JP2001171971A - 荷物運搬船における可撓ホースの姿勢制御機構 - Google Patents

荷物運搬船における可撓ホースの姿勢制御機構

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JP2001171971A
JP2001171971A JP35918599A JP35918599A JP2001171971A JP 2001171971 A JP2001171971 A JP 2001171971A JP 35918599 A JP35918599 A JP 35918599A JP 35918599 A JP35918599 A JP 35918599A JP 2001171971 A JP2001171971 A JP 2001171971A
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hose
control mechanism
attitude control
clamp
tilt
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JP35918599A
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Yoshihiro Kodama
義弘 小玉
Shigeru Goto
茂 郷戸
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DAIICHI CHUO KISEN KAISHA
SEKIGAHARA SEISAKUSHO KK
Sekigahara Seisakusho Ltd
NKK Design and Engineering Corp
Original Assignee
DAIICHI CHUO KISEN KAISHA
SEKIGAHARA SEISAKUSHO KK
Sekigahara Seisakusho Ltd
NKK Design and Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セメント運搬船側のホースを迅速に港側のマ
ニホールドに接続することができるホース姿勢制御機構
を提供する。 【解決手段】 ホース吊り上げクレーンの先端のインナ
ーアーム40に対し第1回動支持体52を回動可能に装
着する。この第1回動支持体52には旋回取付体59を
介して第2回動支持体63を装着し、第2回動支持体6
3には第1及び第2ホース15,16をクランプする第
1及び第2ホースクランプ機構71,72を装着する。
両クランプ機構71,72の間隔Wを調整するための間
隔調節機構K1を第2回動支持体63に装着する。前記
両クランプ機構71,72に把持された第1及び第2ホ
ース15,16は、第1及び第2回動支持体52,63
の回動及び旋回取付体59による第2回動支持体63の
旋回動作によりマニホールドの継手用フランジに適正に
接触し得る姿勢に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物運搬船におけ
る可撓ホースの姿勢制御機構に係り、詳しくはセメント
等の荷物を移送するホースを岸壁側のマニホールドに簡
単に接続することができるホースの姿勢制御機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、セメント運搬船に積まれたセメン
トは、目的とする港の岸壁に設けられたマニホールドへ
セメント運搬船側に装着された可撓ホースを接続するこ
とにより、セメント運搬船側の貯蔵タンクから岸壁側の
貯蔵用タンクに移し替えられる。前記ホースは旋回可能
なクレーンの伸縮アームに装着したウインチのフックに
より吊り上げられ、作業者が前記マニホールドに合わせ
てホースの位置決めをして、該ホースの先端に設けられ
た継手用フランジを、マニホールドの継手用フランジに
接合し、ボルトとナットにより継手用フランジを締め付
け固定するようになっていた。
【0003】又、従来のホースの接続作業方法として、
図13に示すように屈曲可能なクレーン31を用いる方
法も提案されている。この方法は、セメント運搬船11
側の第1及び第2ホース15,16をクレーン31によ
り2箇所で吊り上げて、ホース先端の継手用フランジを
岸壁21側のマニホールド23,24の継手用フランジ
23a,24aに対応する位置に移動する。その後は、
作業者が第1及び第2ホース15,16の継手用フラン
ジ15a,16aをマニホールド23,24の継手用フ
ランジ23a,24aと対応する適正位置に位置合わせ
し、ボルトとナットにより継手用フランジ15a(16
a),23a(24a)を締め付け固定するようになっ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の接続
作業においては、屈曲しないクレーンによりホースを吊
り上げているだけのため、マニホールドに対するホース
先端の位置決めが非常に困難である。このため、マニホ
