JP2001266442A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

Info

Publication number
JP2001266442A
JP2001266442A JP2000083242A JP2000083242A JP2001266442A JP 2001266442 A JP2001266442 A JP 2001266442A JP 2000083242 A JP2000083242 A JP 2000083242A JP 2000083242 A JP2000083242 A JP 2000083242A JP 2001266442 A JP2001266442 A JP 2001266442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk drive
disk
tray
guide
disk tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000083242A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Omori
清 大森
Katsumi Toyama
勝望 外山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000083242A priority Critical patent/JP2001266442A/ja
Publication of JP2001266442A publication Critical patent/JP2001266442A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 8cm光ディスクを用いる光ディスクドライ
ブ装置の1/2インチフォームファクター化を達成でき
るようにすること。 【解決手段】 8cm光ディスクをディスクトレー3上
に載置してディスクドライブ本体51内にローディング
する光ディスクドライブ装置1において、ディスクトレ
ー3を案内する左右一対のトレーガイド機構56を合成
樹脂製のディスクトレー3の左右両外側面3cに形成し
たガイド溝57と、板金製のディスクドライブ本体51
の左右両内側面51cにプレス加工等にて形成したガイ
ド突起58等によって構成して、ディスクドライブ本体
51の幅を90mmに構成し、高さを12.7mmに構
成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、CD、C
D−R/W、DVD−RAM等の直径が8cmの光ディ
スク(以下、単に8cm光ディスクと記載する)を記録
及び/又は再生するのに最適な小型、薄型のディスクド
ライブ装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ノート型パーソナルコンピュータ
(以下、単にノート型パソコンと記載する)用等として
市販されている3.5インチフロッピー(登録商標)デ
ィスクドライブ装置の1/2インチフォームファクター
化されたものは、幅が105mm、厚さが12.7mm
にまで小型化及び薄型化が進んでいて、このサイズの
3.5インチフロッピーディスクドライブ装置は洋服の
胸ポケット内等にも挿入して携帯することが可能であ
る。しかし、3.5インチフロッピーディスクドライブ
装置の容量は1.44MB程度と非常に低いことから、
この3.5インチフロッピーディスクドライブ装置と同
サイズ又はこれよりも小さいサイズで高容量のディスク
ドライブ装置の開発が望まれている。
【0003】そこで、本発明の出願人は、図9〜図11
に示し、特開平9−237454号公報によって公開さ
れたノート型パソコン用等として1/2フォーマットフ
ァクター化された光ディスクドライブ装置81を既に開
発している。この光ディスクドライブ装置81はCD−
ROM等の8cm光ディスク82をディスクトレー83
上に装着して、ディスクドライブ本体91内に矢印a、
b方向に出し入れ(ローディング及びアンローディング
すること)するように構成されたものである。
【0004】そして、ディスクトレー83は合成樹脂等
によって構成されていて、その前端には垂直状で細長い
フロントパネル84が一体に形成され、上面83aには
ディスク載置用のほぼ円形状の凹所85が形成されてい
る。そして、その凹所85の中央部にはセルフチャッキ
ング機構86を有するスピンドルモータ87が搭載され
ていて、そのスピンドルモータ87の一側部にはディス
クトレー83の出し入れ方向である矢印a、b方向に対
して所定の角度に傾斜された方向である矢印c、d方向
にシークされる光学ピックアップ88が搭載されてい
る。そして、フロントパネル84には7イジェクト釦8
9やボリューム、ヘッドホンジャック(何れも図示せ
ず)等が取り付けられている。
【0005】そして、ディスクドライブ本体91は板金
のプレス加工によって構成されたボトムケース92とト
ップケース93とを上下から嵌合してビス止めして、扁
平で方形状の箱型に構成されている。そして、そのディ
スクドライブ本体91の前端に形成されたトレー出入口
94がその前端の全域に亘って開放されている。そし
て、ディスクトレー83をトレー出入口94からディス
クドライブ本体91内に矢印a、b方向に出し入れする
ための左右一対のトレーガイド機構95がディスクトレ
ー83の左右両外側面83bに一体成形されたトレー側
ガイドレール96と、ディスクドライブ本体91の左右
両内側面91aに取り付けられた本体側ガイドレール9
7と、これらトレー側ガイドレール96と本体側ガイド
レール97との間に配置されて、そのトレー側ガイドレ
ール96と本体側ガイドレール97の双方にスライド自
在に係合された中間ガイドレール98とによって伸縮自
在のガイドレール構造に構成されている。但し、左右一
対のトレー側ガイドレール96はディスクトレー83の
下部に取り付けられる下部カバー99に一体成形されて
いる。
【0006】そして、この光ディスクドライブ装置81
