JP2001306373A - データベース設計システム、データベース設計方法、記録媒体、及び表示方法 - Google Patents
データベース設計システム、データベース設計方法、記録媒体、及び表示方法Info
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Abstract
象画面・帳票・機能仕様書の追加、削除を効率的且つ正
確に行う。 【解決手段】 処理対象の画面・帳票から画面・帳票内
データ項目を抽出し、仮エンティティを作成し、作成し
た仮エンティティを集約して正規化エンティティを作成
する。この正規化エンティティと各画面・帳票との対応
関係を示す対応マトリックステーブルを作成する。この
対応マトリックステーブルに基づいて、正規化エンティ
ティ間のリレーションシップを示す関係マトリックステ
ーブル30を画面・帳票毎に作成し、関係マトリックス
テーブル30に基づいてERモデル図を作成する。
Description
システム、データベース設計方法、記録媒体、及び表示
方法に係り、特にERモデル図の自動作成するデータベ
ース設計システム、データベース設計方法、記録媒体、
及び表示方法に関する。
タベース作成作業は、基本設計、詳細設計、ERモデル
図作成の各段階を経て行われる。
という)、帳票を中心とする正規化データベース設計で
は、DA(Data Administrator)やSE(System Engin
eer)が設計を担当するが、画面・帳票数が100〜2
00以上になる場合もあり、これらを全て手作業の設計
で行っているのが実状である。なお、ERモデルデータ
ベースの設計については、例えば「クライアント/サー
バデータベース設計テクニック」(SRCハンドブッ
ク、佐藤正美著、1994年10月20日第4版発行)
に詳細に記載されている。
行う場合、画面・帳票数の増大にともなって作業時間が
著しく増大して生産性効率が低下してしまう、あるいは
作成されるERモデル図の質が個々の設計者の習熟度に
依存してしまうという問題があった。
面や追加帳票が発生した場合でも、DAやSEが手作業
で追加処理をしなければならないが、設計方法が明示さ
れていないため追加処理が困難となり、設計者毎に異な
る設計が行われてしまう問題があった。
により、RDB(Relational Database)のデータベー
ス正規化設計開発作業で、コンピュータを用いて自動的
にデータベースの正規化設計を行ってERモデル図を作
成するシステムが提案されている。
のデータをキー定義データとデータ項目に分類し、仮エ
ンティティを作成する。各仮エンティティのキー定義デ
ータを検索し、重複するエンティティについては1つに
まとめ、正規化し(正規化エンティティを作成し)、各
正規化エンティティのタイプを指定する。また、正規化
したエンティティと各画面・帳票との対応関係を示すテ
ーブルを作成し、このテーブル及び予めメモリに記憶さ
れた各エンティティ間の関係に基づいてERモデルを作
成する。
確なデータベースの正規化設計を行うことができ、生産
効率及び品質を上げることができる。
術では、業務或いは組織毎に作成された複数のERモデ
ル図を統合したり(統合ERモデル作成)、作成された
ERモデル図から業務或いは組織毎に分割(抽出)する
(抽出ERモデル作成)場合や、プログラム仕様書を作
成するために画面・帳票毎にERモデル図を作成する場
合には、過去にERモデル図を作成しているにも関わら
ず、データベースの正規化設計の全ステップを初めから
実行し直さなければならず、作業効率が悪いという問題
があった。
削除、及び内容修正等により、ERモデル図作成のため
に、ERモデル図の作成過程で作成された各種情報を変
更する必要が生じた場合、該情報の作成処理を初めから
実行しなおさなければならず、作業効率が悪いという問
題があった。
ザが削除する画面・帳票に使用しているエンティティの
中から該画面・帳票のみに使用されているエンティティ
を指定し、この指定されたエンティティ及び該エンティ
ティのリレーションシップを削除することによりERモ
デル図を作成し直すようになっており、ユーザによって
誤って他の画面にも使用されているエンティティを削除
するように指定された場合、正確なデータベースの正規
化設計が行えない、という問題もあった。
としており、業務で頻繁に使われている機能仕様書(デ
ータ項目間の演算により他のデータ項目を定義するも
の)に対応していなかった。さらに、従来技術では、E
Rモデル作成過程において各種データを有効に表示する
ことができず、ユーザフレンドリー性に欠けていた。
されたもので、画面・帳票とともに機能仕様書にも対応
してRDBの正規化設計作業を行うことができ、また、
データベース正規化設計作業後の作成済みERモデル図
の統合・抽出、処理対象画面・帳票・機能仕様書の追
加、削除を効率的且つ正確に行い、生産効率及び品質を
上げることができるデータベース設計システム、データ
ベース設計方法、及び記録媒体を提供することを目的と
する。また、ERモデルを作成する際に、各種データを
有効に表示することができる表示方法を提供することを
目的とする。
に請求項1に記載の発明は、ERモデルを用いたデータ
ベース設計システムであって、キー定義データと該キー
定義データに対応するデータ項目とを含む複数の情報
を、キー定義データと該キーデータに対応するデータ項
目とに分類して仮エンティティを作成する仮エンティテ
ィ作成手段と、前記仮エンティティに共通するキー定義
データを有する仮エンティティが存在する場合には1つ
のエンティティに集約して、正規化エンティティを作成
する正規化エンティティ作成手段と、前記正規化エンテ
ィティのエンティティタイプを設定する設定手段と、前
記正規化エンティティ作成手段により作成された正規化
エンティティと前記情報との対応関係を示す第1のマト
リックステーブルを作成する第1のテーブル作成手段
と、前記第1のマトリックステーブルと、予め設定され
ている前記エンティティタイプに基づく正規化エンティ
ティ間の関係とに基づいて、前記情報毎に、該情報に属
する前記正規化エンティティ間の関係を示す第2のマト
リックステーブルを作成する第2のテーブル作成手段
と、前記第2のテーブル作成手段により作成された前記
情報毎の第2のマトリックステーブルに基づいて、ER
モデル図を作成するERモデル図作成手段と、を有する
ことを特徴としている。
ィティ作成手段では、キー定義データと該キー定義デー
タに対応するデータ項目とを含む複数の情報を、キー定
義データと該キー定義データに対応するデータ項目とに
分類することによって仮エンティティが作成される。
キー定義データと該キー定義データに対応するデータ項
目とを含む複数の情報を入力する入力手段を更に有する
にし、入力手段によって、直接、又はネットワーク等を
介して、データベース設計システムに情報が入力される
ようにしてもよい。また、この情報は、請求項30に記
載されているように、画面、又は帳票、又は機能仕様書
のデータとするとよい。また、例えば機能仕様書のよう
に、同一の情報内に同一のキー定義データやデータ項目
が複数含まれる場合は、請求項31に記載されているよ
うに、仮エンティティ作成手段は、各前記情報におい
て、同一のキー定義データ又はデータ項目を1つに集約
して(重複を排除する)から仮エンティティを作成する
ようにするとよい。
れた仮エンティティのうち、共通するキー定義データを
有する仮エンティティが存在する場合には、それらを1
つのエンティティに集約する処理(所謂正規化処理)を
行って、正規化エンティティを作成し、設定手段によっ
て、作成された正規化エンティティに対してエンティテ
ィタイプが設定される。
化エンティティ作成手段によって作成された正規化エン
ティティと情報との対応関係を示す第1のマトリックス
テーブルが作成される。この第1のマトリックステーブ
ルにより、各正規化エンエンティティが何れの情報に対
応している(属している)のか、言換えると、各正規化
エンティティが何れの情報に属していた仮エンティティ
を集約したものかを把握することができる。また、各画
面に、何れの正規化エンティティが属しているのかを把
握することもできる。
マトリックステーブルと、エンティティタイプによるエ
ンティティ間の関係(リレーションシップ)を予め定め
たテーブルとに基づいて、情報毎に、正規化エンティテ
ィ間の関係を示す第2のマトリックステーブルが作成さ
れる。ERモデル図作成手段は、この第2のマトリック
ステーブルに基づいて、ERモデル図を作成する。これ
により、所謂データベースの正規化設計を行い、正規化
エンティティ間の関係を作成し、ERモデル図を作成す
ることができる。
が、情報毎に作成されるので、ERモデル図作成手段で
は、請求項3に記載されているように、前記複数の情報
のうちの少なくとも1つの前記情報に基づくERモデル
図、或いは2つ以上の前記情報の組み合わせに基づくE
Rモデル図を容易に作成することができる。すなわち、
全情報に基づくERモデル図を作成することもできる
し、情報毎にERモデル図(部分ERモデル図)を作成
することもできるし、全情報のうちの任意の情報の組み
合わせに基づくERモデル図(抽出ERモデル図)を作
成することもできる。
乃至請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記
正規化エンティティ作成手段が、前記ERモデル図作成
手段により作成された複数のERモデル図を統合するコ
マンドが入力されたときに、各ERモデル作成時の正規
化エンティティに共通するキー定義データを有する正規
化エンティティが存在する場合には1つに集約する、こ
とを特徴としている。
ル図作成手段により作成された複数のERモデル図を統
合する場合に、正規化エンティティ作成手段によって、
作成済みの複数のERモデル図の正規化エンティティの
中で共通のキー定義データを有する正規化エンティティ
が1つに集約される。すなわち、正規化エンティティ作
成手段では、互いに異なるERモデル図を作成した際の
正規化エンティティを対象として正規化処理が行われ、
正規化エンティティの重複が排除される。この結果に基
づいて、第1のテーブル作成手段によって、第1のマト
リックステーブルが作成され、作成された第1のマトリ
ックステーブルに基づいて第2のテーブル作成手段によ
って第2のマトリックステーブルが作成される。ERモ
デル図作成手段は、この第2のマトリックステーブルに
基づいてERモデル図を作成することにより、複数のE
Rモデル図を統合した統合ERモデル図を作成すること
ができる。
求項4の何れか1項に記載の発明において、前記第1の
マトリックステーブルにおける正規化エンティティと前
記情報との対応関係、前記第2のマトリックステーブル
における前記正規化エンティティ間の関係、前記正規化
エンティティのエンティティタイプ、及び前記正規化エ
ンティティを構成するキー定義データとデータ項目との
対応関係のうちの少なくとも1つを変更する変更手段を
更に有する、ことを特徴としている。
によって、第1のマトリックステーブルにおける正規化
エンティティと情報との対応関係、第2のマトリックス
テーブルにおける正規化エンティティ間の関係、正規化
エンティティのエンティティタイプ、及び正規化エンテ
ィティを構成するキー定義データとデータ項目との対応
関係の少なくとも1つを変更する。これにより、情報の
追加、情報の削除、及び内容変更等に対応することがで
きる。
情報の削除、情報の内容変更等に基づいて、正規化エン
ティティと情報との対応関係(すなわち第1のテーブル
作成手段により作成された第1のマトリックステーブ
ル)を変更することができる。
報の削除、情報の内容変更、正規化エンティティのエン
ティティタイプの変更等に基づいて、正規化エンティテ
ィ間の関係(すなわち、第2のテーブル作成手段により
作成された第2のマトリックステーブル)を変更するこ
とができる。
ティのエンティティタイプを変更することにより、設定
手段により間違ったエンティティタイプを設定してしま
った場合に、正しいエンティティタイプに容易に変更す
ることができる。
報の削除、情報の内容変更等に基づいて、正規化エンテ
ィティを構成しているキー定義データとデータ項目との
対応関係を変更することができる。
の発明において、前記変更手段が、前記情報を削除する
ためのコマンドが入力されたときに、削除対象の情報に
対応する正規化エンティティが削除可能か否かを判断す
る第1の判断手段と、前記第1の判断手段によって削除
不能と判断されたときは前記情報を削除し、削除可能と
判断されたときは前記情報及び前記正規化エンティティ
を削除する第1の削除手段と、を有し前記第1の削除手
段によって前記情報、又は前記情報及び前記正規化エン
ティティが削除されたときに、前記第1のマトリックス
テーブルの正規化エンティティと前記情報との対応関係
を変更する、ことを特徴としている。
は、第1の判断手段と、第1の削除手段とを備えてい
る。変更手段では情報を削除するためのコマンドが入力
されたときに、第1の判断手段によって、削除対象の情
報(削除コマンドによって削除するように指示された情
報)に対応する正規化エンティティを削除可能か否かを
判断する。なお、削除対象の情報に対応する正規化エン
ティティは、第1のマトリックステーブルから抽出する
ことができる。第1の削除手段では、正規化エンティテ
ィが削除不能な場合は削除対象の情報のみを削除し、削
除可能な場合は削除対象の情報とともに正規化エンティ
ティも削除する。変更手段は、この削除結果に基づい
て、第1のマトリックステーブルの正規化エンティティ
と情報との対応関係を変更することにより、情報の削除
に応じて、容易且つ効率的に第1のマトリックステーブ
ルを変更(修正)することができる。
に、前記第1の判断手段が、削除対象の情報に対応する
正規化エンティティが、該削除対象の情報のみに対応し
ている場合に、該正規化エンティティの情報を削除可能
と判断するようにするとよい。これにより、第1のマト
リックステーブルから削除対象の情報とともに、削除対
象の情報のみに対応している正規化エンティティを削除
することができる。
に、前記正規化エンティティが対応している前記情報の
数を記憶する第1の記憶手段を更に有し、前記第1の判
断手段は、前記情報を追加入力するためのコマンドが入
力されたときは、追加対象の前記情報に対応する前記正
規化エンティティの前記第1の記憶手段に記憶されてい
る前記数をインクリメントし、前記情報を削除するため
のコマンドが入力されたときは、削除対象の前記情報に
対応する前記正規化エンティティの前記第1の記憶手段
に記憶されている前記数をデクリメントし、前記数が0
になった場合に、該正規化エンティティが削除可能と判
断するようにするとよい。
エンティティが対応している(利用されている)情報の
数(以下、「利用数」という)が記憶されており、この
利用数は、第1の判断手段によって、情報の追加又は削
除に応じて、インクリメント又はデクリメントされ、常
に最新の値に更新される。従って、第1の判断手段は、
情報の削除に応じて、当該削除情報に対応する正規化エ
ンティティの利用数をデクリメントした結果、その値が
0になった場合に、当該正規化エンティティが、削除対
象の情報のみに対応しているとして、該正規化エンティ
ティが削除可能と判断することができる。
求項8の何れか1項に記載の発明において、前記変更手
段が、前記情報における前記エンティティ間の関係を削
除するコマンドが入力されたときに、前記第2のマトリ
ックステーブルにおいて当該エンティティ間の関係を削
除する第2の削除手段を有し、前記ERモデル図作成手
段が、前記第2の削除手段により削除されたエンティテ
ィ間の関係を示す接続線が前記ERモデル図から削除可
能か否かを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断
手段によって削除可能と判断されたときに、前記ERモ
デル図から該エンティティ間の関係を示す接続線を削除
する第3の削除手段とを有する、ことを特徴としてい
る。
では、情報の削除や内容変更によって正規化エンティテ
ィを削除する必要がある場合や、不必要な正規化エンテ
ィティ間の関係が存在する場合等に、エンティティ間の
関係を削除するようにコマンドが入力されたときに、第
2の削除手段によって、第2のマトリックステーブルか
ら当該正規化エンティティ間の関係を削除する。
段による正規化エンティティ間の関係の削除を受けて、
第2の判断手段によって、ERモデル図から当該エンテ
ィティ間の接続線が削除可能か否かを判断し、削除可能
と判断された場合には、第3の削除手段によって、当該
エンティティ間の接続線をERモデル図から削除する。
これにより、情報の削除や内容変更、不必要な正規化エ
ンティティ間の関係削除に応じて、容易且つ効率的に、
第2のマトリックステーブルを変更(修正)して、ER
モデル図を変更(修正)することができる。
うに、前記第2の判断手段は、前記第2の削除手段によ
り削除されたエンティティ間の関係が、前記削除された
エンティティ間の関係に関連する前記情報のみに存在す
る場合に、前記ERモデル図における該エンティティ間
の関係を示す接続線を削除可能と判断するようにすると
よい。
規化エンティティ間の関係が削除された場合にのみ、E
Rモデル図から該正規化エンティティ間の関係を示す接
続線を削除し、削除されたエンティティ間の関係が他の
情報にも存在する場合には、ERモデル図上の該正規化
エンティティ間の関係を示す接続線を残すことができ
る。
に、前記エンティティ間の関係が属している前記情報の
数を記憶する第2の記憶手段を更に有し、前記第2の判
断手段は、前記エンティティ間の関係を追加するための
コマンドが入力されたときは、追加対象のエンティティ
間の関係に対応する前記第2の記憶手段に記憶されてい
る前記数をインクリメントし、前記エンティティ間の関
係を削除するためのコマンドが入力されたときは、削除
対象のエンティティ間の関係に対応する前記第2の記憶
手段に記憶されている前記数をデクリメントし、前記数
が0になった場合に、前記ERモデル図における該エン
ティティ間の関係を示す接続線が削除可能と判断するよ
うにするとよい。
ィティ間の関係が属している情報の数(以下、「リレー
ションシップ数」という)がそれぞれ記憶されており、
このリレーションシップ数は、第2の判断手段によっ
て、エンティティ間の関係の追加又は削除に応じて、イ
ンクリメント又はデクリメントされ、常に最新の値に更
新される。従って、第2の判断手段は、エンティティ間
の関係の削除に応じて、当該エンティティ間の関係のリ
レーションシップ数をデクリメントした結果、その値が
0になった場合に、当該エンティティ間の関係が、削除
対象のエンティティ間の関係に関連する前記情報のみに
存在するとして、ERモデル図における該エンティティ
間の関係を示す接続線が削除可能と判断することができ
る。
請求項11に記載の発明において、前記変更手段が、前
記正規化エンティティのエンティティタイプの変更のコ
マンドが入力されたときに、当該正規化エンティティの
エンティティタイプを変更するとともに、前記第1のマ
トリックステーブルを参照して前記情報の中から該正規
化エンティティが対応する情報を検索し、エンティティ
タイプの変更に基づいて、検索された情報に属する前記
正規化エンティティ間の関係を変更する、ことを特徴と
している。
段は、正規化エンティティのエンティティタイプを変更
する際に、第1のマトリックステーブルを参照して、情
報の中から該正規化エンティティが対応する情報を検索
し、検索された情報に属する正規化エンティティ間の関
係も変更する。これにより、エンティティタイプの変更
による正規化エンティティ間の関係を正確に変更するこ
とができるとともに、正規化エンティティ間の関係の変
更忘れを防止することができる。
請求項12の何れか1項に記載の発明において、前記変
更手段が、前記情報を削除するためのコマンドが入力さ
れたときに、前記正規化エンティティを構成するキー定
義データ及びデータ項目から、削除対象の情報に含まれ
るキー定義データ及びデータ項目のうちの少なくとも1
つを削除可能か否かを判断する第3の判断手段と、前記
第3の判断手段によって削除可能と判断されたときに、
前記削除対象の情報に含まれるキー定義データ及びデー
タ項目のうちの少なくとも1つを削除する第4の削除手
段と、を有することを特徴としている。
段は、第3の判断手段と、第4の削除手段とを備えてい
る。変更手段では情報を削除するためのコマンドが入力
されたときに、第3の判断手段によって、削除対象の情
報に含まれるキー定義データ及びデータ項目のうちの少
なくとも1つを削除可能か否かを判断する。第3の判断
手段によって削除可能と判断されたキー定義データやデ
ータ項目は、第4の削除手段によって、正規化エンティ
ティを構成するキー定義データ及びデータ項目の中から
削除される。これにより、情報の削除に応じて、容易且
つ効率的に正規化エンティティを構成しているキー定義
データとデータ項目との対応関係を変更(修正)するこ
とができる。
うに、前記第3の判断手段は、前記削除対象の情報に含
まれるキー定義データ及びデータ項目のうちの少なくと
も1つが、削除対象の情報のみに含まれている場合に、
該キー定義データ及びデータ項目のうちの少なくとも1
つが削除可能と判断するとよい。これにより、削除対象
の情報のみに含まれているキー定義データやデータ項目
のみを、正規化エンティティを構成しているキー定義デ
ータ及びデータ項目の中から削除することができる。
に、同じキー定義データを含む前記情報の数、及び同じ
データ項目を含む前記情報の数を記憶する第3の記憶手
段を更に有し、前記第3の判断手段は、前記情報を追加
入力するためのコマンドが入力されたときは、追加対象
の前記情報に含まれるキー定義データ及びデータ項目の
前記第3の記憶手段に記憶されている前記数をインクリ
メントし、前記情報を削除するためのコマンドが入力さ
れたときは、削除対象の前記情報に含まれるキー定義デ
ータ及びデータ項目の前記第3の記憶手段に記憶されて
いる前記数をデクリメントし、前記数が0になった場合
に、該キー定義データ又はデータ項目が削除可能と判断
するようにするとよい。
定義データを含む情報の数と、同じデータ項目を含む前
記情報の数(すなわち各キー定義データの利用数と、各
データ項目の利用数)が記憶されており、この利用数
は、第3の判断手段によって、情報の追加又は削除に応
じて、インクリメント又はデクリメントされ、常に最新
