JP2001091924A - Ｌｃｄ表示のコントラスト自動調整装置 - Google Patents
Ｌｃｄ表示のコントラスト自動調整装置Info
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- JP2001091924A JP2001091924A JP26506399A JP26506399A JP2001091924A JP 2001091924 A JP2001091924 A JP 2001091924A JP 26506399 A JP26506399 A JP 26506399A JP 26506399 A JP26506399 A JP 26506399A JP 2001091924 A JP2001091924 A JP 2001091924A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の温度テーブルによるＬＣＤ表示のコント
ラストの調整において、可変抵抗器を用いて手動操作で
行う煩雑な初期設定の手作業を不要とし、また、ＬＣＤ
表示のコントラストを温度に関係がなく、ＬＣＤの本質
的な特性である光の透過率を測定して、これを基準にＬ
ＣＤ表示のコントラストを調整し、常に一定の良好なコ
ントラストに保持できるコントラスト自動調整装置を提
供する。 【解決手段】ＬＣＤのバックライトを利用して、ＬＣＤ
の表示部の透過光を光センサーで検出して透過率を測定
する透過率測定システムと、測定した透過率をＣＰＵ２
に入力して、透過率に適した設定の表示電圧をＣＰＵ２
で演算し、その結果に応じてＬＣＤドライバの表示電圧
の調整４と、ＬＣＤ表示のコントラストの調整５を行う
手段とを少なくとも備えたＬＣＤ表示のコントラスト自
動調整装置とする。
ラストの調整において、可変抵抗器を用いて手動操作で
行う煩雑な初期設定の手作業を不要とし、また、ＬＣＤ
表示のコントラストを温度に関係がなく、ＬＣＤの本質
的な特性である光の透過率を測定して、これを基準にＬ
ＣＤ表示のコントラストを調整し、常に一定の良好なコ
ントラストに保持できるコントラスト自動調整装置を提
供する。 【解決手段】ＬＣＤのバックライトを利用して、ＬＣＤ
の表示部の透過光を光センサーで検出して透過率を測定
する透過率測定システムと、測定した透過率をＣＰＵ２
に入力して、透過率に適した設定の表示電圧をＣＰＵ２
で演算し、その結果に応じてＬＣＤドライバの表示電圧
の調整４と、ＬＣＤ表示のコントラストの調整５を行う
手段とを少なくとも備えたＬＣＤ表示のコントラスト自
動調整装置とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＬＣＤ（液晶ディス
プレイ）表示のコントラスト自動調整装置に関する。
プレイ）表示のコントラスト自動調整装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のＬＣＤで表示する文字や図形の明
暗、色彩等のコントラスト（対照・対比）を調整するシ
ステムの一例を図４に示す。図４は、ＬＣＤ表示のコン
トラストの温度補償の手順を示すブロック図である。図
において、２０は温度測定システム、２１はＣＰＵ（セ
ントラルプロセッシングユニット…制御、演算の両装置
と主記憶装置を含む中央処理装置）、２２はＤ（ディジ
タル）／Ａ（アナログ）コンバータ（Ｄ／Ａ変換器）、
２３は可変抵抗器、２４はＬＣＤドライバの表示電圧の
調整、２５はＬＣＤ表示のコントラストの調整、２６は
温度テーブルメモリを示す。図４に示すように、ＬＣＤ
（液晶ディスプレイ）の温度測定システム２０でＬＣＤ
の温度を測定してＣＰＵ２に入力し、該ＣＰＵ２に、あ
らかじめ入力しておいたＬＣＤ表示コントラストの適切
な電圧を示す温度テーブルメモリ２６と比較して、Ｄ／
Ａコンバータ２２に、その測定した温度に適した表示電
圧を出力して、可変抵抗器２３により、ＬＣＤドライバ
の表示電圧の調整２４を行い、ＬＣＤ表示のコントラス
トの調整２５を行っていた。ＬＣＤおよびＬＣＤドライ
バには温度特性があるため、温度によってＬＣＤ表示の
コントラストが変わってしまう。そのために、図５のＬ
ＣＤ表示のコントラストの温度補償回路に示すように、
ＬＣＤ３３あるいはＬＣＤドライバ３４の温度を実際に
測定し、ＣＰＵ２９のメモリ（記憶装置）に、あらかじ
