JP2001216488A - 電子タグ - Google Patents

電子タグ

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JP2001216488A
JP2001216488A JP2000022452A JP2000022452A JP2001216488A JP 2001216488 A JP2001216488 A JP 2001216488A JP 2000022452 A JP2000022452 A JP 2000022452A JP 2000022452 A JP2000022452 A JP 2000022452A JP 2001216488 A JP2001216488 A JP 2001216488A
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博 宮沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子タグを被装着物から剥がそうとした場合
に、電子タグが確実に破壊される構造を提供すること。 【解決手段】 板状ボビン31の突出部32に巻かれた
導線22の巻き始め部分23及び巻き終わり部分24
は、切り欠き部41,41を通して板状ボビン31の他
方の面31b側に導かれる。板状ボビン31の他方の面
31b側に導かれた導線22の巻き始め部分23及び巻
き終わり部分24は、穴部33を跨ぐようにして互いに
交差するようにして張り渡される。導線22の巻き始め
部分23と巻き終わり部分24との間の途中部分25,
25は、板状ボビン31の他方の面31b側において、
第3の突起部37と第5の突起部39との間、及び、第
6の突起部40と第4の突起部38との間に張り渡され
る。板状ボビン31の他方の面31b、回路部11、巻
き始め部分23、巻き終わり部分24、及び、途中部分
25,25が第2の粘着層に粘着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品等の被装着物
に対して付与された情報を記憶して、前記被装着物に装
着される電子タグに関する。
【0002】
【従来の技術】物品等の被装着物に対して付与されてい
る情報を読み取って識別するためのシステムとしてバー
コードが使用されてきたが、より大量の情報を扱え、耐
環境性に優れ、しかも遠隔読み出しが可能なデータキャ
リアシステムと呼ばれる電子タグシステムが使用され始
めている。この電子タグ識別システムは、被装着物に装
着される電子タグと呼ばれる応答器と、ホスト側に接続
される質問器とで構成され、応答器と質問器との間で磁
気、誘電電磁界、マイクロ波等の伝送媒体を介して非接
触で交信を行うことを特徴としている。
【0003】電子タグ識別システムの情報伝送方式には
いろいろあるが、本発明は、マイクロ波方式に関するも
のであり、このマイクロ波方式では、質問器からの伝送
信号のエネルギーを応答器の駆動電力として用いること
ができる。このため、マイクロ波方式は、電池を駆動源
とする場合のように、電池の寿命が近づいてきたことに
よる応答能力の劣化や使用限界に至る心配がないという
利点を有している。
【0004】電子タグ識別システムにおける電子タグ
(応答器)は、質問器との間で信号を送受信するための
アンテナ部と回路部とを有しており、たとえば接着シー
ト等を用いて、物品に貼り付けて装着される。回路部
は、被装着物に対して付与された情報を記憶する素子、
たとえばICチップ等を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、被装着物に
貼り付けて装着された電子タグ(回路部)は、電子タグ
が装着された被装着物そのものに対して付与された情報
を記憶しているものなので、一度貼り付けた電子タグが
被装着物から剥がされ、他の被装着物に貼り替えられる
ようなことがあると、電子タグ識別システムにおいて誤
った情報が認識されてしまい、被装着物の取り扱いに悪
影響を与えてしまう。そこで、被装着物に一度貼り付け
た電子タグは、被装着物から剥がして再度利用できない
