発明によれば、ホス
ト計算機がPOSにて管理する売上金額に関する情報と
釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報とを
受け取ることで、従来のようにメーカ側のサービスマン
を店舗に呼ぶことなく、店舗内で違算管理を行う。
【0020】また、請求項7に記載の発明にかかる金銭
管理方法にあっては、さらに、ホスト計算機にて、釣銭
機にて管理する各紙幣および硬貨の量に関する情報を定
期的に受け取り、その情報に基づいて時間別、日別、ま
たは季節別の現金収納状態を分析する現金収納状態分析
ステップ、を含むことを特徴とする。
【0021】この請求項7に記載の発明によれば、ネッ
トワークアダプタの機能をホスト計算機に持たせ、各レ
ジに接続された高価なネットワークアダプタを取り除
く。また、外部の店舗との通信を、レジ単位ではなく、
ホスト計算機が店舗単位で実施する。
【0022】また、請求項8に記載の発明にかかる金銭
管理方法にあっては、さらに、ホスト計算機にて、釣銭
機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する情報と、
POSにて管理する「POSの稼動状況」に関する情報
と、を受け取り、それらの稼動状況に関する情報に基づ
いて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を分析する稼
動状況分析ステップ、を含むことを特徴とする。
【0023】この請求項8に記載の発明によれば、釣銭
機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する情報、お
よびPOSにて管理する「POSの稼動状況」に関する
情報に基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を
分析し、その分析結果から適正なレジ台数を予想する。
【0024】また、請求項9に記載の発明にかかる金銭
管理方法にあっては、さらに、ホスト計算機にて、釣銭
機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する情報と、
POSにて管理する「POSのイベント」に関する情報
と、を受け取り、それらのイベントに関する情報に基づ
いて、キャッシャーの操作を分析する操作分析ステッ
プ、を含むことを特徴とする。
【0025】この請求項9に記載の発明によれば、釣銭
機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する情報、お
よびPOSにて管理する「POSのイベント」に関する
情報に基づいて、各キャッシャーの操作を分析し、各キ
ャッシャーに対して適切な指導を行う。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、この発明にかかる釣銭管
理システムおよび金銭管理方法の実施の形態を図面に基
づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。
【0027】(実施の形態1)図1は、この発明にかか
る釣銭管理システムの実施の形態1の構成を示す図であ
る。図1において、1,2,3はPHSを介して通信可
能な店舗であり、4は公衆網を用いて通信可能な店舗本
部(またはメンテナンス会社等)であり、5はアンテナ
であり、11は、たとえば、違算管理や適正な現金補充
/回収タイミングの指示等、業務の効率を向上させるた
めに必要な処理を制御する店舗ホスト計算機であり、1
2a,12b,…はレジであり、13は客に対して各種
表示を行うための客用ガイダンスユニットであり、14
はレジ内のキャッシャーに対して各種表示を行うための
キャッシャー用ガイダンスユニットであり、15は店舗
ホスト計算機11の使用者に各種表示を行うためのホス
ト用ガイダンスユニットであり、21a,21b,…
は、たとえば、LAN等の通信回線により店舗用ホスト
計算機1に接続され、POSおよび釣銭機で管理される
取引情報を通知するか、または、POSおよび釣銭機で
管理される取引情報をホームページ形式で提供するNA
(ネットワークアダプタ)であり、22a,22b,…
は紙幣および硬貨の入出力を管理する釣銭機であり、2
