JP2001256350A - インターネット保険オーダーシステム - Google Patents

インターネット保険オーダーシステム

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JP2001256350A
JP2001256350A JP2000067526A JP2000067526A JP2001256350A JP 2001256350 A JP2001256350 A JP 2001256350A JP 2000067526 A JP2000067526 A JP 2000067526A JP 2000067526 A JP2000067526 A JP 2000067526A JP 2001256350 A JP2001256350 A JP 2001256350A
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Hiroyoshi Yukinouchi
弘善 行之内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】個々の保険会社の枠を超えて消費者の求める年
金・保険をインターネットを通じて紹介し、消費者の年
金・保険選択の判断材料を提供するとともに、各保険会
社の保険商品PR場所を提供するシステム。 【解決手段】あらかじめ複数の保険会社から提供された
資料をデータベース化し、顧客の要求に応じて保険会社
別、保険商品別に保険料や支払い額を計算し、保険内容
を比較一覧表を提供する手段を設ける。次に、表示され
た一覧表をもとに顧客が保険商品の請求資料および申込
をインターネットを通じて請求した場合に、顧客からの
オーダーデータを基に資料請求データを作成するととも
に、各保険会社に顧客要求に即した資料を各保険会社に
振り分けて請求する。資料請求要請を受けた保険会社は
直接資料および申込書を顧客に送付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の保険会社を
対象に必要給付(保障)額の計算や保険金額の計算を行
い、顧客の求める年金・保険商品を検索して顧客に提供
する、インターネットのホームページを利用して年金・
保険商品を紹介するインターネット保険オーダーシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】年金・保険といっても、その種類は様々
である。老後を対象にしたものとして老齢基礎年金、老
齢厚生年金、退職共済年金、企業年金、個人年金、介護
保険・介護費用保険などがある。障害に対しては障害年
金、労災保険、終身保険、傷害保険、失業・休業に対し
ては雇用保険、労災保険、就業不能保険・所得補償保険
などがある。世帯主などの死亡に対しては遺族年金、労
災保険、終身保険・定期保険、障害保険などがあり、怪
我・病気に対しては健康保険、労災保険、終身保険、医
療保険などがある。また災害・事故・盗難などの不慮の
出来事を対象にしたものとしては火災保険、地震保険、
自動車保険、レジャー保険などがある。
【0003】年金・保険には上記のように様々な種類が
あるが、大きく分けて公的に属するもの、企業に属する
もの、個人に属するものがある。たとえば、年金を例に
挙げると、公的年金には国民年金、厚生年金保険、各種
共済組合年金があり、企業年金には厚生年金基金、税制
適格退職年金、自社年金などがある。このような公的あ
るいは企業の年金・保険では将来的に不安のある消費者
は、これ以外に民間の保険会社が経営する個人年金に加
入することになる。しかし、年金があることを知ってい
ても、いざ消費者が個人年金に加入しようとする場合、
月々の支払い額、年金を受けるときの給付額、年々支払
いが必要か等を考慮して実際にどの会社のどの種類の保
険に加入すればよいかを決めるための資料を得ることが
難しい。現在、顧客が保険資料を見たいと思う場合、個
々の民間保険会社に直接問い合わせるか、あるいは各社
の開設しているインターネットホームページをアクセス
して直接端末で参照するか資料要請する形をとることに
なる。この場合、個人と一企業とのやり取りになる。
【0004】年金・保険において厄介なのは、どれだけ
の保険料を払えばよいか、保険受給時にはどれだけの年
金・保険料が受給できるか、いくつまで保険料を支払え
ばよいかなどを端的に理解することが難しいことであ
る。とくに現在、様々な保険が登場しており、どの会社
の、どの保険に加入すればよいかなどの判断材料がつか
めない。前述の年金・保険においても、いくつかのタイ
プを組み合わせた保険がある。たとえば、終身保険の場
合、死亡時だけでなく、病気や怪我のときにも保険金が