の値に更新される。従って、第3の判断手段は、情報の
削除に応じて、当該削除情報に含まれるキー定義データ
及びデータ項目の利用数をデクリメントした結果、その
値が0になったキー定義データやデータ項目を削除対象
の情報のみに対応しているとして、削除可能と判断する
ことができる。
請求項15の何れか1項に記載の発明において、前記E
Rモデル図作成手段は、前記変更手段による変更結果に
基づいて、ERモデル図を修正するとともに、修正個所
を報知する、ことを特徴としている。
デル図作成手段によって、変更手段による変更結果に基
づいて、変更前に作成されたERモデル図が修正され、
その修正個所が報知されるので、ユーザは修正個所を容
易に把握することができる。特に、DBMS(Data Bas
e Management System)を実際に構築するためのプログ
ラム仕様書として用いられる部分ERモデル図の場合、
ユーザは、報知された修正個所から、プログラムの修正
すべき個所やその修正内容を容易に把握することがで
き、プログラムの修正作業に係る時間を短縮することが
できる。
請求項16の何れか1項に記載の発明において、前記仮
エンティティ作成手段が、作成した仮エンティティのキ
ー定義データと該キー定義データと対応するデータ項目
とを登録してマスターファイルを作成するマスターファ
イル作成手段と、前記マスターファイルを参照して、前
記マスターファイルにキー定義データとともに登録され
ているデータ項目と同一でありながら、キー定義データ
と対応付けられていないデータ項目を検索する検索手段
と、前記検索結果を報知する検索結果報知手段と、を有
することを特徴としている。
ティティ作成手段には、マスターファイル作成手段と、
検索手段と、報知手段が備えられている。
ータと該キー定義データに対応するデータ項目とに分類
して仮エンティティを作成するとともに、マスターファ
イル作成手段によって、作成した仮エンティティのキー
定義データと該キー定義データと対応するデータ項目と
をマスターファイルに登録する。
ルにキー定義データとともに登録されているデータ項目
と同一でありながら、キー定義データと対応付けられて
いないデータ項目を検索する。報知手段によって検索さ
れたデータ項目は報知される。ユーザは、報知されたデ
ータ項目を分類し忘れた(間違えた)データ項目と判断
して、分類し直すことができるので、正確に仮エンティ
ティを作成することができる。
請求項17の何れか1項に記載の発明において、前記仮
エンティティ作成手段が、作成済みの前記正規化エンテ
ィティを参照して、未分類の前記情報をキー定義データ
と該キーデータに関連するデータ項目とに分類して仮エ
ンティティを作成する、ことを特徴としている。
ティティ作成手段では、既に作成済みの正規化エンティ
ティを参照して、未分類の情報をキー定義データとデー
タ項目とに分類して仮エンティティを作成する。なお、
未分類の情報には、正規化エンティティ作成手段により
正規化エンティティを作成した後で、新規に追加された
情報や、大量の情報を処理する際に、先に一部の情報に
ついて正規化エンティティの作成の処理までを行った後
の残りの情報等が挙げられる。これにより、情報の追加
に係る処理時間や、大量の情報を処理する場合に係る処
理時間を短縮できる。
記載の発明において、前記正規化エンティティ作成手段
が、作成済みの前記正規化エンティティとキー定義デー
タが同一の仮エンティティを該作成済みの正規化エンテ
ィティに集約し、作成済みの前記正規化エンティティと
キー定義データが異なる仮エンティティを新規の正規化
エンティティとする、ことを特徴としている。
エンティティ作成手段では、情報が追加された場合や、
大量の情報を処理する際に、一部の情報の処理を先に行
った後、残りの情報の処理を行う場合等には、追加され
た情報や残りの情報から新たに作成された仮エンティテ
ィのキー定義データと、作成済みの正規化エンティティ
のキー定義データとを比較して、キー定義データが同一
の場合には、仮エンティティを作成済みの正規化エンテ
ィティに集約し、キー定義データが異なる場合にのみ、
仮エンティティを新規の正規化エンティティとする。こ
れにより、情報の追加に係る処理時間を短縮できる。
うに、作成済みの前記正規化エンティティを参照して自
動分類された仮エンティティ、又は該仮エンティティが
集約された正規化エンティティを報知する自動分類報知
手段を更に有するようにするとよい。
請求項20の何れか1項に記載の発明において、前記キ
ー定義データとデータ項目の対応関係をマニュアル修正
するマニュアル修正手段と、前記マニュアル修正手段に
よる修正履歴を報知する履歴報知手段とを更に有する、
ことを特徴としている。
アル修正手段により、キー定義データとデータ項目の対
応関係をマニュアル修正できる。また履歴報知手段によ
り、この修正履歴が報知されるので、ユーザは修正個所
を容易に把握することができる。
請求項21の何れか1項に記載の発明において、前記情
報内の前記キー定義データ、前記データ項目、及び前記
正規化エンティティの少なくとも1つをマニュアルで追
加及び削除の少なくとも一方を行うマニュアル追加・削
除手段と、前記マニュアル追加・削除による追加又は削
除後に、前記情報と前記正規化エンティティとの整合性
が保たれているか否かを判断する整合性判断手段と、前
記整合性判断手段により非整合が検出された場合に、当
該非整合を報知する非整合報知手段と、を更に有する、
ことを特徴としている。
アル追加・削除手段では、情報内にキー定義データやデ
ータ項目をマニュアルで追加/削除できる。また、マニ
ュアル追加・削除手段では、正規化エンティティをマニ
ュアルで追加/削除できる。このマニュアル追加・削除
手段による追加/削除後は、整合性判断手段によって、
該追加/削除後の情報と正規化エンティティとで整合性
が保たれているかが判断され、非整合がある場合には非
整合報知手段により報知される。これにより、ユーザは
非整合を容易に把握でき、該非整合を無くすように、マ
ニュアル追加・削除手段による追加・削除を行って、整
合を図ることができる。
請求項22に記載の発明において、前記正規化エンティ
ティの分割及び統合の少なくとも一方を行う分割統合手
段を更に有する、ことを特徴としている。
合手段により、正規化エンティティの分割/統合するこ
とができ、実際にDBMSを構築して運用する際の、データ
ベースへのアクセス時間の短縮化を図ることができる。
請求項23の何れか1項に記載の発明において、前記第
1のマトリックステーブル作成手段が、前記第1のマト
リックステーブルとともに、前記正規化エンティティ毎
に、該正規化エンティティを構成するキー定義データ及
びデータ項目の各々と前記情報との対応関係を示す第3
のマトリックステーブルを作成する、ことを特徴として
いる。
テーブル作成手段では、正規化エンティティ毎に、該正
規化エンティティを構成するキー定義データ及びデータ
項目の各々と、前記情報との対応関係を示す第3のマト
リックステーブルも作成される。この第3のマトリック
ステーブルにより、各エンティティを構成しているキー
定義データやデータ項目の各々について、何れの情報に
対応している(属している)のかを把握することができ
る。これにより、所謂データライフサイクル分析が容易
になる。
請求項24の何れか1項に記載の発明において、前記第
2のテーブル作成手段が、前記正規化エンティティをヘ
ッダ部分の正規化エンティティと、前記情報内での繰り
返し項目を示すディテール部分の正規化エンティティと
に分割し、ヘッダ部分の正規化エンティティ間の関係、
ディテール部分の正規化エンティティ間の関係、及びヘ
ッダ部分とディテール部分との関係を求めて、第2のマ
トリックステーブルを作成する、ことを特徴としてい
る。
エンティティをヘッダ部分の正規化エンティティとディ
テール部分の正規化エンティティとに分割して、ヘッダ
部分の正規化エンティティ間の関係、ディテール部分の
正規化エンティティ間の関係、ヘッダ部分とディテール
部分との関係を求めて、第2のマトリックステーブルを
作成する。すなわち、ヘッダ部分の各正規化エンティテ
ィとディテール部分の各正規化エンティティとの間の関
係を省略することができるので、第2のマトリックステ
ーブル作成に係る処理時間を短縮することができる。
請求項25の何れか1項に記載の発明において、前記情
報、前記正規化エンティティ、前記第1のマトリックス
テーブル、前記第2のマトリックステーブル、及び前記
ERモデル図の少なくとも1つを表示する表示制御手段
を更に有する、ことを特徴としている。
御手段によって、情報、正規化エンティティ、第1のマ
トリックステーブル、第2のマトリックステーブル、及
びERモデル図の少なくとも1つを表示することがで
き、ユーザが確認することができる。
に、前記表示制御手段が、前記情報及び前記正規化エン
ティティとともに、前記第1のマトリックステーブル作
成手段、前記第2のマトリックステーブル作成手段、前
記ERモデル図作成手段の少なくとも1つにより作成さ
れた前記第1のマトリックステーブル、前記第2のマト
リックステーブル、及び前記ERモデル図の少なくとも
1つを表示するとよい。これにより、第1のマトリック
ステーブル、第2のマトリックステーブル、ERモデル
図の作成結果が適切であるかを容易に確認することがで
きる。
るように、前記表示制御手段が、前記情報毎に付与され
た識別番号の順に、又は予め定められたグループ毎に区
分して、前記情報を配置し、前記情報の中から、前記正
規化エンティティ作成手段が処理対象とする情報を指定
し、前記正規化エンティティ作成手段が、当該指定され
た前記情報を処理して、新規に作成された正規化エンテ
ィティを該情報に隣接配置する、ようにしてもよい。
に、前記表示制御手段が、前記情報を表示する際に、前
記情報毎に定められた1つの表示枠内に、前記情報に含
まれる前記キー定義データと前記データ項目を表示する
とともに、該情報のタイトルを該表示枠に隣接して表示
するとよい。
用いたデータベース設計方法であって、キー定義データ
と該キー定義データに対応するデータ項目とを含む複数
の情報を、キー定義データと該キーデータに対応するデ
ータ項目とに分類して仮エンティティを作成し、前記仮
エンティティに共通するキー定義データを有する仮エン
ティティが存在する場合には1つのエンティティに集約
して、正規化エンティティを作成し、前記正規化エンテ
ィティのエンティティタイプを設定し、前記正規化エン
ティティと前記情報との対応関係を示す第1のマトリッ
クステーブルを作成し、前記第1のマトリックステーブ
ルと、予め設定された前記エンティティタイプに基づく
正規化エンティティ間の関係とに基づいて、前記情報毎
に、該情報に属する前記正規化エンティティ間の関係を
示す第2のマトリックステーブルを作成し、前記情報毎
に作成された前記第2のマトリックステーブルに基づい
て、ERモデル図を作成する、ことを特徴としている。
義データと該キー定義データに対応するデータ項目とを
含む複数の情報を、キー定義データと該キー定義データ
に対応するデータ項目とに分類することによって仮エン
ティティが作成される。作成された仮エンティティのう
ち、共通するキー定義データを有する仮エンティティが
存在する場合にはそれらを1つのエンティティに集約す
る処理(所謂正規化処理)を行って、正規化エンティテ
ィを作成し、作成した正規化エンティティのエンティテ
ィタイプを設定する。また、作成した正規化エンティテ
ィと情報との対応関係を示す第1のマトリックステーブ
ルを作成し、この第1のマトリックステーブルと、エン
ティティタイプによるエンティティ間の関係を予め定め
たテーブルとに基づいて、作成された正規化エンティテ
ィ間の関係を示す第2のマトリックステーブルが作成さ
れる。この第2のマトリックステーブルに基づいて、E
Rモデル図を作成する。これにより、データベースを正
規化設計して、ERモデル図を作成することができる。
ルを作成することにより、複数の情報のうちの少なくと
も1つの情報に基づくERモデル図、或いは2つ以上の
情報の組み合わせに基づくERモデル図を容易に作成す
ることができる。
と該キー定義データに対応するデータ項目とを含む複数
の情報は、直接、又はネットワーク等を介して、入力さ
れるようにするとよい。また、この情報は、画面、又は
帳票、又は機能仕様書とするとよい。
に、前記第1のマトリックステーブルにおける正規化エ
ンティティと前記情報との対応関係、前記第2のマトリ
ックステーブルにおける前記正規化エンティティ間の関
係、前記正規化エンティティのエンティティタイプ、及
び前記正規化エンティティを構成するキー定義データと
データ項目との対応関係のうちの少なくとも1つを変更
可能とするとよい。これにより、情報の追加、情報の削
除、及び内容変更等に対応することができる。
用いたデータベースを設計するためのデータベース設計
プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
であって、キー定義データと該キー定義データに対応す
るデータ項目とを含む複数の情報を、キー定義データと
該キーデータに対応するデータ項目とに分類して仮エン
ティティを作成し、前記仮エンティティに共通するキー
定義データを有する仮エンティティが存在する場合には
1つのエンティティに集約して、正規化エンティティを
作成し、前記正規化エンティティのエンティティタイプ
を設定し、前記正規化エンティティと前記情報との対応
関係を示す第1のマトリックステーブルを作成し、前記
第1のマトリックステーブルと、予め設定された前記エ
ンティティタイプに基づく正規化エンティティ間の関係
とに基づいて、前記情報毎に、該情報に属する前記正規
化エンティティ間の関係を示す第2のマトリックステー
ブルを作成し、前記情報毎に作成された前記第2のマト
リックステーブルに基づいて、ERモデル図を作成する
データベース設計プログラム記録していることを特徴と
している。
義データと該キー定義データに対応するデータ項目とを
含む複数の情報を、キー定義データと該キー定義データ
に対応するデータ項目とに分類することによって仮エン
ティティを作成する。作成された仮エンティティのう
ち、共通するキー定義データを有する仮エンティティが
存在する場合にはそれらを1つのエンティティに集約す
る処理(所謂正規化処理)を行って、正規化エンティテ
ィを作成し、作成した正規化エンティティのエンティテ
ィタイプを設定し、作成した正規化エンティティと情報
との対応関係を示す第1のマトリックステーブルを作成
し、この第1のマトリックステーブルと、エンティティ
タイプによるエンティティ間の関係を予め定めたテーブ
ルとに基づいて、作成された正規化エンティティ間の関
係を示す第2のマトリックステーブルを作成し、この第
2のマトリックステーブルに基づいて、ERモデル図を
作成するデータベース設計プログラムがコンピュータ読
取可能な記録媒体に記録されている。したがって、コン
ピュータにこのデータベース設計プログラムに従ってデ
ータベースを設計させることができる。
ルが作成されるので、コンピュータでは、複数の情報の
少なくとも1つの前記情報に基づくERモデル図、或い
は2つ以上の情報の組み合わせに基づくERモデル図を
容易に作成することができる。
と該キー定義データに対応するデータ項目とを含む複数
の情報は、直接、又はネットワーク等を介して、入力さ
れるようにするとよい。また、この情報は、画面、又は
帳票、又は機能仕様書とするとよい。
に、前記データベース設計プログラムにおいて、前記第
1のマトリックステーブルにおける正規化エンティティ
と前記情報との対応関係、前記第2のマトリックステー
ブルにおける前記正規化エンティティ間の関係、前記正
規化エンティティのエンティティタイプ、及び前記正規
化エンティティを構成するキー定義データとデータ項目
との対応関係のうちの少なくとも1つを変更可能とする
とよい。これにより、情報の追加、情報の削除、及び内
容変更等に対応することができる。
タと該キー定義データに対応するデータ項目とを含む情
報に基づいてERモデルを作成する際の表示方法であっ
て、前記情報毎に定められた1つの表示枠内に、前記情
報を表示すると共に、該情報のタイトルを該表示枠に隣
接して表示する、ことを特徴としている。
に表示枠が設けられて、各情報のキー定義データと該キ
ー定義データに対応するデータ項目が、該情報に対応す
る表示枠内に表示され、該情報のタイトルが該表示枠に
隣接して表示される。これにより、情報毎に、該情報に
含まれているキー定義データやデータ項目を容易に確認
することができる。
に、前記表示枠内に、前記キー定義データと前記データ
項目をエンティティ毎に区分して表示するとよい(1コ
ラム方式)。
に、前記表示枠内をキー定義データ表示用コラムとデー
タ項目表示用コラムとに分けて、前記キー定義データ表
示用コラム及び前記データ項目表示用コラムに、前記キ
ー定義データ及び前記データ項目をエンティティ毎に区
分して表示するようにするとよい(2コラム方式)。
に、前記表示枠内に表示するキー定義データ及びデータ
項目の少なくとも一方の、文字数及び個数の少なくとも
一方に応じて、当該前記表示枠のサイズを調整するよう
にするとよい。
図面を参照して詳細に説明する。
ベース設計システムの全体構成図が示されている。図1
に示されるように、データベース設計システム10は、
本システムを駆動させるための各種プログラムを格納す
る補助記憶装置12と、補助記憶装置12から各種プロ
グラムを読み出して実行するCPU14と、CPU14
による各種処理実行結果を格納するデータベース16と
を含んで構成されている。
してのERモデルデータベース設計ツールの起動プログ
ラム18とともに、データ抽出、仮エンティティ作成、
正規化エンティティ登録、対応マトリックステーブル作
成(エンティティと画面・帳票との対応関係を示すマト
リックステーブルの作成)、リレーションシップ作成
(エンティティ間のリレーションシップを示す関係マト
リックステーブルの作成)、ERモデル図作成等のデー
タベース正規化設計のための各サブシステムの起動プロ
グラム20、及びデータベース管理プログラム22が格
納されている。なお、これらのプログラムは、CD−R
OM、FD等の外部の記録媒体35から読み出されて、
補助記憶装置12に記憶(インストール)される。ま
た、対応マトリックステーブルが、本発明の第1のマト
リックステーブルに対応し、関係マトリックステーブル
が、本発明の第2のマトリックステーブルに対応する。
モデルデータベース設計ツールの起動プログラム18を
読み出し、このプログラムに従って各サブシステム起動
プログラム20を読み出すようになっている。また、C
PU14は、読み出した各サブシステムの起動プログラ
ム20に従って、処理対象の画面・帳票からデータ項目
を抽出して仮エンティティを作成し、それを正規化して
正規化エンティティを作成するデータベース正規化処理
(後述のようにエンティティタイプの設定も含まれる)
や、対応マトリックステーブル作成処理、リレーション
シップ作成処理(関係マトリックス作成)、ERモデル
図作成処理等を実行する。すなわち、CPU14が、本
発明の入力手段、仮エンティティ作成手段、正規化エン
ティティ作成手段、設定手段、第1のテーブル作成手
段、第2のテーブル作成手段、及びERモデル図作成手
段として機能する。
ィのキー定義データとデータ項目の対応を含むアイデン
ティファイア・アトリビュート仕様26、対応マトリッ
クステーブル28、関係マトリックステーブル30、E
Rモデル図32等の情報を含んで構成され、CPU14
による各処理実行により生成される結果が格納されるよ
うになっている。なお、対応マトリックステーブル2
8、関係マトリックステーブル30、及びERモデル図
32は、本実施形態では自動的に生成される。
の追加・削除、ERモデル図32の統合・抽出、部分E
Rモデル図化等の正規化設計の各処理結果を編集するた
めの各種の編集プログラム24も格納されている。な
お、これらのプログラムもCD−ROM、FD等の外部
の記録媒体35から読み出されて、補助記憶装置12に
記憶(インストール)される。
モデルデータベース設計ツールの起動プログラム18を
読み出し、このプログラムに従って各編集プログラム2
4を読み出すことができるようになっている。また、C
PU14は、読み出した編集プログラム24に従って、
画面・帳票の追加・削除に基づいて対応マトリックステ
ーブル28や関係マトリックステーブル30を修正(変
更)してERモデル図32を作成する画面・帳票の追加
・削除処理を行う。また、作成した複数のERモデル図
32の統合処理、作成したERモデル図32から任意の
画面・帳票に対応するERモデル図32の抽出処理、プ
ログラム仕様書作成のために作成したERモデル図32
を画面・帳票毎に切り出す部分ERモデル生成処理等を
実行する。すなわち、CPU14が、本発明の変更手段
として機能する。
は、ユーザがCPU14に対して各種要求や設定を行う
ためのマウスやキーボード等の入力・操作装置34と、
入力・操作装置34の操作に基づくCPU14の処理結
果を表示してユーザに報知するためのモニタ36と、モ
ニタ36に表示される処理結果等をプリント出力するた
めのプリント出力装置38が備えられている。
力装置38によるプリント出力もCPU14により制御
されており、特に、モニタ36の表示によって、各種の
ユーザへの報知も行われるようになっている。すなわ
ち、モニタ36が、本発明の各種の報知手段(検索結果
報知手段、自動分類報知手段、履歴報知手段、非整合報
知手段)の機能を担っており、CPU14が、本発明の
表示制御手段とともに、前記報知のトリガーに関連する
機能(マスターファイル作成手段、検索手段、整合性判
断機能)を担っている。
データベースの正規化設計処理に用いられる各種画面
(後述のフォーム・データ項目表示枠50等)、ERモ
デル図32の表示、アイデンティファイア・アトリビュ
ート仕様26の表示(後述のエンティティ表示枠5
3)、対応マトリックステーブル28の表示(後述の対
応マトリックステーブル画面54)、関係マトリックス
テーブル30の表示(後述の関係マトリックステーブル
画面64)等のデータベース設計システム10による処
理結果が挙げられる。
I(Graphical User Interface)環境下で、処理結果の
マニュアル修正や各種データのマニュアル追加・削除を
行うことが可能となっており、これらはユーザが入力・
操作装置34を操作することによって行われる。すなわ
ち、入力・操作装置34が本発明のマニュアル修正手