ールドへホースを接続する際、大勢の作業者が太径で剛
性のあるホース先端を押して位置合わせしていた。従っ
て、接続作業に多大な時間を要し、人件費の節減を図る
ことができないという問題があった。
【0005】一方、後者の接続作業においては、第1及
び第2ホース15,16先端をマニホールド23,24
の位置に移動する作業をクレーン31のアーム33,3
6,40を屈曲させて行うことができる。しかし、その
後において第1及び第2ホース15,16の継手用フラ
ンジ15a,16aをマニホールド23,24の継手用
フランジ23a,24aに正確に位置合わせする作業
は、作業者によって剛性のある第1及び第2ホース1
5,16を変形させて行わなければならないので、接続
作業の時間を短縮するうえで、問題があった。
【0006】この発明は、上記従来の技術に存する問題
点に着目してなされたものであって、その目的はホース
の先端部をマニホールドに容易に接続することができる
荷物運搬船における可撓ホースの姿勢制御機構を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、荷物運搬船に装着さ
れ、かつ基端を荷物貯蔵室に接続し、先端に継手用フラ
ンジを設けた可撓ホースと、前記ホースを把持して、そ
のホースの継手用フランジを岸壁側に予め配設されたマ
ニホールドの継手用フランジに近接するように移動する
ホース移動手段と、前記ホース移動手段に設けられ、か
つホースを把持して該ホースの継手用フランジを前記マ
ニホールドの継手用フランジに接続可能な姿勢に制御す
るホース姿勢制御機構とを備えたことを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記ホース姿勢制御機構は複数のホースをそれぞれ
把持し得るように複数個設けられていることを要旨とす
る。請求項3に記載の発明は、請求項1又は2におい
て、前記ホース移動手段は、ホース吊り上げクレーンで
あって、船体に立設した支柱と、該支柱に対し水平軸線
の回りで回動可能に支持された第1チィルトアームと、
該第1チィルトアームに対し同じく水平軸線の回りで回
動可能に支持された第2チィルトアームと、該第2チィ
ルトアームに伸縮可能に設けられた伸縮アームと、前記
第1チィルトアームを縦軸線の回りで旋回する旋回駆動
機構とにより構成され、前記ホース姿勢制御機構は前記
伸縮アームの先端部に装着されていることを要旨とす
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一項において、前記ホース姿勢制御機構は、水
平軸線及び縦軸線の回りで独立して回動されて位置調整
されるホースのクランプ機構であることを要旨とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、前記ホース姿勢制御機構は、前記ホース移動手段に
対し水平軸線の回りで回動されて位置調整される回動支
持体と、該回動支持体に対し縦軸線の回りで旋回可能に
支持された旋回取付体と、該旋回取付体に設けられ、か
つ前記ホースの外周を把持するクランプ機構とにより構
成されていることを要旨とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5におい
て、前記旋回取付体には水平軸線の回りで回動する第2
回動支持体が装着され、該第2回動支持体に前記クラン
プ機構が装着されていることを要旨とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項5又は6
において、前記クランプ機構は左右一対設けられ、それ
らの間には間隔を同期して調整する間隔調節機構が設け
られていることを要旨とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項5又は6
において、前記クランプ機構は左右一対設けられ、それ
らの間には間隔を個別に調整する間隔調節機構が設けら
れていることを要旨とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項5又は6
において、前記クランプ機構は左右一対設けられ、それ
らは水平軸線の回りでそれぞれ傾斜角調節機構により個
別に傾斜角の調整可能に装着されていることを要旨とす
る。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項5又は
6において、前記クランプ機構は左右一対設けられ、両
クランプ機構には間隔を個別に調整する間隔調節機構
と、前記クランプ機構を水平軸線の回りでそれぞれ傾斜
角を個別に調整するための傾斜角調節機構が装着されて
いることを要旨とする。
【0016】請求項11に記載の発明は、請求項3にお
いて、前記第1及び第2チィルトアームには、第1及び
第2ウインチが装着され、第1ウインチは、一本又は複
数のホースの中間部を吊り上げるように構成され、第2
ウインチは一本又は複数のホースの先端部を吊り上げる
ように構成されていることを要旨とする。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項11に