支払われる。また保険料も、保険に加入した時点の年齢
や状況等によっても異なる。このような複雑な計算は現
在、コンピュータ処理によって行われている。実際に公
的な保険だけでなく、民間の保険会社のホームページに
おいても、必要額からの保険見積システムや、支払い保
険料からの推奨商品を検索する商品計算システムなどが
存在している。
【0005】インターネットのホームページで複数の自
動車保険の比較を行っているものとして、松新インター
ネットの『インターネット保険(健)室』がある。図1
はそのホームページの1画面をコピーしたものである。
この例では、用意されている基本補償セット以外の新補
償があるか否かを、各社比較している。しかし、具体的
な金額的な比較はされていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で見てきたよ
うに現在、各保険会社が自社商品のPRのための自社保
険に関する検索システムは存在している。また顧客の要
求する必要保障額から推奨商品の見積や、年金などの商
品についての自社商品計算システムも存在している。し
かし、いずれも各社が独自に行っているものであって、
統一したシステムはない。複数の会社の保険内容を比較
一覧表として提示するホームページもあるが、それは補
償項目の比較であり、保険料や保障額(給付)による比
較ではない。たとえば図1の例では、日本火災は表に掲
示された全補償に対応しているが、三井海上は「医療保
険金2倍払い」補償はないというような比較一覧表であ
る。
【0007】これまで全社統一的であった保険商品が、
保険の自由化に伴い、保険料・内容ともに各社独自の商
品の開発販売が認められる時代になり、消費者にとって
利便性が向上した反面、各社の保険料の価格差や内容の
違いを知る機会が与えられていないというのが現状であ
る。かつてのように、どこか一社の保険内容を知ってい
れば、他の保険会社の内容もおおよそ見当がつくという
時代ではない。このため、各社の保険を比較検討して保
険会社と保険の種類を選ぼうとする場合には、消費者は
個々の保険会社から個別に資料を取り寄せて検討しなけ
ればならない。以前のように全社統一的でないだけに、
消費者にとって、このような各社資料からの比較検討も
必ずしも容易なものではなく、消費者としては不満の残
るところである。一方、保険会社としても、新しい商品
を開発しても、商品のPR場所がないという不満を抱え
ている。一般企業の参入や新たらしい保険商品の登場な
どで、いままでのように社員による個人訪問という方法
だけでは、他社との競争に取り残される危険性が高くな
っているだけに、保険会社としても、不特定多数の顧客
に他社との違いをアピールする場所を求めているのが現
状である。
【0008】このような現実を鑑み、本発明が解決しよ
うとする課題は、個々の保険会社の枠を超えて消費者の
求める年金・保険をインターネットを通じて紹介し、消
費者の年金・保険選択の判断材料を提供するとともに、
各保険会社の保険商品PR場所を提供するシステムを開
発することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の本発明が解決しよ
うとする課題を解決するために、本発明では、各保険会
社の保険商品を一括管理するインターネット保険オーダ
ーシステム(DIOS:Digital Insurance Order System)
を中心に据え、各代理店ホームページで保険商品の検索
と内容紹介を行う。
【0010】インターネットのホームページを通じて各
保険会社の保険商品内容を比較して紹介するDIOSは、以
下の方法で実現する。まず、あらかじめ複数の保険会社
から提供された資料をデータベース化し、顧客の要求に
応じて保険会社別、保険商品別に保険料や保険金額を計
算し、保険内容を比較一覧表を提供する手段を設ける。
次に、表示された一覧表をもとに顧客が保険商品の請求
資料および申込をインターネットを通じて請求した場合
に、顧客からのオーダーデータを基に資料請求データを
作成するとともに、各保険会社に顧客要求に即した資料
を各代理店及び各保険会社に振り分けて請求する。資料
請求要請を受けた代理店や保険会社は直接資料および申
込書を顧客に送付する。
【0011】顧客が保険の照会をする場合、照会の仕方
に二通りの方法がある。一つは必要額(給付額)からの
照会、もう一つは支払い予算額からの照会である。顧客
がアクセスするのはインターネット上のホームページで
あり、本発明ではこのホームページを「代理店ホームペ
ージ(代理店HP)」とよぶことにする。
【0012】前者の方法は以下のようなものである。医
療保障、遺族保障、老後生活保障等の保険種別に対し