3a,23b,…は釣銭機に対して紙幣および硬貨の払
い出しを指示するPOSであり、31は機器の障害復旧
サービス/原因究明を行うメンテナンスホスト計算機で
ある。
【0028】なお、本実施の形態では、店舗ホスト計算
機11およびホスト用ガイダンスユニット15が店舗の
バックヤードに設置され、その他のレジ12a、レジ1
2b、客用ガイダンスユニット13およびキャッシャー
用ガイダンスユニット14が店舗内の所定の位置に設置
されているものとする。
【0029】また、レジ内のNAは、接続されたPOS
および釣銭機からの情報を管理(ホームページ形式での
表示機能やメール送信機能に相当する)し、さらに、そ
れらの情報を、店舗ホスト計算機11およびメンテナン
スホスト計算機31からの命令で、または、定期的に、
各ホスト計算機に対して通知する。なお、上記表示機能
は、店舗の釣銭機の状況をホームページ形式で閲覧する
ための手段として用いられる。これにより、たとえば、
ソフトのバージョンアップのときに、サービスの担当者
が現地まで出向く必要がなくなり、インターネットを用
いたダウンロードが可能となる。
【0030】また、メール送信機能は、メンテナンス情
報の連絡により、メンテナンス会社のサービス担当者が
迅速に対応するための手段として用いられる。具体的に
は、障害発生時、寿命部品の交換時期事前連絡時(たと
えば、該当部品が設定された稼動回数、パス数に達した
場合)等に用いられる。これにより、メンテナンス会社
は、状況に応じて適切な対応を取ることができる。
【0031】また、各ガイダンスユニットは、キーボー
ドやポインティングデバイス等の入力装置が接続された
表示装置であり、各ホスト計算機からの指示、または、
入力装置からの命令で、所望の画面を表示する。
【0032】図2は、この発明にかかる釣銭管理システ
ムによる金銭管理方法を示すフローチャートである。以
下、図2を用いて、本実施の形態における金銭管理方法
を具体的に説明する。なお、図2(a)は、店舗ホスト
計算機11が主導で管理を行う場合の釣銭管理システム
の処理を示す例であり、図2(b)は、各NAが主導で
管理を行う場合の釣銭管理システムの処理を示す例であ
る。
【0033】まず、本実施の形態における金銭管理方法
の第1の具体例として、「違算管理」について説明す
る。たとえば、レジ12aにおいて、POS23aによ
り管理されている売上金額と釣銭機内部に収納されてい
る金額とが一致しないような場合、すなわち、違算が発
生した場合、図2(a)における釣銭管理システムで
は、店舗ホスト計算機11が、NA21aに対して、上
記売上金額に関する情報と、釣銭機22aで管理する金
銭の入出力に関するログデータと、を読み出すための命
令を出力する(ステップS1)。
【0034】この命令を受け取ったNA21aでは、ま
ず、釣銭機22aに対して、ログデータ読み出し命令を
送信し(ステップS2)、釣銭機22aから最新のログ
データを取得する(ステップS3)。つぎに、POS2
3aに対して、売上金額読み出し命令を送信し(ステッ
プS4)、POS23aから最新の売上金額に関する情
報を取得する(ステップS5)。
【0035】この段階で、NA21aは、ログデータと
売上金額に関する情報とを一括して店舗ホスト計算機1
1に対して通知する(ステップS6)。なお、前記ログ
データおよび売上金額に関する情報を通知するための方
法としては、たとえば、NA21aが、通信回線を介し
てその情報を送信することとしてもよいし、または、そ
の情報をホームページ形式で表示(表またはグラフ等の
見やすい表示画面をNA内で作成)し、それを管理者に
閲覧させることで提供することとしてもよい。
【0036】最後に、ログデータと売上金額に関する情
報を受け取った店舗ホスト計算機11が、それらの情報
を表またはグラフ等で表示し、これを見た店舗の管理者
が、それらの情報に基づいて、上記違算の発生が人為的
なミスによるものなのか、装置側の不具合によるものな
のか、を判断する。
【0037】図2(a)に示すように、店舗ホスト計算
機11主導で違算管理を行う場合には、違算が発生した
ときに、その都度、ステップS1〜S6の処理を行い、
ログデータと売上金額に関する情報とをそれぞれ読み出
す。