め入力しておいた、例えば、表１に示す、温度テーブル
メモリ３２と、実際に測定した温度データとを比較し
て、Ｄ／Ａコンバータ３０に、その温度データに適した
電圧を出力して、可変抵抗器３１によりＬＣＤドライバ
３４の液晶表示電圧を調整することにより、ＬＣＤ表示
のコントラストを調整していた。
暗、色彩等のコントラスト（対照・対比）を調整するシ
ステムの一例を図４に示す。図４は、ＬＣＤ表示のコン
トラストの温度補償の手順を示すブロック図である。図
において、２０は温度測定システム、２１はＣＰＵ（セ
ントラルプロセッシングユニット…制御、演算の両装置
と主記憶装置を含む中央処理装置）、２２はＤ（ディジ
タル）／Ａ（アナログ）コンバータ（Ｄ／Ａ変換器）、
２３は可変抵抗器、２４はＬＣＤドライバの表示電圧の
調整、２５はＬＣＤ表示のコントラストの調整、２６は
温度テーブルメモリを示す。図４に示すように、ＬＣＤ
（液晶ディスプレイ）の温度測定システム２０でＬＣＤ
の温度を測定してＣＰＵ２に入力し、該ＣＰＵ２に、あ
らかじめ入力しておいたＬＣＤ表示コントラストの適切
な電圧を示す温度テーブルメモリ２６と比較して、Ｄ／
Ａコンバータ２２に、その測定した温度に適した表示電
圧を出力して、可変抵抗器２３により、ＬＣＤドライバ
の表示電圧の調整２４を行い、ＬＣＤ表示のコントラス
トの調整２５を行っていた。ＬＣＤおよびＬＣＤドライ
バには温度特性があるため、温度によってＬＣＤ表示の
コントラストが変わってしまう。そのために、図５のＬ
ＣＤ表示のコントラストの温度補償回路に示すように、
ＬＣＤ３３あるいはＬＣＤドライバ３４の温度を実際に
測定し、ＣＰＵ２９のメモリ（記憶装置）に、あらかじ
め入力しておいた、例えば、表１に示す、温度テーブル
メモリ３２と、実際に測定した温度データとを比較し
て、Ｄ／Ａコンバータ３０に、その温度データに適した
電圧を出力して、可変抵抗器３１によりＬＣＤドライバ
３４の液晶表示電圧を調整することにより、ＬＣＤ表示
のコントラストを調整していた。
【０００３】
【表１】
【０００４】なお、表１に示す温度テーブルは、例え
ば、温度が４５℃、２５℃および−１０℃の３段階の温
度におけるＬＣＤ表示のコントラストが適切な電圧Ｖｃ
（Ｖ）を示したものである。このように、従来のＬＣＤ
の表示のコントラストの初期設定は、可変抵抗器を用い
て手作業で行い、また、温度テーブルを作成する場合に
は、ＬＣＤを任意の温度（例えば、−１０〜４５℃の温
度）に保持するための恒温室等を使用して、ＬＣＤを一
定の温度に保持しながら液晶表示電圧Ｖｃを設定する必
要があるので、非常に手間がかかり、多くの検査工数を
必要とする等の問題があった。さらに、上記温度テーブ
ルの分割の仕方によっては、ＬＣＤ表示のコントラスト
にばらつきが生じ、文字や図形を画面上に描き出す場合
に、白黒およびカラーが鮮明にならず、ぼやけたり、ま
た画像が黒っぽくなったり、不鮮明になる等の問題があ
った。
ば、温度が４５℃、２５℃および−１０℃の３段階の温
度におけるＬＣＤ表示のコントラストが適切な電圧Ｖｃ
（Ｖ）を示したものである。このように、従来のＬＣＤ
の表示のコントラストの初期設定は、可変抵抗器を用い
て手作業で行い、また、温度テーブルを作成する場合に
は、ＬＣＤを任意の温度（例えば、−１０〜４５℃の温
度）に保持するための恒温室等を使用して、ＬＣＤを一
定の温度に保持しながら液晶表示電圧Ｖｃを設定する必
要があるので、非常に手間がかかり、多くの検査工数を
必要とする等の問題があった。さらに、上記温度テーブ
ルの分割の仕方によっては、ＬＣＤ表示のコントラスト
にばらつきが生じ、文字や図形を画面上に描き出す場合
に、白黒およびカラーが鮮明にならず、ぼやけたり、ま
た画像が黒っぽくなったり、不鮮明になる等の問題があ
った。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の温度テーブルによるＬＣＤ表示のコントラストの調整
において、可変抵抗器を用いて手作業で行う煩雑な初期
設定の操作を不要とし、また、ＬＣＤ表示のコントラス
トを温度に関係がなく、ＬＣＤの本質的な特性である光
の透過率を測定して、これを基準にＬＣＤ表示のコント
ラストを調整し、常に一定の良好なコントラストに保持
することができるＬＣＤ表示のコントラスト自動調整装
置を提供することにある。
の温度テーブルによるＬＣＤ表示のコントラストの調整