は、1/2インチフォーマットに対応するように、ディ
スクドライブ本体91の厚さ(高さ)H11が12.7m
mに構成されている。そして、この光ディスクドライブ
装置81はノート型パソコン等の内部に組み込まれ、デ
ィスクドライブ本体91の内部の後端部に取り付けられ
ている外部インターフェースをノート型パソコン内のコ
ネクター(何れも図示せず)に接続して使用する、いわ
ゆる内蔵タイプの光ディスクドライブ装置81に構成さ
れている。そして、この光ディスクドライブ装置81に
よれば、8cm光ディスク52の記録容量として200
MB以上等の高容量(高密度記録)を達成することがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の光
ディスクドライブ装置81は左右一対のトレーガイド機
構95として、3本のガイドレール96、97、98を
伸縮自在に係合させた伸縮構造に構成していたために、
部品点数及び組立構造が多く、生産性に問題がある上
に、著しくコスト高についている。
【0008】しかも、その3本のガイドレール96、9
7、98を伸縮自在に係合された伸縮構造の左右一対の
トレーガイド機構95はディスクドライブ本体91の幅
11を縮小する上での大きな障害となっていて、このデ
ィスクドライブ本体91の幅W11は128mm以下に縮
小することが非常に困難である。従って、前述した幅が
105mmの3.5インチフロッピーディスクドライブ
装置のように、この光ディスクドライブ装置81を洋服
の胸ポケット内に等に挿入して携帯することには不向き
である。
【0009】更に、この従来の光ディスクドライブ装置
81は、もともとノート型パソコン等のコンピュータ装
置への内蔵タイプ専用機として開発されたものであっ
て、この光ディスクドライブ装置81をノート型パソコ
ン等から取り外して、洋服の胸ポケット内等に挿入して
携帯し、屋外等にてプレイするようなことは全くできな
いものであった。
【0010】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、3.5インチフロッピーディスク
ドライブ装置の1/2インチフォームファクターに対応
できる小型、薄型を達成できる高容量のディスクドライ
ブ装置と、ノート型パソコン等のコンピュータ装置から
取り外して携帯し、屋外等でプレイすることが可能なデ
ィスクドライブ装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の第1の発明は、前端にフロントパネルが形
成され、上面にディスク載置用凹所が形成されたディス
クトレーと、前端に形成されたトレー出入口からディス
クトレーが出し入れされる扁平な箱型に形成されたディ
スクドライブ本体とを備え、ディスクトレーの左右両外
側面とディスクドライブ本体の左右両内側面とのうちの
一方に設けたガイド溝と他方に設けたガイド突起とによ
って左右一対のトレーガイド機構を構成したものであ
る。また、本発明の第2の発明は、前端にフロントパネ
ルが形成され、上面にディスク載置用凹所が形成された
ディスクトレーと、前端に形成されたトレー出入口から
ディスクトレーが出し入れされる扁平な箱型に形成され
たディスクドライブ本体とを備え、ディスクトレーのフ
ロントパネルにプレイ操作、イジェクト操作、ボリュー
ム操作等を行うための複数の操作部を設け、ディスクド
ライブ本体の後端にコンピュータ装置への接続用の外部
インターフェースを設けると共に、そのディスクドライ
ブ本体に携帯用電源パックを脱着可能に取り付けられる
ように構成したものである。
【0012】上記のように構成された本発明の第1の発
明のディスクドライブ装置は、左右一対のトレーガイド
機構をガイド溝とガイド突起のみで構成したので、ディ
スクドライブ本体の幅を大幅に縮小することができる。
また、本発明の第2の発明は、ディスクトレーのフロン
トパネルに、プレイ操作、イジェクト操作、ボリューム
操作等を行うための複数の操作部を設ける一方、ディス
クドライブ本体のコンピュータ装置への接続用の外部イ
ンターフェースと、脱着可能な携帯用電源パックとを設
けたので、コンピュータ装置への内蔵使用と、屋外等へ
の携帯使用との2通りの使用が可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したディスク
ドライブ装置の実施の形態を図1〜図8を参照して説明
する。
【0014】まず、ディスクドライブ装置である光ディ
スクドライブ装置1はノート型パソコン用等として開発
された1/2フォーマットファクター化されたものであ
り、CD、CD−R/RW、DVD−RAM等の高容量
(高密度)の8cm光ディスク2をディスクトレー3上
に装着して、ディスクドライブ本体51内に矢印a、b
方向に出し入れ(ローディング及びアンローディング)
するようにして、その光ディスク2の記録及び/又は再
生を行うものである。
【0015】そして、ディスクトレー3は合成樹脂等に
よって構成されていて、トレー本体4Aの前端には垂直
状で細長いフロントパネル4Bが一体に形成され、トレ
ー本体4Aの上面3aにはディスク載置用のほぼ円形状
の凹所5が形成されている。そして、この凹所5の底部
には多角形状に形成された開口部6が形成されていて、
板金等でプレス加工されたユニットベース7がその開口
部6内にクリアランスを有する状態で水平状に挿入され
ている。そして、そのユニットベース7の下部で、外周
の複数箇所に形成された取付片7aがゴム等の弾性部材
で構成された複数のインシュレータ8を介して複数のビ
ス9によってディスクトレー3の下面3bにビス止めさ
れている。
【0016】そして、そのユニットベース7の下部にス
ピンドルモータ11がその下端のモータ基板12によっ
て垂直状にビス止めされていて、そのスピンドルモータ
11のロータの上端に一体に形成されたディスクテーブ
ル13がユニットベース7に形成された円形穴14を挿
通してユニットベース7の上方に突出され、そのディス
クテーブル13が凹所5の中央位置に配置されている。
そして、このディスクテーブル13の中央上部に一体に