【0038】このように、本実施の形態においては、違
算が発生した場合においても、従来のようにメーカ側の
サービスマンを店舗に呼ぶ必要がなくなり、逆に店舗内
での処理が可能となるため、違算管理を大幅に簡素化で
きる。
【0039】また、図2(b)に示すように、NA主導
で違算管理を行う釣銭管理システムについては、違算が
発生した場合、たとえば、NA21aが、釣銭機22a
からログデータを、POS23aから売上金額に関する
情報を、それぞれ定期的に読み出し(ステップS11〜
S14)、その読み出した内容を定期的に店舗ホスト計
算機11に対して送信する(ステップS15)ことで、
上記同様の効果を得ることが可能となる。
【0040】なお、この場合は、NA21aが、定期的
にログデータと売上金額に関する情報とを読み出してい
るため、たとえば、違算の発生を検出した場合、ただち
にホスト用ガイダンスユニット15に対してその旨を通
知する。そして、管理者側では、ホスト用ガイダンスユ
ニット15の表示により、早急に違算の発生を知ること
が可能となる。
【0041】つぎに、本実施の形態における金銭管理方
法の第2の具体例として、「現金の補充/回収タイミン
グの適正化による金銭管理」について説明する。図2
(b)に示すように、NA主導で管理を行う釣銭管理シ
ステムでは、たとえば、NA21aが、釣銭機22aか
ら定期的に読み出す在高(各紙幣および硬貨の量)を監
視し、その在高をログデータとして蓄積する(ステップ
S11,S12の繰り返し)。そして、その蓄積ログデ
ータを定期的に店舗ホスト計算機11に対して送信する
(ステップS15)。
【0042】なお、前記蓄積されたログデータを通知す
るための方法としては、上記同様、NA21aが通信回
線を介してその情報を送信することとしてもよいし、ホ
ームページ形式の表示を閲覧させることとしてもよい。
【0043】店舗ホスト計算機11では、受け取った蓄
積ログデータに基づいて、時間別、日別、季節別等の現
金収納状態を分析し、適正な現金の補充/回収タイミン
グを把握する。また、ここでは、店舗ホスト計算機11
が、上記蓄積ログデータに基づいて、適正な釣銭準備金
についても推定する。なお、本実施の形態においては、
店舗ホスト計算機11が、現金の補充/回収を実施する
レジの客用ガイダンスユニット13に対してその旨を通
知し、この通知を受け取った客用ガイダンスユニット1
3が、現金の補充/回収があることを事前表示する。
【0044】このように、本実施の形態においては、管
理者が実際に釣銭機の中を確認しなくても、過去の実績
から現金の補充/回収のタイミングを予想できるため、
客の少ない時間帯に、かつ客を待たせることなく、現金
の補充/回収作業を実施できる。また、適正な補充タイ
ミングを予想できるため、釣銭が足りなくなってしま
う、という問題点をも解消することができる。
【0045】また、本実施の形態においては、容易に釣
銭準備金の適正額を推定することができるため、余分を
見込んで多めに釣銭を用意する必要がなくなり、従来と
比較して、店舗自体の貯蓄の量を大幅に増やすことがで
きるようになる。
【0046】つぎに、本実施の形態における金銭管理方
法の第3の具体例として、「レジ台数の適正化による金
銭管理」について説明する。図2(b)に示すように、
NA主導で管理を行う釣銭管理システムでは、たとえ
ば、NA21aが、釣銭機22aから定期的に読み出す
「釣銭機の稼動状況(単位時間当たりの入金/出金件
数)」および「POSの稼動状況(単位時間当たりの客
の処理人数)」を監視し、それらの稼動状況に関する情
報をログデータとして蓄積する(ステップS11〜S1
4の繰り返し)。そして、その蓄積ログデータを定期的
に店舗ホスト計算機11に対して送信する(ステップS
15)。
【0047】なお、前記蓄積されたログデータを通知す
るための方法としては、上記同様、NA21aが通信回
線を介してその情報を送信することとしてもよいし、ホ
ームページ形式の表示を閲覧させることとしてもよい。
【0048】店舗ホスト計算機11では、受け取ったす
べてのレジからの蓄積ログデータに基づいて、時間別、
日別、季節別等の稼動状況を分析し、適正なレジ台数を
決定する。たとえば、客の少ない時間帯を予め予想して
おき、時間帯に応じて適正な数のレジを稼動させる。な
