JP2001128001A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JP2001128001A
JP2001128001A JP30945699A JP30945699A JP2001128001A JP 2001128001 A JP2001128001 A JP 2001128001A JP 30945699 A JP30945699 A JP 30945699A JP 30945699 A JP30945699 A JP 30945699A JP 2001128001 A JP2001128001 A JP 2001128001A
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recording
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克幸 ▲高▼橋
Katsuyuki Takahashi
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用すべき被記録材の大きさに応じた複数種
のテストパターンを用い、そのテストパターンを読み取
ることにより、当該被記録材に適した出力補正を画素ご
とに行う。 【解決手段】 テストパターンの出力時に、使用する被
記録材の大きさに応じて(例えば、A4紙に印字する場
合とLETTER紙に印字する場合とに応じて)出力す
るパターンの形状を切り替え(S202〜S204)、
それらテストパターンの読み取り時にパターンの特徴か
らそのパターンがどちらの被記録材に出力されたかを判
別する(S205,S206)ことにより、画素ごとの
出力補正を行う範囲を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び画像処理方法に関する。
【0002】さらに詳述すると、本発明は、複数の画素
形成手段を備えた記録ヘッドを用いて2値画像を形成す
る際に、濃度むらを補正するのに適した、画像処理装置
および画像処理方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来から、プリンタの一種として2値プ
リンタが知られている。この2値プリンタにはインクジ
ェット方式や、LED(発光ダイオード)ヘッドを用い
た電子写真方式のものがある。これら2値プリンタのう
ち、インクジェット方式のプリンタでは、ノズルからの
インク吐出量の差異によって濃度むらが生じるという出
力特性がある。これを補正するために、いわゆるヘッド
シェーディングという処理技術が知られており、各ノズ
ルに対応した画素信号に対して、多値での濃度データ変
換による補正が行われている。
【0004】また、2値プリンタのうちLEDヘッドを
用いたプリンタでは、LED各画素の発光むらによっ
て、同様に濃度むらが生じる。これに対しても、インク
ジェット方式のプリンタと同様にヘッドシェーディング
処理技術が用いられ、各発光画素に対応した多値での濃
度変換による補正が行われている。
【0005】これらの補正は、2値プリンタの印字素子
の印字濃度特性に応じて、印字データを画素ごとに順次
多値にて補正するものである。その方法として、まず、
所定濃度のパターンを印字して、それを読み取り、その
パターンの各画素に対応した濃度を読み取って、印字画
素に対する濃度補正を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、LEDヘッドを
用いた電子写真方式の複写機では通常A4サイズが出力
最大幅であることから、そのLEDヘッドもA4幅(2
97mm)より大きい範囲で各LED素子が配置されて
いる。そのため、上記のヘッドシェーディング処理を行
う際には、テストパターンをA4紙に対して出力しなけ
れば、端部の補正を行うことができないことになる。
【0007】しかし、複写機の利用の仕方によっては、
レター(LETTER)サイズを主に使用する場合があ
り、その場合にはLETTER幅(279mm)の補正
を行えば十分である。
【0008】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
使用すべき被記録材の大きさに応じた複数種のテストパ
ターンを用い、そのテストパターンを読み取ることによ
り、当該被記録材に適した出力補正を画素ごとに行うよ
うにした画像処理装置および画像処理方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、テストパターンの出力時に、使用す
る被記録材の大きさに応じて(例えば、A4紙に印字す
る場合とLETTER紙に印字する場合とに応じて)出
力するパターンの形状を切り替え、それらテストパター
ンの読み取り時にパターンの特徴からそのパターンがど
ちらの被記録材に出力されたかを判別することにより、
画素ごとの出力補正を行う範囲を決定することができ
る。
【0010】すなわち、請求項1に係る本発明は、複数
の画素形成手段を備えた記録ヘッドを用いて、被記録材
上に形成された特定形状のテストパターンを読み取る読
取手段と、前記読取手段からの出力に基づいて、前記被
記録材の大きさを判別する判別手段と、前記判別手段の
判別出力に応答して、前記記録ヘッドに含まれている各
画素形成手段の記録特性を補正する補正手段とを具備し
た画像処理装置である。
【0011】請求項2に係る本発明は、請求項1に係る
画像処理装置において、さらに加えて、前記被記録材の
大きさに応じて、前記テストパターンの形状を変更する
手段を備える。
【0012】請求項3に係る本発明は、請求項1に係る
画像処理装置において、前記記録ヘッドは、複数の着色
材に対応した複数の記録ヘッドユニットを有する。
【0013】請求項4に係る本発明は、請求項3に係る
画像処理装置において、さらに加えて、前記複数の記録