ような構造にする必要がある。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、一度被装着物に貼り付けた電子タグが再度利用され
ないように、電子タグを被装着物から剥がそうとした場
合に、電子タグが確実に破壊される構造を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子タグ
は、情報を記憶する素子を含む回路部と、回路部に電気
的に接続される導線からなり、信号を送受信するための
アンテナ部と、その一方の面側において導線がコイル状
に巻かれる板状ボビンと、を備えた内部部品を有し、板
状ボビンの他方の面側には、導線の一部が張り渡されて
おり、内部部品は、板状ボビンの他方の面側において粘
着層に貼着されていることを特徴としている。
【0008】本発明に係る電子タグでは、上述したよう
に、回路部と、アンテナ部と、板状ボビンとを備えた内
部部品を有し、板状ボビンの他方の面側には、導線の一
部が張り渡されており、内部部品は、板状ボビンの他方
の面側において粘着層に貼着されているので、被装着物
に貼り付けられた電子タグ(内部部品)を取り外すため
に粘着層から板状ボビンを剥がそうとした場合に、板状
ボビンの他方の面側に張り渡された導線の一部が断線し
て、内部部品が破壊されることになる。この結果、剥が
した電子タグを再度貼り付けて利用しようとしても、電
子タグ側から信号を送信することが不可能となり、再度
電子タグを利用することはできない。また、アンテナ部
を構成する導線は板状ボビンに巻かれるので、アンテナ
部の取り扱いが容易になり、製造時における導線の損傷
を防ぐことができる。
【0009】また、導線の一部は、導線の巻き始め部分
及び巻き終わり部分であって、板状ボビンの導線が巻か
れる部分の内側には、板状ボビンを貫通する穴部が形成
されており、導線の巻き始め部分及び巻き終わり部分
は、板状ボビンの他方の面側において、穴部を跨ぐよう
にして張り渡され、回路部は、穴部の位置に張り渡され
た導線部分に対して、板状ボビンの一方の面側から載置
された状態で電気的に接続されていることが好ましい。
このように、導線の一部が、導線の巻き始め部分及び巻
き終わり部分であって、板状ボビンの導線が巻かれる部
分の内側には、板状ボビンを貫通する穴部が形成され、
導線の巻き始め部分及び巻き終わり部分は、板状ボビン
の他方の面側において、穴部を跨ぐようにして張り渡さ
れ、回路部は、穴部の位置に張り渡された導線部分に対
して、板状ボビンの一方の面側から載置された状態で電
気的に接続されることにより、導線の位置が板状ボビン
によって位置決めされ、回路部を導線に電気的に接続す
る工程を自動化することが可能となり、電子タグの生産
性を向上することができる。また、導線の巻き始め部分
及び巻き終わり部分が粘着層に粘着されるので、板状ボ
ビンの他方の面側に張り渡された導線部分が複数とな
り、板状ボビンが粘着層から剥がされるときに導線が断
線する確率が高くなる。したがって、板状ボビンの他方
の面側に張り渡された導線において断線し易い箇所が増
加するので、導線を確実に断線させることができる。
【0010】また、導線の一部として、導線の巻き始め
部分と巻き終わり部分との間の途中部分が、板状ボビン
の他方の面側において張り渡されていることが好まし
い。このように、導線の一部として、導線の巻き始め部
分と巻き終わり部分との間の途中部分が、板状ボビンの
他方の面側において張り渡されることにより、導線の巻
き始め部分と巻き終わり部分との間の途中部分が粘着層
に粘着されるので、板状ボビンが粘着層から剥がされる
ときに、導線の巻き始め部分と巻き終わり部分との間の
途中部分を積極的に断線させることが可能な構成を実現
することができる。
【0011】また、板状ボビンの一方の面側には、板状
ボビンの一方の面側に巻かれた導線が粘着する粘着層が
更に貼着されており、板状ボビンの一方の面側に巻かれ
た導線が粘着する粘着層の外側に絶縁シートが貼着され
ていることが好ましい。このように、板状ボビンの一方
の面側に、板状ボビンの一方の面側に巻かれた導線が粘
着する粘着層が更に貼着され、板状ボビンの一方の面側
に巻かれた導線が粘着する粘着層の外側に絶縁シートが