て、顧客は現在加入している公的な年金・保険と将来必
要とする必要額(給付額、保障額)を入力して代理店
(代理店ホームページ)を経由しDIOSに内容照会する
と、DIOSは、顧客個人が受け取る公的な保障額の計算や
個人負担額等を計算し、民間の保険から個人の必要とす
る給付額を算出し、各種保険商品を検索して保険会社別
に保険料と保険内容を顧客の端末に送信し、比較一覧表
として顧客の画面に表示する。顧客はこの比較一覧表か
らどの保険会社の、どの保険に関する資料が欲しいかを
選んで代理店に資料請求する。DIOSは会社別に顧客の要
請する資料と申込書を顧客に送付する旨をインターネッ
トを通じて要請する。それ以降のやり取りは、DIOSとは
関係なく、各代理店または各保険会社と顧客の間で直接
行うことになる。
【0013】後者の方法は以下のようなものである。医
療保障、遺族保障、老後生活保障等の保険種別に対し
て、顧客は支払い可能な予算を入力し、その予算に応じ
て可能な給付額を算出し、購入できる保険の種類等を商
品データベースより検索し、保険会社別に保険料と保険
内容を顧客端末に送信し、比較一覧表として顧客の画面
に表示する。顧客はこの比較一覧表からどの保険会社
の、どの保険に関する資料が欲しいかを選んで代理店
(代理店HP)に資料請求する。DIOSはその要請を受け
て会社別に顧客の要請する資料と申込書を顧客に送付す
る旨をインターネットを通じて要請する。それ以降のや
り取りは、DIOSとは関係なく、各代理店または各保険会
社と顧客の間で直接行うことになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図表
を交えて具体的に説明する。図2は本発明のインターネ
ット保険オーダーシステム(DIOS:Digital Insurance
Order System)の概要図である。本発明のDIOSの中心と
なるのが商品データベース(商品DB)である。この商
品DBのデータは各保険会社からあらかじめ提供された
資料をもとに作成されていて、生命保険、損害保険、個
人年金、自動車保険、医療保険などの種別ごとの内容が
登録されている。顧客が直接アクセスするホームページ
は代理店ホームページ(代理店HP)であり、年金・保
険に関する計算や各社の各種保険の検索はすべてDIOSが
行う。顧客からの資料要請や保険会社への資料送付要請
等の制御もDIOSが行い、そのためのシステム(プログラ
ム群)が資料請求受発注管理システムであり、FP(Fi
nancial Planning)サービス金融情報ソフトや受発注管
理ソフトなどから構成されている。以下、図の番号にそ
って説明する。
【0015】顧客は代理店ホームページ(代理店サイ
ト)にインターネット接続を行う。 顧客は、代理店HPから自分の求める保険に関するデ
ータを参照する。代理店HP上の保険コーナーはDIOSに
リンクしていて、必要額の計算や比較一覧表作成など
は、DIOSの資料請求受発注管理システムが商品DBを利
用して行う。したがって、代理店HPは情報の中継基地
としての働きだけでよい。 顧客は比較一覧表や簡単な保険内容を代理店HP経由
DIOS上で参照し、詳細な資料が欲しい場合には、DIOS上
にて資料請求を行う(図の“請求M”のMはメッセージ
の意味)。このとき、顧客は計算や資料検索に必要に応
じて性別、生年月日、氏名、加入済み保険の種別、支払
い可能な予算、補償額(給付額)等も同時に入力し、代
理店HP経由DIOSに送信する。 顧客から資料請求要請を受けると、DIOSに資料請求メ
ッセージ(請求M)が送信される。 代理店HP経由DIOSへの資料要請メッセージを資料請
求DBに登録するとともに、DIOSは代理店別会社別に振
り分けて、資料要請メッセージを代理店及び保険会社に
送信する。 保険会社は資料請求メッセージを受けたことを確認す
るメッセージ(了承M)をDIOSに返す。 一方、DIOSも代理店に対して了承メッセージを返信す
る。 代理店HPはDIOSからの了承メッセージを受け、顧客
に資料請求要請を受理したことを了承メッセージとして
送信する。このメッセージには、資料や申込書がいつご
ろ届くかなどの情報も含まれている。 代理店または保険会社は直接、顧客に資料と申込書を
送付する。
【0016】なお、図のと、は時間的整合性が取
れていなくてもよい。すなわち、通常一連の流れはルー
チンワーク化されているために、DIOSが顧客からの資料
請求メッセージを受けて段階で、了承メッセージを発行
してよい。また、図の代理店別の資料請求DBは、DIOS
が作成した資料請求データをもとに作られるもので、そ
の代理店が受けた資料請求データは、あるまとまりがで
きた段階でDIOSから送信される。この資料請求データ