ヘッドユニットの取り付け誤差を補正して各記録ヘッド
ユニットごとのテストパターンを形成する手段を備え
る。
【0014】請求項5に係る本発明は、請求項1に係る
画像処理装置において、前記補正手段は、複数の着色材
に対応した複数の記録ヘッドユニットの取り付け誤差に
基づいて、該複数の記録ヘッドユニットの記録特性を画
素ごとに補正する。
【0015】請求項6に係る本発明は、複数の画素形成
手段を備えた記録ヘッドを用いて、被記録材上に形成さ
れた特定形状のテストパターンを読み取る読取ステップ
と、前記読取ステップでの出力に基づいて、前記被記録
材の大きさを判別する判別ステップと、前記判別ステッ
プでの判別出力に応答して、前記記録ヘッドに含まれて
いる各画素形成手段の記録特性を補正する補正ステップ
とを具備した画像処理方法である。
【0016】請求項7に係る本発明は、請求項6に係る
画像処理方法において、前記テストパターンの形状は、
前記被記録材の大きさに応じて変更される。
【0017】請求項8に係る本発明は、請求項6に係る
画像処理方法において、前記記録ヘッドは、複数の着色
材に対応した複数の記録ヘッドユニットを有する。
【0018】請求項9に係る本発明は、請求項8に係る
画像処理方法において、前記テストパターンは、前記複
数の記録ヘッドユニットの取り付け誤差を補正して各記
録ヘッドユニットごとに形成されている。
【0019】請求項10に係る本発明は、請求項6に係
る画像処理方法において、前記補正ステップは、複数の
着色材に対応した複数の記録ヘッドユニットの取り付け
誤差に基づいて、該複数の記録ヘッドユニットの記録特
性を画素ごとに補正する。
【0020】請求項11に係る本発明は、複数の画素形
成手段を備えた記録ヘッドを用いて、被記録材上に形成
された特定形状のテストパターンを読み取る読取ステッ
プと、前記読取ステップでの出力に基づいて、前記被記
録材の大きさを判別する判別ステップと、前記判別ステ
ップでの判別出力に応答して、前記記録ヘッドに含まれ
ている各画素形成手段の記録特性を補正する補正ステッ
プとを読み出し可能なプログラムの形態で記憶した記憶
媒体である。
【0021】請求項12に係る本発明は、請求項11に
係る記憶媒体において、前記テストパターンの形状は、
前記被記録材の大きさに応じて変更される。
【0022】請求項13に係る本発明は、請求項11に
係る記憶媒体において、前記記録ヘッドは、複数の着色
材に対応した複数の記録ヘッドユニットを有する。
【0023】請求項14に係る本発明は、請求項13に
係る記憶媒体において、前記テストパターンは、前記複
数の記録ヘッドユニットの取り付け誤差を補正して各記
録ヘッドユニットごとに形成されている。
【0024】請求項15に係る本発明は、請求項11に
係る記憶媒体において、前記補正ステップは、複数の着
色材に対応した複数の記録ヘッドユニットの取り付け誤
差に基づいて、該複数の記録ヘッドユニットの記録特性
を画素ごとに補正する。
【0025】請求項16に係る本発明は、請求項11〜
15のいずれかに係る記憶媒体において、前記記憶媒体
として、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コ
ンピュータが読むことができるプログラムを格納したフ
ロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁
気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁
気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いる。
【0026】請求項17に係る本発明は、請求項11〜
15のいずれかに係る記憶媒体において、前記記憶媒体
は、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピ
ュータに着脱可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0028】まず、図3を参照して、本実施の形態によ
る画像処理装置の全体構成を説明する。
【0029】(リーダ部の構成)最初に、380の破線
内に示すカラースキャナ部の構成について説明する。
【0030】(装置の構成要素)101はCCD(電荷
結合素子)、311はCCD101の実装された基板、
300はリーダ部(スキャナ装置)全体を制御するスキ
ャナCPU、312はCCD基板311から送られるア
ナログ画像信号をデジタル化した後デジタル画像処理を
行う画像処理部が含まれる画像処理(IP)基板であ
る。
【0031】301は原稿台ガラス、302は原稿給紙
装置(DF)である。
【0032】なお、この原稿給紙装置302の替わり
に、非図示の圧板を装着する構成も採り得る。303お
よび304は原稿を照明する光源(ハロゲンランプまた
は蛍光灯等)、305および306は光源303,30
4の光を原稿に集光する反射傘、307〜309はプラ
テン上にセットされた原稿を光学的に101CCDに導
く為のミラー、310はミラー309の投影光をCCD
101上に集光するレンズである。
【0033】314はハロゲンランプ303,304と
反射傘305,306とミラー307を収容する第1ミ
ラー台(キャリッジ)、315はミラー308,309
を収容する第2ミラー台、316は第1ミラー台314
と第2ミラー台315を副走査方向(図中における左右
方向)に駆動するステッピングモータ駆動部である。
【0034】313は他のデバイスとの外部インターフ
ェイスである。この外部インターフェイスには本実施の
形態では図示しないが、ネットワークに接続する為のL
ANインターフェイス装置、パーソナルコンピュータ等
と接続する為のSCSIインターフェイス装置、ファク
シミリ通信を行うためのFAX装置等、本スキャナ画像
を用いることが要求されるデバイスを接続することが可