お、本実施の形態においては、店舗ホスト計算機11
が、閉鎖するレジのキャッシャー用ガイダンスユニット
14に対して閉鎖する旨を通知し、この通知を受け取っ
たキャッシャー用ガイダンスユニット14が、キャッシ
ャーに対してレジの閉鎖を事前予告する。また、同様
に、閉鎖するレジの客用ガイダンスユニット13に対し
ても閉鎖する旨を通知し、客に対してもレジの閉鎖を事
前予告する。
【0049】このように、本実施の形態においては、過
去の実績から適正なレジ台数を予想できるため、すべて
の時間帯に客を待たせることなく、かつレジの稼働率を
向上させることができる。
【0050】つぎに、本実施の形態における金銭管理方
法の第4の具体例として、「キャッシャーの技術レベル
の向上による金銭管理」について説明する。図2(b)
に示すように、NA主導で管理を行う釣銭管理システム
では、たとえば、NA21aが、釣銭機22aから定期
的に読み出す「釣銭機のイベント」および「POSのイ
ベント」を監視し、それらのイベント(たとえば、ボタ
ン操作や鍵操作に相当)に関する情報を蓄積する(ステ
ップS11〜S14の繰り返し)。そして、その蓄積情
報を定期的に店舗ホスト計算機11に対して送信する
(ステップS15)。
【0051】なお、前記蓄積情報を通知するための方法
としては、上記同様、NA21aが通信回線を介してそ
の情報を送信することとしてもよいし、ホームページ形
式の表示を閲覧させることとしてもよい。
【0052】店舗ホスト計算機11では、受け取った蓄
積情報に基づいてすべてのキャッシャーの操作を分析
し、さらに、その分析結果に基づいて各キャッシャーを
指導することで、各人の技術レベルの向上を図る。この
とき、各キャッシャーの指導は、キャッシャー用ガイダ
ンスユニット14に対して、そのときの適切な処理を表
示することで実施する。
【0053】このように、本実施の形態においては、各
装置のイベント分析結果に基づいて適切な指導が可能と
なるため、各キャッシャーの処理の均一化、および処理
の効率化を図ることができる。
【0054】なお、本実施の形態においては、特にレジ
12aを用いて各処理の説明を行ったが、これに限ら
ず、すべてのレジが同様の処理を実施する。また、各ガ
イダンスユニットについては、上記以外につぎの内容を
表示する。
【0055】(1)障害発生時に、キャッシャー用ガイ
ダンスユニット14にそのエラーに対応した復旧方法を
視覚的に表示する。これによって、復旧方法をより確実
にかつ把握することができ、復旧までに時間を短縮する
ことができる。
【0056】(2)キャッシャー用ガイダンスユニット
14とホスト用ガイダンスユニット15間で通信を行う
ことで、問い合わせた価格を表示する。これによって、
客を待たせることなく、迅速な対応をとることができ
る。
【0057】(3)レジ交替時に、レジ閉鎖予告を表示
する。これは、ホスト側からの指示によって、あるいは
交替シフトスケジュールの事前設定によって容易にかつ
確実におこなうことができる。
【0058】(4)インターネットを利用したコミュニ
ケーションツールとして使用し、ホームページ等を表示
する。具体的には、機器の障害時にガイダンスユニット
でメンテナンス会社へ連絡を行い、これに対する回答を
メンテナンス会社側から店舗に返信をおこなうことがで
きる。また、メンテナンス会社側で把握した機器の使わ
れ方に対しての店舗への改善指摘・指導などもおこなう
ことができる。これらの内容は、ガイダンスユニットに
より視覚的にかつ容易に把握することができる。
【0059】(実施の形態2)図3は、この発明にかか
る釣銭管理システムの実施の形態2の構成を示す図であ
る。本実施の形態では、前述のNA(ネットワークアダ
プタ)に置き換えて、無線通信を実施可能な通信ユニッ
トを用いることで、コストの低減を図り、さらに、NA
の機能を店舗ホスト計算機11に持たせることで、実施
の形態1と同様の効果を得る。なお、前述の実施の形態
1と同様の構成については、同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0060】図3において、12a,12b,12c,
12d,12e,12fは店舗内のレジであり、16は