おいて、前記第2チィルトアームの先端部に装着された
ホース姿勢制御機構は、該アームの先端部に対し水平軸
線の回りで回動可能に支持された回動支持体と、該回動
支持体に対し縦軸線の回りで旋回可能に支持された旋回
取付体と、該旋回取付体に設けられ、かつ前記ホースの
外周を把持する一つのクランプ機構とにより構成されて
いることを要旨とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明をセメント運搬船
における可撓ホースの姿勢制御機構に具体化した一実施
形態を図1〜図6に基づいて説明する。
【0019】図5に示すように、セメント運搬船11に
はセメント貯蔵タンクTが設けられ、セメント運搬船1
1の上部にはセメント送給ポンプ12が装着されてい
る。このセメント送給ポンプ12には一対の固定配管1
3,14が取り付けられ、両固定配管13,14には可
撓性を有する第1及び第2ホース15,16が接続され
ている。第1及び第2ホース15,16の先端部には継
手用フランジ15a,16aが設けられている。
【0020】一方、岸壁21側にはセメント収容槽22
が装設され、該セメント収容槽22には第1及び第2マ
ニホールド23,24が連結されている。この第1及び
第2マニホールド23,24の先端部には前記継手用フ
ランジ15a,16aと同形状の継手用フランジ23
a,24aが形成されている。
【0021】次に、図5,6により前記第1及び第2ホ
ース15,16の継手用フランジ15a,16aを岸壁
21側の第1及び第2マニホールド23,24側へ移動
するためのホース移動手段について説明する。
【0022】この実施形態では、図5に示すようにセメ
ント運搬船11の上面にはホース移動手段としてホース
移動クレーン31が装着されている。このホース移動ク
レーン31について説明すると、セメント運搬船11の
上面に立設した支柱32の上端部には第1チィルトアー
ム33が軸34により連結され、第1チィルトシリンダ
35によって上下方向の傾動可能である。又、前記第1
チィルトアーム33の先端部には第2チィルトアーム3
6が軸37によって連結され、第2チィルトシリンダ3
8により前後方向の傾動可能である。前記第2チィルト
アーム36はアウターアーム39と、該アウターアーム
39に伸縮可能に挿入したインナーアーム40と、該イ
ンナーアーム40を伸縮動作する伸縮用油圧シリンダ4
1とにより構成されている。前記支柱32の上端部には
前記第1チィルトアーム33及び第1チィルトシリンダ
35を支持する旋回テーブル32aが設けられ、旋回用
油圧モータ30により、旋回テーブル32a、第1チィ
ルトアーム33及び第2チィルトアーム36等を垂直軸
線の周りで旋回動作するようになっている。
【0023】前記第1チィルトアーム33には、第1ホ
ース15及び第2ホース16の中間部を把持して昇降動
作するためのウインチ47が装着されている。このウイ
ンチ47は、巻上用モータM1と、この巻上用モータM
1により巻き上げられるロープR1と、該ロープR1に
より昇降動作される滑車43と、該滑車43に連結され
たフック44とにより構成されている。そして、前記フ
ック44には、両ホース15,16に巻装した一対の把
持バンド45,45に係止された一対のロープ46,4
6を係止し、両ホース15,16を所定間隔隔てて昇降
動作するようになっている。
【0024】前記インナーアーム40の先端部には前記
第1及び第2ホース15,16の先端部をクランプして
その姿勢を制御するためのホース姿勢制御機構42が装
着されている。そこで、このホース姿勢制御機構42に
ついて図1〜図3により説明する。
【0025】図3に示すように前記インナーアーム40
の先端部には取付台座51が溶接固定されている。この
取付台座51には第1回動支持体52が水平軸線O1を
有する軸53により回動可能に支持されている。前記イ
ンナーアーム40の先端部には軸受54が固着され、こ
の軸受54にはシリンダ55が回動可能に連結され、該
シリンダ55のロッド56の先端部が、前記第1回動支
持体52に一体的に取り付けたブラケット52aに対
し、連結ピン57により連結されている。そして、前記
シリンダ55が作動されると、第1回動支持体52が水
平軸線O1(軸53)の周りで回動される。
【0026】前記第1回動支持体52の下部には旋回取
付体59が縦軸線O2を有する回動軸60により回動可
能に支持され、第1回動支持体52の下部に固定した旋
回用油圧モータ61によって回動軸60が回動される
と、旋回取付体59が縦軸線O2の周りで旋回動作され
るようになっている。なお、この縦軸線O2(回動軸6
0)は第1回動支持体52の回動位置によって垂直平面
内で垂直線に対する傾斜角が変化する。
【0027】前記旋回取付体59に一体的に形成した取
付ブラケット62には第2回動支持体63が水平軸線O
3を有する軸64によって回動可能に装着されている。
前記第2回動支持体63は、この第2回動支持体63に