能であり、本インターフェイス313を介して、スキャ
ナCPU300と外部装置のCPU(図示せず)が通信
を行い、取り決められたタイミングで、取り決められた
画像データを外部インターフェイス313から出力す
る。
【0035】353は画像複写装置として本スキャナを
用いる際に、画像出力を担当するプリンタと画像を命令
を授受する為の専用のインターフェイスである。
【0036】(原稿の読み取り動作)原稿給紙装置(D
F)302、もしくは、ユーザにより原稿台ガラス30
1上に置かれた原稿は、非図示のコピーボタン押下等の
原稿読み込みイベントに応じて、スキャナCPU300
が画像読み取りを行う為の指示を各構成部に与える。具
体的には、スキャナCPUは光源303,304を点灯
させ、CCD基板311を動作可能状態にし、画像処理
基板312に画像処理パラメータを設定する。
【0037】各準備が整うと、スキャナCPUは、ステ
ッピングモータ駆動部316を動作させ、第1ミラー台
を副走査方向に等速駆動し、原稿の全面を順に照射して
いく。この時、第2ミラー台315は第1ミラー台31
4の1/2に駆動するようにメカ的に光学設計されてお
り、的確にCCD101に原稿を光学照射する。CCD
101は主走査方向(図中の手前−奥方向)に受光セン
サが並んだものであり、一定周期に受光センサに対応し
たレジスタより、光量に比例したアナログ電圧を順々に
取り込む事が可能である。この主走査方向の連続した取
り込みと、副走査方向に駆動する移動の繰り返しによ
り、原稿全面を2次元のイメージで取り込むことが可能
である。この2次元の画像データは時間軸に1次元の配
列をとる。
【0038】この画像データはCCD基板311から画
像処理基板312に転送され、そこで適切な画像処理が
施された後に外部インターフェイス313、もしくは、
プリンタインターフェイス353のいずれかを介して、
スキャナ外に画像が出力される。
【0039】(プリンタ部の構成)続いて、図3の破線
381内に示すプリンタ部(プリンタ)の構成について
説明する。
【0040】(プリンタ部の構成要素)383はリーダ
インターフェイスであり、画像複写装置としてプリンタ
を用いる際にスキャナデバイスを接続する為のインター
フェイスとなる。382は外部インターフェイスであ
る。この外部インターフェイスには、本実施の形態では
図示しないが、ネットワークに接続する為のLANイン
ターフェイス装置、パーソナルコンピュータ等と接続す
る為のSCSIインターフェイス装置等、本プリンタに
画像を出力することが要求されるデバイスを接続するこ
とが可能であり、本インターフェイスを介して、プリン
タCPU384と外部装置のCPUが通信を行い、予め
取り決められたタイミングで、予め取り決められた画像
データをこの外部インターフェイス382から入力する
ことができる。
【0041】317はY(イエロー)の画像を形成する
Y画像形成部、同じく318はM(マゼンタ)画像形成
部、319はC(シアン)画像形成部、320はK(ブ
ラック)画像形成部である。317〜320までの各画
像形成部の構成は全て同一であるので、以下ではY画像
形成部317を詳細に説明し、他の画像形成部の説明は
省略する。
【0042】Y画像形成部317において、342は感
光ドラムであり、LEDアレー210からの光によっ
て、その表面に潜像が形成される。321は一次帯電器
であり、感光ドラム342の表面を所定の電位に帯電さ
せ、潜像形成の準備をする。322は現像器であり、感
光ドラム342上の潜像を現像して、トナー画像を形成
する。なお、現像器322には、現像バイアスを印加し
て現像するためのスリーブ345が含まれている。32
3は転写帯電器であり、転写ベルト333の背面から放
電を行い、感光ドラム342上のトナー画像を、転写ベ
ルト333上の記録紙などへ転写する。本実施の形態は
転写効率がよいため、クリーナ部が配置されていない。
但し、クリーナ部を装着しても問題ないことは言うまで
もない。
【0043】(画像処理の説明)図4は、図3に示した
画像処理装置の画像データの流れを示す。図4におい
て、400は図3の380に相当するリーダ部の全体、
401は図3の101に相当するCCDイメージセンサ
で8000画素のラインセンサである。402は増幅・
AD(アナログ/デジタル)変換回路、403はシェー
ディング回路、404はガンマ変換回路、405はヘッ
ドシェーディング回路、406は2値化回路、407は
プログラムROM、408はプログラムRAM、409
はCPU、410はテーブル502と503を記憶する
ヘッドシェーディングデータ記憶RAM、411は通信
用IC、412はパターン発生回路である。
【0044】420はプリンタの全体、421はLED
ヘッドドライバ回路、422は図3の210に相当する
LEDヘッド、423は通信用IC、424はCPU、
425はプログラムRAM、426はプログラムRO
M、427は2値ページメモリである。
【0045】CCD401から読み込まれた画像データ
は上記の各処理ブロックで処理され、最終的にLEDヘ
ッド422に含まれている各LED素子の発光パターン
となる。
【0046】図5は、濃度むら補正(ヘッドシェーディ
ング処理)を行う為のヘッドシェーディング回路405
を詳細に示したブロック図である。本図において、50
3はテーブル番号に応じて多値画像データをガンマ変換
するヘッドシェーディングガンマテーブル、502はテ
ーブル番号指定の為のヘッドシェーディングガンマテー
ブル番号指定テーブル、501はテーブルを指定する為
のカウンタで、画像クロックVCKに同期してカウント
アップし、主走査に同期したHSYNC(水平同期信
号)によってクリアされる。504はサンプリング回路
であり、図示しないサンプリングメモリを内蔵してい
る。このサンプリングメモリの容量は、印字LED画素
の整数倍(本実施の形態では5倍)である。
【0047】図1のフローチャートおよび図5を参照し