貼着されることにより、被装着物に貼り付けられた電子
タグを取り外すために絶縁シートを剥がそうとした場合
に、板状ボビンの一方の面側に巻かれた導線の一部も断
線させることが可能となる。したがって、導線において
断線し易い箇所が更に増加するので、導線をより一層確
実に断線させることができる。
【0012】また、内部部品が板状ボビンの他方の面側
において貼着した粘着層の粘着力は、板状ボビンの一方
の面側に巻かれた導線が粘着する粘着層の粘着力よりも
強く設定されていることが好ましい。このように、内部
部品が板状ボビンの他方の面側において貼着した粘着層
の粘着力を、板状ボビンの一方の面側に巻かれた導線が
粘着する粘着層の粘着力よりも強く設定することによ
り、被装着物に貼り付けられた電子タグを取り外すため
に絶縁シートを剥がそうとした場合に、板状ボビンの一
方の面側に巻かれた導線が絶縁シート側の粘着層に粘着
した状態で絶縁シートが剥がされることになり、また、
内部部品は被装着物側の粘着層に粘着された状態が保た
れることから、まず板状ボビンの一方の面側に巻かれた
導線の一部を確実に断線させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
による電子タグの好適な実施形態について詳細に説明す
る。
【0014】まず、本実施形態の要部を構成する電子タ
グの内部部品について説明する。図1は、本発明の実施
形態に係る電子タグに含まれる内部部品の構成を示す平
面図であり、図2は、同じく内部部品の構成を示す背面
図であり、図3は、同じく内部部品の構成を示す斜視図
である。
【0015】電子タグ1の内部部品10は、図1〜図3
に示されるように、回路部11と、アンテナ部21と、
板状ボビン31とで構成されている。回路部11は、被
装着物2に関する情報が記憶される素子としてのICチ
ップ12と、このICチップ12を搭載する回路基板1
3とを有している。回路基板13には、一対の接続端子
14,14が設けられており、この接続端子14,14
の夫々は、回路基板13に形成された導電パターンやワ
イヤーボンディング等(いずれも図示せず)により、I
Cチップ12のパッド(図示せず)に電気的に接続され
ている。
【0016】アンテナ部21は、導線22がコイル状に
巻かれたものであり、ICチップ12に記憶されている
情報を含んだ信号等を送受信するためのものである。本
実施形態においては、導線22として線径が20μm程
度の銅線を用いており、この銅線の外周には絶縁層が設
けられている。更に、絶縁層の外周には、熱熔着のでき
る材料にて被覆を形成しており、導線22をコイル状に
巻き上げた後、熱処理を施すことにより被覆同士を溶着
して導線22がばらけないようにしている。
【0017】板状ボビン31は、図4に示されるよう
に、平面視円形の非導電性を有する合成樹脂製の薄板部
材からなり、板状ボビン31の一方の面31aには、導
線22を巻くための突出部32が形成されている。突出
部32は、平面視で円形を呈しており、この突出部32
には、図3に示されるように、導線22がコイル状に巻
かれる。板状ボビン31の突出部32が形成されている
部分、すなわち導線22が巻かれる部分の内側には、板
状ボビン31を貫通する穴部33が形成されており、穴
部33は、平面視で矩形を呈している。
【0018】板状ボビン31の他方の面31bには、導
線22の巻き始め部分23及び巻き終わり部分24を収
納するための溝部34,34が、穴部33を跨ぐ形状で
設けられている。この溝部34,34は、導線22の線
径より十分に大きい巾を有している。
【0019】板状ボビン31の外周部分には、導線22
の巻き始め部分23をからげて固定するための第1の突
起部35、導線22の巻き終わり部分24の先端をから
げて固定するための第2の突起部36、導線22の巻き
始め部分23と巻き終わり部分24との間の途中部分2
5,25をからげて固定するための第3〜第6の突起部
37,38,39,40が設けられている。第3の突起
部37及び第4の突起部38は、第1の突起部35及び
第2の突起部36が設けられた位置から、図2において
反時計回りに略90度回転した位置に設けられている。
また、第5の突起部39及び第6の突起部40は、第1