段、マニュアル追加・削除手段に対応する。
求や設定を行うことができるようになっている。具体的
には、ユーザが入力・操作装置34を操作することによ
って、ERモデルデータベース設計ツールの起動が指示
された場合には、CPU14によってERモデルデータ
ベース設計ツール起動プログラムに従ってERモデルデ
ータベース設計ツールが起動され、モニタ36にメイン
画面40が表示されるようになっている。
されている。図2に示されるように、このメイン画面4
0には、「正規化設計」メニューボタン42と「編集」
メニューボタン44が設けられている。
ダウンメニュー形式となっており、ユーザが入力・操作
装置34を操作することによって、この画面から「正規
化設計」メニューボタン42を選択すると、データベー
スの正規化設計において実行される各処理に対応したメ
ニューをその実行順に並べたプルダウンメニュー46が
表示されるようになっている。ユーザが入力・操作装置
34の操作によってこのプルダウンメニュー46からメ
ニューを選択することにより、該メニューに対応するサ
ブシステムの起動プログラムが起動されるようになって
いる。すなわち、ユーザはこれらの各メニューを順次選
択することで、データベースの正規化設計のための各処
理を迷わず順次実行させることができるようになってい
る。なお、各処理については、本実施の形態の作用とし
て後で詳しく説明する(後述「正規化設計処理」参
照)。
ダウンメニュー形式となっており、ユーザが入力・操作
装置34を操作することによって、この画面から「編
集」メニューボタン44を選択すると、本システムがサ
ポートしている編集メニューを示すプルダウンメニュー
48が表示されるようになっている。ユーザが入力・操
作装置34の操作によってこのプルダウンメニュー48
からメニューを選択することにより、該メニューに対応
する編集プログラムが起動されるようになっている。す
なわち、ユーザは、これらのメニューの中から任意に編
集メニューを選択することで、正規化設計の各処理結果
に対して該メニューに対応する編集を行うことができる
ようになっている。なお、各編集処理については、本実
施の形態の作用として後で詳しく説明する(後述「編集
処理」参照)。
て説明する。
タベース設計ツールの起動が指示されると、CPU14
によってERモデルデータベース設計ツールが起動さ
れ、メイン画面40がモニタ36に表示される。ユーザ
は入力・操作装置34の操作によってメイン画面40内
の「正規化設計」メニューボタン42を選択することに
より、正規化設計処理を行うことができ、メイン画面4
0内の「編集」メニューボタン44を選択することによ
り、各種の編集処理を行うことができる。以下、正規化
設計処理と編集処理についてそれぞれ詳細に説明する。
理、すなわちERモデル図作成について説明する。な
お、以下では、具体例として、図52〜図67に示され
る画面が正規化設計処理対象の画面に指示され、これら
の画面に基づくERモデル図32を作成する場合につい
て説明する。
「担当者」画面、図54は「得意先」画面、図55は
「設計事務所」画面、図56は「発注者」画面、図57
は「施主」画面、図58は「記載記事」画面、図59は
「営業案件」画面、図60は「営業活動」画面、図61
は「設計見積」画面、図62は「設計作業工数」画面、
図63は「見積作業工数」画面、図64は「決済」画
面、図65は「入札」画面、図66は「施工」画面、図
67は「作業所」画面の例である。
は、図3に示されるように、まず、処理対象の画面・帳
票から該画面・帳簿を構成するデータ項目(画面・帳票
内データ項目)を抽出するデータ項目の抽出処理が行わ
れる(ステップ100)。なお、このデータ項目抽出処
理は、ユーザによって、プルダウンメニュー46の「画
面・帳票の移動」(図2参照)が選択され、CPU14
がデータ抽出サブシステムの起動プログラムを起動する
ことにより開始される。
画面・帳票をERモデル図作成ツールに移動し(取り込
み)、各画面・帳票にどのようなデータが含まれている
か分析して、画面・帳票内データ項目が抽出され、この
抽出結果がモニタ36に画面・帳票単位で表示される。
また、各画面・帳票毎には互いに異なる番号(以下、
「フォームID」)が付与される。
場合は、「部門コード」、「部門名」が画面内データ項
目として抽出され、図53に示される「担当者」画面の
場合は、「社員コード」、「社員名」、「部門コード」
が画面内データ項目として抽出される。
に示される各画面毎のフォーム・データ項目表示枠50
内に抽出された画面内データを表示し、各画面にはフォ
ームIDとして3桁の数字「XXX」が付与されるよう
になっている(なお、フォームIDの桁数はこれに限定
されず、何桁でもよい)。
データ項目表示枠50が示されており、図4(B)には
「施工」画面のフォーム・データ項目表示枠50が示さ
れている。フォーム・データ項目表示枠50の上部は、
タイトル名として画面の名前が表示され、その下部領域
が左右2分割され、当該画面から抽出された画面内デー
タ項目が表示されるようになっている。また、フォーム
・データ項目表示枠50の上方には、当該画面に付与さ
れたフォームIDが表示されるようになっている。な
お、左領域は空欄であるが、この領域には後述するよう
に右領域に表示されたデータのなかからキー定義データ
を移動させることになる。ユーザは、このフォーム・デ
ータ項目表示枠50から当該画面にどのような画面内デ
ータ項目が属しているかを容易に把握することができ
る。
フォーム・データ項目表示枠50から、「部門」画面に
は、「部門コード」と「部門名」の画面内データ項目が
属していることを把握することができる。なお、「部
門」画面には、フォームIDとして「101」が付与さ
れ、フォーム・データ項目表示枠50の上方には「部
門」画面のフォーム・データ項目表示枠であることを示
す「フォームID:101」が表示されている。
ム・データ項目表示枠50から、「施工」画面には、
「工事番号」、「工事名」、「作業所コード」、「工
期」、「純工事費」、「利益見込み」、「工事社員コー
ド」、「電話番号」、及び「決済番号」の画面内データ
項目が属していることを把握することができる。なお、
「施工」画面には、フォームIDとして「115」が付
与され、フォーム・データ項目表示枠50の上方には
「施工」画面のフォーム・データ項目表示枠であること
を示す「フォームID:115」が表示されている。
内データ項目が抽出され、画面毎にフォーム・データ項
目表示枠50に表示される。
ード、案件成熟度、受注可能度、発注時期、予想工事
費、施工場所、用途、建築概要、敷地面積、建物面積、
掲載日、連番号 フォームID:109「営業活動」 営業社員コード、年月日、案件番号、作業時間 フォームID:110「設計見積」 設計番号、設計名称、案件番号、記入日、工期、要望事
項、設計提出日、設計社員コード、見積精度、見積額、
見積提出日、見積社員コード フォームID:111「設計作業工数」 設計社員コード、年月日、設計番号、作業時間 フォームID:112「見積作業工数」 見積社員コード、年月日、設計番号、作業時間 フォームID:113「決済」 決済番号、工事名称、入札金額、利益見込み、支払条
件、決済日、入札番号、共同事業体、決済者社員コー
ド、設計番号、工事番号 フォームID:114「入礼」 入札番号、入札日、入札場所、入札他社、提出書類 フォームID:115「施工」 工事番号、工事名、作業所コード、工期、純工事費、利
益見込み、工事社員コード、電話番号、決済番号 フォームID:116「作業所」 作業所コード、作業所住所、電話番号。
ム・データ項目表示枠50を一つずつ表示してもよい
し、或いは複数まとめて表示してもよい。いずれにして
も、各画面毎に画面内データ項目を一つのフォーム・デ
ータ項目表示枠50内に表示することが本質である。
画面・帳票内データ項目を表示した後、次のステップ1
02では、ユーザにこれで良いか否かの確認を促す。ユ
ーザは、必要であれば修正を施した後、入力・操作装置
34のキーボードに備えられているEnterキーを押
下する等によって、OKを示すコマンドを入力する。O
Kを示すコマンドが入力されると、ステップ104の仮
エンティティの作成処理に移行する。
の作成処理は、図3で示したように、ユーザがプルダウ
ンメニュー46の「仮エンティティ作成」を選択するこ
とで実行される。
た画面・帳票内データ項目をキー定義データとそのデー
タ項目に区分(あるいは分類)することにより、画面・
帳票毎に仮エンティティを作成する。
O、但し電話番号は除く)やxxコード(CD)という
名称が付されているデータについては「キー定義デー
タ」に区分し、その他のデータについては「データ項
目」に区分することで行われる。なお、場合によって
は、xxコード(CD)やxx番号(NO)以外のもの
(例えば年月日など)をエンティティのキー定義データ
として用いることもできる。
れた「部門コード」と「部門名」の場合は、「部門コー
ド」はキー定義データに区分され、「部門名」はデータ
項目に区分される。また、図53「担当者」画面につい
ては、「社員コード」及び「部門コード」がキー定義デ
ータに区分され、「社員名」がデータ項目に区分され
る。
る。
事務所名 フォームID:105「発注者」 キー定義データ:発注者コード、データ項目:発注者
名、企業イメージ フォームID:106「施主」 キー定義データ:施主コード、データ項目:施主名 フォームID:107「記載記事」 キー定義データ:連番、データ項目:記載日、記載紙
名、記事概要 キー定義データ:案件番号 フォームID:108「営業案件」 キー定義データ:案件番号、データ項目:案件名、記入
日、案件成熟度、受注可能度、発注時期、予想工事費、
施工場所、用途、建築概要、敷地面積、建物面積、掲載
日 キー定義データ:営業社員SB、営業社員コード キー定義データ:得意先コード キー定義データ:連番号 フォームID:109「営業活動」 キー定義データ:年月日 キー定義データ:なし、データ項目:活動時間 キー定義データ:営業社員SB、営業社員コード キー定義データ:案件番号 フォームID:110「設計見積」 キー定義データ:設計番号、データ項目:設計名称、記
入日、工期、要望事項、設計提出日、見積精度、見積
額、見積提出日 キー定義データ:設計社員SB、設計社員コード キー定義データ:案件番号 キー定義データ:見積社員SB、見積社員コード フォームID:111「設計作業工数」 キー定義データ:年月日 キー定義データ:なし、データ項目:作業時間 キー定義データ:設計社員SB、設計社員コード キー定義データ:設計番号 フォームID:112「見積作業工数」 キー定義データ:年月日 キー定義データ:なし、データ項目、作業時間 キー定義データ:見積社員SB、見積社員コード キー定義データ:設計番号 フォームID:113「決済」 キー定義データ:決済番号、データ項目:入札金額、利
益見込み、支払条件、決済日、共同企業体 キー定義データ:入札番号 キー定義データ:決済者社員SB、決済者社員コード キー定義データ:設計番号 キー定義データ:工事番号、データ項目:工事名称 フォームID:114「入札」 キー定義データ:入札番号、データ項目:入札日、入札
場所、入札他社、提出書類 フォームID:115「施工」 キー定義データ:工事番号、データ項目:工事名、工
期、純工事費、利益見込み キー定義データ:作業所コード、データ項目:電話番号 キー定義データ:工事社員SB、工事社員コード キー定義データ:決済番号 フォームID:116「作業所」 キー定義データ:作業所コード、データ項目:作業所住
所、電話番号。
分類作業は、画面毎のフォーム・データ項目表示枠50
を用いて、下部右領域に表示されている画面内データ項
目の中からキー定義データを下部左領域に移動させるこ
とにより行われる。
項目として図4に示すように「部門コード」と「部門
名」が存在し、xxコードやxx番号という名称が付さ
れている画面内データ項目として「部門コード」が存在
しているので、CPU14によって自動的に、下部右領
域に表示された「部門コード」が下部左領域に移動され
る。なおこの移動は、ユーザによる入力・操作装置34
の操作(マウスによるクリックやドラッグ操作等)によ
って、行われるようにしてもよい。
50には、該画面を構成している画面内データ項目が、
一つのキー定義データ及びそのデータ項目で構成される
仮エンティティ毎に区分けされて表示される。このとき
のフォーム・データ項目表示枠50の一例として、図5
(A)には「部門」画面のフォーム・データ項目表示枠
50、図5(B)には「施工」画面のフォーム・データ
項目表示枠50が示されている。
枠の形態を特に限定するものではなく、前述のデータ項
目の抽出処理時に、抽出された画面内データ項目を表示
し、本仮エンティティの作成処理時に、仮エンティティ
毎にキー定義データ及びそのデータ項目を区分けして表
示することができれば如何なるものでもよい。
下部領域を左右2つの領域に分割する2コラム方式でな
くてもよい。例えば、図6に示すように1コラム方式と
して、データ項目の抽出処理時に、抽出された画面内デ
ータ項目をフォーム・データ項目表示枠50Aの下部領
域に表示し(図6(A)参照)、仮エンティティの作成
処理時に、フォーム・データ項目表示枠50Aの下部領
域を作成された仮エンティティ毎に区分けし、区分けさ
れた各仮エンティティ毎の領域において、当該仮エンテ
ィティのキー定義データを最上行に表示し、その下の行
にキー定義データに対応するデータ項目を順に表示して
いる(図6(B)参照)。なお、図6では、「施行」画
面のフォーム・データ項目表示枠50Aを示している。
最初の画面から最後の画面まで繰り返すことで、全画面
について仮エンティティを作成することができる。な
お、このとき、処理の済んだ画面からキー定義データと
データ項目との関係でエンティティタイプがリソースの
もの(後述するように「〜する」という活用が有効でな
いもの)をマスターファイルとして記憶させていき、あ
る画面のキー定義データとデータ項目を分類する際に、
このマスターファイルを参照することでデータ項目を適
当なキー定義データに割り当てる処理を高速化するよう
にしてもよい。
たら、すなわち画面内データ項目をキー定義データとデ
ータ項目に区分し、各仮エンティティのタイプが指定さ
れたら、ユーザにこれで良いか否かの確認を促す(ステ
ップ106)。ユーザは、必要であれば修正を施した
後、入力・操作装置34のキーボードに備えられている
Enterキーを押下する等によって、OKを示すコマ
ンドを入力する。OKを示すコマンドが入力されると、
次のステップ108に移行し、正規化エンティティの登
録処理が行われる。
ティティの登録処理は、図3で示したように、ユーザが
プルダウンメニュー110の「正規化エンティティ登
録」を選択することで実行される。
最初の画面・帳票から順次仮エンティティの情報(エン
ティティ名、エンティティタイプ、キー定義データ項目
とデータ項目)を正規化エンティティのエンティティ情
報として、データベース16のアイデンティファイア・
アトリビュート仕様26に登録していき、後の画面・帳
票で、登録済みエンティティ情報のキー定義データと同
一あるいは密接に関連しているキー定義データを持つ仮
エンティティ(以下、「重複エンティティ」という)が
存在する場合には、それらを一つのエンティティにまと
めて重複を排除する処理がCPU14により自動的に行
われる。また、正規化エンティティとして登録された各
エンティティには、エンティティタイプが割り当てられ
る。
テーブル28を作成するために、各正規化エンティティ
が属する画面・帳票(利用画面・帳票)とその個数もエ
ンティティ情報としてアイデンティファイア・アトリビ
ュート仕様26に登録されるようになっている(すなわ
ち、データベース16が、本発明の第1の記憶手段とし
て機能する)。
ンティティを登録する際に、該画面・帳票のフォームI
Dを該正規化エンティティの利用画面・帳票の情報とし
て登録し、後の画面・帳票で重複エンティティが存在し
た場合には、該重複エンティティが存在する画面・帳票
のフォームIDを利用画面・帳票の情報に追加登録す
る。また、利用画面・帳票の情報として登録されたフォ
ームIDの個数をカウントし、該エンティティが属する
画面・帳票データの個数(以下、「利用数」という)と
して登録(記憶)する。
ル29を作成するために、登録された正規化エンティテ
ィを構成しているキー定義データ項目とデータ項目につ
いても、それぞれ利用画面・帳票と利用数がエンティテ
ィ情報としてアイデンティファイア・アトリビュート仕
様26に登録されるようになっている(すなわち、デー
タベース16が、本発明の第3の記憶手段として機能す
る)。
ビュート仕様26には、各正規化エンティティのエンテ
ィティ情報として、該エンティティのエンティティ名、
エンティティタイプ、該エンティティの利用画面・帳票
のフォームIDと利用数、該エンティティを構成してい
るキー定義データ項目とデータ項目、キー定義データ項
目の利用画面・帳票のフォームIDと利用数、データ項
目の利用画面・帳票のフォームIDと利用数の情報が登
録される。
の画面には、キー定義データの「部門コード」とデータ
項目の「部門名」が存在し、次のフォームID:102
の画面にも同一キー定義データが存在するため、そのデ
ータ項目が既に存在する登録エンティティにまとめられ
て正規化エンティティとされ、エンティティ名として
「部門」が登録される。また、この「部門」エンティテ
ィの利用画面・帳票として、101及び102(フォー
ムID)が登録され、その利用数として「2」が登録さ
れる。さらに、「部門」エンティティを構成するキー定
義データ及びデータ項目として、「部門コード」、「部
門名」が登録され、「部門コード」の利用画面・帳票と
して、101及び102(フォームID)が登録され、
その利用数として「2」が登録され、「部門名」の利用
画面・帳票として、101(フォームID)が登録さ
れ、その利用数として「1」が登録される。
ぞれエンティティタイプを以下のリストの中から選択し
て設定する。
ル、リソースヘッダ(HDR)、リソースディテール
(DTL)、リソースVE、リソース再帰、イベント、
イベント・エンティティ・ロール、イベントHDR、イ
ベントDTL、イベントVE、イベント再帰、対照表、
対応表、リソース・サブタイプ、リソース・エンティテ
ィ・ロール・サブタイプ、リソースHDR・サブタイ
プ、リソースDTL・サブタイプ、リソースVE・サブ
タイプ、リソース再帰・サブタイプ、イベント・サブタ
イプ、イベント・エンティティ・ロール・サブタイプ、
イベントHDR・サブタイプ、イベントDTL・サブタ
イプ、イベントVE・サブタイプ、イベント再帰・サブ
タイプ、対照表・サブタイプ、対応表・サブタイプ。
ティティの名称に対して「〜する」という活用が有効で
あるものをイベント、有効でないものとリソースとして
いる。例えば、「入札」エンティティについては、「入
札する」という活用が有効であるためイベントとして分
類できるが、「発注者」エンティティについては、「発
注者する」という活用は意味をなさないためリソースと
して分類することができる。
DR(Header:ヘッダ)の種別は、画面・帳票内の繰り
返し項目に対応するものをDTL、それ以外をHDRと
している(後述の「HDR、DTL間におけるリレーシ
ョンシップ作成」参照)。また、キー定義データのない
エンティティをVE(Virtual Entity:仮想エンティテ
ィ)、同質のデータ項目で構成されるエンティティ(所
謂輪形構造を取るエンティティ)を再帰としている。ま
た、他のエンティティ内に含まれるエンティティをサブ
タイプとし、例えば「営業社員」エンティティは「社
員」エンティティに含まれるためサブタイプとされる。
は、プルダウンメニュー46の「正規化エンティティ登
録」を選択すると、さらにプルダウンメニュー52(図
7参照)が表示され、選択可能な全エンティティタイプ
がリスト表示されるようになっており、ユーザはこのプ
ルダウンメニュー52から、所望のタイプをマウスで選
択することにより各正規化エンティティのエンティティ
タイプを指定することにより行われる。
プが強エンティティと弱エンティティに分類されている
が、強エンティティとはキー定義データが存在する仮エ
ンティティを意味し、弱エンティティとはキー定義デー
タが存在しない仮エンティティを意味する。弱エンティ
ティに関しては、図7に示されるように一律にイベント
として取り扱うようになっている。
後の画面・帳票まで処理して仮エンティティをまとめる
と、上記のフォームID:101〜フォームID:11
6の画面は、以下の22個のエンティティ(正規化エン
ティティ)に集約される(なお、以下では、エンティテ
ィタイプとしてリソースとイベントの種別のみ示す)。
録が終了したら、まとめられた登録(正規化)エンティ
ティをモニタ36に表示してユーザの確認を求める(ス
テップ110)。なお、本実施の形態では、一例とし
て、図8に示されるエンティティ表示枠53内に、以上
のようにしてまとめられた登録(正規化)エンティティ
が、そのキー定義データ及びデータ項目とともに各々表
示されるようになっている。このエンティティ表示枠5
3は、上段に名称(エンティティ名)、下段左欄にキー
定義データ(アイデンティファイア)、下段右欄にデー
タ項目(アトリビュート)が表示されている。また、エ
ンティティ名の右側には、該エンティティのリソース
(R)とイベント(E)の種別が示されている。
ティ表示枠53からは、「部門」エンティティがリソー
スに分類されており、部門コードがキー定義データであ
り、部門名がデータ項目であることが分かる。なお、
「営業活動」エンティティや「設計作業工数」エンティ
ティ、「見積作業工数」エンティティについては、キー
定義データが存在しない弱エンティティであるため、イ
ベントに分類される。
入力・操作装置34のキーボードに備えられているEn
terキーを押下する等によって、OKを示すコマンド
を入力する。OKを示すコマンドが入力されると、次の
ステップ112に移行し、対応マトリックステーブルの
作成処理が行われる。
マトリックステーブルの作成処理は、図2におけるプル
ダウンメニュー46の「対応マトリックステーブル作
成」を選択することで開始される。
は、後述する各エンティティ間のリレーションシップを
決定するために、アイデンティファイア・アトリビュー
ト仕様26に登録されている各正規化エンティティのエ
ンティティ情報に基づいて、正規化エンティティと各画
面・帳票との対応関係を示す対応マトリックステーブル