店舗ホスト計算機11に接続された通信ユニットであ
り、22は釣銭機であり、23はPOSであり、24は
各レジに個別に接続された通信ユニットである。
【0061】なお、上記各通信ユニットは、単に無線通
信を行うために必要な送受信処理(変復調処理)を行う
ための装置であり、前述のNAと同様の機能は持たな
い。本実施の形態では、店舗ホスト計算機11は、読み
出したPOSおよび釣銭機からの情報を管理(ホームペ
ージ形式での表示機能やメール送信機能に相当する)す
る。また、各ガイダンスユニットは、前述同様の構成を
備え、各ホスト計算機からの指示、または、入力装置か
らの命令で、所望の画面を表示する。また、本実施の形
態では、図示のとおり、POSと釣銭機が直接接続さ
れ、POSが定期的に所定の情報を釣銭機に対して通知
するか、または、釣銭機が定期的にPOS内の所定の情
報を読み出す(図4、S31参照)。
【0062】図4は、この発明にかかる釣銭管理システ
ムによる金銭管理方法を示すフローチャートである。以
下、図4を用いて、本実施の形態における金銭管理方法
を具体的に説明する。
【0063】まず、本実施の形態における金銭管理方法
の第1の具体例として、「違算管理」について説明す
る。たとえば、レジ12aにおいて、POS23aによ
り管理されている売上金額と釣銭機内部に収納されてい
る金額とが一致しないような場合、すなわち、違算が発
生した場合、本実施の形態の釣銭管理システムでは、店
舗ホスト計算機11が、通信ユニット16および24を
介して、釣銭機22に対して、POS23から定期的に
通知される売上金額に関する情報(ステップS31)
と、釣銭機22で管理する金銭の入出力に関するログデ
ータと、を読み出すための命令を出力する(ステップS
21,S22,S23)。
【0064】この命令を受け取った釣銭機22では、上
記ログデータと売上金額に関する情報とを、通信ユニッ
ト16および24を介して、店舗ホスト計算機11に対
して通知する(ステップS24,S25,S26)。
【0065】最後に、ログデータと売上金額に関する情
報を受け取った店舗ホスト計算機11が、それらの情報
を表またはグラフ等で表示し、これを見た店舗の管理者
が、それらの情報に基づいて、上記違算の発生が人為的
なミスによるものなのか、装置側の不具合によるものな
のか、を判断する。
【0066】つぎに、本実施の形態における金銭管理方
法の第2の具体例として、「現金の補充/回収タイミン
グの適正化による金銭管理」について説明する。図4に
示すように、本実施の形態の釣銭管理システムでは、た
とえば、店舗ホスト計算機11が、通信ユニット16お
よび24を介して、釣銭機22から定期的に在高(各紙
幣および硬貨の量)を読み出し、その在高をログデータ
として蓄積する(ステップS21〜S26の繰り返
し)。
【0067】そして、店舗ホスト計算機11では、上記
蓄積したログデータに基づいて、時間別、日別、季節別
等の現金収納状態を分析し、適正な現金の補充/回収タ
イミングを把握する。また、ここでは、店舗ホスト計算
機11が、上記蓄積ログデータに基づいて、適正な釣銭
準備金についても推定する。なお、本実施の形態におい
ては、店舗ホスト計算機11が、現金の補充/回収を実
施するレジの客用ガイダンスユニット13に対してその
旨を通知し、この通知を受け取った客用ガイダンスユニ
ット13が、現金の補充/回収があることを事前表示す
る。
【0068】つぎに、本実施の形態における金銭管理方
法の第3の具体例として、「レジ台数の適正化による金
銭管理」について説明する。本実施の形態の釣銭管理シ
ステムでは、たとえば、店舗ホスト計算機11が、通信
ユニット16および24を介して、釣銭機22から定期
的に、「釣銭機の稼動状況」と、POS23が定期的に
釣銭機22に対して通知する「POSの稼動状況」と、
を読み出し、それらの稼動状況に関する情報をログデー
タとして蓄積する(ステップS21〜S26の繰り返
し)。
【0069】そして、店舗ホスト計算機11では、上記
蓄積したすべてのレジからのログデータに基づいて、時
間別、日別、季節別等の稼動状況を分析し、適正なレジ
台数を決定する。たとえば、客の少ない時間帯を予め予
想しておき、時間帯に応じて適正な数のレジを稼動させ
る。なお、本実施の形態においては、店舗ホスト計算機