の突起部35及び第2の突起部36が設けられた位置か
ら、図2において時計回りに略90度回転した位置に設
けられている。したがって、第3の突起部37及び第4
の突起部38と、第5の突起部39及び第6の突起部4
0とは、穴部33を挟んで対向する位置に設けられるこ
とになる。
【0020】導線22の巻き始め部分23と巻き終わり
部分24との間の途中部分25,25は、以下のように
して、板状ボビン31の他方の面31b側において張り
渡される。導線22の途中部分25は、第3の突起部3
7に固定された後に、板状ボビン31の他方の面31b
側において穴部33を跨ぐようにして張り渡され、第5
の突起部39に固定される。次に、導線22の途中部分
25は、第6の突起部40にかけられて固定された後
に、板状ボビン31の他方の面31b側において穴部3
3を跨ぐようにして張り渡され、第4の突起部38に固
定される。導線22の途中部分25,25は、板状ボビ
ン31の他方の面31b側において、穴部33を跨ぐよ
うにして互いに交差するようにして、2箇所張り渡され
ている。
【0021】板状ボビン31の一方の面31a側におい
て突出部32に巻かれた導線22の巻き始め部分23及
び巻き終わり部分24は、図2に示されるように、溝部
34,34と同位置に設けられた切り欠き部41,41
を通して板状ボビン31の他方の面31b側に導かれて
いる。切り欠き部41,41と、第1の突起部35及び
第2の突起部36とは、穴部33を挟んで対向する位置
に設けられている。板状ボビン31の他方の面31b側
に導かれた導線22の巻き始め部分23及び巻き終わり
部分24は、溝部34,34に収納され、穴部33を跨
ぐようにして互いに交差するようにして張り渡され、そ
の先端が第1の突起部35と第2の突起部36とに夫々
固定されている。
【0022】回路部11は、図1〜図3に示されるよう
に、穴部33内に配設されている。回路部11は、導線
22が板状ボビン31に巻かれ、導線22の巻き始め部
分23及び巻き終わり部分24が穴部33を跨ぐように
して板状ボビン31(第1の突起部35及び第2の突起
部36)に固定された後に、導線22の巻き始め部分2
3及び巻き終わり部分24の穴部33を跨ぐ部分に対し
て、接続端子14の夫々が巻き始め部分23又は巻き終
わり部分24の穴部33を跨ぐ部分に当接するように、
板状ボビン31の一方の面31a側から載置される。接
続端子14と巻き始め部分23又は巻き終わり部分24
の穴部33を跨ぐ部分とは、ハンダ付け又は超音波溶着
等によって互いに電気的に接続される。
【0023】電子タグ1は、図5及び図6に示されるよ
うに、上述したように構成された内部部品10が第1の
粘着層51と第2の粘着層52との間に挟み込まれ、第
1の粘着層51の外側には、表面基材としての絶縁シー
ト61、たとえばポリエステル樹脂からなるシートが、
第2粘着層の外側には剥離シート71が、夫々貼着され
て、略シート状に一体化された構造を有している。第1
の粘着層51には、板状ボビン31の一方の面31a側
に巻かれた導線22が粘着される。第2の粘着層52に
は、板状ボビン31の他方の面31b、回路部11、板
状ボビン31の他方の面31b側において張り渡された
導線22の巻き始め部分23、同じく巻き終わり部分2
4、及び、同じく途中部分25,25が粘着される。
【0024】ここで、本実施形態においては、第2の粘
着層52の粘着力は、第1の粘着層51の粘着力よりも
強く設定されている。なお、絶縁シート61としては、
たとえばポリエチレンやポリプロピレン、あるいはポリ
エステル、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂材料、ある
いは、紙または合成紙等からなるものが好適に使用可能
である。また、剥離シート71の材質にとくに制限はな
いが、剥離剤としてシリコーン樹脂やフッ素樹脂等を表
面にコーティングした剥離紙等が好適に使用可能であ
る。
【0025】なお、板状ボビン31の厚さは、回路部1
1の厚さより厚く設定されており、図6に示されるよう
に、回路部11と第1の粘着層51との間に間隙Aが形
成されている。このように、板状ボビン31の厚さが回