固着した油圧モータ65によって水平軸線O3の周りで
回動される。
【0028】図1に示すように第2回動支持体63の下
部には前記第1及び第2ホース15,16をクランプす
るための第1及び第2ホースクランプ機構71,72が
装着されている。前記第1及び第2ホースクランプ機構
71,72は間隔調節機構K1によってその間隔Wが調
整されるように構成されている。
【0029】前記第2回動支持体63の下面には、図1
に示すように軸受73,74,75,76が固着され、
これらの軸受73〜76には左右一対のガイドロッド7
7,77が支持されている。前記ガイドロッド77,7
7にはスライドブロック78,78が往復動可能に装着
されている。前記スライドブロック78,78には一対
の取付ブラケット79,79が取り付けられ、該取付ブ
ラケット79,79には軸80,80を介して左右一対
のクランプアーム81,81が取り付けられている。前
記クランプアーム81,81の基端部にはクランプ用シ
リンダ82の外壁が連結ピン83により連結され、ピス
トンロッド84の先端が他方のクランプアーム81の基
端部に連結ピン85によって連結されている。
【0030】従って、前記クランプ用シリンダ82が作
動されると、クランプアーム81,81が図1の実線で
示すホースのクランプ位置から同図の鎖線で示すアンク
ランプ位置に開放される。
【0031】次に、前記第1及び第2ホースクランプ機
構71,72の間隔調節機構K1について説明すると、
前記第2回動支持体63の下面中央部に設けた軸受7
4,75の下面には取付板91が固定され、該取付板9
1の下面には油圧モータ92が固着されている。この油
圧モータ92の回転軸93にはピニオン94が取り付け
られている。前記軸受74,75には、ラック95,9
6がスライド可能に、かつ互いに平行に支持され、図1
において左側のラック95の左端は左側に位置する前記
スライドブロック78に連結されている。右側に位置す
るラック96の右端は、右側に位置するスライドブロッ
ク78に連結され、両ラック95,96はピニオン94
に噛み合わされている。
【0032】従って、前記油圧モータ92の回転軸93
が回転されると、ピニオン94を介して両ラック95,
96が互いに離隔する方向又は接近する方向に平行移動
され、前記スライドブロック78,78がガイドロッド
77,77に沿って互いに接近したり離間したりする方
向に往復動され、第1ホースクランプ機構71と第2ホ
ースクランプ機構72の中心O4,O4の間隔Wが調節
される。
【0033】次に、前記のように構成したセメント運搬
船におけるクレーン31及びホースの姿勢制御機構42
についてその動作を説明する。図5に鎖線で示す状態
は、前記第1及び第2ホース15,16がセメント運搬
船11の所定位置に格納された状態を示す。この状態に
おいて、ホース移動クレーン31の第1チィルトシリン
ダ35、第2チィルトシリンダ38及び旋回用油圧モー
タ30を作動して、第1チィルトアーム33及び第2チ
ィルトアーム36を旋回あるいは傾動し、ホース姿勢制
御機構42の第1及び第2ホースクランプ機構71,7
2を前記第1及び第2ホース15,16の先端部近傍に
配置する。この状態において、ウインチ47を作動し
て、ロープ46にフック44を係止し、第1及び第2ホ
ース15,16の先端部を第1及び第2ホースクランプ
機構71,72のクランプアーム81,81にクランプ
させる。
【0034】次に、第1及び第2チィルトシリンダ3
5,38及びウインチ47を動作してホース姿勢制御機
構42に支持された第1及び第2ホース15,16を図
5の実線で示すように岸壁21側の第1及び第2マニホ
ールド23,24に向けて移動する。第1及び第2ホー
ス15,16の継手用フランジ15a,16aが第1及
び第2マニホールド23,24の継手用フランジ23
a,24a付近に移動された状態において、ホース姿勢
制御機構42側のシリンダ55、旋回用油圧モータ61
及び油圧モータ65により第1及び第2ホースクランプ
機構71,72の姿勢を制御して、第1及び第2ホース
15,16の継手用フランジ15a,16aの位置を前
記継手用フランジ23a,24aに適合するように調整
する。
【0035】第1及び第2マニホールド23,24の継
手用フランジ23a,24aの傾斜角と間隔は港毎に異
なる。これに合わせて、第1及び第2ホースクランプ機
構71,72のクランプアーム81,81の傾斜角、旋
回位置が油圧モータ65と旋回用油圧モータ61により
調整される。又、前記油圧モータ92の回動により第1
及び第2ホースクランプ機構71,72の間隔Wも調整
される。従って、第1及び第2ホース15,16の継手
用フランジ15a,16aは、遠隔操作により第1及び
第2マニホールド23,24の継手用フランジ23a,
24aに対し、正確に接合するように姿勢制御される。
【0036】この接合状態において、継手用フランジ1
5a,16aと継手用フランジ23a,24aは図示し
ないボルトとナットにより締め付け固定される。このよ
うにして第1及び第2ホース15,16の接続が終了す