11が、閉鎖するレジのキャッシャー用ガイダンスユニ
ット14に対して閉鎖する旨を通知し、この通知を受け
取ったキャッシャー用ガイダンスユニット14が、キャ
ッシャーに対してレジの閉鎖を事前予告する。また、同
様に、閉鎖するレジの客用ガイダンスユニット13に対
しても閉鎖する旨を通知し、客に対してもレジの閉鎖を
事前予告する。
【0070】つぎに、本実施の形態における金銭管理方
法の第4の具体例として、「キャッシャーの技術レベル
の向上による金銭管理」について説明する。本実施の形
態の釣銭管理システムでは、たとえば、店舗ホスト計算
機11が、通信ユニット16および24を介して、釣銭
機22から定期的に、「釣銭機のイベント」と、POS
23が定期的に釣銭機22に対して通知する「POSの
イベント」と、を読み出し、それらのイベント(たとえ
ば、ボタン操作や鍵操作に相当)に関する情報を蓄積す
る(ステップS21〜S26の繰り返し)。
【0071】そして、店舗ホスト計算機11では、上記
蓄積した情報に基づいてすべてのキャッシャーの操作を
分析し、さらに、その分析結果に基づいて各キャッシャ
ーを指導することで、各人の技術レベルの向上を図る。
このとき、各キャッシャーの指導は、キャッシャー用ガ
イダンスユニット14に対して、そのときの適切な処理
を表示することで実施する。
【0072】このように、本実施の形態においては、前
述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さ
らに、NAの機能を店舗ホスト計算機に持たせ、各レジ
に接続された高価なNAを取り除くことで、安価なレジ
を実現させる。さらに、外部の店舗との通信を、レジ単
位ではなく、店舗ホスト計算機が店舗単位で実施するこ
とで、通信費用についても低減させる。
【0073】なお、本実施の形態においては、特にレジ
12aを用いて各処理の説明を行ったが、これに限ら
ず、すべてのレジが同様の処理を実施する。
【0074】
【発明の効果】以上、説明したとおり、請求項1に記載
の発明によれば、違算が発生した場合においても、従来
のようにメーカ側のサービスマンを店舗に呼ぶ必要がな
くなり、逆に店舗内での処理が可能となるため、違算管
理を大幅に簡素化することが可能な釣銭管理システムが
得られるという効果を奏する。
【0075】また、請求項2に記載の発明によれば、さ
らに、ネットワークアダプタの機能をホスト計算機に持
たせ、各レジに接続された高価なネットワークアダプタ
を取り除くことで、安価なレジを実現することが可能な
釣銭管理システムを得ることができる、という効果を奏
する。さらに、外部の店舗との通信を、レジ単位ではな
く、ホスト計算機が店舗単位で実施することで、通信費
用についても低減させることが可能な釣銭管理システム
が得られるという効果を奏する。
【0076】また、請求項3に記載の発明によれば、管
理者が実際に釣銭機の中を確認しなくても、過去の実績
から現金の補充/回収のタイミングを予想できるため、
客の少ない時間帯に、かつ客を待たせることなく、現金
の補充/回収作業を実施可能な釣銭管理システムを得る
ことができる、という効果を奏する。また、過去の実績
から適正な釣銭準備金を推定できるため、釣銭が足りな
くなってしまう、という問題点をも解消可能な釣銭管理
システムが得られるという効果を奏する。
【0077】また、請求項4に記載の発明によれば、過
去の実績から適正なレジ台数を予想できるため、すべて
の時間帯に客を待たせることなく、かつレジの稼働率を
向上させることが可能な釣銭管理システムが得られると
いう効果を奏する。
【0078】また、請求項5に記載の発明によれば、各
装置のイベント分析結果に基づいて適切な指導が可能と
なるため、各キャッシャーの処理の均一化、および処理
の効率化を図ることが可能な釣銭管理システムが得られ
るという効果を奏する。
【0079】また、請求項6に記載の発明によれば、違
算が発生した場合においても、従来のようにメーカ側の
サービスマンを店舗に呼ぶ必要がなくなり、逆に店舗内
での処理が可能となるため、違算管理を大幅に簡素化す
ることが可能な金銭管理方法が得られるという効果を奏
する。
【0080】また、請求項7に記載の発明によれば、管