路部11の厚さより厚く設定され、回路部11と第1の
粘着層51との間に間隙Aが形成されることにより、電
子タグ1に対して物が衝突する等して絶縁シート61側
から衝撃が加えられた場合に、間隙Aが緩衝部として機
能し、回路部11に作用する衝撃を和らげる。このた
め、回路部11の破損を抑制することができる。
【0026】本実施形態においては、絶縁シート61の
片面に、粘着剤、たとえばアクリル系粘着剤を塗布して
第1の粘着層51を形成し、この第1の粘着層51の上
に内部部品10を載置し、次いで、第1の粘着層51及
び内部部品10の上に、粘着剤、たとえば第1の粘着層
51と同様のアクリル系粘着剤を塗布して第2の粘着層
52を形成している。また、形成された第2の粘着層5
2の上に、剥離シート71を貼着し、加圧してシート状
に一体化させている。なお、第1の粘着層51又は第2
の粘着層52を形成する粘着剤としては、たとえばアク
リル、ゴム、ポリエステル、シリコーン系等の粘着剤が
使用可能であり、第1の粘着層51と第2の粘着層52
とに使用する粘着剤の種類は、同じでもあるいは異なっ
ていてもよい。
【0027】電子タグ1を被装着物2に貼り付けた後
に、剥がそうとしたときの電子タグ1状態を、図7
(a)〜(c)及び図8(a)〜(c)に基づいて説明
する。
【0028】上述したようにして構成した電子タグ1か
ら剥離シート71を剥がした残りの部分を、図7(a)
に示されるように、第2の粘着層52を介して、被装着
物2の表面に貼り付ける。その後、この貼り付けられた
電子タグ1を取り外すために、図7(b)に示されるよ
うに、絶縁シート61を剥がしたところ、図7(c)に
示されるように、板状ボビン31に巻かれた導線22の
一部が第1の粘着層51に粘着した状態で、絶縁シート
61が剥がされることになる。
【0029】第2の粘着層52の粘着力は、第1の粘着
層51の粘着力よりも強く設定されているので、板状ボ
ビン31は第2の粘着層52に粘着された状態が保た
れ、板状ボビン31に巻かれた導線22の残りの大部分
は第2の粘着層52(被装着物2)側に残ることにな
る。したがって、第1の粘着層51に粘着した導線22
と板状ボビン31側に残った導線22との間のいずれか
の箇所には、絶縁シート61(第1の粘着層51)を介
して上方に引っ張られる力が加わり、絶縁シート61を
剥がす途中で導線22が断線して、電子タグ1(内部部
品10)が破壊される。
【0030】板状ボビン31に巻かれた導線22の一部
が第1の粘着層51に粘着することなく絶縁シート61
が剥がされた場合には、図8(a)に示されるように、
内部部品10が第2の粘着層52(被装着物2)側に残
ることになる。内部部品10が第2の粘着層52(被装
着物2)側に残った状態において、内部部品10を取り
外すために、板状ボビン31を第2の粘着層52から剥
がそうとした場合には、板状ボビン31の他方の面31
b側において張り渡された導線22の巻き始め部分23
と、同じく巻き終わり部分24と、同じく途中部分25
と、回路部11とが第2の粘着層52に粘着しているの
で、板状ボビン31は、図8(b)に示されるように、
導線22の巻き始め部分23、巻き終わり部分24、途
中部分25、あるいは、回路部11が第2の粘着層52
に粘着した状態で剥がされる。図8(b)においては、
導線22の途中部分25が第2の粘着層52に粘着した
状態が示されている。
【0031】板状ボビン31を更に剥がそうとした場合
には、図8(c)に示されるように、導線22の巻き始
め部分23、巻き終わり部分24、又は、途中部分25
が断線することになる。図8(c)においては、導線2
2の途中部分25が断線した状態が示されている。ま
た、回路部11が第2の粘着層52に粘着した状態で板
状ボビン31が剥がされる場合には、回路部11の接続
端子14と導線22の巻き始め部分23又は巻き終わり
部分24との間が切断することになる。したがって、上
述したように、内部部品10が破壊されることなく第2
の粘着層52(被装着物2)側に残った場合において、
内部部品10を取り外そうとした場合でも、電子タグ1
(内部部品10)が破壊されることになる。
【0032】以上のように、本実施形態の電子タグ1に