において、可変抵抗器を用いて手作業で行う煩雑な初期
設定の操作を不要とし、また、ＬＣＤ表示のコントラス
トを温度に関係がなく、ＬＣＤの本質的な特性である光
の透過率を測定して、これを基準にＬＣＤ表示のコント
ラストを調整し、常に一定の良好なコントラストに保持
することができるＬＣＤ表示のコントラスト自動調整装
置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するために、特許請求の範囲に記載のような構成とする
ものである。すなわち、本発明は請求項１に記載のよう
に、ＬＣＤ表示部の透過率を測定する手段と、該透過率
をＣＰＵに入力して、該透過率に適した設定の表示電圧
を上記ＣＰＵで演算し、その結果に応じてＬＣＤドライ
バの表示電圧を調整して、ＬＣＤ表示のコントラストを
調整する手段を少なくとも備えたＬＣＤ表示のコントラ
スト自動調整装置とするものである。
するために、特許請求の範囲に記載のような構成とする
ものである。すなわち、本発明は請求項１に記載のよう
に、ＬＣＤ表示部の透過率を測定する手段と、該透過率
をＣＰＵに入力して、該透過率に適した設定の表示電圧
を上記ＣＰＵで演算し、その結果に応じてＬＣＤドライ
バの表示電圧を調整して、ＬＣＤ表示のコントラストを
調整する手段を少なくとも備えたＬＣＤ表示のコントラ
スト自動調整装置とするものである。
【０００７】また、本発明は請求項２に記載のように、
請求項１において、ＬＣＤ表示部の透過率を測定する手
段は、ＬＣＤのバックライトを利用して、該ＬＣＤの表
示部の透過光を光センサーで検出して透過率を測定する
手段を備えたＬＣＤ表示のコントラスト自動調整装置と
するものである。
請求項１において、ＬＣＤ表示部の透過率を測定する手
段は、ＬＣＤのバックライトを利用して、該ＬＣＤの表
示部の透過光を光センサーで検出して透過率を測定する
手段を備えたＬＣＤ表示のコントラスト自動調整装置と
するものである。
【０００８】また、本発明は請求項３に記載のように、
請求項１または請求項２に記載の透過率を測定する手段
は、光センサーを用いて行い、かつ、該光センサーの温
度特性の影響を受けないようにサーミスタを用いて温度
補償する手段を有するＬＣＤ表示のコントラスト自動調
整装置とするものである。
請求項１または請求項２に記載の透過率を測定する手段
は、光センサーを用いて行い、かつ、該光センサーの温
度特性の影響を受けないようにサーミスタを用いて温度
補償する手段を有するＬＣＤ表示のコントラスト自動調
整装置とするものである。
【０００９】上記の請求項１ないし３に記載の本発明の
ＬＣＤ表示のコントラスト自動調整装置とすることによ
り、従来の可変抵抗器を操作して行う煩雑なＬＣＤ表示
のコントラストの初期設定の手作業が不要となり、か
つ、ＬＣＤ表示のコントラストを温度に関係なく、ＬＣ
Ｄの本質的な特性である光の透過率を測定し、これを基
準にＬＣＤ表示のコントラストを調整するので、コント
ラストにばらつきがなく、常に一定の良好なコントラス
トに保持できるＬＣＤ表示のコントラスト自動調整装置
を実現できる効果がある。
ＬＣＤ表示のコントラスト自動調整装置とすることによ
り、従来の可変抵抗器を操作して行う煩雑なＬＣＤ表示
のコントラストの初期設定の手作業が不要となり、か
つ、ＬＣＤ表示のコントラストを温度に関係なく、ＬＣ
Ｄの本質的な特性である光の透過率を測定し、これを基
準にＬＣＤ表示のコントラストを調整するので、コント
ラストにばらつきがなく、常に一定の良好なコントラス
トに保持できるＬＣＤ表示のコントラスト自動調整装置
を実現できる効果がある。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１に、本発明の実施の形態で例
示するＬＣＤ表示のコントラスト自動調整法のブロック
図を示す。図において、１は透過率測定システム、２は
ＣＰＵ（セントラルプロセッシングユニット「コンピュ
ータの中央処理装置」）、３はＤ／Ａ（ディジタル／ア
ナログ）コンバータ、４はＬＣＤドライバの表示電圧の
調整、５はＬＣＤ表示のコントラストの調整を示す。本
発明は、図１に示すように、ＬＣＤの表示部の透過率を
測定し、該透過率をＣＰＵ２に入力して、該透過率に適
した設定の表示電圧をＣＰＵ２で演算し、その結果をＤ
／Ａコンバータ３に出力し、ＬＣＤドライバの表示電圧