て、図4においてリーダ400で読み取った画像をプリ
ンタ420でプリント出力する場合の画像処理および画
像処理制御手順を以下に説明する。
【0048】まず、リーダ400とプリンタ420の電
源が投入されると(ステップS101)、リーダ側のC
PU409はLED各画素の濃度補正処理であるヘッド
シェーディングのための補正データを、この補正データ
が記憶されているRAM410から読み出し、そのデー
タを図5中のヘッドシェーディングガンマテーブル番号
指定テーブル502へ設定する(ステップS102)。
この補正データはLEDヘッド422のLEDの各画素
に対して、濃度補正用のガンマテーブル番号をそれぞれ
指示するものであり、各装置ごとに異なった濃度補正値
である。
【0049】次に、リーダ側のCPU409はヘッドシ
ェーディングガンマテーブルのデータを同じくRAM4
10から読み出してヘッドシェーディングガンマテーブ
ル503へ書き込む(ステップS103)。この書き込
れるデータは同種のプリンタに共通のテーブルデータで
ある。
【0050】その後、操作パネル(図示しない)からコ
ピースタートが指示されると(ステップS106)、ス
キャナ読取部が原稿台301の原稿の走査を開始し、原
稿画像がCCDイメージセンサ401で読み取られる
(ステップS107)。このとき、このラインセンサ4
01で主走査方向へ読み取られたデータは、以下の画像
処理を経て、プリンタ420で主走査方向へプリントさ
れる。
【0051】すなわち、原稿の読み取りが行われると、
CCDイメージセンサ401の出力は増幅・AD変換回
路402で増幅およびAD変換され、8ビットの画像デ
ータとして出力される。次に、シェーディング回路40
3で読み取り画像データがシェーディング補正される。
さらに読み取り画像データはガンマ変換回路404でガ
ンマ補正をされ(ステップS108)、下記に詳述する
ヘッドシェーディング回路405により濃度補正される
(ステップS109)。濃度補正された画像データは2
値化回路406により誤差拡散等による2値化処理が実
行される(ステップS110)。
【0052】次に、ヘッドシェーディング回路405の
動作を説明する。
【0053】ヘッドシェーディングガンマ変換テーブル
503は、アドレス入力上位6ビットがテーブル番号選
択ビットであり、下位8ビットが画像信号である。すな
わちヘッドシェーディングガンマ変換テーブル503に
は32個(アドレス5ビット)のヘッドシェーディング
ガンマテーブル(8ビットデータ変換用)が格納されて
いる。
【0054】ヘッドシェーディングガンマテーブル番号
指定テーブル502はLEDのアドレスをヘッドシェー
ディングガンマテーブル番号(5ビット)へ変換する。
すなわち、LEDの何番地はヘッドシェーディングガン
マテーブル503の何番テーブルを使用するかを指示す
るものである。このガンマテーブル番号指定テーブル5
02はLEDの画素アドレスを32個のガンマテーブル
503のうちの何番テーブルへ割り当てるかを指示す
る。この指示データは、下記に説明するヘッドシェーデ
ィング作成動作で作成されたものである。この指示デー
タはヘッドシェーディング記憶RAM410に記憶され
ており、RAM410から電源投入時にCPU409に
よって転送されたものである。
【0055】カウンタ501は上記ヘッドシェーディン
グガンマテーブル番号指定テーブル502を指定するた
めのカウンタである。カウンタ501の出力は13ビッ
トであり、VCLK(垂直同期信号)でカウントとアッ
プし、HステップSYNC(水平同期信号)でクリアさ
れることにより、主走査画素をカウントする。このカウ
ンタ501の出力はLEDのアドレスを指示するものと
なる。カウンタ501はCPU409からHステップS
YNCでクリアされたときのロード値を設定することが
でき、これにより指定するLEDアドレスを主走査方向
へ移動することができる。
【0056】このように、画像データはヘッドシェーデ
ィング回路405で多値で濃度変換された後、2値化回
路406において2値化されてリーダ400から出力さ
れる。
【0057】リーダ400から出力された画像データは
プリンタ420へ入力され、2値ページメモリ427へ
書き込まれる。ページメモリ427からはドライバ42
1によって書き込まれた順に画像データが読み出され、
LEDヘッド422の各LEDの発光信号へ変換され
る。このとき、LEDヘッドドライバ421では、LE
Dヘッド422の機械的な取り付け誤差を考慮した信号
出力が行われる(ステップS111,ステップS11
2)。
【0058】図6はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックのLEDヘッド210〜213(図3参照)を模式
的に示す。図6では、シアンヘッド212がブラックヘ
ッド213よりも1画素左に、マゼンタヘッド211が
ブラックヘッド213よりも2画素右に、それぞれずれ
て取り付けられている。これらの取り付け誤差はLED
ヘッド210〜213の取り付け時に測定され、プリン
タCPU424によって読み取ることができ、読み取っ
たLEDヘッド取り付け誤差の値はプログラムRAM4
25に格納される。プログラムRAM425はバッテリ
によってバックアップされているため、プリンタの電源
を切断してもその取り付け誤差の値は保持される。
【0059】プログラムRAM425におけるLEDヘ
ッド取り付け誤差の格納状態を図7に示す。図7におい
て、アドレス701にはイエローヘッド210の取り付
け誤差が格納され、同様にアドレス702にはマゼンタ
ヘッド211の取り付け誤差が格納され、アドレス70
3にはシアンヘッド212の取り付け誤差が格納され
る。それぞれの取り付け誤差値はブラックヘッド213
に対してのずれ量を画素単位で示し、100H(16進
数)を中心とした値である。
【0060】したがって、図6に示すようにそれぞれの