よれば、回路部11と、アンテナ部21と、板状ボビン
31とを備えた内部部品10が、第1の粘着層51と第
2の粘着層52とで挟持され、第1の粘着層51には、
板状ボビン31の一方の面31a側に巻かれた導線22
が粘着され、第2の粘着層52には、板状ボビン31の
他方の面31b、回路部11、板状ボビン31の他方の
面31b側において張り渡された導線22の巻き始め部
分23、同じく巻き終わり部分24、及び、同じく途中
部分25が粘着されており、第1の粘着層51の外側が
絶縁シート61により覆われているので、被装着物2に
貼り付けられた電子タグ1を剥がそうとした場合に、板
状ボビン31に巻かれた導線22の一部が断線して、内
部部品10が破壊されることになる。この結果、板状ボ
ビン31の一方の面31a側において導線22の一部が
断線しているので、剥がした電子タグ1を再度貼り付け
て利用しようとしても、電子タグ1側から信号を送信す
ることが不可能となり、再度電子タグ1を利用すること
はできない。
【0033】板状ボビン31に巻かれた導線22の一部
が第1の粘着層51に粘着することなく絶縁シート61
が剥がされた場合には、導線22の巻き始め部分23、
巻き終わり部分24、又は、途中部分25が断線する、
あるいは、回路部11の接続端子14と導線22の巻き
始め部分23又は巻き終わり部分24との間が切断し
て、内部部品10が破壊されることになる。この結果、
板状ボビン31の他方の面31b側において導線22の
一部が断線しているので、剥がした電子タグ1を再度貼
り付けて利用しようとしても、電子タグ1側から信号を
送信することが不可能となり、再度電子タグ1を利用す
ることはできない。
【0034】また、アンテナ部21を構成することにな
る導線22は板状ボビン31に巻かれるので、アンテナ
部21の取り扱いが容易になり、製造時における導線2
2の損傷を防ぐことができる。
【0035】また、板状ボビン31の導線22が巻かれ
る部分の内側には、板状ボビン31を貫通する穴部33
が形成されており、導線22の巻き始め部分23及び巻
き終わり部分24は、板状ボビン31の他方の面31b
側において、穴部33を跨ぐようにして張り渡され、回
路部11は、穴部33の位置に張り渡された導線部分に
対して、板状ボビン31の一方の面31a側から載置さ
れた状態で電気的に接続されていることにより、導線2
2の位置が板状ボビン31によって位置決めされ、回路
部11を導線22に電気的に接続する工程を自動化する
ことが可能となり、電子タグ1の生産性を向上すること
ができる。
【0036】また、板状ボビン31の他方の面31b側
において張り渡された導線22の巻き始め部分23、同
じく巻き終わり部分24、及び、同じく途中部分25は
第2の粘着層52に粘着されるので、板状ボビン31の
他方の面31b側に張り渡された導線部分が複数とな
り、板状ボビン31が第2の粘着層52から剥がされる
ときに導線22が断線する確率が高くなる。したがっ
て、板状ボビン31の他方の面31b側に張り渡された
導線部分において断線し易い箇所が増加するので、導線
22を確実に断線させることができる。
【0037】また、導線22の巻き始め部分23、同じ
く巻き終わり部分24、及び、同じく途中部分25を板
状ボビン31の他方の面31b側において張り渡たすと
いう簡易な構成にて、導線22を板状ボビン31の他方
の面31b側において積極的且つ確実に断線させること
が可能な構成を実現することができる。
【0038】また、第2の粘着層52の粘着力が、第1
の粘着層51の粘着力よりも強く設定されていることに
より、被装着物2に貼り付けられた電子タグ1を取り外
そうとして絶縁シート61を剥がそうとした場合に、板
状ボビン31に巻かれた導線22の一部が第1の粘着層
51に粘着した状態で絶縁シート61が剥がされること
になり、また、板状ボビン31は第2の粘着層52に粘
着された状態が保たれることから、板状ボビン31に巻
かれた導線22をより一層確実に断線させることができ
る。
【0039】なお、本実施形態においては、第2の粘着
層52の粘着力を、第1の粘着層51の粘着力よりも強
く設定したが、これに限られることなく、第1の粘着層