を調整４することにより、ＬＣＤ表示のコントラストの
自動調整５を行う装置である。すなわち、従来の温度測
定法から、ＬＣＤの本質的な特性である透過率を基準に
して、ＬＣＤ表示のコントラストを自動的に調整すると
いう本発明の透過率測定法に置き換えることにより、従
来の可変抵抗器を用いて手作業で行っていたＬＣＤ表示
のコントラストの初期設定の煩雑な手間を省略すること
ができると共に、従来の温度テーブルの分割の仕方によ
ってはＬＣＤ表示のコントラストにばらつきがでるとい
う問題を解消することができる。
示するＬＣＤ表示のコントラスト自動調整法のブロック
図を示す。図において、１は透過率測定システム、２は
ＣＰＵ（セントラルプロセッシングユニット「コンピュ
ータの中央処理装置」）、３はＤ／Ａ（ディジタル／ア
ナログ）コンバータ、４はＬＣＤドライバの表示電圧の
調整、５はＬＣＤ表示のコントラストの調整を示す。本
発明は、図１に示すように、ＬＣＤの表示部の透過率を
測定し、該透過率をＣＰＵ２に入力して、該透過率に適
した設定の表示電圧をＣＰＵ２で演算し、その結果をＤ
／Ａコンバータ３に出力し、ＬＣＤドライバの表示電圧
を調整４することにより、ＬＣＤ表示のコントラストの
自動調整５を行う装置である。すなわち、従来の温度測
定法から、ＬＣＤの本質的な特性である透過率を基準に
して、ＬＣＤ表示のコントラストを自動的に調整すると
いう本発明の透過率測定法に置き換えることにより、従
来の可変抵抗器を用いて手作業で行っていたＬＣＤ表示
のコントラストの初期設定の煩雑な手間を省略すること
ができると共に、従来の温度テーブルの分割の仕方によ
ってはＬＣＤ表示のコントラストにばらつきがでるとい
う問題を解消することができる。
【００１１】図２に、本発明の透過率測定システムを用
いたＬＣＤ表示のコントラスト自動調整回路の一例を示
す。なお、ＬＣＤ表示部の透過率測定システムの一例を
図３に示す。透過率の測定はＬＣＤに装着されているバ
ックライト１６を利用し、ＬＣＤ６の表示部１５を通過
し、保護ガラス１４に設けられている反射物（鏡）１３
で反射された光の強さを光センサー１２で検出し、ＬＣ
Ｄ表示部の透過率を測定する。すなわち、図２は、図３
に示した透過率測定システムを用いたＬＣＤ表示のコン
トラスト自動調整回路を示したもので、透過率測定シス
テム１で測定された透過率をＣＰＵ２が読み込み、該透
過率に適した設定の表示電圧をＣＰＵ２で演算し、その
結果がＤ／Ａコンバータ３に出力され、抵抗９を介し
て、ＬＣＤドライバ７の液晶表示電源端子１０および昇
圧出力電源端子１１に接続され、ＬＣＤ６の表示コント
ラストが自動的に調整される。また、透過率の測定は、
光センサー１２の温度特性に影響されないように、例え
ば、サーミスタを用いて温度補償する手段を設けること
により、測定した透過率の精度が向上し、ＬＣＤ表示の
コントラストのばらつきをほとんど無くすることができ
た。
いたＬＣＤ表示のコントラスト自動調整回路の一例を示
す。なお、ＬＣＤ表示部の透過率測定システムの一例を
図３に示す。透過率の測定はＬＣＤに装着されているバ
ックライト１６を利用し、ＬＣＤ６の表示部１５を通過
し、保護ガラス１４に設けられている反射物（鏡）１３
で反射された光の強さを光センサー１２で検出し、ＬＣ
Ｄ表示部の透過率を測定する。すなわち、図２は、図３
に示した透過率測定システムを用いたＬＣＤ表示のコン
トラスト自動調整回路を示したもので、透過率測定シス
テム１で測定された透過率をＣＰＵ２が読み込み、該透
過率に適した設定の表示電圧をＣＰＵ２で演算し、その
結果がＤ／Ａコンバータ３に出力され、抵抗９を介し
て、ＬＣＤドライバ７の液晶表示電源端子１０および昇
圧出力電源端子１１に接続され、ＬＣＤ６の表示コント
ラストが自動的に調整される。また、透過率の測定は、
光センサー１２の温度特性に影響されないように、例え
ば、サーミスタを用いて温度補償する手段を設けること
により、測定した透過率の精度が向上し、ＬＣＤ表示の
コントラストのばらつきをほとんど無くすることができ
た。
【００１２】本発明のＬＣＤ表示のコントラスト自動調
整は、温度に関係なく、ＬＣＤの本質的な特性である透
過率を基準にしてＬＣＤ表示のコントラストを自動的に
調整する方法としているので、従来の温度測定法の場合
のように、ＬＣＤの表示のコントラストの初期設定を可
変抵抗器を用いて手作業で行ったり、また、温度テーブ