LEDヘッドが取り付けられている場合には、イエロー
ヘッド210がブラックヘッド213に対してずれてい
ないためにアドレス701には100Hが格納される。
マゼンタヘッド211はブラックヘッド213に対して
右に2画素ずれているため、アドレス702には102
Hが格納される。シアンヘッド212はブラックヘッド
213に対して左に1画素ずれているため、アドレス7
03にはFFHが格納される。
【0061】プリンタCPU424はプログラムRAM
425に格納されたこれらのLEDヘッド取り付け誤差
の値にしたがって、LEDヘッドドライバ421の設定
を行う。このときのLEDヘッド210〜213の発光
の様子を説明する。図6において、画像データ601は
画像データの主走査の1ラインを模式的に取り出したも
のであり、128番目の画素からデータが始まってい
る。この128画素目の画像データに対して、イエロー
ヘッド210とブラックヘッド213はそのまま128
番目のLEDが発光するようにドライバ421によって
駆動される。一方、マゼンタヘッド211は128画素
目の画像データに対して126番目のLEDが発光する
ように、シアンヘッド212は129番目のLEDが発
光するように、それぞれドライバ421によって駆動さ
れる。このようにして、取り付け誤差があっても色ずれ
が起こらないようにプリントされる。
【0062】以上のようにして、プリントヘッドの濃度
むらが補正され、読取画像が用紙にプリントされる。
【0063】また、図4のパターン発生回路412はC
PU409からの指示により、任意の画像信号を生成し
て出力することができる。2値化回路406はパターン
発生回路412からの画像信号を選択して入力し、2値
化してリーダ400から出力することにより、プリンタ
420において任意のパターンを出力用紙上にプリント
させることができる。
【0064】(ヘッドシェーディングガンマテーブルの
作成)次に、図2に示すフローチャートを参照して、ヘ
ッドシェーディングテーブルの作成手順を説明する。
【0065】まず、テストパターンの印字を行う(ステ
ップS201、ステップS202)。テストパターンの
印字を行う為、パターン発生回路412(図4参照)か
ら図8の(A),(B)に示すようなテストパターン
(2種ある)に対応したパターン信号を発生させる。
C,M,Y,Kのそれぞれの印字領域は濃度80H(8
ビット)の単色信号であり、印字領域外は濃度0、すな
わち白色である。ここで、図8の(A)に示すA4サイ
ズのテストパターン印字領域は主走査方向に128画素
目から開始され、7127画素目までである。また、図
8の(B)に示すLETTERサイズのテストパターン
印字領域は、328画素目から7000画素目までとな
る。この発生されたパターン信号は、通常の読み取り画
像と同じく2値化回路406(図4参照)で2値化され
て(ステップS203)、プリンタ420側へ出力され
る(ステップS204)。
【0066】上述したように、本実施の形態において
は、主走査方向にテストパターンを大きく出力するため
に、出力用紙にはA4またはLETTERサイズを使用
する。A4紙の場合は図8(A)に示す801のテスト
パターンを、LETTER紙の場合は図8(B)に示す
802のテストパターンを出力する。ここで、A4紙に
印字されたテストパターン801の突起部803(すな
わち、256ライン分の幅を持つ、上向きの突起)と、
LETTER紙に印字されたテストパターン802の突
起部805(Cについては下向き、M・Y・Kについて
は上向き)が、それぞれを原稿台に置いたときにほぼ同
じ読み取り位置になるように、テストパターン802
(図8(B):LETTER用)の突起部は、テストパ
ターン801(図8(A):A4用)の突起部に対して
200画素分だけ右方にずれて出力される(図8の右方
へ+200画素)。
【0067】プリンタ420(図4参照)は、受け取っ
たテストパターン信号を通常の読み取り画像と同じ手順
でLEDヘッド422へ出力し印字するが、このとき、
ドライバ421でも通常の読み取り画像と同じように取
り付け誤差補正が行われる。そのため、例えば図6の場
合、Y印字領域とK印字領域の主走査方向先端である1
28画素目(図8(A)の場合:A4用)のテストパタ
ーン信号はLEDヘッド210および213の128番
目のLED素子の発光信号となるが、M印字領域の12
8画素目は126番目のLED素子に相当し、C印字領
域の128画素目は129番目のLED素子に相当す
る。
【0068】テストパターンの読み取りは、図9に示す
ように印字主走査と垂直な方向へ走査してパターンを読
み取る(ステップS205)。換言すれば、テストパタ
ーン印字時のおける副走査方向が、テストパターン読み
取り時には主走査方向となる。
【0069】すなわち、A4紙に印字されたテストパタ
ーン801を読み取るときには、突起部803の中央付
近の印字位置をサンプルし、図5のサンプリング回路5
04に内蔵されているサンプリングメモリ(図示せず)
に記憶する。そして、シアン濃度50以上の画素データ
が最初に記憶されている画素位置を探すことにより、シ
アン印字領域における突起部803の端部を検出でき
る。具体的には、CCDラインセンサにおける主走査方
向の画素位置を検出する。次に、平坦部804の印字位
置を同様にサンプリングして上記サンプリングメモリに
記憶し、最初に現れたシアン濃度50以上の画素位置を
検出することで、シアン印字領域における平坦部804
の端部を検出する。
【0070】また、検出精度を高めるため、M・Y・K
の各印字領域についても、同様の検出処理を行う。但
し、特定色の印字領域(例えば、シアン)のみについて
検出を行うことも可能である。
【0071】一方、LETTER紙に印字されたテスト
パターン802を読み取るときも、A4紙のときと同様
な方法でシアン印字領域端部および他色の印字領域を検
出する。但し、図8(B)に示すように、LETTER