は、代理店が営業活動に利用できるデータである。
【0017】公的保障の不足分を民間の保険で補うこと
が、小売り的な民間保険の活用方法となっている。本発
明の必要保障額からの試算検索ロジックは、いくつかの
計算エンジンを組み合わせて保険会社別に、顧客の求め
る保険料や保険内容を比較一覧表として指示するもので
ある。具体例を図3に示す。
【0018】図3の例は必要額から見た、医療保障、遺
族保障、老後生活保障に関する試算検索ロジックのモデ
ルである。それぞれの保障計算ロジックに違いがある
が、年金の場合には基本的には公的給付額の計算とその
不足額(給付額)の算出を行い、医療などの保障に対し
ては日々に掛かる負担額の計算とそれに必要とする必要
額(保険金額)の算出を行い、それに見合った各社の保
険商品を検索し、比較一覧表を作成して顧客に提示す
る。このときの顧客の入力データは必要額である。
【0019】図4の例は予算額から見た、医療保障、遺
族保障、老後生活保障に関する試算検索ロジックのモデ
ルである。それぞれの予算額の計算ロジックに違いがあ
るが、顧客が月々支払える予算額から購入できる年金・
保険商品を検索する。すなわち、予算額から必要額(給
付金、保険金など)を算出し、それに見合った各社の保
険商品の検索を行い、比較一覧表を作成して顧客に提示
する。なおこのとき、顧客が年齢や性別などを指定すれ
ば、より絞り込まれた形で商品検索が行える。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を画面を中心に説明する。図
5は、インターネット保険オーダーシステム(DIOS)の
メニュー画面である。この画面から、どの種類の年金・
保険商品を選ぶかを決定する。図6は必要額から商品を
検索するための入力画面である。この例では、必要とす
る保障額、性別、年齢が入力項目となっている。画面操
作はマウスだけ行えるように工夫されている。たとえ
ば、年齢の入力は▼をクリックすると5歳刻みの年齢が
表示されるから、そこからもっとも近い年齢を選択する
ことになる。もちろん、直接年齢をキーボードから入力
してもよい。
【0021】図7は、顧客の必要額入力に対してDIOSが
算出した、ある保険会社の購入できる商品の月払保険料
の目安を表示したものである。この例では、年齢30
歳、保険金額5000万円の場合、定期保険で保険期間
10年では月払保険料10,500円、保険期間20年では月
払保険料13,500円で商品が購入できる。また終身保険で
は60歳まで払い込みを行って、月払い保険料88,000円
で商品が購入できる。
【0022】図8は予算から商品を検索するための入力
画面である。この例では、顧客が月々払い込める保険
料、性別、年齢が入力項目となっている。図9は、顧客
の予算入力に対してDIOSが算出した、ある保険会社の購
入できる商品の保障額の目安を表示したものである。こ
の例では、年齢50歳、月払予算1万円以内の場合、定
期保険で保険期間10年では購入できる保障額1,282万
円、保険期間20年では保障額893万円の商品が購入で
きる。また終身保険では60歳まで払い込みを行って、
保障額165万円以内の商品が購入できる。
【0023】以下では、癌保険に対する比較一覧表の例
を示す。図10は、各社のそれぞれの状況に応じた給付
金の対比表である。がん診断給付金を見ると、A社は10
0万円(65歳以降半額)、B社は150万円(65歳以降
半額)、C社は150万円、D社は“なし”となってい
る。一方、入院日額を見ると、A、B、C、D社ともに
1万円となっているが、D社はそれに入院時治療給付金
として50万円が支給される。以下、対比表によってそれ
ぞれの保険の特徴が表からつかめる。
【0024】図11は、年齢別と性別に見た月々の保険
料の比較である。A社の特徴は、月々の保険料が性別に
関係ない点が挙げられる。B社は他社に比べて保険料が
高く、D社はもっとも安い保険料となっている。図1
2、図13は入院日額1万円を必要額としたときの、解
約返戻金を30歳男性と40歳男性の場合で見た例であ
る。30歳で加入した場合には、いずれも経過年数が経
つにつれて解約返戻金は増えるが、返戻率はC社とD社
は20年経過時にはわずかに下がる。D社は返戻率がも
っとも高いが、20年経過年数時を見ると、B社はD社
とほぼ同じ値を示しているのが特徴的である。一方、4
0歳で加入したときには、B社の返戻率がもっとも高
い。
【0025】もちろん、保険には色々な契約条項が付い
ている。たとえば、病気入院時も保険料が支払われると
いう保険で、病気で4日間入院して保険請求したとこ
ろ、保険金が支払われなかったという例もある。この保
険では、「5日以上入院した場合、……」という条項が