ると、セメント運搬船11側のセメント送給ポンプ12
が駆動されてセメント貯蔵タンクT内に貯蔵されていた
セメントが第1及び第2ホース15,16を介して岸壁
21側のセメント収容槽22内に移送される。
【0037】この移送作業が完了すると、前記継手用フ
ランジ15a,16aを締め付けていたボルトが取り外
され、ホース移動クレーン31の第1チィルトアーム3
3,第2チィルトシリンダ38が作動されて、ホース姿
勢制御機構42がセメント運搬船11側に移動され、前
記第1及び第2ホースクランプ機構71,72のクラン
プアーム81,81が開放動作され、第1及び第2ホー
ス15,16はセメント運搬船11の格納位置に収容さ
れる。
【0038】次に、前記のように構成したセメント運搬
船におけるホースの姿勢制御機構についてその効果を説
明する。 (1)前記実施形態では、前記ホース移動クレーン31
のインナーアーム40の先端部にホース姿勢制御機構4
2を装着したので、第1及び第2ホース15,16の先
端部をクランプしてセメント収容槽22側の第1及び第
2マニホールド23,24の継手用フランジ23a,2
4aに対し第1及び第2ホース15,16の継手用フラ
ンジ15a,16aを適正に位置合わせすることができ
る。このため、第1及び第2ホース15,16の第1及
び第2マニホールド23,24への接続作業を迅速に行
うことができ、省力化を図ることができる。
【0039】(2)前記実施形態では、ホース姿勢制御
機構42を、インナーアーム40に対し回動可能に連結
された第1回動支持体52と、該第1回動支持体52に
旋回可能に装着された旋回取付体59と、該旋回取付体
59に対し回動可能に装着された第2回動支持体63
と、該第2回動支持体63に対し間隔調整可能に装着さ
れた第1及び第2ホースクランプ機構71,72とによ
り構成した。このため、一対の第1及び第2ホース1
5,16の先端部をクランプして、その継手用フランジ
15a,16aを前記第1及び第2マニホールド23,
24の継手用フランジ23a,24aに適正に接合する
ように姿勢制御することができる。
【0040】(3)前記実施形態では、ホース移動手段
として、中折れ旋回式のホース移動クレーン31を用い
たので、既設の装置を利用してホース姿勢制御機構42
を装着することができる。このため、設置コストを低減
することができる。
【0041】(4)前記実施形態では、シリンダ55に
より第1回動支持体52を回動し、油圧モータ65によ
り第2回動支持体63を回動するようにした。このた
め、クランプアーム81,81の大きな傾動調整をシリ
ンダ55により行い、小さい範囲の傾動調整を油圧モー
タ65により行うことができ、ホースの姿勢制御作業を
容易に行うことができる。
【0042】次に、この発明の別の実施形態を図7〜図
9に基づいて説明する。この実施形態においては、前述
した実施形態のホース姿勢制御機構42の構成が異な
り、その他の構成は前記実施形態と同様である。従っ
て、ホース姿勢制御機構42についてのみ説明する。
【0043】図7,8に示すようにインナーアーム40
に固定された取付台座51には、左右方向に所定幅に形
成された旋回取付体59が装着され、該旋回取付体59
の左右両側部には取付ブラケット62,62が設けられ
ている。各一対の取付ブラケット62,62の間には一
対の可動取付台座97,97が油圧モータ98,98の
回転軸99,99によって水平軸線O3,O3の回りで
それぞれ回動可能に支持されている。前記可動取付台座
97,97には前記第1及び第2ホースクランプ機構7
1,72が装着されている。前記第1及び第2ホースク
ランプ機構71,72は前記油圧モータ98,98によ
ってそれぞれ個別に水平軸線O3,O3の周りで傾動可
能となっている。この実施形態では、前記可動取付台座
97,97、油圧モータ98,98、回転軸99,99
等により前記第1及び第2ホースクランプ機構71,7
2の傾斜角を個別に調節する傾斜角調節機構K2が構成
されている。
【0044】従って、第1ホースクランプ機構71によ
る第1ホース15の接続作業時においては、第2ホース
クランプ機構72による第2ホース16の接続作業を図
9に示すように中止することにより、第1ホースクラン
プ機構71による第1ホース15の接続作業を独立して
スムースに行うことができる。又、この第1ホースクラ
ンプ機構71による第1ホース15の接続作業が完了し
たら第1ホースクランプ機構71によるホースのクラン
プ動作を解除して第1ホースクランプ機構71を退避位
置に移動し、今度は第2ホースクランプ機構72にクラ
ンプされた第2ホース16を第2マニホールド24の継
手用フランジ24aに接続する作業を行う。
【0045】この別の実施形態においては、第1及び第
2ホースクランプ機構71,72が油圧モータ98,9
8によって水平軸線O3の周りで個別に傾動されるの
で、第1及び第2ホース15,16の第1及び第2マニ
ホールド23,24に対する接続作業を適正に行うこと
ができる。すなわち、第1及び第2マニホールド23,
24の継手用フランジ23a,24aの接合面は、同一