形成されたセンターリングガイド13aの外周の3箇所
にセルフチャッキング機構13bが取り付けられてい
る。
【0017】そして、ユニットベース7の下部にデータ
ピックアップ手段である光学ピックアップ15が取り付
けられていて、この光学ピックアップ15はスレッド1
6と、そのスレッド16の上部に上向きの垂直状に取り
付けられた対物レンズ17と、そのスレッド16に組み
込まれて対物レンズ17にレーザビームを照射し、か
つ、そのレーザビームの反射光を受光するデータの記録
及び/又は再生用の光学ブロック(図示せず)とを備え
ている。そして、対物レンズ16がユニットベース7に
形成された長穴18を挿通してユニットベース7の上方
に突出されていて、この長穴18はスピンドルモータ1
1に対して所定の角度に傾斜されている。そして、ユニ
ットベース7の下部にスレッド移動機構21が取り付け
られていて、このスレッド移動機構21は外周に形成さ
れたラセン溝でスレッド16を駆動する送りネジ兼用の
主ガイド軸22と副ガイド軸23との間でスレッド16
の両端を支持し、スレッド駆動モータ24によって減速
用ギアトレイン25を介して主ガイド軸22を回転駆動
することによって、スレッド16と一体に対物レンズ1
7を主ガイド軸22と副ガイド軸23との間で長穴18
に沿って矢印c、d方向に移送するように構成されたも
のである。
【0018】そして、このディスクトレー3のフロント
パネル4Bには、プレイ操作、イジェクト操作、ボリュ
ーム操作等を行うための操作部であるプレイ釦26、イ
ジェクト釦27、ボリュームダイアル28等や動作表示
用インジケータであるLED29、ヘッドホンジャック
30やイマージェンシーイジェクト操作用のニードル挿
入穴31等が設けられている。そして、フロントパネル
4Bの背面にはプレイ釦26、イジェクト釦27及びボ
リュームダイアル28にそれぞれ対向されたプレイスイ
ッチ26a、イジェクトスイッチ27a及びボリューム
28aが取り付けられている。
【0019】また、フロントパネル4Bの背面で、ニー
ドル挿入穴31の後方部にロックレバー32がディスク
トレー3の下面3bに固着された支点軸33を中心に矢
印e、f方向に回転自在に取り付けられていて、イジェ
クトスイッチ27aやホストコンピュータからのイジェ
クト指令信号によってロックレバー32を矢印f方向に
ロック解除する自動ロック解除機構34がディスクトレ
ー3の下面3bでロックレバー32の近傍位置に取り付
けられている。そして、この自動ロック解除機構34は
イジェクトモータ35によって減速用のギアトレイン3
6を介してロックレバー32を矢印e方向への回転付勢
用ばね(図示せず)に抗して矢印f方向に回転駆動する
ことができるように構成されている。
【0020】次に、ディスクドライブ本体51は板金に
よってプレス加工されたボトムケース52とトップケー
ス53を上下から嵌合して複数のビス54によってビス
止めして、扁平で方形状の箱型に構成したものである。
そして、このディスクドライブ本体51の前端51aに
形成されたトレー出入口55がその前端51bの全域に
亘って開放されていて、後端51bは閉塞端に構成され
ている。
【0021】そして、ディスクトレー3をトレー出入口
55からディスクドライブ本体51内に矢印a、b方向
に出し入れするための左右一対のトレーガイド機構56
が、ディスクトレー3の下端側に形成された左右両外側
面3cに沿って水平状に形成されたガイド溝57と、デ
ィスクドライブ本体51の左右両内側面51cの下端側
に沿って適当な間隔を隔てて形成された複数のガイド突
起58とによって構成されている。
【0022】この際、図7の(A)に示すように、複数
のガイド突起58はボトムケース53の左右両側板52
aの内側に形成されることになり、図7の(B)に示す
ように、その左右両側板52aの一部をプレス加工の絞
り加工によって内側へ絞り出すように加工すれば、ボト
ムケース52全体のプレス加工時にこれらの複数のガイ
ド突起58を同時に加工してしまうことができて、加工
工程の削減による低コスト化を実現できる。但し、図7
(C)に示すように、ボトムケース53の左右両側板5
3aの内側に複数のピン形状のガイド突起58を加締め
止め59することも可能であり、この加締め止め方法を
採用すれば、ピン形状のガイド突起58によってガイド
溝57のスライド特性及びスライド精度の向上を図るこ
とができる。なお、複数のガイド突起58を相互に連結
したレール形状のガイド突起58を採用することも可能
である。また、左右一対のトレーガイド機構56を構成
しているガイド溝57をディスクドライブ本体51の左
右両内側面51c側に形成し、複数のガイド突起58
(又はレール形状のガイド突起58)をディスクトレー
3の左右両外側面3c側に形成しても良い。
【0023】そして、ディスクドライブ本体51の前端
51aの近傍位置で、ボトムケース52上には、ディス
クトレー3のロックレバー32が矢印e、f方向に係
合、離脱自在に係合されるロックピン61が垂直状に取
り付けられている。また、図1、図4及び図6に示すよ
うに、ディスクトレー3をディスクドライブ本体51外
へ矢印b方向へアンローディングした時に、ディスクト
レー3をそのイジェクト位置で停止するための左右一対
のストッパー用突起37がディスクトレー3側に設けら
れ、左右一対のストッパー62がディスクドライブ本体
51側に設けられている。そして、左右一対のストッパ
ー用突起37はディスクトレー3の後端3cの左右両端
の下面に一体成形された小突起で構成され、左右一対の
ストッパー62はディスクドライブ本体51の前端51
aで、ボトムケース52の左右両端から上方に切り起さ
れた切り起し片で構成されている。
【0024】そして、ディスクドライブ本体51内の後
端51bで、一側方に偏位された位置にインターフェー
ス基板63が複数のビス64によって水平状に取り付け
られていて、そのインターフェース基板63の上面に実
装されたマルチコネクターである外部インターフェース
65がそのディスクドライブ本体51の後端51bの一
側方へ偏位された位置に形成された長方形状の開口部6