28がCPU14により自動的に作成され、その結果が
モニタ36に表示される。
る対応マトリックステーブル画面54の一例が示されて
いる。図9に示されるように、対応マトリックステーブ
ル画面54の上部には、作成された対応マトリックステ
ーブル28が表示されており、列は画面・帳票を示し、
行は最上行に完了フラグ、その下の行からは正規化エン
ティティを示している。
規化エンティティのエンティティ情報に登録されている
利用画面・帳票の情報に基づいて、各正規化エンティテ
ィの行と、当該正規化エンティティが属している画面・
帳票の列が交差する欄に「○」印が表示されている。
れの正規化エンティティが属しているのかを確認するこ
とができる。例えば、フォームID:101の(「部
門」画面)には「部門」エンティティが属しており、フ
ォームID:107の画面(「掲載記事」画面)には
「記載連」エンティティと「案件」エンティティが属し
ている。
れの画面・帳票に属するのかを確認することもできる。
例えば、「部門」エンティティは、フォームID:10
1の画面とフォームID:102の画面に属し、「記事
連」エンティティは、フォームID:106の画面とフ
ォームID:115の画面に属している。
了フラグの欄は、後述する画面・帳票の削除処理のため
に設けられており、各画面・帳票を構成している正規化
エンティティの個数(「○」印の個数)をカウントし、
1つの正規化エンティティしか属していない画面・帳票
の完了フラグの欄には「1」印が表示されるようになっ
ている。
の下部には、「OK」ボタン56とともに、正規化エン
ティティ毎の詳細対応マトリックスを表示するための
「詳細対応マトリックス」ボタン58と、後述する関係
マトリックステーブル30を表示するための「関係マト
リックス」ボタン60が設けられている。なお、ここで
は関係マトリックステーブル30が未作成なので、「関
係マトリックス」ボタン60は押下不能となっている。
する等により任意の正規化エンティティを選択して、
「詳細対応マトリックス」ボタン58を押下することに
より、該正規化エンティティの詳細対応マトリックステ
ーブル29をモニタ36に表示させることができるよう
になっている。
マトリックステーブル画面62の例が示されている。図
10に示されるように、詳細対応マトリックステーブル
画面62の上部には、列が画面・帳票を示し、行が該正
規化エンティティを構成しているデータ項目(キー定義
データ項目とそれに属するデータ項目)を示す詳細対応
マトリックステーブル29が表示されている。
該正規化エンティティのエンティティ情報に登録されて
いるデータ項目(キー定義データ項目とそれに属するデ
ータ項目)の利用画面・帳票の情報に基づいて、当該デ
ータ項目が属している画面・帳票の行が交差する欄に
「○」印が表示されている。なお、図10では、「部
門」エンティティの詳細対応マトリックステーブル画面
62を示している。
ル画面62から当該エンティティを構成しているデータ
項目が何れの画面・帳票に用いられているのかを確認す
ることができる。例えば、「部門」エンティティを構成
している「部門コード」データ項目(キー定義項目)
は、フォームID:101、102の画面に用いられ、
「部門名」データ項目は、フォームID:101の画面
に用いられている。
が、本発明の第3のマトリックステーブルに対応し、ユ
ーザはこの詳細対応マトリックステーブル29の情報を
用いることで、所謂データライフサイクル分析を容易に
行うことも可能となる。
確認し、必要であれば修正を施し、OKである場合には
「OK」ボタン56が押下される。「OK」ボタン56
が押下されると、ユーザがこの対応マトリックステーブ
ル28でOKであると確認したと判断し(ステップ11
4)、ステップ116に移行し、リレーションシップの
作成処理が行われる。
ンシップの作成処理は、図2におけるプルダウンメニュ
ー46の「リレーションシップ作成」を選択することで
開始される。
マトリックステーブル28を基準として、画面・帳票毎
にエンティティ間の関係(以下、「リレーションシッ
プ」という)を示す関係マトリックステーブル30がC
PU14により自動的に作成される。また、このとき、
エンティティ間の種類ごとに、リレーションシップが作
成された数(以下、「リレーションシップ数」という)
をカウントする。このカウントされたリレーションシッ
プ数は、関係マトリックステーブル30とともにデータ
ベース16に格納(記憶)される(すなわち、データベ
ース16が、本発明の第2の記憶手段として機能す
る)。
ている画面・帳票、すなわち対応マトリックステーブル
の完了フラグの欄に「1」が記されている画面・帳票に
ついては、当然ながらリレーションシップは作成されな
い。具体的には、フォームIDが101、103、10
4、105、106、114、116の画面について
は、リレーションシップが作成されず、フォームIDが
102、107、108、109、110、111、1
12、113、115の各画面についてリレーションシ
ップが作成される。
は、まず、実際の業務の流れにおけるリソースの順序や
イベント処理の実行順序より各エンティティの上流、下
流の判定を行う。なお、実行順序の早いものが上流、実
行の遅いものが下流とする。次に、リソースとリソース
のリレーションシップの場合は対照表を作成し、リソー
スとイベントの場合にはイベントにリソースの参照キー
を代入する。イベントとイベントのリレーションシップ
の場合は、上流、下流の関係が1:1または1:Nの場
合には下流のエンティティに参照キーを代入し、上流、
下流の関係がN:1またはN:Nの場合には対応表を作
成する。また、不必要なリレーションシップは全て削除
する。
部分)が含まれる各画面・帳票については、処理時間短
縮のために、該画面・帳票を構成しているエンティティ
をHDR(ヘッダ)エンティティ(HDR部分)とDT
L(ディテール)エンティティ(DTL部分)に分割し
て、リレーションシップの作成処理を行っており、後述
の「HDR、DTL間におけるリレーションシップ作
成」で詳しく説明する。
しては、特開平9−146805号公報の図2に記載さ
れており、参考のため、図11にこのリレーションを示
す。図11に示されるようなエンティティの種類毎のリ
レーションシップの関係を予めテーブルとして記憶させ
ておくことにより、CPU14では容易にエンティティ
間のリレーションを規定することができ、処理時間の短
縮を図ることができる。
ると、対応マトリックステーブル画面54(図9参照)
の「関係マトリックス」ボタン60が押下可能となる。
ユーザは、マトリックステーブル画面54のフォームI
Dの欄をクリックする等により任意の画面・帳票を選択
して、「関係マトリックス」ボタン60を押下すること
により、該画面・帳票の関係マトリックステーブル画面
64をモニタ36に表示させることができる。これによ
り、ユーザは、作成されたリレーションシップ(関係マ
トリックステーブル30)を確認することができる。
面64の一例が示されている。図12に示されているよ
うに、関係マトリックステーブル画面64の上部には、
作成された関係マトリックステーブル30が表示されて
おり、列は下流エンティティを示し、行は上流エンティ
ティを示している。また、関係マトリックステーブル画
面64の下部には、OKボタン66、削除ボタン68、
変更ボタン70(後述するエンティティタイプの変更処
理に用いられる)が設けられている。なお、図12は、
フォームID:113の画面の関係マトリックステーブ
ル画面64を示している。
いるエンティティは、「決済者社員」エンティティのみ
がリソースであり、その他の「決済」、「入札」、「設
計」、「工事」の各エンティティはイベントであり、イ
ベントの各エンティティ(「決済」、「入札」、「設
計」、「工事」)にリソース「決済者社員」の参照キー
の代入を示す「RF」が表示されている。また、イベン
トのエンティティはそれぞれ1対1対応であるので、下
流エンティティ側(マトリックスの左上と右下を結ぶ対
角線で2分割した右上部)にそれぞれ参照キーの代入を
示す「RF」が表示されている。
ブル画面64をモニタ36に表示させて関係マトリック
ステーブル30を確認し、不必要なリレーションシップ
がある場合は該リレーションシップを削除し(不必要と
判断したリレーションシップの欄を選択して、削除ボタ
ン68を押下することにより行われる)、OKである場
合には「OK」ボタン66を押下する。「OK」ボタン
66が押下されると、ユーザがこの関係マトリックステ
ーブル30でOKであると判断し(ステップ118)、
ステップ120に移行し、ERモデル図の作成処理が行
われる。なお、リレーションシップが削除された際に
は、当然ながらこのリレーションシップに対応するリレ
ーションシップ数を減じて更新記憶する。
成処理は、図2におけるプルダウンメニュー46の「E
Rモデル図作成」を選択することで開始される。
正規化エンティティを各々作図し、関係マトリックステ
ーブル30に基づいて、作図された正規化エンティティ
間の接続や参照キーの入り方を決定し、対照表及び対応
表を作成することによって、最終的なERモデル図32
がCPU14により自動的に作成される。
Rモデル図32が示されている。図13に示されている
ように、ERモデル図32では、登録された各正規化エ
ンティティとして、エンティティ表示枠53が描かれ、
リレーションシップが作成されたエンティティ間(エン
ティティ表示枠53間)が接続線72によって接続され
ている。なお、図13では、各エンティティ間の接続線
72において、上流側のエンティティに黒点を付けるこ
とにより、エンティティ間の上流/下流の関係を区別し
ている。
ンティティと「社員」エンティティの間は上述したよう
に対照表が作成されるため、図に示すように対照表74
が作成されている。また、イベントである「営業活動」
エンティティや「設計作業工数」エンティティについて
は、リソースである「営業社員」エンティティ、「設計
社員」エンティティと上流、下流の1:Nの関係にある
ので上流の参照キーである営業社員コード、設計社員コ
ードがそれぞれ代入される。
易かつ確実にERモデル図を自動生成することができ
る。
理を実行するに当たって、ユーザの確認を求めている
が、正規化エンティティの切り出し処理を実行した後は
CPU14が自動的に処理するので、一部のリレーショ
ンシップ作成を除いて確認処理を省くことも可能であ
る。
いは終了時にマスターファイルを用いてキー定義データ
が未定義の仮エンティティ(キー定義データがない弱仮
エンティティ)を検索するようにしてもよい。
上」画面から画面内データ項目を抽出し、図15(A)
に示されるように抽出した画面内データ項目が区分さ
れ、マスターファイルに図16に示される仮エンティテ
ィの情報が既に登録されている場合は、キー定義デー
タ:なし、データ項目:規格、受注単価、単位、品名と
区分された仮エンティティ(図15(A)参照)が検索
される。
されるように、キー定義データ:商品CD、データ項
目:規格、受注単価、単位、品名と区分された「商品」
仮エンティティが既に登録されている。
された仮エンティティは、本来は弱エンティティではな
く、「商品CD」キー定義データを入力し忘れた強エン
ティティであると判断し、アラームを鳴らす、フォーム
・データ項目表示枠50内の対応する仮エンティティの
欄を反転させて表示する等してユーザに報知する。これ
を受けて、ユーザは検索された仮エンティティのキー定
義データの欄(検索された弱エンティティの左側領域)
に「商品CD」を入力する。これにより、以降の正規化
エンティティの作成処理において、重複のないように仮
エンティティを正確にまとめて正規化することができ
る。
に、ユーザによるマニュアル入力ではなく、CPU14
によって作成済みの正規化エンティティをマスターファ
イルに登録しておき、このマスターファイルを参照し
て、自動的に適切なキー定義データを入力して仮エンテ
ィティを作成するようにしてもよい。この場合、マスタ
ーファイルを用いた自動仮エンティティ作成の履歴情報
を保持しておき、ユーザに報知するとよい。例えば、仮
エンティティ作成処理後、その処理結果を表示する際
に、マスターファイルを用いて作成された仮エンティテ
ィの欄を反転させたり、太線で囲む等すればよい(図1
5(B)参照)。これを受けて、ユーザは、マスターフ
ァイルを用いて適切に仮エンティティが作成されたか否
かを確認することができ、不適切な場合は、修正を施す
ことができるので、以降の処理の正確性を向上させるこ
とができる。
表示枠50内に表示内容がマニュアル修正された場合
も、その修正履歴を記憶しておき、報知するようにする
とよい。例えば、本実施の形態では、ユーザによる入力
・操作装置34の操作(マウスによるクリックやドロッ
プ操作)によって、フォーム・データ項目表示枠50内
に表示されているキー定義データやデータ項目の位置を
変更することで、仮エンティティや正規化エンティティ
を修正することができるようになっており、このときの
移動元から移動先へと、矢印を表示すれば(図15
(B)参照)、目視で修正内容を確認することができ
る。
シップの作成)本実施の形態では、リレーションシップ
を作成する際に、各画面・帳票を構成しているエンティ
ティをHDR部分とDTL部分に分割して処理してお
り、この処理について詳細に説明する。
た「売上計上」画面を処理対象として、データ項目の抽
出処理、仮エンティティの作成処理、正規化エンティテ
ィの登録処理を行った後、この結果に対してリレーショ
ンシップを作成する場合について説明する。
後の「売上計上」画面のフォーム・データ項目表示枠5
0を示している。図17では、フォーム・データ項目表
示枠50を二重線で枠形成しているが、これはフォーム
・データ項目表示枠50に表示しているデータが正規化
処理後のものである、すなわち正規化エンティティによ
る区分であることを示している。
は繰り返し項目(受注明細NO、商品CD、品名、規
格、単位、入数、ケース数、受注数量、受注単価、受注
金額、備考)が含まれており、正規化エンティティは繰
り返し項目に対応するDTL(ディテール)エンティテ
ィと、それ以外のHDR(ヘッダ)エンティティに分け
ることができる。すなわち、図17において、キー定義
項目が受注NO、倉庫CD、担当者CD、得意先CD、
納品先CDの各エンティティがHDLエンティティ(H
DL部分)とされ、キー定義項目が受注明細NO、商品
CDの各エンティティがDTLエンティティ(DTL部
分)とされる。
分に分割したら、図18に示されるように、HDR部分
内(1〜5のエンティティ)でリレーションシップを作
成し、DTL部分内(6〜7のエンティティ)でリレー
ションシップを作成する。また、HDR部分とDTL部
分とをつなぐリレーションシップを作成する。なお、H
DR部分とDTL部分とをつなぐリレーションシップ
は、最上流HDRエンティティと最上流DTLエンティ
ティに対応する欄に表示されている。
慮せずに売上計上画面のリレーションシップを作成した
例が示されている。図18と図19を比較すると、HD
R部分とDTL部分に分割して処理することにより、H
DR部分の各エンティティとDTR部分の各エンティテ
ィとの間(図18の斜線部分)のリレーションシップの
作成を省略できることが分かる。
慮してリレーションシップを作成することにより、リレ
ーションシップ作成処理を約1/2程度に簡略化するこ
とができ、処理時間を短縮できる。
データ項目抽出時に行われるようになっている。これに
より、仮エンティティの作成処理時には、HDR部分の
画面・帳票内データ項目内でキー定義データとそのデー
タ項目に区分し、DTL部分の画面・帳票内データ項目
内でキー定義データとそのデータ項目に区分すればよ
く、処理を簡略化することができる。
・帳票内データ項目のHDR部分/DTL部分の種別を
識別できるように、抽出した画面・帳票内データ項目を
フォーム・データ項目表示枠50に表示するようにする
とよい。これにより、ユーザによる画面・帳票内データ
項目内をキー定義データとそのデータ項目に区分する区
分作業が行い易くなる。
フォーム・データ項目表示枠50において、抽出された
画面・帳票内データ項目が表示される下部領域を上下に
2分割し、2分割された上部の領域にHDR部分、下部
の領域にDTL部分の画面・帳票内データ項目を表示す
れば、ユーザは画面・帳票内データ項目のHDR部分/
DTL部分の種別を容易に識別できる。これにより、ユ
ーザは画面・帳票内データ項目内をキー定義データとそ
のデータ項目に区分する区分作業を容易に行うことがで
きる。
ンティティの作成処理時にユーザがエンティティタイプ
を間違って設定した等のために、正規化エンティティの
エンティティタイプが間違っている場合には、正しいエ
ンティティタイプに変更する必要がある。本実施の形態
では、リレーションシップ作成時にエンティティタイプ
の変更を行うことができるようになっている。
対応マトリックステーブル画面54がモニタ36に表示
されており、ユーザは入力・操作装置34を操作するこ
とによって、対応マトリックステーブル画面54上で、
対応マトリックステーブル28からエンティティタイプ
が間違っている正規化エンティティの行を選択する。そ
して、「関係マトリックス」ボタン60を押下し、該正
規化エンティティが関係する画面の関係マトリックステ
ーブル画面64を表示させる。
エンティティタイプが、正しくはイベント(E)である
のに間違ってリソース(R)に設定されている場合(図
20参照)について説明する。
ティタイプが間違って設定されていると判断した場合、
対応マトリックステーブル画面54上で、対応マトリッ
クステーブル28の「決済」エンティティの行を選択し
て「関係マトリックス」ボタン60を押下する。「決
済」エンティティは、図20にも示されているように、
フォームID:113と115の画面に属しており、C
PU14は、これを受けて、フォームID:113と1
15の画面の関係マトリックステーブル画面64(図2
1参照)をモニタ36に表示する。
4は、「決済」エンティティの行が選択されて表示(反
転表示)されており、エンティティタイプ変更対象の正
規化エンティティが「決済」エンティティであることを
示している。
とによって、フォームID:113の画面の関係マトリ
ックステーブル画面64又はフォームID:115の画
面の関係マトリックステーブル画面64において、「決
済」エンティティの行が選択されている状態で変更ボタ
ン70を押下する。CPU14はこれを受けて、「決
済」正規化エンティティのエンティティタイプをリソー
スからイベントに変更するとともに、フォームID:1
13及び115の画面のリレーションシップを作成しな
おし、その結果を関係マトリックステーブル30に反映
させて関係マトリックステーブル画面64に表示させ
る。
(修正)後のフォームID:113及び115の画面の
関係マトリックステーブル画面64が示されている。図
22から、「決済」正規化エンティティのエンティティ
タイプに変更に伴って、「決済」正規化エンティティに
関するリレーションシップが変更されていることが分か
る。
更に伴うリレーションシップの変更結果をユーザが確認
できるように、関係マトリックステーブル画面64を表
示してからエンティティタイプを変更するようにした
が、対応マトリックステーブル画面54上でエンティテ
ィタイプを直接変更するようにしてもよい。また、変更
ボタン70の押下により、プルダウンメニュー52(図
7参照)をモニタ36表示させ、このプルダウンメニュ
ー52から、正しいエンティティタイプをマウス等で選
択することにより、エンティティタイプが変更されるよ
うにしてもよい。
後、すなわちERモデル図32の作成後に、必要に応じ
て行われる各種の編集処理について説明する。
に新たに画面・帳票を追加する必要が生じた場合には、
図23に示される画面・帳票の追加処理が行われる。な
お、この画面・帳票の追加処理は、ユーザによって図2
におけるメイン画面40内の「編集」メニューボタン4
4が選択され、プルダウンメニュー48から「画面・帳
票追加」が選択されることにより開始される。
上」画面を処理対象画面に指示して、前述の正規化設計
処理の各処理を行なってERモデル図32(図26参
照)を作成した後に、図14に示した「受注計上」画面
が追加画面に指示された場合を例に説明する。
に対する正規化設計処理の各処理)によって、既に以下
のエンティティが正規化エンティティとしてアイデンテ
ィファイア・アトリビュート仕様26に登録(記憶)さ
れている(図27参照)。
納期、発注伝票合計、発注日付 「倉庫」エンティティ キー定義データ:倉庫CD、データ項目:倉庫名 「担当者」エンティティ キー定義データ:担当者CD、データ項目:担当者名 「メーカ」エンティティ キー定義データ:メーカCD、データ項目:メーカ名 「仕入先」エンティティ キー定義データ:仕入先CD、データ項目:仕入先名 「発注明細」エンティティ キー定義データ:発注明細NO、データ項目:ケース
数、発注数量、入数、発注金額、備考 「商品」エンティティ キー定義データ:商品CD、データ項目:品名、単位、
発注単価、規格。
28に示される対応マトリックステーブル28、図29
に示される関係マトリックステーブル30も作成されて
いる。なお、図25〜図29では、「発注計上」画面の
フォームIDとして「117」が付与されている場合を
例に示している。
れるように、まず、ユーザによって新たに処理対象とし
て追加するように指示された画面・帳票(以下、「追加
画面・帳票」という)をERモデル図作成ツールに移動
し(取り込み)、追加画面・帳票にフォームIDを付与
するとともに、各追加画面・帳票にどのようなデータが
含まれているか分析し、画面・帳票内データ項目が抽出
される(ステップ200)。なお、以下では、「受注計
上」画面のフォームIDとして「118」が付与された
場合を例に説明する。
ると、画面内データ項目として、受注納期、受注日付、
受注NO、倉庫CD、倉庫名、担当者CD、担当者名、
受注伝票合計、得意先CD、得意先名、納品先CD、納
品先名、備考1(以上HDR部分)、ケース数、規格、
受注金額、受注単価、受注明細NO、商品CD、受注数
量、単位、入数、備考、品名(以上DTL部分)が抽出
される。この抽出結果は、図30(A)に示されるよう
に、HDR部分とDTL部分とで区分されてフォーム・
データ項目表示枠50に表示される。
良いか否かの確認を促す。必要であれば修正を施した
後、ユーザは、入力・操作装置34のキーボードに備え