の傾斜平面上にあるとは限らず、この平面の傾き角の違
いにより、前記第1及び第2ホースクランプ機構71,
72の傾斜角を調整して継手用フランジ15a,16a
の傾斜角をそれぞれ調整することにより、適正かつ迅速
に第1及び第2ホース15,16の接続作業を行うこと
が可能となる。
【0046】さらに、この発明の別の実施形態を図10
〜図12に基づいて説明する。この実施形態では、アー
ム33に装着した第1のウインチ47Aに加えて、アー
ム36に対し第2のウインチ47Bを装着した構成と、
ホース姿勢制御機構42のホースクランプ機構71を一
つにした構成が図1に示す前記実施形態と異なる。従っ
て、異なる構成を以下に説明する。
【0047】図10に示すように、第2のウインチ47
Bはアウターアーム39に装着した巻き上げモータM2
と、該モータM2により巻き上げられるロープR2と、
該ロープR2を案内するようにアーム40にブラケット
103を介して支持した案内ローラ104と、前記ロー
プR2の先端に連結したフック44aとを備えている。
そして、該フック44aには連結棒105が掛装され、
該連結棒105の両端部には二本のロープ46a,46
bが連結され、両ロープ46a,46bの先端部は、第
1ホース15及び第2ホース16の継手用フランジ15
a,16aに形成したブラケット15b,16bに連結
されている。そして、モータM2を駆動してロープR2
を牽引することにより両第1及び第2ホース15,16
をホース姿勢制御機構42と無関係に吊り上げ可能であ
る。
【0048】図11及び図12に示すように、一つのク
ランプ機構71は旋回用油圧モータ61によりクランプ
アーム81,81が縦軸線O2の周りで旋回可能に装着
されている。又、クランプアーム81,81は前記シリ
ンダ55により水平軸線O1の周りで上下方向に傾動さ
れ、第1ホース15又は第2ホース16の傾斜角を調整
する。
【0049】この実施形態では、第1のウインチ47A
及び第2のウインチ47Bを設けたので、第1ホース1
5及び第2ホース16を中間部及び先端部において吊り
上げることができる。このため両ホース15,16の先
端部を持ち上げた適正状態でクランプ機構71によりい
づれか一方のホース15又は16を迅速かつ容易にクラ
ンプすることができる。
【0050】この実施形態では、旋回用油圧モータ61
によりホースクランプ機構71を180度反転する機能
と、クランプアーム81の傾斜角を調整する機能を兼用
させたので、構成を簡素化することができる。
【0051】この実施形態では、クランプ機構71を一
箇所のみに装着したので、複数設ける構成と比較して、
構造を簡素化し、製造及び組付作業を容易に行うことが
できる。
【0052】なお、前記実施形態は、以下のように変更
して具体化することもできる。 ○ホース移動手段として、図示しないがセメント運搬船
11から港側に張り出した伸縮アームと、該伸縮アーム
の先端部に設けた上下方向へ変位可能な取付アームとに
より構成したものを用いるとともに、該取付アームの下
端部にホース姿勢制御機構42を装着するようにしても
良い。
【0053】○図3において、取付ブラケット62に対
し第2回動支持体63を回動不能に固定しても良い。
又、図3において取付台座51に対し第1回動支持体5
2を回動不能に固定しても良い。
【0054】○図7において、旋回取付体59と取付ブ
ラケット62,62との間に第1及び第2ホースクラン
プ機構71,72の間隔Wを個別に調整するための間隔
調節機構K1を介装しても良い。
【0055】この場合には、第1及び第2ホースクラン
プ機構71,72の間隔Wを個別に調整することができ
るので、第1及び第2ホース15,16の第1及び第2
マニホールド23,24に対する接続作業をさらに迅速
に行うことができる。
【0056】○前記実施形態ではセメント運搬船につい
て具体化したが、例えば石油、或いは穀物などの運搬船
に適用することもできる。 ○前記実施形態では一対の第1及び第2ホース15,1
6のホース姿勢制御機構42として具体化したが、ホー
ス1本の場合に具体化しても良い。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明は、ホースを港側のマニホールドに対し迅速に装着す
ることができるとともに、省力化を図り、人件費の節約
を図ることができる。
【0058】請求項2記載の発明は、複数のホースを複
数のマニホールドに迅速に接続することができる。請求
項3記載の発明は、ホース移動手段の構成をホース吊り
上げクレーンとしたことにより、構成を従来周知の構成
とすることができ、設備費用を低減することができる。
【0059】請求項4記載の発明は、ホースのクランプ
機構が水平軸線と縦軸線の周りで個別に回動位置調節さ
れるので、ホースの継手用フランジをマニホールドの継
手用フランジに適正に位置合わせすることができる。
【0060】請求項5記載の発明はホースのクランプ機
構によってホースの継手用フランジの姿勢を自在に調整
することができるので、ホースの接続作業を迅速且つ適
正に行うことができる。