6の内側に対向されて配置されている。そして、インタ
ーフェース基板63の下面に実装された接続用コネクタ
ー67と、ディスクトレー3の下面3bに取り付けられ
た接続用コネクター38との間が長さ的に余裕のあるフ
レキシブルプリント基板68によって接続されている。
なお、このフレキシブルプリント基板68はほぼU字状
に形成されていて、その前端側を前方側である矢印b方
向に反転させて接続用コネクター38に接続されてい
る。そして、その接続用コネクター38と、スピンドル
モータ11、スレッド16、スレッド移動機構21、プ
レイスイッチ26a、イジェクトスイッチ27a、ボリ
ューム28b、LED29、ヘッドホンジャック30及
び自動ロック除去機構34等との間が図示省略した配線
手段によって電気的に接続されている。
【0025】そして、ディスクトレー3の下面3bで、
後端の近傍位置におけるロックレバー32とは反対側の
位置にばね当接部39が一体成形されている。このばね
当接部39は矢印a、b方向に対して直角状で、かつ、
垂直状の板形状に構成されている。そして、ディスクド
ライブ本体51内で、後端51bの近傍位置におけるば
ね当接部39と同一位相位置であって、インターフェー
ス基板63の近傍位置に、イジェクト用ばねを構成して
いる捩りコイルばね70が取り付けられている。この捩
りコイルばね70は、図8に示すように、コイル部70
aと、そのコイル部70aからほぼV型に引き出された
固定端70b及び作用端70cによって構成されてい
て、そのコイル部70a内に挿入された段付きネジ71
等によってボトムケース52上に取り付けられている。
そして、この捩りコイルばね70の固定端70bがイン
ターフェース基板63をボトムケース52上にビス止め
するためにそのボトムケース52上に絞り加工された複
数のビス止め用ボス72の1つの側面に圧着されて固定
されていて、コイル部70aを中心に矢印g、h方向に
撓むように構成された作用端70cにディスクトレー3
のばね当接部39が矢印a方向から当接されるように構
成されている。
【0026】そして、図8に示すように、この捩りコイ
ルばね70の作用端70cは、ディスクトレー3のばね
当接部39に矢印b方向に常にほぼ一定トルクのイジェ
クト力Fを付与することを目的としてほぼS型に屈曲さ
れている。この際、その作用端70cのばね当接部39
に矢印b方向から当接される先端部70dはばね当接部
39に対する凸形状のほぼ半円弧状に形成され、その作
用端70cの付根部側に形成されたばね当接部39に対
する逃げ部70eはばね当接部39に対する凹形状のほ
ぼ半円弧状に形成されていて、これら当接部70dと逃
げ部70eが互いに逆向きの半円弧状に形成されている
ことによって、作用端70c全体がほぼS型に形成され
ている。
【0027】そして、図2、図3及び図5に1点鎖線で
示すように、ディスクドライブ本体51の後端51bの
外側に携帯用電源パック74が脱着可能に取り付けられ
るように構成されていて、その携帯用電源パック75が
ディスクドライブ本体51の外部インターフェース65
の開口部66の閉塞用カバー部材に兼用されている。即
ち、ディスクドライブ本体51の後端51bの開口部6
6の横位置に携帯用電源パック74が接続される+、−
の携帯用電源端子75が取り付けられ、その携帯用電源
端子75の横に携帯用電源パック74の施錠機構76が
取り付けられている。そして、携帯用電源パック74を
施錠機構76に矢印i方向から差し込むことによってそ
の携帯用電源パック74がディスクドライブ本体51の
後端51bの外側に取り付けられて施錠されると共に、
その携帯用電源パック74が携帯用電源端子75に接続
されるように構成されている。そして、この携帯用電源
パック74を施錠機構76から矢印j方向に抜き取れ
ば、外部インターフェース65の開口部66が開放され
るように構成されている。
【0028】本発明の8cm光ディスク2を使用する光
ディスクドライブ装置1は、以上のように構成されてい
て、まず、図1、図2、図4、図5及び図7に示すよう
に、左右一対のトレーガイド機構56をディスクトレー
3のトレー本体4Aの左右両外側面3cに一体成形した
ガイド溝57と、ディスクドライブ本体51の左右両内
側面51cにプレス加工等にて形成した複数のガイド突
起58のみの極めてシンプルで、小スペース構造に構成
したので、これら左右一対のトレーガイド機構56を図
5に示すディスクトレー3のトレー本体4Aのほぼ全幅
2 内に容易に収容させてしまうことができる。しか
も、この左右一対のトレーガイド機構56はガイド溝5
7とガイド突起58のみの最少部品で構成されているの
で、構造が簡単であり、部品点数及び組立工数が少なく
て、生産性が高く、低コストである。
【0029】この結果、図5に示すように、ディスクド
ライブ本体51の幅W1 をトレー本体4Aの幅W1 +2
T(但し、T=ボトムケース52の左右両側板52aの
板厚)の最小寸法に構成することができて、図2及び図
3に示すように、この光ディスクドライブ装置1のディ
スクドライブ本体51の幅W1 =90mm、高さ(厚
さ)H1 =12.7mm、奥行きD1 =105mmの最
小寸法に構成することができた。
【0030】そして、この光ディスクドライブ装置1の
幅W1 =90mm、高さH1 =12.7mm、奥行きD
1 =105mmは従来の3.5インチフロッピーディス
クドライブ装置の1/2インチフォームファクターであ
る幅105mm、高さ12.7mm内に十分な余裕を持
って収められる(特に、幅W1 =90mmは15mmも
小さくなっている)寸法であり、この光ディスクドライ
ブ装置1を洋服の胸ポケット内等に容易に挿入して屋外
等へ容易に携帯することができる。
【0031】それでいて、この光ディスクドライブ装置
1は、直径8cmの記録媒体として、8cmCD、8c
mCD−R/RW、8cmDVD−RAM等の高容量
(高密度)の8cm光ディスク2にデータを記録及び/
又は再生することができるものであり、記録容量の高容
量(高密度)化も十分に満足することができる。つま
り、3.5インチフロッピーディスクの記録容量は1.