理者が実際に釣銭機の中を確認しなくても、過去の実績
から現金の補充/回収のタイミングを予想できるため、
客の少ない時間帯に、かつ客を待たせることなく、現金
の補充/回収作業を実施できる、という効果を奏する。
また、過去の実績から適正な釣銭準備金を推定できるた
め、釣銭が足りなくなってしまうという問題点をも解消
することが可能な金銭管理方法が得られるという効果を
奏する。
【0081】また、請求項8に記載の発明によれば、過
去の実績から適正なレジ台数を予想できるため、すべて
の時間帯に客を待たせることなく、かつレジの稼働率を
向上させることが可能な金銭管理方法が得られるという
効果を奏する。
【0082】また、請求項9に記載の発明によれば、各
装置のイベント分析結果に基づいて適切な指導が可能と
なるため、各キャッシャーの処理の均一化、および処理
の効率化を図ることが可能な金銭管理方法が得られると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる釣銭管理システムの実施の形
態1の構成を示す図である。
【図2】実施の形態1の金銭管理方法を示すフローチャ
ートである。
【図3】この発明にかかる釣銭管理システムの実施の形
態2の構成を示す図である。
【図4】実施の形態2の金銭管理方法を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1,2,3 店舗 4 店舗本部 5 アンテナ 11 店舗ホスト計算機 12a,12b,12c,12d,12e,12f レ
ジ 13 客用ガイダンスユニット 14 キャッシャー用ガイダンスユニット 15 ホスト用ガイダンスユニット 16,24 通信ユニット 21a,21b NA 22,22a,22b 釣銭機 23,23a,23b POS 31 メンテナンスホスト計算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 等々力 正行 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 草野 喜四郎 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 板井 一博 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 池田 暢彦 東京都文京区湯島3丁目26番9号 富士電 機冷機株式会社内 Fターム(参考) 3E042 CD05 CD08 DA06 DA10 EA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業務の効率を向上させるための処理を行
    うホスト計算機と、複数のレジと、を備え、ホスト計算
    機および各レジ間を同一伝送路で接続した釣銭管理シス
    テムにおいて、 前記各レジが、 紙幣および硬貨の入出力を管理する釣銭機と、 前記釣銭機に対して紙幣および硬貨の払い出しを指示す
    るPOSと、 前記POSおよび前記釣銭機から読み出した所定の情報
    を集計し、その集計結果をホスト計算機に対して通知す
    るか、または、前記読み出した所定の情報を集計し、ホ
    ームページ形式でホスト計算機に対して提供するネット
    ワークアダプタと、 を備え、 前記ホスト計算機が、前記ネットワークアダプタから、
    前記POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記
    釣銭機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、
    を受け取り、それらの情報に基づいて違算管理を行うこ
    とを特徴とする釣銭管理システム。
  2. 【請求項2】 業務の効率を向上させるための処理を行
    うホスト計算機と、複数のレジと、を備え、ホスト計算
    機および各レジ間を無線回線で接続した釣銭管理システ
    ムにおいて、 前記各レジが、 紙幣および硬貨の入出力を管理する釣銭機と、 前記釣銭機に対して紙幣および硬貨の払い出しを指示す
    るPOSと、 無線通信を行うために必要な変復調処理を行い、前記P
    OSおよび前記釣銭機から読み出された所定の情報をホ