【0061】請求項6記載の発明は、第1及び第2回動
支持体によりクランプ機構を自在に回動することができ
るので、ホースの姿勢の調整を容易に行うことができ
る。請求項7記載の発明は、クランプ機構が左右1対設
けられ、それらの間隔を調整することができるので、一
対のホースを一対のマニホールドに対し接続する作業を
迅速に行なうことができる。
【0062】請求項8記載の発明は、一対のクランプ機
構がそれぞれ個別に位置調整されるので、一対のホース
の接続作業を迅速に行なうことができる。請求項9記載
の発明は、一対のクランプ機構がそれぞれ水平軸線の周
りで個別に回動位置調整可能であるため、一対のホース
の接続作業を迅速に行なうことができる。
【0063】請求項10記載の発明は、両クランプ機構
には間隔を個別に調整する間隔調節機構と、前記クラン
プ機構を水平軸線の回りでそれぞれ傾斜角を個別に調整
するための傾斜角調節機構が装着されているので、両ホ
ースの姿勢制御を適正かつ容易に行うことができる。
【0064】請求項11記載の発明は、第1及び第2チ
ィルトアームには、第1及び第2ウインチが装着されて
いるので、ホースの移動とクランプ機構によるホースの
クランプを適正姿勢で容易に行うことができる。
【0065】請求項12記載の発明は、ホースの外周を
把持する一つのクランプ機構を設けたので、構成を簡素
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明をセメント運搬船におけるホースの
姿勢制御機構に具体化した要部を示す正断面図。
【図2】 同じくホース姿勢制御機構のクランプ機構の
間隔が狭くなった状態を示す正断面図。
【図3】 ホース姿勢制御機構の側面図。
【図4】 ホース姿勢制御機構の側面図。
【図5】 ホース吊り上げクレーン及びホース姿勢制御
機構を示す正面図。
【図6】 ホース姿勢制御機構によりホースを港側のマ
ニホールドに接続した状態を示す正面図。
【図7】 この発明の別の実施形態を示すホース姿勢制
御機構の正面図。
【図8】 図7に示すホース姿勢制御機構の平面図。
【図9】 図7に示すホース姿勢制御機構の左側面図。
【図10】 この発明の別の実施形態を示すホース姿勢
制御機構の正面図。
【図11】 図10のクランプ機構の側面図。
【図12】 図11のクランプ機構の正面図。
【図13】 従来のホース姿勢制御機構の略体正面図。
【符号の説明】
11…荷物運搬船としてのセメント運搬船、15,16
…第1,第2ホース、15a,16a…継手用フラン
ジ、23,24…第1,第2マニホールド、23a,2
4a…継手用フランジ、30…旋回用油圧モータ、31
…ホース移動手段としてのホース吊り上げクレーン、3
3…第1チィルトアーム、35…第1チィルトシリン
ダ、36…第2チィルトアーム、38…第2チィルトシ
リンダ、39…アウターアーム、40…インナーアー
ム、42…ホース姿勢制御機構、52…第1回動支持
体、59…旋回取付体、63…第2回動支持体、65…
油圧モータ、71,72…第1,第2ホースクランプ機
構、77…ガイドロッド、78…スライドブロック、7
9…取付ブラケット、81…クランプアーム、82…ク
ランプ用シリンダ、K1…間隔調節機構、K2…傾斜角
調節機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小玉 義弘 岐阜県不破郡関ヶ原町大字関ヶ原字大場 2067番地 株式会社関ヶ原製作所内 (72)発明者 郷戸 茂 神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地 エヌ ケーケー総合設計 株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物運搬船(11)に装着され、かつ基
    端を荷物貯蔵室に接続し、先端に継手用フランジ(15
    a,16a)を設けた可撓ホース(15,16)と、 前記ホースを把持して、そのホースの継手用フランジ
    (15a,16a)を岸壁(21)側に予め配設された
    マニホールド(23,24)の継手用フランジ(23
    a,24a)に近接するように移動するホース移動手段
    (31)と、 前記ホース移動手段(31)に設けられ、かつホース
    (15,16)を把持して該ホースの継手用フランジ
    (15a,16a)を前記マニホールド(23,24)
    の継手用フランジ(23a,24a)に接続可能な姿勢
    に制御するホース姿勢制御機構(42)とを備えたこと
    を特徴とする荷物運搬船における可撓ホースの姿勢制御
    機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ホース姿勢制御
    機構(42)は複数のホース(15,16)をそれぞれ
    把持し得るように複数個設けられている荷物運搬船にお
    ける可撓ホースの姿勢制御機構。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記ホース移