44MB程度であったが、8cmDVD−RAMならば
1.46GB、8cmCD−R/RWの2倍密で400
MB、現行のCD−R/RWで200MBのそれぞれ高
容量を持つことができる。
【0032】次に、この光ディスクドライブ装置1の使
用方法について説明すると、まず、通常使用状態では、
この光ディスクドライブ装置1はノート型パソコン等の
コンピュータ装置内に組み込まれて、外部インターフェ
ース65が開口部66を通してコンピュータ装置内のコ
ネクターに接続され、内蔵タイプとして使用される。
【0033】そして、図2、図3及び図5に示すよう
に、ディスクトレー3をトレー出入口55からディスク
ドライブ本体51内に矢印a方向に完全に押し込んだ状
態(ローディング状態)では、図4及び図6に1点鎖線
で示すように、ロックレバー32がロックピン61に矢
印e方向から係合されて、ディスクトレー3がディスク
ドライブ本体51内にロックされている。そして、この
ディスクトレー3のロック時には、図8に実線で示すよ
うに、ディスクトレー3のばね当接部39が捩りコイル
ばね70の作用端70cの先端部70dに矢印a方向か
らに当接して、その先端部70dをばね力に抗して矢印
g方向へ撓ませて、ディスクトレー3の矢印b方向への
イジェクト力Fがチャージされる。
【0034】但し、この際、ばね当接部39が図8に示
す1点鎖線の位置から点線の位置を経て実線で示す位置
まで矢印a方向に挿入される間に、作用端70cの先端
部70dはばね当接部39に対する接触点P1 からP2
を経てP3 に至るまでそのばね当接部39に沿ってスト
ロークS1 だけ摺動する。しかし、その間、作用端70
cのコイル部70aへの付根部側は逃げ部70eによっ
てばね当接部39に対して終始逃げていて、その作用端
70cの付根部側がばね当接部39に接触したために、
先端部40dがばね当接部39から矢印a方向に浮き上
ってしまい、その作用端70cがばね当接部39を矢印
b方向へ押圧するイジェクト力Fが途中で変化(この場
合にはそのイジェクト力Fが途中から異常に大きくなっ
てしまう)してしまうことを未然に防止することができ
る。
【0035】従って、図2、図3及び図5に示すよう
に、ディスクトレー3のフロントパネル4BBを手で押
すようにして、そのディスクトレー3をディスクドライ
ブ本体51内に矢印a方向に押し込む際に、途中で、捩
りコイルばね70のイジェクト力Fが急上昇してしまう
ような違和感が全く発生せず、ディスクトレー3をディ
スクドライブ本体51内に矢印a方向から常にほぼ一定
トルクでスムーズに押し込むことができる。
【0036】次に、ディスクトレー3のアンローディン
グ時には、図2及び図5のイジェクト釦27を押すと、
図6に示された自動ロック解除機構34のイジェクトモ
ータ35が駆動されて、図4及び図6に1点鎖線で示さ
れているロックレバー32がギアトレイン36を介して
矢印f方向に回転駆動されてロックピン61から離脱さ
れ、ディスクトレー3のロックが解除される。
【0037】すると、図8に示された捩りコイルばね7
0の作用端70cが実線の位置から点線の位置を経て1
点鎖線の位置まで矢印h方向にばね力によって回転され
て、その作用端70cの先端部70dがディスクトレー
3のばね当接部39を実線の位置から点線の位置を経て
1点鎖線の位置まで矢印b方向にストロークS2 相当分
だけ自動的に押し出すことができる。
【0038】そして、このディスクトレー3の矢印b方
向への自動押し出し時にも、ばね当接部39が図8に示
す実線の位置から点線の位置を経て1点鎖線の位置まで
矢印b方向に押し出される間に、作用端70cの先端7
0dはばね当接部39に対する接触点P3 からP2 を経
てP1 に至るまでそのばね当接部39に沿ってストロー
クS1 だけ摺動する。しかし、その間、作用端70cの
コイル部70aへの付根部側は逃げ部70eによってば
ね当接部39に対して終始逃げていて、その作用端70
cの付根部側がばね当接部39に接触して、ディスクト
レー3の矢印b方向へのイジェクト力Fが途中で変化し
てしまうことが全くない。
【0039】従って、ディスクトレー3をディスクドラ
イブ本体51内のトレー出入口55から矢印b方向に捩
りコイルばね70によるほぼ一定トルクのイジェクト力
FによってストロークS2 相当分だけ安全、かつ、スム
ーズにポップアップ方式で押し出すことができて、操作
上のフィーリングを向上させることができる。そして、
この後、図1、図4及び図6に示すように、ディスクト
レー3のフロントパネル4BBに手をかけて、そのディ
スクトレー3をディスクドライブ本体51外のアンロー
ディング位置まで矢印b方向に引き出し、ディスクトレ
ー3の下部の左右一対のストッパー用突起37をディス
クドライブ本体51のボトムケース52の左右一対のス
トッパー62に当接させて、ディスクトレー3をそのア
ンローディング位置で停止させる。
【0040】ところで、図8に示したように、捩りコイ
ルばね70の作用端70cを先端部70dと逃げ部70
eとによってほぼS型に屈曲させた構造を採用すると、
ディスクトレー3のばね当接部39と、捩りコイルばね
70のコイル部70aとの間のスパンを著しく小さくす
ることができて、ディスクドライブ本体51の幅W1
び奥行きD1 の縮小化に寄与する度合が大きくなる。
【0041】次に、8cm光ディスク2のローディング
時には、図1及び図2に示すように、8cm光ディスク
2をディスクトレー3をその中心穴2aによってディス
クトレー3の凹所5内のほぼ中央に位置するディスクテ
ーブル13のセンターリングガイド13aの外周に上方
から挿入して、ディスクテーブル13上に水平に装着
し、複数のセルフチャッキング機構13bによってチャ
ッキングする。
【0042】そして、この8cm光ディスク2のチャッ
キング後に、ディスクトレー3のフロントパネル4BB
を手で押して、図2、図3及び図5に示すように、ディ
スクトレー3をディスクドライブ本体51内へトレー出
入口55から矢印a方向に押し込むようにローディング
すると、前述したように、ディスクトレー3がロックレ
バー32によってロックピン61にロックされる。そし
て、ホストコンピュータからのプレイ指令信号によっ
て、スピンドルモータ11が高速度で回転駆動されて、
そのディスクテーブル13と一体に8cm光ディスク2
が高速度で回転駆動される。そして、図6に示すスレッ
ド移動機構21のスレッド駆動モータ24によってギア
トレイン25を介して主ガイド軸22が正回転又は逆回
転されることによる送りねじ作用によってスレッド16
が主ガイド軸22と副ガイド軸23とによって案内され
ながら矢印c、d方向にシーク駆動され、対物レンズ1
7から8cm光ディスク2の下面に照射されるレーザビ
ームによってデータの高容量(高密度)の記録及び/又
は再生が行われることになる。
【0043】そして、この8cm光ディスク2のデータ
の記録及び/又は再生後に、ディスクトレー3のフロン
トパネル4BBのイジェクト釦27を押してイジェクト
スイッチ27aをONするか、又はホストコンピュータ
からイジェクト指令信号が入力されると、前述したよう
に、自動ロック解除機構34によってロックレバー32