紙に対するテストパターンは、インク色によって、突起
の上下が逆にしてある。すなわち、C印字領域について
は、突起部805と平坦部806の検出位置(プリント
時における副走査方向位置)はほぼ同じ値となる。
【0072】次に、このようにして得られたシアン印字
領域の端部を比較する。それぞれの差が突起部の1/2
の128画素以上であればテストパターンはA4紙に印
字されていると判断し、128画素以下であればテスト
パターンはLETTER紙に印字されていると判断する
(ステップS206)。これにより、テストパターンが
印字されている範囲が判別できる。すなわち、A4紙の
場合は、画素128から画素7127、LETTER紙
の場合は画素328から画素7000である。
【0073】なお、C・M・Y・Kの各印字領域におけ
る上記検出において、矛盾する検出結果が得られた場合
(A4とLETTERが混在する場合)には、テストパ
ターンに汚れ等の不備があると判断して、操作者にその
旨を報知・表示する。
【0074】次に、CMYKそれぞれのテストパターン
印字領域(中央部分)を副走査して(すなわち長手方向
に)読み取り、副走査1画素ごとにテストパターンの主
走査128画素分を平均して上記サンプリングメモリに
書き込む。このサンプリングメモリは8000画素分の
平均値記憶容量を有している。
【0075】図9は、テストパターンとCCDラインセ
ンサとの位置関係を模式的に描いた図である。図10
は、この平均値読み取り時のサンプリングメモリの状況
を示している。CCDラインセンサの副走査によってサ
ンプリングメモリへ取り込まれた1色分(ここではCと
する)のデータをグラフ化したものが図11である。こ
こでは、7000画素分の印字領域が書き込まれ、残り
のアドレスには余白である白画像データが書き込まれ
る。
【0076】再び図10において、このサンプリングメ
モリに記憶されているデータに対して、濃度50以上の
データ領域を印字領域と判定する。この図10では、サ
ンプリングメモリのアドレス101から7099までが
パターン印字領域と判定された状況を例示している。こ
れは6999画素分のデータが読み取られたことにな
る。しかし、印字した画素数は7000画素分であるの
で、印字動作中に1画素分縮んだことになる。この原因
としては、電子写真方式で紙にトナーが転写された後、
加熱ロールを通過するときに紙が縮んだことや、感光ド
ラムへ潜像を形成するためのLEDヘッドの配置精度が
出ていなかったこと等が考えられる。
【0077】いずれにしても6999画素分のデータを
基に7000画素分のLED補正テーブルを作成するこ
とはできないので、補間を行い7000画素分のサンプ
リングデータの修正を行う。あるいは、副走査速度を変
更して再度副走査を行って7000画素分の印字データ
を得、補正データを作成してもよい。このときの副走査
速度は、最初の副走査速度に対して、6999/700
0倍(99.99%)の速度とすればよい。
【0078】得られたサンプリングデータを使用して、
それぞれの色について各LED素子に対して使用するガ
ンマテーブルを決定する(ステップS207)。ガンマ
テーブルはLEDの予想される特性にあわせて32種類
用意されている。
【0079】そして、サンプリングメモリアドレス10
1からサンプリングメモリアドレス7099まで濃度の
平均値を求める。次に、アドレス101からアドレス7
099までサンプリングメモリ1つずつに格納されてい
る濃度について、平均濃度に対する変化(偏倚)量を計
算する。変化量の計算式は次の通りである。
【0080】
【数1】 v=((x−m)/m)×100+16・・・(1) ここで、vは求める変化量、xは対象サンプリングメモ
リに格納されている濃度、mは平均濃度である。ここで
求められた変化量を使用するガンマテーブル番号とす
る。但し、vが負の値になった場合は0番のガンマテー
ブルを、32より大きくなった場合は32番のガンマテ
ーブルを使用する。この計算を各画素ごとに行うことに
より、ヘッドシェーディングガンマテーブル番号が作成
される。
【0081】このとき、印字されていない画素、すなわ
ちA4テストパターン801の場合は画素0〜127と
画素7128〜7199、LETTERテストパターン
802の場合は画素0〜327と画素7001〜719
9には、ヘッドシェーディング補正値としてデフォルト
の値(ここでは16)を用いる。
【0082】(ヘッドシェーディングガンマテーブルの
設定)上述した手順で作成したヘッドシェーディングテ
ーブルの指定番号は、出力時の濃度補正のために、ヘッ
ドシェーディング回路405中のテーブル502に設定
する(ステップS208)。このとき、設定するガンマ
テーブル指定番号はテーブルの80Hのアドレスが0番
目の画素に対応する補正値になるように、ずらして値を
格納する。これは、出力時に上記指定テーブルを主走査
方向へ移動することができるようにするためである。ま
た、カウンタ501のロード値に80Hを指定すること
により、0番目の画素から適切な補正をかけることが可
能になる。
【0083】このようにして、それぞれの画素に対して
適切な濃度補正を施すことができる。
【0084】(他の実施の形態)上述した本発明の実施
形態では、一例としてLEDプリンタに本発明を適用し
た場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、ライ
ンタイプのインクジェットプリンタ等にも同様に適用可
能である。
【0085】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0086】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを
記録した記録媒体(記憶媒体)を、システムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し、実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。
【0087】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記録した記録媒
体は本発明を構成することになる。
【0088】そのプログラムコードを記録し、またテー
ブル等の変数データを記録する記録媒体としては、例え
ばフロッピディスク(FD)、ハードディスク、光ディ
スク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカー
ド)、ROMなどを用いことができる。
【0089】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOステッ
プS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の
一部または全部を行ない、その処理によって前述した実
施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言う
までもない。
【0090】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、使
用すべき被記録材の大きさに応じた複数種のテストパタ
ーンを用い、そのテストパターンを読み取ることによ
り、当該被記録材に適した出力補正を画素ごとに行うよ
うにした画像処理装置および画像処理方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における通常の画像出力時
の動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施形態における濃度むら補正処理
の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態における画像処理装置の全
体の内部構造を示す縦断面図である。
【図4】図3の画像処理装置の全体の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図5】濃度むら補正を行う図4のヘッドシェーディン
グ回路405の構成を示すブロック図である。
【図6】イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのLE
Dヘッドを模式的に示す模式図である。
【図7】図4のプログラムRAM425でのLEDヘッ
ド取り付け誤差値(取付け位置補正値)の格納状態を示
す説明図である。
【図8】図4のパターン発生回路412から発生される
むら補正データ作成用のプリントサンプルの一例を示す
模式図である。
【図9】むら補正用プリントパターンの読取方法を示す
模式図である。
【図10】図9による平均値読み取り時のサンプリング
メモリへのデータの書き込み状況を示す模式図である。
【図11】副走査によって図5のサンプリング回路50
4のサンプリングメモリへ取り込まれた1色分のデータ
をグラフ化した一例を示すグラフである。
【符号の説明】
101 CCDイメージセンサ(CCD) 210〜213 LEDアレイ(プリントヘッド) 300 スキャナCPU 301 原稿台ガラス 302 原稿給紙装置(DF) 303、304 光源(ハロゲンランプ) 305、306 反射傘 307〜309 ミラー 310 レンズ 311 CCD基盤 312 画像処理(IP)基盤 313 外部インターフェース 314 第1ミラー台(キャリッジ) 315 第2ミラー台 316 ステッピングモータ駆動部 317 Y画像形成部 318 M画像形成部 319 C画像形成部 320 K画像形成部 321 1次帯電器 322 現像器 323 転写帯電器 333 転写ヘッド 342 感光ドラム 353 プリンタインタフェース 380 カラーフキャナ部(リーダ) 381 プリンタ部(プリンタ) 382 外部インターフェース 383 リーダインタフェース 400 リーダの全体 401 CCDイメージセンサ 402 増幅・AD変換回路 403 シェーディング回路 404 ガンマ変換回路 405 ヘッドシェーディング回路 406 2値化回路 407 プログラムROM 408 プログラムRAM 409 リーダCPU 410 ヘッドシェーディングデータ記憶RAM 411 通信用IC 412 パターン発生回路 420 プリンタの全体 421 LEDヘッドドライバ 422 LEDヘッド 423 通信用IC 424 プリンタCPU 425 プログラムRAM 426 プログラムROM 427 2値ページメモリ 501 テーブルを指定するためのカウンタ 502 ヘッドシェーディングガンマテーブル番号指定
テーブル 503 ヘッドシェーディングガンマテーブル 504 サンプリング回路 601 画像データ 701〜703 プリントヘッド取付け誤差補正値
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AR01 KK18 KK22 KK26 KK28 KK31 5C074 AA05 AA09 BB03 CC25 CC26 DD01 DD27 EE08 FF02 FF15 HH02 5C077 LL01 LL04 LL19 MM27 MP01 MP04 MP08 PP06 PP15 PP33 PP54 PP74 PQ08 PQ23 TT01 TT03

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素形成手段を備えた記録ヘッド
    を用いて、被記録材上に形成された特定形状のテストパ
    ターンを読み取る読取手段と、 前記読取手段からの出力に基づいて、前記被記録材の大
    きさを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別出力に応答して、前記記録ヘッドに