られているEnterキーを押下する等によって、OK
を示すコマンドを入力する。OKを示すコマンドが入力
されると、ステップ204に移行する。
れる自動正規化処理が行われる。自動正規化処理では、
まず、登録済みの正規化エンティティを参照して、追加
画面・帳票から抽出された画面・帳票内データ項目を自
動的にキー定義データとそのデータ項目に区分して仮エ
ンティティが作成される(ステップ220)。具体的に
は、以下のように自動的に区分される(図30(B)参
照)。
価、単位、品名 と区分される。
ティティ情報として、アイデンティファイア・アトリビ
ュート仕様26に登録されている正規化エンティティ、
キー定義データ、データ項目の利用画面・帳票及び利用
数の情報を更新する(ステップ222)。詳しくは、
「受注計上」画面(追加画面)のフォームIDを利用画
面・帳票の情報に追加し、また利用数をインクリメント
して記憶する。具体的には、正規化エンティティの現利
用数がn1であり、今回追加される画面・帳票のうち、
a1個の画面・帳票に当該正規化エンティティが含まれ
ている場合は、新利用数としてn1=n1+a1が記憶
される。また、キー定義データ又はデータ項目の現利用
数がn2であり、今回追加される画面・帳票のうち、a
2個の画面・帳票に当該キー定義データ又はデータ項目
が含まれている場合は、新利用数としてn2=n2+a
2が記憶される。
エンティティの利用画面・帳票として「117」(「発
注計上」画面のフォームID)が既に登録されている
が、ここで、新たに「118」(「受注計上」画面のフ
ォームID)が追加される。また、該エンティティの現
利用数として「1」(すなわちn1=1)が記憶されて
おり、今回追加される「発注計上」画面にも「倉庫」エ
ンティティが属しているので(すなわちa1=1)、
「倉庫」エンティティの新利用数として「2」が記憶さ
れる。
「倉庫CD」キー定義データ、「倉庫名」データ項目に
ついても同様に、利用画面・帳票として新たに「11
8」(「受注計上」画面のフォームID)が追加され
る。また、「倉庫CD」キー定義データの現利用数とし
て「1」(すなわちn2=1)が記憶されており、今回
追加される「発注計上」画面にも「倉庫CD」キー定義
データが属しているので(すなわちa2=1)、「倉庫
CD」キー定義データの新利用数として「2」が記憶さ
れる。「倉庫名」データ項目についても同様に新利用数
が記憶される。
に未登録のデータ項目も追加登録されるようになってい
る。例えば、「商品」エンティティに属するデータ項目
として、「受注単価」が追加登録され、この「受注単
価」データ項目の利用画面・帳票として「118」が登
録され、その利用数(n2)として「1」が記憶され
る。
ティが存在せず、ステップ220で区分されなかった画
面・帳票内データ項目がある場合(ステップ224で肯
定判定)は、画面・帳票の追加によって新たに追加され
た画面・帳票内データ項目であると判断して、ステップ
226に移行する。
ータ項目が、キー定義データとデータ項目とにCPU1
4によって自動的に区分され(仮エンティティ作成)及
び正規化が行われる。なお、前述の仮エンティティの作
成処理時と同様に、ユーザが画面・帳票内データ項目の
中からキー定義データを指定することにより区分される
ようにしてもよい。
期、受注日付、受注伝票合計、得意先CD、得意先名、
納品先CD、納品先名、受注明細NO、ケース数、受注
金額、受注数量、入数、備考の各画面内データ項目が、
画面・帳票の追加によって新たに追加された画面内デー
タ項目であると判断される。これらを、以下のように、
名称にCD又はNOが付いているものをキー定義データ
とし、その他をデータ項目に区分して、自動的に仮エン
ティティが作成される(図30(B)参照)。
備考1、受注納期、受注日付、受注伝票合計 キー定義データ:得意先CD、データ項目:得意先名 キー定義データ:納品先CD、データ項目:納品先名 キー定義データ:受注明細NO、データ項目:ケース
数、受注金額、受注数量、入数、備考。
ンティティとしてアイデンティファイア・アトリビュー
ト仕様26に登録する。すなわち、 「受注」エンティティ キー定義データ:受注NO、データ項目:備考1、受注
納期、受注日付、受注伝票合計 「得意先」エンティティ キー定義データ:得意先CD、データ項目:得意先名 「納品先」エンティティ キー定義データ:納品先CD、データ項目:納品先名 「受注明細」エンティティ キー定義データ:受注明細NO、データ項目:ケース
数、受注金額、受注数量、入数、備考 が新たな正規化エンティティとして登録される。
ビュート仕様26には、各正規化エンティティ(「受
注」、「得意先」、「納品先」、「受注明細」)の利用
画面・帳票として「118」(追加画面である「受注計
上」画面のフォームID)が記憶され、利用数(n1)
として1が記憶される。また、同様に、各正規化エンテ
ィティに属している各キー定義データ、及び各データ項
目についても、利用画面・帳票として「118」が記憶
され、利用数(n2)として1が記憶される。
る場合は、前述の正規化エンティティの登録処理と同様
に重複が排除されて登録される。
した画面・帳票内データ項目について自動正規化処理が
行われると、図23に戻り、現在、アイデンティファイ
ア・アトリビュート仕様26に登録されている正規化エ
ンティティのエンティティ情報に基づいて、対応マトリ
ックステーブル28が作成される(ステップ206)。
回作成した対応マトリックステーブル28(図28参
照)に対して、追加画面である「受注計上」画面に対応
する列と、「受注」エンティティ、「得意先」エンティ
ティ、「納品先」エンティティ、及び「受注明細」エン
ティティに対応する行が追加される。また、「受注計
上」画面に属する正規化エンティティ(すなわち、「受
注」「倉庫」「担当者」「得意先」「納品先」「受注明
細」「商品」エンティティ)の欄に「○」印が表示され
る。
て、詳細対応マトリックスも作成される。なお、「商
品」エンティティのに対しては、前回作成した詳細対応
マトリックステーブル29に対して、「受注単価」の行
が追加された詳細対応マトリックステーブル29が作成
される。
8に基づいて、追加画面・帳票の関係マトリックステー
ブル30が新たに作成される。このとき、不必要なリレ
ーションシップは削除される。また、作成した追加画面
・帳票の関係マトリックステーブル30からリレーショ
ンシップが抽出される(ステップ208)。具体的に
は、図32に示される追加画面・帳票の関係マトリック
ステーブル30が作成された場合には、 「受注」エンティティ−「倉庫」エンティティ 「受注」エンティティ−「担当者」エンティティ 「受注」エンティティ−「得意先」エンティティ 「受注」エンティティ−「納品先」エンティティ 「受注」エンティティ−「受注明細」エンティティ 「担当者」エンティティ−「得意先」エンティティ 「担当者」エンティティ−「納品先」エンティティ 「得意先」エンティティ−「納品先」エンティティ 「受注明細」エンティティ−「商品」エンティティ の9個のリレーションシップが抽出される。
(B)に示されるリレーションシップ変更処理が行われ
る。
れたリレーションシップが、前回ERモデル図作成時か
ら削除されたのか追加されたのかを判断する(ステップ
240)。ここでは、画面・帳票の追加に伴って、抽出
されたリレーションシップが追加されたので、ステップ
250に進む。
プのリレーションシップ数をインクリメントして更新記
憶する。例えば、「受注」エンティティ−「倉庫」エン
ティティの現リレーションシップ数がk(上記の例では
k=0)と記憶されている場合は、新リレーションシッ
プ数としてk=k+1が記憶される。
ンシップ数を1と比較し、該エンティティ間のリレーシ
ョンシップが前回ERモデル図作成時にも存在している
か否かを判断する。
1)は、前回ERモデル図作成時には、該エンティティ
間のリレーションシップがなかったと判断して、ステッ
プ254に進む。ステップ254では、前回作成したE
Rモデル図32に対して、該エンティティ間を接続する
接続線を追加させ、図23に戻る。
場合(k>1)は、前回ERモデル図作成時に該エンテ
ィティ間のリレーションシップが既に存在しており、前
回作成したERモデル図32において、該エンティティ
間が接続線で接続されていると判断し、そのまま図23
に戻る。
た全リレーションシップに対してステップ210のリレ
ーションシップ変更処理を行ったか否かを判断し(ステ
ップ212)、未処理のリレーションシップがある場合
には、ステップ210に戻り、次のリレーションシップ
に対して同様にリレーションシップ変更処理を行う。
シップに対してリレーションシップ変更処理が行われた
ら、画面・帳票の追加処理は終了される。
づいて修正されたERモデル図32を得ることができる
(図33参照)。このERモデル図32は、当然なが
ら、「発注計上」画面と「売上計上」画面を正規化設計
処理対象の画面に指示して、前述の正規化設計処理を行
って作成されるERモデル図32と同一である。
作成後に一部の画面・帳票を削除する必要が生じた場合
には、図34に示される画面・帳票の削除処理がCPU
14により自動的に行われる。なお、この画面・帳票の
削除処理は、ユーザによって図2におけるメイン画面4
0内の「編集」メニューボタン44が選択され、プルダ
ウンメニュー48から「画面・帳票削除」が選択される
ことにより開始される。
処理とは反対に、図14、図25に示した「受注計上」
画面と「発注計上」画面に基づいてERモデル図32
(図33参照)を作成した後に、「受注計上」画面が削
除画面に指示された場合を例に説明する。
れるように、まず、対応マトリックステーブル28(図
31参照)を参照して、ユーザによって削除するように
指示された画面・帳票(以下、「削除画面・帳票」とい
う)に属している正規化エンティティを抽出する(ステ
ップ300)。具体的には、「倉庫」、「担当者」、
「商品」、「受注」、「得意先」、「納品先」、「受注
明細」の各エンティティが抽出される。
エンティティに対応するアイデンティファイア・アトリ
ビュート仕様26に記憶されているエンティティ情報か
ら、該エンティティの利用画面・帳票として記憶されて
いる削除画面・帳票のフォームIDを削除するととも
に、利用数の情報をデクリメントして更新記憶する。詳
しくは、現利用数がn1であり、今回削除される画面・
帳票のうち、d1個(ここではd1=1)の画面・帳票
に該エンティティが含まれている場合は、新利用数とし
てn1=n1−d1が記憶される。
品」、「受注」、「得意先」、「納品先」、「受注明
細」の各正規化エンティティの利用画面・帳票の情報か
ら、「118」(「受注計上」画面のフォームID)が
削除される。また、「受注」、「得意先」、「納品
先」、「受注明細」の各エンティティは、現利用数が1
であるので、新利用数として0が記憶され、「倉庫」、
「担当者」、「商品」の各エンティティは、現利用数が
2であるので、新利用数として1が記憶される。
該正規化エンティティが削除画面・帳票以外の画面・帳
票にも属している(利用されている)か否かが判断され
る(ステップ304) 利用数が0の場合(n1=0)場合は、該正規化エンテ
ィティが削除画面・帳票にのみ属する正規化エンティテ
ィであると判断されて、ステップ306に進む。具体的
には、「受注」、「得意先」、「納品先」、「受注明
細」の各エンティティの利用数が0であるので、「受
注」、「得意先」、「納品先」、「受注明細」の各正規
化エンティティの場合は、ステップ306に進む。
ア・アトリビュート仕様26に記憶されている該正規化
エンティティのエンティティ情報(エンティティ名、キ
ー定義データ、データ項目、利用画面のフォームID、
利用数)が全て削除されて、後述のステップ318に進
む。
は、該正規化エンティティが削除画面・帳票以外にも属
する正規化エンティティであると判断されてステップ3
08に進む。具体的には、「倉庫」、「担当者」、「商
品」の各正規化エンティティの利用数が1であるので、
「倉庫」、「担当者」、「商品」の各正規化エンティテ
ィの場合は、ステップ308に進む。
ティを構成しているキー定義データ及びデータ項目が抽
出される。次いでステップ310では、抽出されたキー
定義データ及びデータ項目の利用画面・帳票、及び利用
数の情報が更新される。
・帳票のフォームIDが記憶されているキー定義デー
タ、データ項目については、削除画面・帳票のフォーム
IDを利用画面・帳票から削除し、削除したフォームI
Dの個数分だけ利用数の情報をデクリメントして更新記
憶する。具体的には、現利用数がn2であり、今回削除
される画面・帳票のうち、d2個(ここではd2=1)
の画面・帳票に当該キー定義データ又はデータ項目が含
まれている場合は、新利用数としてn2=n2−d2が
記憶される。
定義データとして「商品CD」、データ項目として「品
名」、「単位」、「受注単価」、「規格」、「発注単
価」が含まれており(図33参照)、このうち、「商品
CD」、「品名」、「単位」、「受注単価」、「規格」
の利用画面・帳票の情報に「118」(削除画面である
「受注計上」画面のフォームID)が含まれており、
「発注単価」の利用画面・帳票の情報には「118」は
含まれていない。また、「商品CD」、「品名」、「単
位」、「規格」の利用数として「2」が記憶されてお
り、「受注単価」、「発注単価」の利用数として「1」
が記憶されている。
名」、「単位」、「受注単価」、「規格」の利用画面・
帳票の情報から「118」が削除される。また、これら
「商品CD」、「品名」、「単位」、「受注単価」、
「規格」の利用数がデクリメントされ、「商品CD」、
「品名」、「単位」、「規格」の新利用数として「1」
が記憶され、「受注単価」の新利用数として「0」が記
憶される。なお、「発注単価」には利用画面・帳票の情
報として「118」(削除画面である「受注計上」画面
のフォームID)が含まれていないので、利用画面・帳
票及び利用数の情報は変更されない。
報が0と比較され、該正規化エンティティを構成してい
るキー定義データ及びデータ項目それぞれについて、削
除画面・帳票以外の画面・帳票にも属しているか否かが
判断される。利用数が0の場合(n2=0)場合は、該
キー定義データ又はデータ項目が削除画面・帳票にのみ
属していると判断されて、ステップ314に進む。
ア・アトリビュート仕様26に記憶されている該正規化
エンティティのエンティティ情報から、該キー定義デー
タ又はデータ項目に関する情報が全て削除されて、ステ
ップ316に進む。
0)場合は該キー定義データ又はデータ項目は削除画面
・帳票以外にも属していると判断されて、そのままステ
ップ316に進む。
出した全てのキー定義データ及びデータ項目に対して、
上記の処理を行ったか否かが判断され、未処理のキー定
義データ又はデータ項目がある場合は、ステップ310
に戻る。
ィの場合は、「受注単価」の利用数が0であるので、ス
テップ314において、「商品」エンティティのエンテ
ィティ情報から「受注単価」に関する情報が全て削除さ
れ、「商品CD」、「品名」、「単位」、「規格」、
「発注単価」の利用数が1であるので、これらの情報は
そのまま残される。
データ及びデータ項目に対して処理が行われたら、ステ
ップ318に進む。
出した全ての正規化エンティティに対して上記の処理が
行われたかが判断され、未処理の正規化エンティティが
ある場合は、ステップ302に戻る。これにより、アイ
デンティファイア・アトリビュート仕様26から、「受
注」、「得意先」、「納品先」、「受注明細」エンティ
ティに対応するエンティティ情報が削除される。また、
「商品」エンティティのエンティティ情報から「受注単
価」データ項目に関する情報が削除される。
ンティティに対して処理を行ったら、ステップ320に
進み、現在アイデンティファイア・アトリビュート仕様
26に登録されている正規化エンティティのエンティテ
ィ情報に基づいて、対応マトリックステーブル28が作
成される。これにより、前回作成した対応マトリックス
テーブル28(図31参照)から、削除画面・帳票に対
応する列と、エンティティ情報が削除された正規化エン
ティティの列が削除された対応マトリックステーブル2
8が作成される(図28参照)。また、各正規化エンテ
ィティに対して、詳細対応マトリックスも作成される。
このとき、「商品」エンティティのに対しては、前回作
成した詳細対応マトリックステーブル29から「受注単
価」の行が削除された詳細対応マトリックステーブル2
9が作成される。
の関係マトリックステーブル30(図32参照)からリ
レーションシップを抽出するとともに、この削除画面・
帳票の関係マトリックステーブル30が削除される。次
いで、ステップ324では、画面図24(B)に示され
るリレーションシップの変更処理が行われる。
れたリレーションシップが、前回ERモデル図作成時か
ら削除されたのか追加されたのかを判断する(ステップ
240)。ここでは、画面・帳票の削除に伴って、抽出
されたリレーションシップが削除されたので、ステップ
260に進む。
プのリレーションシップ数をデクリメントして更新記憶
する。具体的には、該リレーションシップのリレーショ
ンシップ数がkと記憶されている場合は、新リレーショ
ンシップ数としてk=k−1が記憶される。
ンシップ数を0と比較し、該エンティティ間のリレーシ
ョンシップが削除画面・帳票以外の画面・帳票にも存在
しているか否かを判断する。
0)は、該エンティティ間のリレーションシップが削除
画面・帳票のみに存在すると判断して、ステップ264
に進む。ステップ264では、前回作成したERモデル
図32に対して、該エンティティ間を接続する接続線を
削除させ、図23に戻る。
場合(k>0)は、該エンティティ間のリレーションシ
ップが削除画面・帳票以外の画面・帳票にも存在してい
ると判断し、そのまま図23に戻る。
た全リレーションシップに対してステップ324のリレ
ーションシップ変更処理を行ったか否かを判断し(ステ
ップ326)、未処理のリレーションシップがある場合
には、ステップ324に戻り、次のリレーションシップ
に対してリレーションシップ変更処理を行う。
シップに対してリレーションシップ変更処理が行われる
と、画面・帳票の追加処理は終了される。
された該画面・帳票の全リレーションシップに対して、
リレーションシップ変更処理(ステップ324)を繰り
返し行うことにより、「売上計上」画面の削除に基づい
て修正されたERモデル図32を得ることができる。こ
のERモデル図32は、当然ながら、「発注計上」画面
を正規化設計処理対象の画面に指示して、前述の正規化
設計処理を行って作成されるたERモデル図32と同一
になる(図26参照)。
化エンティティ、キー定義データ、データ項目につい
て、利用画面・帳票の情報(フォームID)及び利用数
の情報が記憶され、画面・帳票の追加や削除に度に、最
新情報に更新されるようになっている。また、エンティ
ティ間のリレーションシップ毎に、リレーションシップ
数が記憶され、画面・帳票の追加や削除に度に、最新情
報に更新されるようになっている。画面・帳票の削除が
指示された場合には、記憶されている最新の利用数とリ
レーションシップ数の情報に基づいて、削除するエンテ
ィティやリレーションシップが自動的に決定されるの
で、画面・帳票の削除に係らず常に正確にERモデル図
を得ることができる。
ータ、データ項目の利用画面・帳票及び利用数の情報、
及びエンティティ間のリレーションシップ数を記憶して
おくことにより、画面・帳票の内容が変更された場合に
も対応することができる。
新たに画面・帳票内データ項目が追加された場合には、
該新画面・帳票内データ項目を抽出した後、この新画面
・帳票内データ項目を処理対象として、また、追加画面
・帳票を内容変更された画面・帳票に代えて、前述の画
面・帳票の追加処理(図23参照)のステップ204以
降の処理を行えばよい。
面・帳票内データ項目が削除された場合には、削除され
た画面・帳票内データ項目(キー定義データ又はデータ
項目)と、この画面・帳票内データ項目が属する正規化
エンティティを抽出し、この画面・帳票内データ項目の
削除が、当該画面から抽出された正規化エンティティを
削除するものである否かを判断する。
を構成しているキー定義データ及びデータ項目の利用画
面・帳票の情報を参照して、当該正規化エンティティを
構成しているキー定義データ及びデータ項目の中に、削
除される画面・帳票内データ項目以外にも、内容変更さ
れた画面・帳票に属するキー定義データ又はデータ項目
が存在するか否かを判断し、存在しない場合は、当該画
面から抽出された正規化エンティティを削除するもので
あると判断する。なお、存在する場合は、当該画面から
キー定義データ又はデータ項目を削除するものであると
判断する。
ティティを削除する場合は、当該正規化エンティティ
と、削除された画面・帳票内データを処理対象として、
また、削除画面・帳票を内容変更された画面・帳票に代
えて、前述の画面・帳票の削除処理(図34参照)のス
テップ302以降の処理を行えばよい。
ータ又はデータ項目を削除する場合は、削除された画面
・帳票内データを処理対象として、また、削除画面・帳
票を内容変更された画面・帳票に代えて、前述の画面・
帳票の削除処理(図34参照)のステップ310、31
2、314、316の処理を行なった後、ステップ32
0以降の処理を行えばよい。
いて、利用画面・帳票の情報(フォームID)及び利用
数の情報が更新されて、対応マトリックスの修正、関係
マトリックスの追加、削除、修正等が行われ、ERモデ
ル図32を修正することができる。
シップの変更処理は、ユーザによって、関係マトリック
ステーブル画面64の削除ボタン68が押下されて、不
要なリレーションシップが削除される場合にも、同様に
実施される。
理は、一例として示したものであり、これに限定される
ものではない。正規化エンティティ、キー定義データ、
データ項目の利用数、及びエンティティ間のリレーショ
ンシップ数を用いて、画面・帳票の追加、削除に対応す
ることが本質である。また、画面・帳票の内容変更に基
づく処理についても同様である。
帳票数が膨大であるため、複数のユーザで処理対象の画
面・帳票を分担して前述の正規化設計処理を行った後
で、各ユーザが作成したERモデル図32を統合する
等、複数のERモデル図32を統合する必要が生じた場
合には、図35に示されるERモデル図の統合処理がC
PU14により自動的に行われる。
よって図2におけるメイン画面40内の「編集」メニュ
ーボタン44が選択され、プルダウンメニュー48から