がロックピン61から自動的に外されて、捩りコイルば
ね70によってディスクトレー3がディスクドライブ本
体51から矢印b方向にストロークS2 相当分だけ自動
的にポップアップ方式で押し出されることになる。従っ
て、この後は、前述したように、ディスクトレー3を手
でアンローディング位置まで矢印b方向に引き出し、8
cm光ディスク2をディスクテーブル13からセルフチ
ャッキング機構13bのチャッキング力に抗して容易に
取り外すことができる。
【0044】なお、図2、図3及び図5に示すように、
ディスクトレー3をディスクドライブ本体51内に矢印
a方向にローディングして、図4及び図6に1点鎖線で
示すように、ロックレバー32をロックピン61にロッ
クした状態で、イジェクト釦27を押してもディスクト
レー3をディスクドライブ本体51内から矢印b方向に
押し出すことができなくなったようなイマージェンシー
時には、図2に示すイマージェンシー用のニードル挿入
穴31内にニードル(図示せず)を矢印a方向に挿入す
れば、図4及び図6に1点鎖線で示したロックレバー3
2を回転付勢用ばね(図示せず)に抗して矢印f方向に
機械的に回転操作してロックピン61から外し、ディス
クトレー3を捩りコイルばね70によって矢印b方向に
安全に押し出すことができる。
【0045】次に、本発明の光ディスクドライブ装置1
は、ノート型パソコン等のコンピュータ装置から取り外
し、図2、図3及び図5に1点鎖線で示すように、ディ
スクドライブ本体51の後端51bの施錠機構76に携
帯用電源パック74を装着して、その携帯用電源パック
74を一対の携帯用電源端子75に接続し、外部インタ
ーフェース65の開口部66をその携帯用電源パック7
4で閉塞することにより、この光ディスクドライブ装置
1の高い防寒性が得られる。そして、この光ディスクド
ライブ装置1をコンピュータ装置への内蔵タイプから携
帯用タイプに進化させて、この光ディスクドライブ装置
1を8cm光ディスク2によってデータを高容量に記録
及び/又は再生することができる携帯用の小型コンピュ
ータ装置として使用することができる。
【0046】即ち、この光ディスクドライブ装置1の携
帯時には、携帯用電源パック74によって電源を供給す
ることができるので、8cm光ディスク2のローディン
グ及びアンローディングも前述同様に行え、ディスクト
レー3のフロントパネル4BBに設けたプレイ釦26に
よるプレイスイッチ26aの操作やボリュームダイヤル
28によるボリューム28aの操作等によって、前述同
様に、スピンドルモータ11によって8cm光ディスク
2を高速度で回転駆動しながら、光学ピックアップ15
のスレッド移動機構21によってスレッド16と一体に
対物レンズ17をシークして、8cm光ディスク2に、
屋外等にてオーディオ、ビデオ、文字情報等の各種のデ
ータの記録及び/又は再生を行うことができる。
【0047】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、本発明の記録媒体であるディスクとして
は、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスクの各種
のディスクを適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
クドライブ装置は、次のような効果を奏する。
【0049】第1の発明のディスクドライブ装置は、左
右一対のトレーガイド機構をガイド溝とガイド突起のみ
で構成して、ディスクドライブ本体の幅を大幅に縮小す
ることができるようにしたので、構造の簡素化、部品点
数及び組立工数の削減による生産性の向上と、スコスト
ダウンを図ることができて、小型、薄型の高容量ディス
クドライブ装置を実現することができる。
【0050】第1の発明のディスクドライブ装置は、デ
ィスクトレーにセルフチャッキング機構を有するスピン
ドルモータとデータピックアップ手段とを搭載したの
で、ディスクドライブ装置をより一層小型、薄型に構成
することができる。
【0051】第1の発明のディスクドライブ装置は、デ
ィスクトレーを案内する左右一対のトレーガイド機構の
ガイド溝を合成樹脂製のディスクトレーの左右両外側面
に一体成形し、ガイド突起を板金製のディスクドライブ
本体の左右両内側面にプレス加工や加締め加工にて形成
したので、生産性が高く、コストダウンを達成すること
ができる。
【0052】第1の発明のディスクドライブ装置は、デ
ィスクドライブ本体の幅を105mm以下に構成し、高
さを12.7mm以下に構成したので、高容量ディスク
ドライブ装置でありながら、1/2インチフォームファ
クター化を達成することができ、高容量ディスクドライ
ブ装置を洋服の胸ポケット内等に容易に挿入して、屋外
等へ自由に携帯することができる。
【0053】第1の発明のディスクドライブ装置は、デ
ィスクトレーをディスクドライブ本体内にローディング
した時に、ディスクトレーに設けたばね当接部で捩りコ
イルばねの作用端をばね力に抗して撓ませてディスクト
レーのイジェクト力をチャージした状態で、そのディス
クトレーをディスクドライブ本体内にロックレバーとロ
ックピントによってロックするようにし、ディスクトレ
ーをディスクドライブ本体から捩りコイルばねの作用端
のばね力によって一定ストロークだけ自動的に押し出す
ようにしたものにおいて、その捩りコイルばねの作用端
をほぼS型に屈曲して、その作用端のばね当接部に当接
される先端部と、その作用端の付根部側に形成されたば
ね当接部に対する逃げ部とを互いに逆向きに屈曲させた
ので、ディスクトレーのローディング時及びアンローデ
ィング時に捩りコイルばねの作用端の付根部側を逃げ部
によってばね当接部に対して常に確実に逃がすようにし
て、その作用端の先端部のみをばね当接部に安定して接
触させることができ、そのディスクトレーのローディン
グ途中等において作用端の付根部側がばね当接部に不用
意に接触してイジェクト力が変化してしまうことを未然
に防止することができる。従って、ディスクトレーのロ
ーディング及びポップアップ方式のアンローディングを
常に一定トルクで安定良く行え、操作上のフィーリング
を向上させることができる。また、ばね当接部と捩りコ
イルばねのコイル部との間のスパンを小さくすることが
できて、ディスクドライブ装置の小型化を促進できる。
【0054】第2の発明のディスクドライブ装置は、デ
ィスクトレーのフロントパネルにプレイ操作、イジェク
ト操作、ボリューム操作等を行うための複数の操作部を
設け、ディスクドライブ本体にコンピュータ装置への接
続用外部インターフェースを設けると共に、携帯用電源
パックを脱着可能に設けたので、このディスクドライブ
装置をコンピュータ装置への内蔵使用と、屋外等への携
帯使用との2通りに使い分けることができて、屋外等へ
簡単に携帯できる新しい小型、軽量のコンピュータ装置
として使用することが可能である。
【0055】第2の発明のディスクドライブ装置は、デ
ィスクドライブ本体に脱着可能に取り付けた携帯用電源
パックで外部インターフェースの閉塞用カバー部材を兼
用したので、部品の共通化によるコストダウンを図るこ