    スト計算機に対して通知する通信ユニットと、 を備え、 前記ホスト計算機が、前記通信ユニットを介して、前記
    POSにて管理する売上金額に関する情報と、前記釣銭
    機にて管理する金銭の入出力に関するログ情報と、を受
    け取り、それらの情報に基づいて違算管理を行うことを
    特徴とする釣銭管理システム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記ホスト計算機にあっては、 前記釣銭機にて管理する各紙幣および硬貨の量に関する
    情報を定期的に受け取り、その情報に基づいて時間別、
    日別、または季節別の現金収納状態を分析することを特
    徴とする請求項1または2に記載の釣銭管理システム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記ホスト計算機にあっては、 前記釣銭機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する
    情報と、前記POSにて管理する「POSの稼動状況」
    に関する情報と、を受け取り、それらの稼動状況に関す
    る情報に基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況
    を分析することを特徴とする請求項1、2または3に記
    載の釣銭管理システム。
  5. 【請求項5】 さらに、前記ホスト計算機にあっては、 前記釣銭機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する
    情報と、前記POSにて管理する「POSのイベント」
    に関する情報と、を受け取り、それらのイベントに関す
    る情報に基づいて、キャッシャーの操作を分析すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の釣銭
    管理システム。
  6. 【請求項6】 業務の効率を向上させるための処理を行
    うホスト計算機と、釣銭機とPOSで構成された複数の
    レジと、を備えた釣銭管理システムの金銭管理方法にあ
    っては、 前記ホスト計算機にて、前記POSにて管理する売上金
    額に関する情報と、前記釣銭機にて管理する金銭の入出
    力に関するログ情報と、を受け取り、それらの情報に基
    づいて違算管理を行う違算管理ステップ、を含むことを
    特徴とする金銭管理方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記ホスト計算機にて、前記釣
    銭機にて管理する各紙幣および硬貨の量に関する情報を
    定期的に受け取り、その情報に基づいて時間別、日別、
    または季節別の現金収納状態を分析する現金収納状態分
    析ステップ、 を含むことを特徴とする請求項6に記載の金銭管理方
    法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記ホスト計算機にて、前記釣
    銭機にて管理する「釣銭機の稼動状況」に関する情報
    と、前記POSにて管理する「POSの稼動状況」に関
    する情報と、を受け取り、それらの稼動状況に関する情
    報に基づいて、時間別、日別、季節別等の稼動状況を分
    析する稼動状況分析ステップ、 を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の金銭
    管理方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記ホスト計算機にて、前記釣
    銭機にて管理する「釣銭機のイベント」に関する情報
    と、前記POSにて管理する「POSのイベント」に関
    する情報と、を受け取り、それらのイベントに関する情
    報に基づいて、キャッシャーの操作を分析する操作分析
    ステップ、 を含むことを特徴とする請求項6、7または8に記載の
    金銭管理方法。
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