「ERモデル図の統合」が選択されることにより開始さ
れる。
設計処理で例に用いた図52〜図63(フォームID:
101〜112)に示される画面に基づいて作成された
ERモデル図32と、図64〜図67(フォームID:
113〜116)に示される画面に基づいて作成された
ERモデル図32とを統合するように指示された場合に
ついて説明する。
D:101〜112)に示される画面(計12画面)に
基づいて作成されたERモデル図32が示されており、
図37にはこのときの対応マトリックステーブル画面5
4が示されている。また、図38には、図64〜図67
(フォームID:113〜116)に示される画面(計
4画面)に基づいて作成されたERモデル図32が示さ
れており、図39にはこのときの対応マトリックステー
ブル画面54が示されている。
されるように、まず、ユーザによって統合するように指
示された各ERモデル図32の正規化エンティティを統
合する(ステップ400)。詳しくは、まず、一方のE
Rモデル図32の正規化エンティティをアイデンティフ
ァイア・アトリビュート仕様26に正規化エンティティ
として登録し、次に他方のERモデル図32の正規化エ
ンティティを順番に登録していき、登録済みの一方のE
Rモデル図32の正規化エンティティと同一、或いは密
接に関連しているキー定義データを持つ正規化エンティ
ティが存在した場合には、それらを一つのエンティティ
にまとめて重複を排除する。このとき、該重複正規化エ
ンティティの利用画面のフォームID、利用数等のエン
ティティ情報もまとめられる。
7、図39に示されるように、両方のERモデル図32
の正規化エンティティ内に存在しており、図36、図3
8に示されているように、そのキー定義データが共に
「施主コード」であるため、1つにまとめられる。また
「設計」エンティティも両方のERモデル図32の正規
化エンティティ内に存在しており、そのキー定義データ
が共に「設計番号」であるため、1つにまとめられる。
処理によって、2個の正規化エンティティ(「施行」エ
ンティティと「設計」エンティティ)の重複が排除され
ることにより、図37の対応マトリックステーブル画面
54(対応マトリックステーブル28)に示されている
16個の正規化エンティティと、図39の対応マトリッ
クステーブル画面54(対応マトリックステーブル2
8)に示されている8個の正規化エンティティは、22
個(16+8−2)の正規化エンティティに集約され
る。この正規化エンティティの統合処理により、前述の
図9と同様の対応マトリックステーブル28が作成され
る。
ンシップ(関係マトリックステーブル30)を参照し
て、ステップ400の統合処理により集約された正規化
エンティティ間のリレーションシップを作成する(ステ
ップ402)。このとき、各ERモデル図作成時に画面
・帳票毎にエンティティ間のリレーションシップが作成
されているので、正規化エンティティの統合処理におい
て1つにまとめられた「施主」エンティティと「設計」
エンティティが関連する部分のリレーションシップだけ
考慮し、他のエンティティ間のリレーションシップはそ
のままコピーすればよい。
づいて、統合ERモデル図が作成される(ステップ40
4)。これにより、図36のERモデル図32と図38
のERモデル図32を統合したERモデル図32(統合
ERモデル図)が作成される。なお、この統合ERモデ
ル図は、前述の図13のERモデル図32と同様にな
る。
ときに、画面・帳票毎に関係マトリックステーブル30
(エンティティ間のリレーションシップ)をデータベー
ス16に各々格納(記憶)しておき、統合ERモデル図
を作成するときに、この情報を使用することにより、複
数のERモデル図を統合した統合ERモデル図を簡単に
作成することができる。
容変更された場合は、前述のように、画面・帳票の追
加、削除、或いは内容変更に基づいて、利用画面・帳票
の情報(フォームID)及び利用数の情報が更新され
て、対応マトリックステーブル28の修正、関係マトリ
ックステーブル30の追加、削除、修正等が行われるの
で、上記のERモデル図の統合処理によって、画面・帳
票の追加、削除、或いは内容変更に基づいて修正された
統合ERモデル図を得ることができる。
括管理するために業務に携わる全部門を対象としてER
モデル図32を作成後、部門毎にデータベースを管理す
ることに変更になった等、作成したERモデル図32
(以下、「全体ERモデル図」という)から特定の画面
・帳票の部分を抽出する(以下、抽出したERモデル図
のことを「抽出ERモデル図」という)必要が生じた場
合には、図40に示されるERモデル図の抽出処理がC
PU14により自動的に行われる。
よって図2におけるメイン画面40内の「編集」メニュ
ーボタン44が選択され、プルダウンメニュー48から
「ERモデル図の抽出」が選択されることにより開始さ
れる。
設計処理で例に用いた図52〜図67(フォームID:
101〜116)に示される画面に基づいて作成したE
Rモデル図32(全体ERモデル図)から、図64〜図
67(フォームID:113〜116)の画面に基づく
部分を抽出し、抽出ERモデル図を作成する場合につい
て説明する。
されるように、まず、ユーザによって抽出するように指
示された各画面(以下、「抽出画面」という)の正規化
エンティティを抽出する(ステップ500)。詳しく
は、全体ERモデル作成時の対応マトリックステーブル
28を参照し(図9参照)、各抽出画面の列において
「○」印が表示されている正規化エンティティが、該抽
出画面に属する正規化エンティティと判断され、この正
規化エンティティが抽出される。
者社員、工事 フォームID:114からは、入札 フォームID:115からは、施主、決済、工事、作業
所、工事社員 フォームID:116からは、作業所 の正規化エンティティがそれぞれ抽出される。
統合する(ステップ502)。詳しくは、抽出した正規
化エンティティのエンティティ情報を順次登録してゆ
き、後の正規化エンティティに登録した正規化エンティ
ティと同一の正規化エンティティが存在した場合には、
それらを1つにまとめ重複を排除する。このとき、該エ
ンティティの利用画面のフォームID、利用数等のエン
ティティ情報もまとめる。
ームID:114には「入札」エンティティが含まれる
ため、これらが1つにまとめられる。同様に、フォーム
ID:113とフォームID:115の「決済」エンテ
ィティ、「工事」エンティティもそれぞれ1つにまとめ
られる。また、フォームID:115とフォームID:
116の「作業所」エンティティも1つにまとめられ
る。抽出した正規化エンティティの統合結果に基づいて
対応マトリックステーブル28が作成される。なお、こ
の対応マトリックステーブル28は、図39で示した対
応マトリックステーブル画面54の対応マトリックステ
ーブル28と同様になる。
ンシップ(関係マトリックステーブル30)を参照し
て、ステップ502の統合処理により集約された正規化
エンティティ間のリレーションシップを作成する(ステ
ップ504)。続いて、作成されたリレーションシップ
に基づいて、統合ERモデル図が作成される(ステップ
506)。これにより、図13の全体ERモデル図から
図64〜図67(フォームID:113〜116)の画
面に基づく部分を抽出した抽出ERモデル図が作成され
る。なお、この抽出ERモデル図は、図38で示したE
Rモデル図32と同様になる。
したときに、画面・帳票毎に関係マトリックステーブル
30(エンティティ間のリレーションシップ)をデータ
ベース16に格納(記憶)しておき、抽出ERモデル図
を作成するときに、この情報を使用することにより、簡
単に任意の画面・帳票に基づいて抽出した抽出ERモデ
ル図を簡単に作成することができる。
容変更された場合は、前述のように、画面・帳票の追
加、削除、或いは内容変更に基づいて、利用画面・帳票
の情報(フォームID)及び利用数の情報が更新され
て、対応マトリックステーブル28の修正、関係マトリ
ックステーブル30の追加、削除、修正等が行われるの
で、上記のERモデル図の抽出処理によって、画面・帳
票の追加、削除、或いは内容変更に基づいて修正された
抽出ERモデル図を得ることができる。
れたデータベースに基づいてDBMS(Data Base Mana
gement System)を実際に構築する場合、一般に各画面
・帳票毎にプログラム化される。全体ERモデル図32
を各画面・帳票毎に切り出して(以下、切り出したER
モデル図のことを「部分ERモデル図」という)、プロ
グラム仕様書の代わりに用いる場合には、部分ERモデ
ル図の作成処理がCPU14により自動的に行われる。
ザによって図2におけるメイン画面40内の「編集」メ
ニューボタン44が選択され、プルダウンメニュー48
から「部分ERモデル図作成」が選択されることにより
開始される。
Rモデル図作成時に画面・帳票毎に作成され、データベ
ース16に格納(記憶)された関係マトリックステーブ
ル30のうち、ユーザによって部分ERモデル図を作成
するように指示された画面・帳票の関係マトリックステ
ーブル30を読み出す。全体ERモデル図32から、読
み出した関係マトリックステーブル32で表示されてい
るエンティティと、リレーションシップに対応する接続
線とを切り出す(抽出する)。これにより、指示された
画面・帳票の部分ERモデル図が得られる。
て、図41には、前述の正規化設計処理で例に用いた図
53の「担当者」画面(フォームID:102)に基づ
く部分ERモデル図(A)と、図61「設計見積」画面
(フォームID:110)に基づく部分ERモデル図
(B)が示されている。図41からも分かるように、部
分ERモデル図からは、該画面・帳票に属するエンティ
ティ、エンティティ間の関係、各エンティティのキー定
義データとデータ項目等の情報を得ることができ、概念
設計のプログラム仕様書として利用することができる。
て、該画面・帳票におけるキー項目(キー定義データ、
参照キー)にCRUD(CREATE,READ,UPDATE,DELETE)
条件、データ項目の機能条件(データ値、前提条件、セ
キュリティ、計算式等)を定義することにより、各画面
・帳票のプログラム化することができる。
したときに、画面・帳票毎に関係マトリックステーブル
30(エンティティ間のリレーションシップ)をデータ
ベース16に格納(記憶)しておき、部分ERモデル図
を作成するときに、この情報を使用することにより、簡
単に画面・帳票単位の部分ERモデル図を作成すること
ができる。
と同一の情報を用いることにより、全体ER図32に変
更があった場合、この変更に伴って、部分ERモデル図
も自動的に変更することができる。
は内容変更された場合は、前述のように、画面・帳票の
追加、削除、或いは内容変更に基づいて、利用画面・帳
票の情報(フォームID)及び利用数の情報が更新され
て、対応マトリックステーブル28が修正され、関係マ
トリックステーブル30の追加、削除、修正等が行われ
てデータベース16に格納(更新記憶)される。上記の
部分ERモデル図の作成処理では、この更新記憶された
関係マトリックステーブル30が用いられるので、画面
・帳票の追加、削除、或いは内容変更に基づいて修正さ
れた部分ERモデル図を得ることができる。
票を処理対象とした正規化設計処理や編集処理について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば機能仕様書を処理対象とすることもできる。以
下、正規化設計処理の処理対象として機能仕様書が指示
され、この機能仕様書を基にERモデル図を作成する場
合について、詳しく説明する。
「信託報酬引落額」機能仕様書の例が示されている。図
42に示されるように、機能仕様書は業務で用いられる
各種の項目を定義するためのものであり、データ項目間
の演算式が記されている。
示されると、CPU14は自動的に、機能仕様書をER
モデルデータベース設計ツールに移動し(取り込み)、
該機能仕様書内にどのようなデータが含まれているか分
析し、データ項目と目される部分に下線を引いてモニタ
36に表示する。
ればワープロ機能等を用いて下線を修正し、OKである
場合は、入力・操作装置34のキーボードに備えられて
いるEnterキーを押下する等によって、OKを示す
コマンドを入力する。OKを示すコマンドが入力される
と、CPU14は下線が引かれた部分を機能仕様書内デ
ータ項目として抽出するとともに、前述の画面・帳票を
処理対象とした場合と同様に、各機能仕様書にフォーム
IDを付与し、抽出結果(抽出された機能仕様書内デー
タ項目)をフォーム・データ項目表示枠50に表示す
る。
引落額」機能仕様書の2行目と6行目に「解約口数(証
券分)」が存在するように、1つの機能仕様書の中に、
同一の機能仕様書内データ項目(以下、「重複データ項
目」という)が存在することがある。CPU14は、機
能仕様書内データ項目を抽出する際に、重複データ項目
を1つにまとめて、フォーム・データ項目表示枠50に
は重複がないように機能仕様書内データ項目を表示させ
るようになっている(例えば、機能仕様書の先頭部分か
ら順次機能仕様書内データ項目をフォーム・データ項目
表示枠50に表示させていき、既に表示されている機能
仕様書内データ項目と同一の機能仕様書内データ項目に
ついてはその表示をキャンセルする)。また、このと
き、機能仕様書の内容変更に対応するために、各機能仕
様書内データ項目について、機能仕様書上での列番号、
行番号とともに、重複個数(Nk)を記憶しておくよう
になっている。
能仕様書の場合、図43に示されるように、抽出された
機能仕様書内データ項目がフォーム・データ項目表示枠
50に重複なく表示される。
タ項目をフォーム・データ項目表示枠50に表示させる
と、次に、ユーザにこれで良いか否かの確認を促す。ユ
ーザは必要であれば修正を施した後、入力・操作装置3
4のキーボードに備えられているEnterキーを押下
する等によってOKを示すコマンドを入力する。OKを
示すコマンドが入力されると、前述の画面・帳票を処理
対象とした場合と同様に、仮エンティティの作成処理、
正規化エンティティの作成処理、対応マトリックスの作
成処理、リレーションシップの作成処理を順番に行っ
て、ERモデル図32を作成する。これにより、機能仕
様書に基づいたERモデル図32を作成することができ
る。また、各種の編集処理についても、前述の画面・帳
票を処理対象とした場合と同様に行うことができる。
内容が変更された場合について説明する。機能仕様書に
新たに記述が追加された場合には、新規記述部分のデー
タ項目と目される部分に下線を引いてモニタ36に表示
する。必要に応じてユーザが下線を修正した後、下線部
分を機能仕様書内データ項目として抽出し、該機能仕様
書のフォーム・データ項目表示枠50の表示を更新す
る。
項目データが、前回データ項目抽出処理時に抽出された
機能仕様書内データ項目と異なる場合は、新規機能仕様
書内項目データとして、該機能仕様書内項目データをフ
ォーム・データ項目表示枠50に追加表示し、以降の処
理(仮エンティティの作成処理以降の処理)では、この
項目に対応する内容が追加される。新たに抽出された機
能仕様書内データが、前回データ項目抽出処理時に抽出
された機能仕様書内データ項目と同一である場合は、重
複データ項目として処理する。すなわち、重複データ項
目として機能仕様書上での該機能仕様書内データ項目の
列番号、行番号を追加記憶し、新規の重複データ項目の
個数(m)を重複個数(Nk)に加算して(Nk=Nk
+m)更新記憶し、フォーム・データ項目表示枠50に
は追加表示しない。
場合には、削除部分に含まれる機能仕様書内データ項目
が重複データ項目ではない場合(すなわち重複個数Nk
=1)は、この機能仕様書内データ項目のデータを削除
し、該機能仕様書内データ項目をフォーム・データ項目
表示枠50から削除する。すなわち、以降の処理ではこ
の機能仕様書内データ項目に対応する内容が削除され
る。また、削除部分に含まれる機能仕様書内データ項目
が重複データ項目である場合(すなわち重複個数Nk>
1)は、該機能仕様書内データ項目をフォーム・データ
項目表示枠50から削除せずに、削除する重複データ項
目の個数(m)を重複個数Nkから減じて(Nk=Nk
―m)更新記憶する。
能仕様書上での列番号、行番号、重複個数)を記憶して
おくことにより、機能仕様書の内容変更についても簡単
に対応することができる。
ろで、実際にERモデル図を作成する場合、100〜2
00以上にもなる大量の画面・帳票を処理する必要があ
る。このため、データベース設計システム10には、画
面・帳票数が大量になっても、ユーザが容易に作業でき
る環境を提供する機能が備えられている。次にこの機能
について説明する。
ティティ表示枠のサイズ自動調整機能 データベース設計システム10には、フォーム・データ
項目表示枠50及びエンティティ表示枠53のサイズ自
動調整機能が設けられている。
サイズ自動調整機能がOFFに設定されている場合は、
モニタ36に表示したり、プリント出力装置38から出
力する際のフォーム・データ項目表示枠50又はエンテ
ィティ表示枠53は、予め設定されている所定のサイズ
で固定される。このとき、当該所定のサイズのフォーム
・データ項目表示枠50又はエンティティ表示枠53内
に表示しきれない文字がある場合は記号、例えば
「…」、データ項目がある場合は記号、例えば「▼」を
表示して、ユーザに隠れ文字や隠れデータ項目があるこ
とを報知するようになっている(図44(A)参照)。
34を操作することによって、フォーム・データ項目表
示枠50又はエンティティ表示枠53のサイズをマニュ
アルで変更したり、フォーム・データ項目表示枠50又
はエンティティ表示枠53内の表示をスクロールさせる
等して、隠れ文字や隠れデータ項目を表示させる。この
場合、処理対象の画面・帳票数が大量になると、1つず
つ隠れ文字や隠れ項目の有無を確認してマニュアルでサ
イズ変更作業を行ったり、スクロール作業を行うのは面
倒である。
において、このサイズ自動調整機能がONに設定されて
いると全ての文字が隠れることなく表示されるように、
フォーム・データ項目表示枠50又はエンティティ表示
枠53のサイズを自動調整する(図44(B)参照)。
0又はエンティティ表示枠53に表示する画面・帳票又
はエンティティの名称、キー定義データ、データ項目の
文字数をカウントし、このカウント結果に基づいて、フ
ォーム・データ項目表示枠50又はエンティティ表示枠
53の横方向のサイズを決定して、フォーム・データ項
目表示枠50又はエンティティ表示枠53の横方向のサ
イズを自動的に変更する。また、フォーム・データ項目
表示枠50又はエンティティ表示枠53に表示するデー
タ項目数をカウントし、このカウント結果に基づいてフ
ォーム・データ項目表示枠50又はエンティティ表示枠
53の縦方向のサイズを決定し、フォーム・データ項目
表示枠50又はエンティティ表示枠53の縦方向のサイ
ズを自動的に変更する。
ことにより、ユーザがフォーム・データ項目表示枠50
又はエンティティ表示枠53の内容を確認するために、
100〜200以上にもなる画面・帳票のフォーム・デ
ータ項目表示枠50又はエンティティ表示枠53のサイ
ズを1つずつ調整する作業が不要となる。
の自動集約機能が設けられている。機能設定画面(図示
省略)において、この自動集約機能がOFFに設定され
ていると、部分ERモデル図は、全体ERモデル図32
から切り出した(抽出した)状態でモニタ36に表示さ
れたり、プリント出力装置38から出力される。図45
には、図13で示した全体ERモデル図32から、フォ
ームIDが110の画面の部分ERモデル図を作成した
例が示されている。図45からも分かるように、空白部
分、すなわち無駄なスペースが多い部分ERモデル図と
なる。
0〜200以上と大量になって、全体ERモデル図32
のサイズが大きくなると、益々無駄なスペースが増え、
部分ERモデル図のサイズが大きくなってしまう。部分
ERモデル図のサイズを小さくする場合は、入力・操作
装置34を操作することによって、部分ERモデル図上
のエンティティ(エンティティ表示枠53)の配置位置
をマニュアルで変更しなければならず面倒である。
において、この自動集約機能がONに設定されている
と、部分ERモデル図を作成する際に、部分ERモデル
図を集約して表示する領域(以下、「表示領域」)を、
マウス等の入力・操作装置34を操作して所望のサイズ
に指定することができる。全体ERモデル図32から切
り出した(抽出した)エンティティ(エンティティ表示
枠53)は、この指定された表示領域内に、自動的に詰
めて配置される(図46参照)。
より、自動的に所望のサイズの表示領域内に部分ERモ
デル図が収めることができる。これにより、例えば、部
分ERモデル図を他の情報と同時に並べて表示(又は出
力)する(例えば、複数の部分ERモデル図の同時表
示、当該部分ERモデル図と対応するフォーム・データ
項目表示枠50とを同時表示)ことも可能となる。
機能 実際にERモデル図を作成する場合、必要に応じて、マ
ニュアルでエンティティを追加したり、画面・帳票に画
面・帳票内データ項目を追加することがある。例えば、
正規化エンティティの登録後、登録したエンティティを
モニタ36に表示してユーザに確認を求めるが(図3の
ステップ110参照)、このとき必要であれば、ユーザ
は、入力・操作手段34を操作することによって、新規
のエンティティをマニュアルで追加し、当該マニュアル
追加したエンティティに対応する画面・帳票内データ項
目を、何れかの画面・帳票に追加する。
票内データ項目を追加した後、画面・帳票と登録した正
規化エンティティが合っているか否かを確認する作業が
必要とされるが、処理対象の画面・帳票数が100〜2
00以上にもなると、この確認作業は非常に手間がかか
り、また確認ミスも起こし易い。このため、データベー
ス設計システム10には、画面・帳票と登録した正規化
エンティティの整合性を検証する機能が設けられてい
る。
の情報をマスターファイルとして利用して、各画面・帳
票毎に、仮エンティティの作成処理を実行し直す(再仕
訳)とともに、対応する登録(正規化)エンティティが
ない画面・帳票内データ項目(以下、「未登録データ項
目」という)を検索して、ユーザに報知する機能が設け
られている。本実施の形態では、一例として、フォーム
・データ項目表示枠50をモニタ36に表示する際に、
検索された未登録データ項目を含む画面・帳票のフォー
ム・データ項目表示枠50については、当該未登録デー
タ項目をフォーム・データ項目表示枠50の上位に表示
することによって、未登録データ項目をユーザに報知す