とができる上に、屋外等への携帯時の防塵性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスクドライブ装置の実
施の形態を説明するアンローディング状態の斜視図であ
る。
【図2】同上の光ディスクドライブ装置のローディング
状態をフロントパネル側から見た斜視図である。
【図3】図2の光ディスクドライブ装置の後端側から見
た斜視図である。
【図4】図1の光ディスクドライブ装置のトップケース
を外した状態の上面図である。
【図5】図2の光ディスクドライブ装置のトップケース
を外した状態の平面図である。
【図6】図1の光ディスクドライブ装置の下面図であ
る。
【図7】図5の光ディスクドライブ装置のA−A矢視で
の拡大断面図と、要部の一部拡大断面図である。
【図8】同上の光ディスクドライブ装置のディスクトレ
ー押し出し用の捩りコイルばねの動作を説明する拡大平
面図である。
【図9】従来の光ディスクドライブ装置の斜視図であ
る。
【図10】図10の光ディスクドライブ装置全体の分解
斜視図である。
【図11】図10の光ディスクドライブ装置の一部の分
解斜視図である。
【符号の説明】
1はディスクドライブ装置である光ディスクドライブ装
置、2は8cm光ディスク、3はディスクトレー、4A
はディスクトレーの本体、4Bはディスクトレーのフロ
ントパネル、5は凹所、11はスピンドルモータ、13
はディスクテーブル、13aはディスクテーブルのセン
ターリングガイド、13bはセルフチャッキング機構、
15はデータピックアップ手段である光学ピックアッ
プ、26はプレイ操作部であるプレイ釦、27はイジェ
クト操作部であるイジェクト釦、28はボリューム操作
部であるボリュームダイアル、32はロックレバー、3
9はばね当接部、51はディスクドライブ本体、52は
ボトムケース、53はトップケース、55はトレー出入
口、56はトレーガイド機構、57はトレーガイド機構
のガイド溝、58はトレーガイド機構のガイド突起、6
1はロックピン、65は外部インターフェース、70は
捩りコイルばね、70aは捩りコイルばねのコイル部、
70bは捩りコイルばねの固定端、70cは捩りコイル
ばねの作用端、70dは作用端の先端部、70eは作用
端の付根部側の逃げ部、74は携帯用電源パック、76
は施錠機構である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端にフロントパネルが形成され、上面に
    ディスク載置用凹所が形成されたディスクトレーと、 前端に形成されたトレー出入口から上記ディスクトレー
    が出し入れされる扁平な箱型に形成されたディスクドラ
    イブ本体と、 上記ディスクトレーの左右両外側面と上記ディスクドラ
    イブ本体の左右両内側面とのうちの一方に設けられたガ
    イド溝と、他方に設けられたガイド突起とによって構成
    されて、上記ディスクトレーを案内する左右一対のトレ
    ーガイド機構とを備えたことを特徴とするディスクドラ
    イブ装置。
  2. 【請求項2】上記ディスクトレーに上記ディスクのセル
    フチャッキング機構を有するスピンドルモータと、デー
    タピックアップ手段とが搭載されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】上記ディスクトレーが合成樹脂で構成され
    て、そのディスクトレーの左右両外側面に左右一対のガ
    イド溝が形成され、 上記ディスクドライブ本体が板金でプレス加工されて、
    そのディスクドライブ本体の左右両内側面に上記ディス
    クトレーの左右一対のガイド溝を案内する複数のガイド
    突起がプレス加工又は加締め加工にて形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ装
    置。
  4. 【請求項4】上記ディスクドライブ本体の幅が105m
    m以下で、高さが12.7mm以下に構成されたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の
    ディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】上記ディスクトレーの後端側の下面にその
    ディスクトレーの出し入れ方向に対して直角状に形成さ
    れたばね当接部と、 上記ディスクドライブ本体内の後端側に取り付けられ
    て、上記ばね当接部を作用端で押圧することによって上
    記ディスクトレーを上記ディスクドライブ本体外へ押し
    出す捩りコイルばねと、 上記ディスクトレーに取り付けられたロックレバーと、 上記ディスクドライブ本体内に設けられて上記ロックレ
    バーが係合、離脱自在に係合されるロックピンとを備
    え、 上記捩りコイルばねの作用端をほぼS型に屈曲させて、
    その作用端の先端に上記ばね当接部に当接される先端部
    と、その作用端の付根部側に形成された上記ばね当接部
    に対する逃げ部とを互いに逆向きに屈曲させたことを特
    徴とする請求項1に記載のディスクドライブ装置。
  6. 【請求項6】前端にフロントパネルが形成され、上面に
    ディスク載置用凹所が形成されたディスクトレーと、 前端に形成されたトレー出入口から上記ディスクトレー
    が出し入れされる扁平な箱型に形成されたディスクドラ
    イブ本体と、 上記ディスクトレーのフロントパネルに設けられたプレ
    イ操作、イジェクト操作、ボリューム操作等を行うため
    の複数の操作部と、 上記ディスクドライブ本体の後端に設けられ、コンピュ
    ータ装置へ接続される外部インターフェースと、 上記ディスクドライブ本体に脱着可能に取り付けられる
    携帯用電源パックとを備えたことを特徴とするディスク
    ドライブ装置。
  7. 【請求項7】上記携帯用電源パックが上記外部インター
    フェースの閉塞用カバー部材に兼用されていることを特
    徴とする請求項6に記載のディスクドライブ装置。
JP2000083242A 2000-03-21 2000-03-21 ディスクドライブ装置 Pending JP2001266442A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000083242A JP2001266442A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 ディスクドライブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000083242A JP2001266442A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 ディスクドライブ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001266442A true JP2001266442A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18599914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000083242A Pending JP2001266442A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 ディスクドライブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001266442A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1422700A2 (en) * 2002-11-13 2004-05-26 SAMSUNG ELECTRONICS Co. Ltd. Slim optical disc drive