51の粘着力を、第2の粘着層52の粘着力よりも強く
設定するようにしてもよく、また、接着力を同等に設定
してもよい。
【0040】第1の粘着層51の粘着力を、第2の粘着
層52の粘着力よりも強く設定した場合には、板状ボビ
ン31が第1の粘着層51に粘着して、絶縁シート61
と共に剥がれることになる。しかしながら、回路部1
1、板状ボビン31の他方の面31b側において張り渡
された導線22の巻き始め部分23、同じく巻き終わり
部分24、及び、同じく途中部分25とが第2の粘着層
52に粘着しているので、板状ボビン31は、導線22
の巻き始め部分23、巻き終わり部分24、途中部分2
5、あるいは、回路部11が第2の粘着層52に粘着し
た状態で剥がされることになり、導線22の巻き始め部
分23、巻き終わり部分24、又は、途中部分25が断
線する、あるいは、回路部11の接続端子14と導線2
2の巻き始め部分23又は巻き終わり部分24との間が
切断されることになる。したがって、第1の粘着層51
の粘着力を、第2の粘着層52の粘着力よりも強く設定
した場合には、板状ボビン31の他方の面31b側にお
いて、内部部品10を積極的に破壊することができる。
【0041】また、本実施形態においては、第1の粘着
層51を設けて第1の粘着層51と第2の粘着層52と
で内部部品を挟持するように構成されているが、第1の
粘着層51を設けることなく、内部部品10が第2の粘
着層52に貼着された状態で、内部部品10を覆うよう
にして絶縁シート61を第2の粘着層52に貼着するよ
うに構成してもよい。このように構成した場合において
も、本発明によれば、板状ボビン31の他方の面31b
側において、導線22を断線させることができる。
【0042】また、本実施形態においては、ICチップ
12を回路基板13に搭載するように構成しているが、
回路基板13を設けることなく、ICチップ12自体に
導線22を電気的に接続する接続部を形成し、ICチッ
プ12を導線22に対して載置させるように構成しても
よい。
【0043】また、本実施形態においては、板状ボビン
31の他方の面31b側にて、導線22の巻き始め部分
23、同じく巻き終わり部分24、及び、同じく途中部
分25,25が張り渡されるように構成されているが、
これに限られることなく、たとえば導線22の巻き始め
部分23のみを板状ボビン31の他方の面31b側に張
り渡すように構成してもよく、また、導線22の巻き終
わり部分24のみを板状ボビン31の他方の面31b側
に張り渡すように構成してもよい。更には、導線22の
途中部分25,25のみを板状ボビン31の他方の面3
1b側に張り渡すように構成してもよい。また、板状ボ
ビン31の他方の面31b側において張り渡される導線
22の途中部分25,25は、第3の突起部37と第5
の突起部39との間と、第6の突起部40と第4の突起
部38との間との2箇所張り渡されているが、これに限
られることなく、3箇所以上張り渡されるように構成し
てもよく、また、1箇所張り渡されるように構成しても
よい。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、一度被装着物に貼り付けた電子タグが再度利用
されないように、電子タグを被装着物から剥がそうとし
た場合に、電子タグが確実に破壊される構造を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子タグに含まれる、
内部部品の構成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る電子タグに含まれる、
内部部品の構成を示す背面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る電子タグに含まれる、
内部部品の構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係る電子タグに含まれる、
板状ボビンの構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係る電子タグの構成を示す
平面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る電子タグの構成を示す