るようになっている(図47(A)参照)。
から、何れの画面・帳票でも使用されないデータ項目
(以下、「未使用データ項目」という)を含む正規化エ
ンティティを検索して、ユーザに報知する機能も設けら
れている。本実施の形態では、エンティティ表示枠53
をモニタ36に表示する際に、検索された未使用データ
項目を含む正規化エンティティのエンティティ表示枠5
3については、当該未使用データ項目に未使用であるこ
とを示すマーク、例えば「×」印を付けて表示すること
によって、未使用データ項目をユーザに報知するように
なっている(図47(B)参照)。
未登録データ項目や未使用データ項目を容易に把握する
ことができ、未登録データ項目を正規化エンティティに
登録したり、未使用データ項目を画面・帳票に追加する
等の作業を行って、未登録データ項目や未使用データ項
目を無くし、画面・帳票と登録した正規化エンティティ
とを整合させることができる。
ータ識別情報の付加機能 データベース設計システム10には、仮エンティティの
作成処理(図3のステップ104)によって作成された
仮エンティティのデータ項目に対して、当該データ項目
に対応するキー定義データを識別するための情報(以
下、「キー定義データ識別情報」という)を付加する機
能が設けられている。
ィティの作成処理後、ユーザによりOKを示すコマンド
が入力されたら(ステップ106)、各データ項目の名
称に、キー定義データ識別情報として、キー定義データ
の名称或いはその一部が自動的に付加されるようになっ
ている。例えば、キー定義データの名称が「××」、デ
ータ項目の名称が「△△」の場合は、データ項目の名称
が「××・△△」に変更されるようになっている(図4
8参照)。なお、既に、データ項目の名称にキー定義デ
ータの名称或いはその一部が含まれている場合は、デー
タ項目の名称は変更しない。
ータ識別情報の付加に伴って、当該データ項目が抽出さ
れた画面・帳票の対応する情報(画面・帳票内データ項
目の名称)も同時に変更される。
データ識別情報を付加し、画面・帳票の対応する情報も
変更しておくことにより、仮エンティティの作成処理を
再度実行する場合に、前回の処理において作成した仮エ
ンティティを自動的に作成する(キー定義データとデー
タ項目とに自動区分)ことができる。すなわち、2回目
以降の仮エンティティの作成処理の処理(作業)時間を
短縮することができる。これは、大量の画面・帳票を処
理する場合に非常に有効である。
デンティファイア・アトリビュート仕様26が格納され
ており、フォーム・データ項目表示枠50をモニタ36
に表示する場合、このアイデンティファイア・アトリビ
ュート仕様26の情報が使用される。すなわち、データ
ベース16からアイデンティファイア・アトリビュート
仕様26の情報を読み出す場合、正規化エンティティ単
位でアクセス可能となっている。
規化エンティティの個数が増えると、その分だけデータ
ベース16へのアクセス回数が増え、当該画面・帳票に
対応するフォーム・データ項目表示枠50の表示速度が
遅くなってしまう(データベース16から必要な情報を
検索する検索時間が増える)。
場合も、通常は、画面・帳票から入力された画面・帳票
内データ項目の各種の情報を正規化エンティティ単位で
データベースに格納したり、読み出したりするため、画
面・帳票を構成している正規化エンティティの個数が増
えると、データベースへのアクセス回数が増えて処理速
度が低下する。
には、表示用に非正規化したアイデンティファイア・ア
トリビュート仕様26を作成して、データベース16に
格納する機能が設けられている。機能設定画面(図示省
略)において、この非正規化機能がONに設定されてい
る場合は、画面・帳票毎にISAM(Index Sequential
Access Method:索引順次アクセス方式)ファイル的設
計で非正規化したエンティティ(以下、「非正規化エン
ティティ」という)が作成される。
示されるように、各画面・帳票を構成しているエンティ
ティをHDR(ヘッダ)エンティティとDTL(ディテ
ール)エンティティとに分け、各々キー定義データを1
つだけ残し、残りのキー定義データをデータ項目とし、
HDRエンティティを1つにまとめた非正規化エンティ
ティ、及びDTLエンティティを1つにまとめた非正規
化エンティティを作成するようになっている。
タの名称を変更して、本来の正規化エンティティの名称
と作成した非正規化エンティティの名称とが一致しない
ようにしておく。なお、本実施の形態では、キー定義デ
ータ(及び非正規化エンティティ)の名称に「準」の文
字が付加されて、自動的にキー定義データの名称が変更
されるようになっている。
デンティファイア・アトリビュート仕様26をデータベ
ース16に格納し、フォーム・データ項目表示枠50を
モニタ36に表示する際には、この非正規化エンティテ
ィのアイデンティファイア・アトリビュート仕様26を
用いる。
ス回数が減らすことができ、画面・帳票を構成している
正規化エンティティの個数が増えても、フォーム・デー
タ項目表示枠50の表示速度を損なうことがない。
上」画面のフォーム・データ項目表示枠50を表示する
場合、非正規化を行っていないと、正規化エンティティ
が7つあるので、データベース16に7回アクセスする
必要がある。これに対して、非正規化後は、7つの正規
化エンティティが2つの非正規化エンティティにまとめ
られているので、データベース16へのアクセス回数は
2回で済む。
項目を、当該非正規化エンティティにまとめられた正規
化エンティティ毎に横線を引いて区分けして、フォーム
・データ項目表示枠50の下部左領域に表示する(図4
9(B)参照)等して、当該非正規化エンティティに含
まれる正規化エンティティを示すようになっている。す
なわち、非正規化を行っても、画面・帳票と正規化エン
ティティの関係を示すことができる。これにより、作成
された非正規化エンティティに基づく対応マトリックス
テーブル28を容易に作成することができるとともに、
画面・帳票が追加、削除、或いは内容変更された場合に
も対応できる。
て、作成された非正規化エンティティを分割したり、統
合したりするようにしてもよい。このためにも、非正規
化エンティティのデータ項目を正規化エンティティ毎に
区分けしてフォーム・データ項目表示枠50に表示すれ
ば、ユーザが当該非正規化エンティティに含まれている
正規化エンティティを把握することができ、非正規化エ
ンティティの分割・統合作業が容易になるという効果も
ある。なお、図49では、フォーム・データ項目表示枠
50の下部左領域に横線を引いて、非正規化エンティテ
ィのデータ項目を正規化エンティティ毎に区分けする例
を示したが、当然ながらこれ以外の方法で非正規化エン
ティティのデータ項目を正規化エンティティ毎に区分け
して表示してもよい。
トリックステーブル28を作成したら、関係マトリック
ステーブル30を作成して、ERモデル図32を作成す
る。このERモデル図32に基づいて、DBMSを構築
すれば、非正規化エンティティ単位でデータベースにア
クセスでき、実際にDBMSを構築して運用する場合の
処理速度の向上を図ることもできる。
る正規化エンティティをHDRエンティティとDTLエ
ンティティとに分けて非正規化を行う例を示したが、こ
れに限定されるものではない。複数の正規化エンティテ
ィを1つの非正規化エンティティにまとめることが本質
である。例えば、1つの画面・帳票を構成している全て
の正規化エンティティを1つの非正規化エンティティに
まとめるようにしてもよい。また、図50に示すよう
に、DTLエンティティの繰返し回数を指定し(図50
は繰り返し回数を3回に指定)、当該指定した繰返し回
数分だけデータ項目のセットを備えた非正規化エンティ
ティを作成するようにしてもよい。
ィに多数のデータ項目が含まれることが多くなる。実際
のDBMSを構築して運用する場合、データベースに対
する書込み・読出しは、前述のように、正規化エンティ
ティ単位で行われるため、正規化エンティティのデータ
量が多いと、それだけデータベースへのアクセス時間
(特に読出しに要する時間)が長くなってしまう。例え
ば、「従業員」エンティティが、キー定義データが「従
業員番号」であり、データ項目に「従業員名」、「生年
月日」、「入社日」、「職務経歴」、「給料」等、従業
員に関する多数の項目を含んでいる場合、これに基づい
てDBMSを構築すると、「入社日」のデータのみが必
要な場合でも、「従業員名」、「職務経歴」等、他のデ
ータ項目のデータも一緒に読み出すことになる。
には、正規化エンティティを分割する機能が設けられて
いる。ユーザによりデータ量が多くなる正規化エンティ
ティを指定して分割が指示された場合、当該分割指示さ
れた正規化エンティティを画面・帳票単位に分割する
(以下、この分割して作成されたエンティティのことを
「分割エンティティ」と称す)。このとき、各分割エン
ティティについて、キー定義データの名称とエンティテ
ィの名称とが互いに一致しないようにしておく。
番号2」、「従業員番号3」のように、各分割エンティ
ティのキー定義データの名称の末尾に、1、2、3…と
順に数字番号を付加し、エンティティの名称に、当該分
割エンティティが対応する画面・帳票の名称を用いるよ
うになっている。
る「番号」、「コード」等を削除して分割エンティティ
化するものは存在したが、この場合、分割エンティティ
間でキー定義データの名称が同一になるため、識別が困
難であった。これに対して、上記のように、分割エンテ
ィティ間でキー定義データの名称を非同一にしておくこ
とで、各画面・帳票のフォーム・データ項目表示枠50
を表示した場合に、各分割エンティティを容易に識別で
きる。
ログラム的処理により実現される。従って、CPU14
が、本発明の分割・統合手段の機能を担っている。
について述べると、データベース設計システム10で
は、所謂第1、第2、第4、第5正規化の処理に対応可
能である。
することであり、データベース設計システム10では、
データ項目抽出時にHDR部分とDTL部分を区分する
際に、自動的に実行される。
ータ項目に区分することであり、データベース設計シス
テム10では、仮エンティティの作成処理時に自動的に
実行される。第1、第2正規化の結果が図17に示した
ように自動的に表現される。
ータ項目間)の関数従属性(推移関数従属)を排除する
ことであり、データベース設計システム10では、関数
従属性を有するデータ項目を排除せずに、敢えて残すよ
うにしている。
義データが存在しないものをエンティティ化することで
あり、データベース設計システム10では、図8に示し
たように、キー定義データの存在しないエンティティと
して、「営業活動」エンティティ、「設計作業工数」エ
ンティティ「見積作業工数」エンティティ作成する。
ィティ間の関係を3つ以上の射影に損失無く分解するこ
とである。上記説明で用いた例はこの第5正規化を実行
せずに済む場合であったが、データベース設計システム
10では、リレーションシップの作成処理時に、リソー
スとリソースのエンティティ間に参照キーが代入される
ので、第5正規化が実行可能な場合には自動的に実行さ
れる。
が追加、削除、内容変更された場合に、画面・帳票・機
能仕様書の追加、削除、内容変更に基づいてERモデル
図、統合ERモデル図、抽出ERモデル図、又は部分E
Rモデル図を修正する場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではない。ERモデル図、統合
ERモデル図、抽出ERモデル図、又は部分ERモデル
図を修正するとともに、その修正個所の色を変える等に
よって、修正個所、すなわち修正前の(前回作成した)
ERモデル図、統合ERモデル図、抽出ERモデル図、
又は部分ERモデル図との差分をユーザに報知するよう
にしてもよい。
は、DBMSを構築するためのプログラムの修正すべき
個所、及びその修正内容をユーザが容易に把握すること
ができる。これも画面・帳票を処理する場合を扱う場合
に有効である。
ル画面64の削除ボタン68を用いて、不必要なリレー
ションシップを1つずつ削除する場合を例に説明した
が、より使い勝手の良いシステムにするために、例え
ば、図51に示されるように、列単位でまとめてリレー
ションシップを削除するための列削除ボタン80や、行
単位でまとめてリレーションシップを削除するための行
削除ボタン82を設け、行や列単位で複数のリレーショ
ンシップをまとめて削除できるようにしてもよい。ま
た、CPU14によって自動的に作成されたときの関係
マトリックステーブル30(初期状態)に戻すための初
期化ボタン84を設ける等によって、必要なリレーショ
ンシップを誤って削除してしまった場合に、初期状態に
戻すことができるようにしてもよい。
示枠50、エンティティ表示枠53、対応マトリックス
テーブル画面54、詳細対応マトリックス画面62、関
係マトリックステーブル画面64、ERモデル図32を
各々独立に表示する場合を例に説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。これらを組み合わせて同
時に表示可能としてもよい。
エンティティ表示枠53とを同時に表示した状態で、対
応マトリックステーブル画面54、関係マトリックステ
ーブル画面64、ERモデル図32(特に部分ERモデ
ル図)の何れかを表示するようにするとよい。これによ
り、ユーザによる対応マトリックステーブル28、関係
マトリックステーブル30、ERモデル図32の作成結
果が適切であるか否かの確認作業が容易になる。
エンティティ表示枠53とを同時表示する際に、マスタ
ー関連のものとトランザクション関連のものに分ける
等、グループ分けして表示するようにするとよい。具体
的には、データベース設計システム10に、フォームI
Dの番号順又は指定された配置でフォーム・データ項目
表示枠50を整列表示し、正規化エンティティの登録処
理を行うフォーム・データ項目表示枠50を選択し、正
規化エンティティの登録処理により新規に登録された正
規化エンティティのエンティティ表示枠53を、当該登
録処理において、新規に処理対象としたフォーム・デー
タ項目表示枠50に隣接配置するようにすればよい。
項目表示枠50のフォームIDを付与する際に、マスタ
ー関連(リソースを多く含んでいるものをマスター登
録)のフォーム・データ項目表示枠50Mには0〜9
9、受注管理に関連するフォーム・データ項目表示枠5
0Jには100番台、発注管理に関連するフォーム・デ
ータ項目表示枠50Hには200番台、在庫管理Zに関
連するフォーム・データ項目表示枠50には300番台
としておくと、図68に示すように、自動的にグループ
毎(マスター/受注管理/発注管理/在庫管理)に区分
けされて、フォーム・データ項目表示枠50(50M/
50J/50H/50Z)が整列表示される。
ータ項目表示枠50をグループ分けして、上記のように
フォームIDの番号を付与してもよいし、ユーザが各フ
ォーム・データ項目表示枠50に付与するフォームID
の番号を指示してもよい。或いは、ユーザがマウス等に
より各フォーム・データ項目表示枠50の配置位置を指
定することで整列表示されるようにしてもよい。
ンティティの登録処理を行うフォーム・データ項目表示
枠50をグループ単位に選択しやすくなり、ユーザはま
ずマスター関連のフォーム・データ項目表示枠50Mを
処理対象に選択して、正規化エンティティの登録処理を
行う。次いで、マスター関連と受注管理関連のフォーム
・データ項目表示枠50M、50Jを処理対象に選択し
て、正規化エンティティの登録処理を行う。なお、この
とき、処理済のマスター関連のフォーム・データ項目表
示枠50Mから抽出された正規化エンティティがマスタ
ーとして利用される。
管理関連のフォーム・データ項目表示枠50M、50
J、50Hを処理対象に選択し、最後に、マスター関連
と受注管理関連と発注管理関連と在庫管理関連のフォー
ム・データ項目表示枠50M、50J、50H、50Z
を選択して、同様に正規化エンティティの登録処理を行
う。
表示枠50を選択して、正規化エンティティの登録処理
を行うと、図69に示すように、マスター関連のフォー
ム・データ項目表示枠50Mから抽出された正規化エン
ティティのエンティティ表示枠53Mが、当該フォーム
・データ項目表示枠50Mに隣接して整列表示される。
同様に、受注管理関連、発注管理関連、在庫管理関連の
フォーム・データ項目表示枠50J、50H、50Zか
ら抽出された正規化エンティティのエンティティ表示枠
53J、53H、53Zが、当該フォーム・データ項目
表示枠50J、50H、50Zに、各々隣接して整列表
示される。
3J、53H、53Zを整列表示する際に、エンティテ
ィタイプ(イベント/リソース)でも区分けするように
なっている。また、当然ながら、正規化エンティティの
登録処理の実行後は、フォーム・データ項目表示枠50
内の表示も正規化エンティティによる区分に更新される
ので、二重線の枠となる。
データ項目表示枠50とエンティティ表示枠53と表示
することにより、トランザクション毎に確認作業を行う
ことができる。また、以降の処理をトランザクション毎
に行うことも容易になる。
の組み合わせを処理対象としてもよい。また、ISAM
や、VSAM(Virtual Storage Access Method:仮想
記憶アクセス方式)のファイル形式のデータファイルを
画面・帳票に対応させて、本発明を適用することもでき
る。
ポジトリの情報資源管理のためのデータ保存領域に保存
してもよい。リポジトリに情報を保存しておくことによ
り、後日この保存された情報を利用して同様の処理を行
なうこともできる。
種プログラム(プログラム18、20、22、24)を
FD、CD−ROM等から読み出して補助記録装置12
にインストールしているが、本発明はこれに限定される
ものではない。例えば、有線又は無線のネットワーク
や、電話回線等の伝送手段により伝送してプログラムを
インストールしてもよい。すなわち上記プログラムは、
有形の記憶媒体及び伝送手段の少なくとも一方により流
通することができる。
ース設計システムに直接入力してもよいし、有線又は無
線のネットワークや、電話回線等の伝送手段により伝送
して、入力するようにしてもよい。当然ながら、ユーザ
は、データベース設計システムを直接操作するようにし
てもよいし、有線又は無線のネットワークや、電話回線
等を介してデータベース設計システムと接続された端末
側から操作するようにしてもよい。
もに機能仕様書にも対応してRDBのデータベース正規
化設計作業を行うことができ、また、データベース正規
化設計作業後の処理対象画面・帳票・機能仕様書の削除
並びにERモデル図の統合・削除を効率的且つ正確に行
い、生産効率及び品質を上げることができるという優れ
た効果を有する。さらにERモデル図を作成する際の各
種データを有効に表示することもできる。
ステムの構成図である。
ールの起動時に表示されるメイン画面の一例を示す図で
ある。
すフローチャートである。
表示されるフォーム・データ項目表示枠の例であり、
(A)は「部門」画面、(B)は「施行」画面のフォー
ム・データ項目表示枠の例である。
時に表示されるフォーム・データ項目表示枠の例であ
り、(A)は「部門」画面、(B)は「施行」画面のフ
ォーム・データ項目表示枠の例である。
データ項目表示枠のその他の例であり、(A)はデータ
項目抽出時に表示される「施行」画面、(B)は仮エン
ティティ作成時に表示される「施行」画面のフォーム・
データ項目表示枠の例である。
時に表示されるエンティティタイプを設定するためのプ
ルダウンメニューの例である。
を表示するエンティティ表示枠の例である。
表示される対応マトリックステーブル画面の例である。
クステーブルが表示される詳細対応マトリックステーブ
ル画面の例であり、「部門」エンティティの詳細対応マ
トリックステーブル画面の例である。
すテーブル説明図である。
テーブルが表示される関係マトリックステーブル画面の
例であり、フォームIDが113の画面(「決済」画
面)の関係マトリックステーブル画面の例である。
システムで作成されるERモデル図の例である。
作成処理結果の例を示すフォーム・データ項目表示枠の
例である。
作成時にマスターファイルに登録されている仮エンティ
ティの説明図である。
「売上計上」画面に属している正規化エンティティ例を
示すフォーム・データ項目表示枠の例である。
の「売上計上」画面に属している正規化エンティティの
リレーションシップ作成処理を行った場合の処理結果例
を示す関係マトリックステーブル画面の例である。
14の「売上計上」画面に属している正規化エンティテ
ィのリレーションシップ作成処理を行った場合の処理結
果例を示す関係マトリックステーブル画面の例である。
が間違っている場合の対応マトリックステーブル画面例
である。
が間違っている場合の、当該エンティティが属するフォ
ームIDが113の画面(A)、フォームIDが115
の画面(B)の関係マトリックステーブル画面の例であ
る。
が正しいタイプに変更された場合の、当該エンティティ
が属するフォームIDが113の画面(A)、フォーム
IDが115の画面(B)の関係マトリックステーブル
画面の例である。
処理を示すフローチャートである。
示すフローチャート(A)、リレーションシップ変更処
理を示すフローチャート(B)である。
規化処理設計を行って作成されたERモデル図である。
規化処理設計を行って作成された「発注計上」画面に属
する正規化エンティティを示すフォーム・データ項目表
示枠の例である。
規化処理設計を行って作成された対応マトリックステー
ブルが表示された対応マトリックステーブル画面の例で
ある。
規化処理設計を行って作成された「発注計上」画面の関
係マトリックステーブルが表示された関係マトリックス
テーブル画面の例である。
処理を説明するための図であり、(A)は「売上計上」
画面(追加画面)の自動正規化処理前、(B)は自動正
規化処理後のフォーム・データ項目表示枠の例である。
化処理設計を行った後に、「売上計上」画面を追加対象
画面として画面・帳票の追加処理を行ったとき、又は
「売上計上」画面と「発注計上」画面を処理対象画面と
して、正規化処理設計を行ったときに、作成された対応
マトリックステーブルが表示された対応マトリックステ
ーブル画面の例である。
て画面・帳票の追加/削除処理を行ったときに作成され
た「売上計上」画面の関係マトリックステーブルが表示
された関係マトリックステーブル画面の例である。
化処理設計を行った後に、「売上計上」画面を追加対象
画面として画面・帳票の追加処理を行ったとき、又は