KR100498461B1 (ko) * 2002-11-20 2005-07-01 삼성전자주식회사 광디스크 드라이브의 트레이 가이드 구조체
KR100505651B1 (ko) * 2002-11-26 2005-08-04 삼성전자주식회사 광디스크 드라이브의 트레이 가이드 구조체
US6993775B2 (en) 2001-12-01 2006-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Tray locking apparatus of disc drive
US7100174B2 (en) * 2002-12-05 2006-08-29 Benq Corporation CD drive which will not damage an optical disk
KR100772365B1 (ko) 2001-11-15 2007-11-01 삼성전자주식회사 광 디스크 드라이브의 트레이 가이드 구조체
US7600235B2 (en) 2003-05-21 2009-10-06 Panasonic Corporation Optical disk device
US7636924B2 (en) * 2004-07-02 2009-12-22 Panasonic Corporation Frame for optical disk unit and the optical disk unit

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100772365B1 (ko) 2001-11-15 2007-11-01 삼성전자주식회사 광 디스크 드라이브의 트레이 가이드 구조체
US6993775B2 (en) 2001-12-01 2006-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Tray locking apparatus of disc drive
EP1422700A2 (en) * 2002-11-13 2004-05-26 SAMSUNG ELECTRONICS Co. Ltd. Slim optical disc drive
EP1422700A3 (en) * 2002-11-13 2007-04-04 SAMSUNG ELECTRONICS Co. Ltd. Slim optical disc drive
US7698714B2 (en) 2002-11-13 2010-04-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Slim optical disc drive
KR100498461B1 (ko) * 2002-11-20 2005-07-01 삼성전자주식회사 광디스크 드라이브의 트레이 가이드 구조체
KR100505651B1 (ko) * 2002-11-26 2005-08-04 삼성전자주식회사 광디스크 드라이브의 트레이 가이드 구조체
US7100174B2 (en) * 2002-12-05 2006-08-29 Benq Corporation CD drive which will not damage an optical disk
US7600235B2 (en) 2003-05-21 2009-10-06 Panasonic Corporation Optical disk device
US7636924B2 (en) * 2004-07-02 2009-12-22 Panasonic Corporation Frame for optical disk unit and the optical disk unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6345035B1 (en) Disc tray, disc-tray accommodating apparatus and disc drive apparatus
US5883870A (en) Disk device with brake mechanism
US6480453B2 (en) Apparatus and method for driving an optical disc with a caddy having a cover
US6693868B2 (en) Disc drive having feed chassis supporting members
EP0827145A2 (en) Disc drive system having improved cartridge loading apparatus including direct drive gear train and methods for making and operating same
JP3021442B2 (ja) ディスクプレ―ヤ―
JP2001266442A (ja) ディスクドライブ装置
KR20090084513A (ko) 디스크 취출 유닛 및 이를 구비한 광디스크 장치
JP4103744B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP2004296090A (ja) 光ディスクドライブ及び光ディスクドライブ用トレー
JP3405611B2 (ja) ディスク再生装置
JP2005190645A (ja) ディスクドライブ装置
JP3003481B2 (ja) 電子機器及びこれに組み込まれるディスク装置
US7594240B2 (en) Disk drive apparatus
JPH08138333A (ja) ディスク再生装置
JP4229012B2 (ja) ディスクドライブ装置
JPH08138296A (ja) ディスク再生装置及びディスク再生装置用ターンテーブル
JP2000149368A (ja) 光ディスク駆動装置及びその方法
JP2006018994A (ja) ディスクドライブ装置
JP2005190646A (ja) ディスクドライブ装置
JPH08180546A (ja) ディスク駆動装置
JP2006054009A (ja) ディスクドライブ装置
JPH08255397A (ja) ディスク装置の記録媒体カートリッジ支持機構
JP2003132665A (ja) ディスクドライブ装置
JPH08306108A (ja) ディスク装置