ルの作成の場合に恒温室等を使用してＬＣＤを一定の温
度に保持しながら液晶表示電圧Ｖｃを設定したりする必
要が全くないので、ＬＣＤ表示のコントラストの調整を
簡便に信頼性よく実施することができ、常に一定の良好
なコントラストに調整することができた。さらに、従来
の温度測定法において、温度テーブルの分割の仕方によ
ってはＬＣＤ表示のコントラストにばらつきが生じ、文
字や図形を画面上に描き出す場合に、白黒およびカラー
が鮮明にならず、ぼやけたり、また画像が黒っぽくなっ
たり、不鮮明になったりする問題が生じたが、本発明の
透過率を基準にしたＬＣＤ表示のコントラスト自動調整
法とすることにより、良好なＬＣＤ表示のコントラスト
が得られた。
整は、温度に関係なく、ＬＣＤの本質的な特性である透
過率を基準にしてＬＣＤ表示のコントラストを自動的に
調整する方法としているので、従来の温度測定法の場合
のように、ＬＣＤの表示のコントラストの初期設定を可
変抵抗器を用いて手作業で行ったり、また、温度テーブ
ルの作成の場合に恒温室等を使用してＬＣＤを一定の温
度に保持しながら液晶表示電圧Ｖｃを設定したりする必
要が全くないので、ＬＣＤ表示のコントラストの調整を
簡便に信頼性よく実施することができ、常に一定の良好
なコントラストに調整することができた。さらに、従来
の温度測定法において、温度テーブルの分割の仕方によ
ってはＬＣＤ表示のコントラストにばらつきが生じ、文
字や図形を画面上に描き出す場合に、白黒およびカラー
が鮮明にならず、ぼやけたり、また画像が黒っぽくなっ
たり、不鮮明になったりする問題が生じたが、本発明の
透過率を基準にしたＬＣＤ表示のコントラスト自動調整
法とすることにより、良好なＬＣＤ表示のコントラスト
が得られた。
【００１３】
【発明の効果】本発明のＬＣＤ表示のコントラスト自動
調整によれば、ＬＣＤの本質的な特性である透過率を基
準にして表示電圧を調整しているので、ＬＣＤの温度に
関係なく、極めて容易にＬＣＤ表示のコントラストの初
期設定を自動的に調整することができ、常に一定の良好
なコントラストが得られる。したがって、光の透過率を
基準にした本発明のＬＣＤ表示のコントラスト自動調整
法は、ＬＣＤ機器の使用温度範囲を従来の温度を基準に
した場合に比べて拡大できる効果がある。
調整によれば、ＬＣＤの本質的な特性である透過率を基
準にして表示電圧を調整しているので、ＬＣＤの温度に
関係なく、極めて容易にＬＣＤ表示のコントラストの初
期設定を自動的に調整することができ、常に一定の良好
なコントラストが得られる。したがって、光の透過率を
基準にした本発明のＬＣＤ表示のコントラスト自動調整
法は、ＬＣＤ機器の使用温度範囲を従来の温度を基準に
した場合に比べて拡大できる効果がある。
【図１】本発明の実施の形態で例示したＬＣＤ表示のコ
ントラスト自動調整の手順を示すブロック図。
ントラスト自動調整の手順を示すブロック図。
【図２】本発明の実施の形態で例示した透過率測定シス
テムを用いたＬＣＤ表示のコントラスト自動調整回路を
示す図。
テムを用いたＬＣＤ表示のコントラスト自動調整回路を
示す図。
【図３】本発明の実施の形態で例示した透過率測定シス
テムの構成を示す模式図。
テムの構成を示す模式図。
【図４】従来のＬＣＤ表示のコントラスト温度補償の手
順を示すブロック図。
順を示すブロック図。
【図５】従来のサーミスタを用いたＬＣＤ表示のコント
ラスト温度補償回路を示す図。
ラスト温度補償回路を示す図。
１…透過率測定システム ２…ＣＰＵ（中央処理装置） ３…Ｄ／Ａコンバータ ４…ＬＣＤドライバの表示電圧の調整 ５…ＬＣＤ表示のコントラストの調整 ６…ＬＣＤ（液晶ディスプレイ） ７…ＬＣＤドライバ ９…抵抗（Ｒ） １０…ＬＣＤドライバの液晶表示電源端子 １１…ＬＣＤドライバの昇圧出力電源端子 １２…光センサー １３…反射物（鏡） １４…保護ガラス １５…ＬＣＤの表示部 １６…バックライト ２０…温度測定システム ２１…ＣＰＵ（中央処理装置） ２２…Ｄ／Ａコンバータ ２３…可変抵抗器（ＶＲ） ２４…ＬＣＤドライバの表示電圧の調整 ２５…ＬＣＤ表示のコントラストの調整 ２６…温度テーブルメモリ ２７…サーミスタ ２８…Ａ／Ｄコンバータ ２９…ＣＰＵ（中央処理装置） ３０…Ｄ／Ａコンバータ ３１…可変抵抗器 ３２…温度テーブルメモリ ３３…ＬＣＤ（液晶ディスプレイ） ３４…ＬＣＤドライバ ３５…ＬＣＤドライバの液晶表示電源端子 ３６…ＬＣＤドライバの昇圧出力電源端子 ３７…抵抗（Ｒ） ３８…電源電圧（ＶDD）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2H093 NC24 NC47 NC52 NC56 NC57 ND03 5C006 AA16 AF51 AF52 AF53 AF63 AF82 BB29 BF15 BF38 BF43 EA01 FA19 FA54 5C080 AA10 BB05 DD04 EE28 FF03 JJ02