    動手段(31)は、ホース吊り上げクレーン(31)で
    あって、船体に立設した支柱(32)と、該支柱(3
    2)に対し水平軸線の回りで回動可能に支持された第1
    チィルトアーム(33)と、該第1チィルトアーム(3
    3)に対し同じく水平軸線の回りで回動可能に支持され
    た第2チィルトアーム(36)と、該第2チィルトアー
    ム(36)に伸縮可能に設けられた伸縮アーム(40)
    と、前記第1チィルトアーム(33)を縦軸線の回りで
    旋回する旋回駆動機構(30,32a)とにより構成さ
    れ、前記ホース姿勢制御機構(42)は前記伸縮アーム
    (40)の先端部に装着されている荷物運搬船における
    可撓ホースの姿勢制御機構。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記ホース姿勢制御機構(42)は、水平軸線(O1)
    及び縦軸線(O2)の回りで独立して回動されて位置調
    整されるホースのクランプ機構(71,72)である荷
    物運搬船における可撓ホースの姿勢制御機構。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記ホース姿勢制御
    機構(42)は、前記ホース移動手段(31)に対し水
    平軸線(O1)の回りで回動されて位置調整される回動
    支持体(52)と、該回動支持体(52)に対し縦軸線
    (O2)の回りで旋回可能に支持された旋回取付体(5
    9)と、該旋回取付体(59)に設けられ、かつ前記ホ
    ースの外周を把持するクランプ機構(71,72)とに
    より構成されている荷物運搬船における可撓ホースの姿
    勢制御機構。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記旋回取付体(5
    9)には水平軸線(O3)の回りで回動する第2回動支
    持体(63)が装着され、該第2回動支持体(63)に
    前記クランプ機構(71,72)が装着されている荷物
    運搬船における可撓ホースの姿勢制御機構。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6において、前記クランプ
    機構(71,72)は左右一対設けられ、それらの間に
    は間隔を同期して調整する間隔調節機構(K1)が設け
    られている荷物運搬船における可撓ホースの姿勢制御機
    構。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6において、前記クランプ
    機構(71,72)は左右一対設けられ、それらの間に
    は間隔を個別に調整する間隔調節機構(K1)が設けら
    れている荷物運搬船における可撓ホースの姿勢制御機
    構。
  9. 【請求項9】 請求項5又は6において、前記クランプ
    機構(71,72)は左右一対設けられ、それらは水平
    軸線(O3,O3)の回りでそれぞれ傾斜角調節機構
    (K2,K2)により個別に傾斜角の調整可能に装着さ
    れている荷物運搬船における可撓ホースの姿勢制御機
    構。
  10. 【請求項10】 請求項5又は6において、前記クラン
    プ機構(71,72)は左右一対設けられ、両クランプ
    機構(71,72)には間隔を個別に調整する間隔調節
    機構(K1,K1)と、前記クランプ機構(71,7
    2)を水平軸線(O3,O3)の回りでそれぞれ傾斜角
    を個別に調整するための傾斜角調節機構(K2,K2)
    が装着されている荷物運搬船における可撓ホースの姿勢
    制御機構。
  11. 【請求項11】 請求項3において、前記第1及び第2
    チィルトアーム(33,36)には、第1及び第2ウイ
    ンチ(47A,47B)が装着され、第1ウインチ(4
    7A)は、一本又は複数のホースの中間部を吊り上げる
    ように構成され、第2ウインチ(47B)は一本又は複
    数のホースの先端部を吊り上げるように構成されている
    荷物運搬船における可撓ホースの姿勢制御機構。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記第2チィル
    トアーム(36)の先端部に装着されたホース姿勢制御
    機構(42)は、該アーム(36)の先端部に対し水平
    軸線(O1)の回りで回動可能に支持された回動支持体
    (52)と、該回動支持体(52)に対し縦軸線(O
    2)の回りで旋回可能に支持された旋回取付体(59)
    と、該旋回取付体(59)に設けられ、かつ前記ホース
    の外周を把持する一つのクランプ機構(71)とにより
    構成されている荷物運搬船における可撓ホースの姿勢制
    御機構。
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