あったためである。加入者はそれを入院すれば必ず保険
金が支払われるものと思い込んでいたために起きた食い
違いである。このようなことが原因となって起きるトラ
ブルも少なくない。本発明では、このような条項をきめ
細かく載せることもできるが、基本的に本発明の目的と
するところは、顧客がもっとも知りたい内容を理解しや
すく対比して比較表とすることであり、詳細な内容を知
りたいときには、顧客が各保険会社に資料請求すること
になる。本発明のDIOSはその仲立ちをするものである。
たとえば、図14は必要額から月払保険料の計算結果を
比較一覧表として表示したもので、この画面で資料請求
したい保険会社名を選び(クリックし)、「資料請求」
メニューを選べば、DIOSが顧客が選択した保険会社に資
料請求要請を発信する。顧客は、このあと代理店または
保険会社から送られてくる資料で詳細な内容を検討する
ことになる。
【0026】
【発明の効果】本発明の目的は、分かりにくい年金や保
険を一般の顧客に分かりやすく、なおかつ複数の保険会
社を対象に比較して提示することにある。その目的を達
成するために、本発明ではインターネット保険オーダー
システム(DIOS)を中心に据え、ここでデータを一括制
御する形態にしている。
【0027】本発明から得られる効果としてまず第一に
挙げられることは、インターネットユーザー(顧客)に
すれば、ホームページを通じて保険のあらましを分かり
やすく、かつ手軽に入手することができることである。
とくに複数の保険会社が比較一覧表として提示されるた
めに、これまで他社との比較で年金・保険を知ることが
難しかったことが、本発明によって容易に行えるように
なったことである。比較一覧表によって、それぞれの会
社の商品の特徴が良い点も悪い点も同時に把握すること
ができる。このような保険会社の枠を越えた比較は、こ
れまでの個々の保険会社のホームページにはない点であ
る。すなわち、顧客にとっての最大のメリットは、もっ
とも自分に適した商品を複数の会社から選択する材料が
提供されることである。
【0028】また本発明では、顧客にとって予算からの
商品検索と必要額からの商品検索が行えるという特徴を
もっているために、自分のニーズに合わせた商品検索が
しやすくなっている。これにより、顧客がもっとも知り
たい情報を簡単な操作で容易に得られる。このようなア
プローチの仕方は、これまでにない、顧客にとってのメ
リットである。
【0029】一方、代理店にとっては、DIOSがすべての
機能を提供するため、ホームページを開設する場合、代
理店で特別なシステムを構築する必要なく、ホームペー
ジが開設できることである。また、DIOSから提供された
資料要請データが資料請求データベースにストックされ
るために、今後の営業活動や潜在顧客の発掘などに資料
が活用できる。
【0030】代理店のメリットは、すなわち保険会社の
メリットでもある。とくに、保険の自由化にともない、
今後さらに新しい商品が開発されていく傾向にある状況
において、保険会社には新しい商品のPR場所としてDI
OSが利用できるという効果をもっている。しかもDIOSの
商品データベースに商品の概要を登録するだけで、ホー
ムページ上で商品が顧客にPRできるために、各社が個
々にホームページに商品紹介を行うよりも手間暇が掛か
らず、経済的にも労力的にも有利である。
【0031】以上の点から本発明の最大の特徴は、顧客
の利便性と公平な自由競争の場をDIOSが提供している点
である。すなわちこのことは、これまでのホームページ
にはない、保険の自由化に伴う、自由競争の場が提供さ
れることを意味している。そこに、本発明の目的と意義
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の自動車保険に関するインターネット
ホームページ画面の一例である。
【図2】本発明のインターネット保険オーダーシステム
の概要図である。
【図3】本発明の必要保障額(給付額)から商品を検索
するロジックの流れを示した例である。
【図4】本発明の支払い保険料予算額から商品を検索す
るロジックの流れを示した例である。
【図5】本発明の代理店ホームページに表示されるメニ
ューの一例である。
【図6】本発明において、ある商品について必要額から
目安となる保険料を算出する場合の入力画面の例であ
る。
【図7】本発明において、ある商品について必要額から
目安となる保険料を算出した検索結果である。
【図8】本発明において、ある商品に対して予算から目
安となる保障額を算出する場合の入力画面の例である。
【図9】本発明において、ある商品に対して予算から目
安となる保障額を算出した検索結果である。
【図10】本発明の癌保険に関する保障内容と保険料を