「売上計上」画面と「発注計上」画面を処理対象画面と
して、正規化処理設計を行ったときに作成されたERモ
デル図である。
処理を示すフローチャートである。
合処理を示すフローチャートである。
合処理を説明するための図であり、処理対象のERモデ
ル図の例である。
ーブルを示す対応マトリックステーブル画面の例であ
る。
合処理を説明するための図であり、処理対象のERモデ
ル図の例である。
ーブルを示す対応マトリックステーブル画面の例であ
る。
出処理を示すフローチャートである。
の作成処理結果の例を示す図であり、(A)はフォーム
IDが102の画面、(B)はフォームIDが110の
画面の部分ERモデル図である。
しての「信託報酬引落額」機能仕様書例を示す説明図で
ある。
た機能仕様書内データ項目を説明するための「信託報酬
引落額」機能仕様書のフォーム・データ項目表示枠の例
である。
(B)はサイズ自動調整機能がONに設定されている場
合のフォーム・データ項目表示枠の例である。
の部分ERモデル図の例である。
部分ERモデル図の例である。
ーム・データ項目表示枠、(B)は未使用データ項目が
ある場合のエンティティ表示枠の例である。
よってOKを示すコマンドが入力される前のフォーム・
データ項目表示枠、(B)はOKを示すコマンドが入力
された後のフォーム・データ項目表示枠の例であり、
(C)はOKを示すコマンドが入力された後、登録され
る「見積」エンティティを示す。
けるエンティティの構成を示し、(B)は非正規化機能
がONに設定された場合の「受注計上」画面における非
正規化エンティティの構成を示し、(C)は登録された
非正規化エンティティを示す。
た場合の非正規化エンティティの例であり、(A)は
「受注計上」画面における非正規化エンティティの構成
を示し、(B)は登録された非正規化エンティティを示
す。
である。
区分け表示の例を示す図である。
表示枠のグループ毎の区分け表示の例である。
Claims (39)
- 【請求項1】 ERモデルを用いたデータベース設計シ
ステムであって、 キー定義データと該キー定義データに対応するデータ項
目とを含む複数の情報を、キー定義データと該キーデー
タに対応するデータ項目とに分類して仮エンティティを
作成する仮エンティティ作成手段と、 前記仮エンティティに共通するキー定義データを有する
仮エンティティが存在する場合には1つのエンティティ
に集約して、正規化エンティティを作成する正規化エン
ティティ作成手段と、 前記正規化エンティティのエンティティタイプを設定す
る設定手段と、 前記正規化エンティティ作成手段により作成された正規
化エンティティと前記情報との対応関係を示す第1のマ
トリックステーブルを作成する第1のテーブル作成手段
と、 前記第1のマトリックステーブルと、予め設定されてい
る前記エンティティタイプに基づく正規化エンティティ
間の関係とに基づいて、前記情報毎に、該情報に属する
前記正規化エンティティ間の関係を示す第2のマトリッ
クステーブルを作成する第2のテーブル作成手段と、 前記第2のテーブル作成手段により作成された前記情報
毎の第2のマトリックステーブルに基づいて、ERモデ
ル図を作成するERモデル図作成手段と、 を有することを特徴とするデータベース設計システム。 - 【請求項2】 キー定義データと該キー定義データに対
応するデータ項目とを含む複数の情報を入力する入力手
段を更に有する、 ことを特徴とする請求項1に記載のデータベース設計シ
ステム。 - 【請求項3】 前記ERモデル図作成手段が、前記複数
の情報のうちの少なくとも1つの前記情報に基づくER
モデル図、或いは2つ以上の前記情報の組み合わせに基
づくERモデル図を作成する、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ
ベース設計システム。 - 【請求項4】 前記正規化エンティティ作成手段が、前
記ERモデル図作成手段により作成された複数のERモ
デル図を統合するコマンドが入力されたときに、各ER
モデル作成時の正規化エンティティに共通するキー定義
データを有する正規化エンティティが存在する場合には
1つに集約する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
記載のデータベース設計システム。 - 【請求項5】 前記第1のマトリックステーブルにおけ
る正規化エンティティと前記情報との対応関係、前記第
2のマトリックステーブルにおける前記正規化エンティ
ティ間の関係、前記正規化エンティティのエンティティ
タイプ、及び前記正規化エンティティを構成するキー定
義データとデータ項目との対応関係のうちの少なくとも
1つを変更する変更手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に
記載のデータベース設計システム。 - 【請求項6】 前記変更手段が、 前記情報を削除するためのコマンドが入力されたとき
に、削除対象の情報に含まれる正規化エンティティが削
除可能か否かを判断する第1の判断手段と、 前記第1の判断手段によって削除不能と判断されたとき
は前記情報を削除し、削除可能と判断されたときは前記
情報及び前記正規化エンティティを削除する第1の削除
手段と、を有し 前記第1の削除手段によって前記情報、又は前記情報及
び前記正規化エンティティが削除されたときに、前記第
1のマトリックステーブルの正規化エンティティと前記
情報との対応関係を変更する、 ことを特徴とする請求項5に記載のデータベース設計シ
ステム。 - 【請求項7】 前記第1の判断手段は、削除対象の情報
に対応する正規化エンティティが、該削除対象の情報の
みに対応している場合に、該正規化エンティティが削除
可能と判断する、 ことを特徴とする請求項6に記載のデータベース設計シ
ステム。 - 【請求項8】 前記正規化エンティティが対応している
前記情報の数を記憶する第1の記憶手段を更に有し、 前記第1の判断手段は、前記情報を追加入力するための
コマンドが入力されたときは、追加対象の前記情報に対
応する前記正規化エンティティの前記第1の記憶手段に
記憶されている前記数をインクリメントし、 前記情報を削除するためのコマンドが入力されたとき
は、削除対象の前記情報に対応する前記正規化エンティ
ティの前記第1の記憶手段に記憶されている前記数をデ
クリメントし、前記数が0になった場合に、該正規化エ
ンティティが削除可能と判断する、 ことを特徴とする請求項7に記載のデータベース設計シ
ステム。 - 【請求項9】 前記変更手段が、 前記情報における前記エンティティ間の関係を削除する
ためのコマンドが入力されたときに、前記第2のマトリ
ックステーブルにおいて当該エンティティ間の関係を削
除する第2の削除手段を有し、 前記ERモデル図作成手段が、 前記第2の削除手段により削除されたエンティティ間の
関係を示す接続線が前記ERモデル図から削除可能か否
かを判断する第2の判断手段と、 前記第2の判断手段によって削除可能と判断されたとき
に、前記ERモデル図から該エンティティ間の関係を示
す接続線を削除する第3の削除手段とを有する、 ことを特徴とする請求項5乃至請求項8の何れか1項に
記載のデータベース設計システム。 - 【請求項10】 前記第2の判断手段は、前記第2の削
除手段により削除されたエンティティ間の関係が、前記
削除されたエンティティ間の関係に関連する前記情報の
みに存在する場合に、前記ERモデル図における該エン
ティティ間の関係を示す接続線が削除可能と判断する、 ことを特徴とする請求項9に記載のデータベース設計シ
ステム。 - 【請求項11】 前記エンティティ間の関係が属してい
る前記情報の数を記憶する第2の記憶手段を更に有し、 前記第2の判断手段は、前記エンティティ間の関係を追
加するためのコマンドが入力されたときは、追加対象の
エンティティ間の関係に対応する前記第2の記憶手段に
記憶されている前記数をインクリメントし、 前記エンティティ間の関係を削除するためのコマンドが
入力されたときは、削除対象のエンティティ間の関係に
対応する前記第2の記憶手段に記憶されている前記数を
デクリメントし、前記数が0になった場合に、前記ER
モデル図における該エンティティ間の関係を示す接続線
が削除可能と判断する、 ことを特徴とする請求項10に記載のデータベース設計
システム。 - 【請求項12】 前記変更手段が、 前記正規化エンティティのエンティティタイプの変更の
コマンドが入力されたときに、当該正規化エンティティ
のエンティティタイプを変更するとともに、前記第1の
マトリックステーブルを参照して前記情報の中から該正
規化エンティティが対応する情報を検索し、エンティテ
ィタイプの変更に基づいて、検索された情報に属する前
記正規化エンティティ間の関係を変更する、 ことを特徴とする請求項5乃至請求項11の何れか1項
に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項13】 前記変更手段が、 前記情報を削除するためのコマンドが入力されたとき
に、前記正規化エンティティを構成するキー定義データ
及びデータ項目から、削除対象の情報に含まれるキー定
義データ及びデータ項目のうちの少なくとも1つを削除
可能か否かを判断する第3の判断手段と、 前記第3の判断手段によって削除可能と判断されたとき
に、前記削除対象の情報に含まれるキー定義データ及び
データ項目のうちの少なくとも1つを削除する第4の削
除手段と、 を有することを特徴とする請求項5乃至請求項12の何
れか1項に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項14】 前記第3の判断手段は、前記削除対象
の情報に含まれるキー定義データ及びデータ項目のうち
の少なくとも1つが、削除対象の情報のみに含まれてい
る場合に、該キー定義データ及びデータ項目のうちの少
なくとも1つが削除可能と判断する、 ことを特徴とする請求項13に記載のデータベース設計
システム。 - 【請求項15】 同じキー定義データを含む前記情報の
数、及び同じデータ項目を含む前記情報の数を記憶する
第3の記憶手段を更に有し、 前記第3の判断手段は、前記情報を追加入力するための
コマンドが入力されたときは、追加対象の前記情報に含
まれるキー定義データ及びデータ項目の前記第3の記憶
手段に記憶されている前記数をインクリメントし、 前記情報を削除するためのコマンドが入力されたとき
は、削除対象の前記情報に含まれるキー定義データ及び
データ項目の前記第3の記憶手段に記憶されている前記
数をデクリメントし、前記数が0になった場合に、該キ
ー定義データ又はデータ項目が削除可能と判断する、 ことを特徴とする請求項14に記載のデータベース設計
システム。 - 【請求項16】 前記ERモデル図作成手段は、前記変
更手段による変更結果に基づいて、ERモデル図を修正
するとともに、修正個所を報知する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れか1項
に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項17】 前記仮エンティティ作成手段が、 作成した仮エンティティを登録してマスターファイルを
作成するマスターファイル作成手段と、 前記マスターファイルを参照して、キー定義データと対
応付けられていないデータ項目を検索する検索手段と、 前記検索結果を報知する検索結果報知手段と、 を有することを特徴とする請求項1乃至請求項16の何
れか1項に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項18】 前記仮エンティティ作成手段は、 作成済みの前記正規化エンティティを参照して、未分類
の前記情報をキー定義データと該キーデータに関連する
データ項目とに分類して仮エンティティを作成する、 ことを特徴とする請求項5乃至請求項17の何れか1項
に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項19】 前記正規化エンティティ作成手段が、 作成済みの前記正規化エンティティとキー定義データが
同一の仮エンティティを、該作成済みの正規化エンティ
ティに集約し、 作成済みの前記正規化エンティティとキー定義データが
異なる仮エンティティを新規の正規化エンティティとす
る、 ことを特徴とする請求項18に記載のデータベース設計
システム。 - 【請求項20】 作成済みの前記正規化エンティティを
参照して自動分類された仮エンティティ、又は該仮エン
ティティが集約された正規化エンティティを報知する自
動分類報知手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項18又は請求項19に記載のデ
ータベース設計システム。 - 【請求項21】 前記キー定義データとデータ項目の対
応関係をマニュアル修正するマニュアル修正手段と、 前記マニュアル修正手段による修正履歴を報知する履歴
報知手段とを更に有する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項20の何れか1項
に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項22】 前記情報内の前記キー定義データ、前
記データ項目、及び前記正規化エンティティの少なくと
も1つをマニュアルで追加及び削除の少なくとも一方を
行うマニュアル追加・削除手段と、 前記マニュアル追加・削除による追加又は削除後に、前
記情報と前記正規化エンティティとの整合性が保たれて
いるか否かを判断する整合性判断手段と、 前記整合性判断手段により非整合が検出された場合に、
当該非整合を報知する非整合報知手段と、を更に有す
る、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項21の何れか1項
に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項23】 前記正規化エンティティの分割及び統
合の少なくとも一方を行う分割統合手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項22に記載のデー
タベース設計システム。 - 【請求項24】 前記第1のマトリックステーブル作成
手段が、前記第1のマトリックステーブルとともに、前
記正規化エンティティ毎に、該正規化エンティティを構
成するキー定義データ及びデータ項目の各々と前記情報
との対応関係を示す第3のマトリックステーブルを作成
する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項23の何れか1項
に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項25】 前記第2のテーブル作成手段が、前記
正規化エンティティをヘッダ部分の正規化エンティティ
と、前記情報内での繰り返し項目を示すディテール部分
の正規化エンティティとに分割し、ヘッダ部分の正規化
エンティティ間の関係、ディテール部分の正規化エンテ
ィティ間の関係、及びヘッダ部分とディテール部分との
関係を求めて、第2のマトリックステーブルを作成す
る、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項24の何れか1項
に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項26】 前記情報、前記正規化エンティティ、
前記第1のマトリックステーブル、前記第2のマトリッ
クステーブル、及び前記ERモデル図の少なくとも1つ
を表示する表示制御手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項25の何れか1項
に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項27】 前記表示制御手段が、前記情報及び前
記正規化エンティティとともに、前記第1のマトリック
ステーブル作成手段、前記第2のマトリックステーブル
作成手段、前記ERモデル図作成手段の少なくとも1つ
により作成された前記第1のマトリックステーブル、前
記第2のマトリックステーブル、及び前記ERモデル図
の少なくとも1つを表示する、 ことを特徴とする請求項26に記載のデータベース設計
システム。 - 【請求項28】 前記表示制御手段が、 前記情報毎に付与された識別番号の順に、又は予め定め
られたグループ毎に区分して、前記情報を配置し、前記
情報の中から、前記正規化エンティティ作成手段が処理
対象とする情報を指定し、前記正規化エンティティ作成
手段が当該指定された前記情報を処理して、新規に作成
された正規化エンティティを該情報に隣接配置する、 ことを特徴とする請求項26又は請求項27に記載のデ
ータベース設計システム。 - 【請求項29】 前記表示制御手段が、前記情報を表示
する際に、前記情報毎に定められた1つの表示枠内に、
前記情報に含まれる前記キー定義データと前記データ項
目を表示するとともに、該情報のタイトルを該表示枠に
隣接して表示する、 ことを特徴とする請求項26乃至請求項28の何れか1
項に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項30】 前記情報が、画面、又は帳票、又は機
能仕様書のデータである、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項29の何れか1項
に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項31】 前記仮エンティティ作成手段が、各前
記情報において、同一のキー定義データ又はデータ項目
を1つに集約してから仮エンティティを作成する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項30の何れか1項
に記載のデータベース設計システム。 - 【請求項32】 ERモデルを用いたデータベース設計
方法であって、 キー定義データと該キー定義データに対応するデータ項
目とを含む複数の情報を、キー定義データと該キーデー
タに対応するデータ項目とに分類して仮エンティティを
作成し、 前記仮エンティティに共通するキー定義データを有する
仮エンティティが存在する場合には1つのエンティティ
に集約して、正規化エンティティを作成し、 前記正規化エンティティのエンティティタイプを設定
し、 前記正規化エンティティと前記情報との対応関係を示す
第1のマトリックステーブルを作成し、 前記第1のマトリックステーブルと、予め設定された前
記エンティティタイプに基づく正規化エンティティ間の
関係とに基づいて、前記情報毎に、該情報に属する前記
正規化エンティティ間の関係を示す第2のマトリックス
テーブルを作成し、 前記情報毎に作成された前記第2のマトリックステーブ
ルに基づいて、ERモデル図を作成する、 ことを特徴とするデータベース設計方法。 - 【請求項33】 前記第1のマトリックステーブルにお
ける正規化エンティティと前記情報との対応関係、前記
第2のマトリックステーブルにおける前記正規化エンテ
ィティ間の関係、前記正規化エンティティのエンティテ
ィタイプ、及び前記正規化エンティティを構成するキー
定義データとデータ項目との対応関係のうちの少なくと
も1つを変更可能となっている、 ことを特徴とする請求項32に記載のデータベース設計
方法。 - 【請求項34】 ERモデルを用いたデータベースを設
計するためのデータベース設計プログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な記録媒体であって、 キー定義データと該キー定義データに対応するデータ項
目とを含む複数の情報を、キー定義データと該キーデー
タに対応するデータ項目とに分類して仮エンティティを
作成し、 前記仮エンティティに共通するキー定義データを有する
仮エンティティが存在する場合には1つのエンティティ
に集約して、正規化エンティティを作成し、 前記正規化エンティティのエンティティタイプを設定
し、 前記正規化エンティティと前記情報との対応関係を示す
第1のマトリックステーブルを作成し、 前記第1のマトリックステーブルと、予め設定された前
記エンティティタイプに基づく正規化エンティティ間の
関係とに基づいて、前記情報毎に、該情報に属する前記
正規化エンティティ間の関係を示す第2のマトリックス
テーブルを作成し、 前記情報毎に作成された前記第2のマトリックステーブ
ルに基づいて、ERモデル図を作成する、データベース
設計プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録
媒体。 - 【請求項35】 前記データベース設計プログラムにお
いて、前記第1のマトリックステーブルにおける正規化
エンティティと前記情報との対応関係、前記第2のマト
リックステーブルにおける前記正規化エンティティ間の
関係、前記正規化エンティティのエンティティタイプ、
及び前記正規化エンティティを構成するキー定義データ
とデータ項目との対応関係のうちの少なくとも1つを変
更可能となっている、 ことを特徴とする請求項34に記載の記録媒体。 - 【請求項36】 キー定義データと該キー定義データに
対応するデータ項目とを含む情報に基づいてERモデル
を作成する際の表示方法であって、 前記情報毎に定められた1つの表示枠内に、前記情報を
表示すると共に、該情報のタイトルを該表示枠に隣接し
て表示する、 ことを特徴とする表示方法。 - 【請求項37】 前記表示枠内に、前記キー定義データ
と前記データ項目をエンティティ毎に区分して表示す
る、 ことを特徴とする請求項36に記載の表示方法。 - 【請求項38】 前記表示枠内をキー定義データ表示用
コラムとデータ項目表示用コラムとに分けて、 前記キー定義データ表示用コラム及び前記データ項目表
示用コラムに、前記キー定義データ及び前記データ項目
をエンティティ毎に区分して表示することを特徴とする
請求項36に記載の表示方法。 - 【請求項39】 前記表示枠内に表示するキー定義デー
タ及びデータ項目の少なくとも一方の、文字数及び個数
の少なくとも一方に応じて、当該前記表示枠のサイズを
調整する、 ことを特徴とする請求項36乃至請求項38の何れか1
項に記載の表示方法。
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