    含まれている各画素形成手段の記録特性を補正する補正
    手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、さらに加えて、 前記被記録材の大きさに応じて、前記テストパターンの
    形状を変更する手段を備えたことを特徴とする画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、 前記記録ヘッドは、複数の着色材に対応した複数の記録
    ヘッドユニットを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像処理装置におい
    て、さらに加えて、 前記複数の記録ヘッドユニットの取り付け誤差を補正し
    て各記録ヘッドユニットごとのテストパターンを形成す
    る手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、 前記補正手段は、複数の着色材に対応した複数の記録ヘ
    ッドユニットの取り付け誤差に基づいて、該複数の記録
    ヘッドユニットの記録特性を画素ごとに補正することを
    特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の画素形成手段を備えた記録ヘッド
    を用いて、被記録材上に形成された特定形状のテストパ
    ターンを読み取る読取ステップと、 前記読取ステップでの出力に基づいて、前記被記録材の
    大きさを判別する判別ステップと、 前記判別ステップでの判別出力に応答して、前記記録ヘ
    ッドに含まれている各画素形成手段の記録特性を補正す
    る補正ステップとを具備したことを特徴とする画像処理
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像処理方法におい
    て、 前記テストパターンの形状は、前記被記録材の大きさに
    応じて変更されることを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の画像処理方法におい
    て、 前記記録ヘッドは、複数の着色材に対応した複数の記録
    ヘッドユニットを有することを特徴とする画像処理方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の画像処理方法におい
    て、 前記テストパターンは、前記複数の記録ヘッドユニット
    の取り付け誤差を補正して各記録ヘッドユニットごとに
    形成されていることを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の画像処理方法におい
    て、 前記補正ステップは、複数の着色材に対応した複数の記
    録ヘッドユニットの取り付け誤差に基づいて、該複数の
    記録ヘッドユニットの記録特性を画素ごとに補正するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 複数の画素形成手段を備えた記録ヘッ
    ドを用いて、被記録材上に形成された特定形状のテスト
    パターンを読み取る読取ステップと、 前記読取ステップでの出力に基づいて、前記被記録材の
    大きさを判別する判別ステップと、 前記判別ステップでの判別出力に応答して、前記記録ヘ
    ッドに含まれている各画素形成手段の記録特性を補正す
    る補正ステップとを読み出し可能なプログラムの形態で
    記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の記憶媒体におい
    て、 前記テストパターンの形状は、前記被記録材の大きさに
    応じて変更されることを特徴とする記憶媒体。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の記憶媒体におい
    て、 前記記録ヘッドは、複数の着色材に対応した複数の記録
    ヘッドユニットを有することを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の記憶媒体におい
    て、 前記テストパターンは、前記複数の記録ヘッドユニット
    の取り付け誤差を補正して各記録ヘッドユニットごとに
    形成されていることを特徴とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の記憶媒体におい
    て、 前記補正ステップは、複数の着色材に対応した複数の記
    録ヘッドユニットの取り付け誤差に基づいて、該複数の
    記録ヘッドユニットの記録特性を画素ごとに補正するこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 請求項11〜15のいずれかに記載の
    記憶媒体において、 前記記憶媒体として、サーバ・コンピュータおよびクラ
    イアント・コンピュータが読むことができるプログラム
    を格納したフロッピーディスク、ハードディスク、光磁
    気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁
    気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いるこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 請求項11〜15のいずれかに記載の
    記憶媒体において、 前記記憶媒体は、サーバ・コンピュータおよびクライア
    ント・コンピュータに着脱可能であることを特徴とする
    記憶媒体。
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