断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る電子タグを剥がした状
態を説明するための断面図であり、(a)は電子タグを
被装着物に貼り付けた状態を示し、(b)及び(c)は
絶縁シート及び第1の粘着層が剥がされる状態を示して
いる。
【図8】本発明の実施形態に係る電子タグを剥がした状
態を説明するための断面図であり、(a)は絶縁シート
及び第1の粘着層が剥がされた状態を示し、(b)及び
(c)は内部部品が被装着物から剥がされる状態を示し
ている。
【符号の説明】
1…電子タグ、2…被装着物、10…内部部品、11…
回路部、12…チップ、13…回路基板、14…接続端
子、21…アンテナ部、22…導線、23…導線の巻き
始め部分、24…導線の巻き終わり部分、25…導線の
巻き始め部分と巻き終わり部分との間の途中部分、31
…板状ボビン、31a…一方の面、31b…他方の面、
32…突出部、33…穴部、34…溝部、35…第1の
突起部、36…第2の突起部、37…第3の突起部、3
8…第4の突起部、39…第5の突起部、40…第6の
突起部、41…切り欠き部、51…第1の粘着層、52
…第2の粘着層、61…絶縁シート、71…剥離シー
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 L Fターム(参考) 5B035 AA13 BB09 BC00 CA08 5J021 AA01 AB04 DB04 EA04 FA13 FA30 FA31 HA05 HA06 5J046 AA00 AB11 PA01 QA04 QA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶する素子を含む回路部と、 前記回路部に電気的に接続される導線からなり、信号を
    送受信するためのアンテナ部と、 その一方の面側において前記導線がコイル状に巻かれる
    板状ボビンと、を備えた内部部品を有し、 前記板状ボビンの他方の面側には、前記導線の一部が張
    り渡されており、 前記内部部品は、前記板状ボビンの前記他方の面側にお
    いて粘着層に貼着されていることを特徴とする電子タ
    グ。
  2. 【請求項2】 前記導線の前記一部は、前記導線の巻き
    始め部分及び巻き終わり部分であって、 前記板状ボビンの前記導線が巻かれる部分の内側には、
    前記板状ボビンを貫通する穴部が形成されており、 前記導線の巻き始め部分及び巻き終わり部分は、前記板
    状ボビンの前記他方の面側において、前記穴部を跨ぐよ
    うにして張り渡され、 前記回路部は、前記穴部の位置に張り渡された導線部分
    に対して、前記板状ボビンの一方の面側から載置された
    状態で電気的に接続されていることを特徴とする請求項
    1に記載の電子タグ。
  3. 【請求項3】 前記導線の前記一部として、前記導線の
    巻き始め部分と巻き終わり部分との間の途中部分が、前
    記板状ボビンの前記他方の面側において張り渡されてい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子
    タグ。
  4. 【請求項4】 前記板状ボビンの一方の面側には、前記
    板状ボビンの前記一方の面側に巻かれた前記導線が粘着
    する粘着層が更に貼着されており、 前記板状ボビンの前記一方の面側に巻かれた前記導線が
    粘着する前記粘着層の外側に絶縁シートが貼着されてい
    ることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項
    に記載の電子タグ。
  5. 【請求項5】 前記内部部品が前記板状ボビンの前記他
    方の面側において貼着した前記粘着層の粘着力は、前記
    板状ボビンの前記一方の面側に巻かれた前記導線が粘着
    する前記粘着層の粘着力よりも強く設定されていること
    を特徴とする請求項4に記載の電子タグ。
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