示した比較一覧表の例である。
【図11】本発明の癌保険に関する年齢別・性別に月々
の保険料を示した比較一覧表の例である。
【図12】本発明の癌保険に関する、30歳の男性につ
いて月払保険料と経過年数に対応する解約時の返戻額と
返戻率を示した比較一覧表の例である。
【図13】本発明の癌保険に関する、40歳の男性につ
いて月払保険料と経過年数に対応する解約時の返戻額と
返戻率を示した比較一覧表の例である。
【図14】本発明の癌保険に関する、資料要請画面の例
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 BB46 CC02 DD01 DD05 EE00 EE05 FF03 GG02 GG04 GG07 5B055 EE04 EE27 FA08 FB03 5B075 KK07 ND20 PP02 PP03 PP12 PP28 PQ02 PQ32 PQ46 QS20 UU40

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットのホームページを通じて各
    保険会社の保険商品の内容を比較照会するシステムにお
    いて、(1)あらかじめ複数の保険会社から提供された資
    料をデータベース化し、顧客の要求に応じて保険会社
    別、保険商品別に支払い保険料や支払い保障額を計算
    し、保険内容を比較一覧表にして提供する手段、(2)提
    示された一覧表をもとに顧客が求める候補の保険商品の
    請求資料および申込をインターネットを通じて請求した
    場合に、顧客からのオーダーデータを基に資料請求デー
    タを作成するとともに、顧客の要求する資料を各代理店
    及び各保険会社に振り分けて請求する手段、(3)資料請
    求送付要請を受けた各代理店及び保険会社は直接資料お
    よび申込書を顧客に送付する手段、を有することを特徴
    とするインターネット保険オーダーシステム。
  2. 【請求項2】インターネットのホームページを通じて各
    保険会社の保険商品の内容を比較照会するシステムにお
    いて、医療保障、遺族保障、老後生活保障に適応した保
    険種別に対して、顧客は将来望む必要額(給付額)を入
    力して、その必要額から、顧客個人が受け取る公的な給
    付額や自己負担額等を計算し、民間の保険会社から個人
    の必要とする給付額や支払い額を算出し、給付額に見合
    った各種年金・保険商品を検索して保険会社別に保険料
    と保険内容を顧客端末に送信し、比較一覧表として顧客
    の画面に表示する手段を有することを特徴とする請求項
    1のインターネット保険オーダーシステム。
  3. 【請求項3】インターネットのホームページを通じて各
    保険会社の保険商品の内容を比較照会するシステムにお
    いて、医療保障、遺族保障、老後生活保障等の保険種別
    に対して、顧客が入力した支払い可能な予算に基づき購
    入できる保障額を算出し、保障額に見合った年金・保険
    商品を資料請求データベースより検索し、保険会社別に
    保険金額や給付額と保険内容を顧客端末に送信し、比較
    一覧表として顧客の画面に表示する手段を有することを
    特徴とする請求項1のインターネット保険オーダーシス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003337888A (ja) * 2002-03-15 2003-11-28 Hoken Service System Kk 情報処理装置、保険情報管理方法、情報処理方法、これらの方法を実行させるためのプログラム、プログラムを記録した情報記録媒体、保険情報管理システム及び情報処理システム
JP2004078479A (ja) * 2002-08-14 2004-03-11 Tf Office:Kk 保険情報提供システム、及び保険情報提供プログラム
JP2006059123A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Hitachi Ltd 保険募集システム
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JP2021092966A (ja) * 2019-12-10 2021-06-17 株式会社スリー・エル 保険比較方法,保険比較システム,及び前記保険比較方法を実行するプログラム,並びに該プログラムを記憶した記憶媒体

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