Claims (3)
- 【請求項１】ＬＣＤ表示部の透過率を測定する手段と、
該透過率をＣＰＵに入力して、該透過率に適した設定の
表示電圧を上記ＣＰＵで演算し、その結果に応じてＬＣ
Ｄドライバの表示電圧を調整して、ＬＣＤ表示のコント
ラストを調整する手段を少なくとも備えたことを特徴と
するＬＣＤ表示のコントラスト自動調整装置。 - 【請求項２】請求項１において、ＬＣＤ表示部の透過率
を測定する手段は、ＬＣＤのバックライトを利用して、
該ＬＣＤの表示部の透過光を光センサーで検出して透過
率を測定する手段であることを特徴とするＬＣＤ表示の
コントラスト自動調整装置。 - 【請求項３】請求項１または請求項２に記載の透過率を
測定する手段は、光センサーを用いて行い、かつ、該光
センサーの温度特性の影響を受けないようにサーミスタ
を用いて温度補償する手段を有することを特徴とするＬ
ＣＤ表示のコントラスト自動調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26506399A JP2001091924A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | Ｌｃｄ表示のコントラスト自動調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26506399A JP2001091924A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | Ｌｃｄ表示のコントラスト自動調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001091924A true JP2001091924A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17412081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26506399A Pending JP2001091924A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | Ｌｃｄ表示のコントラスト自動調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001091924A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105717674A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-06-29 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 测量液晶层对入射光的液晶效率的方法 |
| KR20170019810A (ko) * | 2015-08-12 | 2017-02-22 | 삼성전자주식회사 | 전자 장치 및 전자 장치의 광원 밝기 제어 방법 |
| WO2020103283A1 (zh) * | 2018-11-20 | 2020-05-28 | 惠科股份有限公司 | 一种显示面板的测量方法、***及显示装置 |
-
1999
- 1999-09-20 JP JP26506399A patent/JP2001091924A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170019810A (ko) * | 2015-08-12 | 2017-02-22 | 삼성전자주식회사 | 전자 장치 및 전자 장치의 광원 밝기 제어 방법 |
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