JP2001046376A - 超音波内視鏡 - Google Patents

超音波内視鏡

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JP2001046376A
JP2001046376A JP11222987A JP22298799A JP2001046376A JP 2001046376 A JP2001046376 A JP 2001046376A JP 11222987 A JP11222987 A JP 11222987A JP 22298799 A JP22298799 A JP 22298799A JP 2001046376 A JP2001046376 A JP 2001046376A
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ultrasonic
balloon
distal end
endoscope
scanning
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JP11222987A
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English (en)
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Koichi Maruta
幸一 丸田
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波観測下で処置具の先端位置を確認しな
がら容易に処置を行える超音波内視鏡を実現する。 【解決手段】 先端硬性部11の先端面に処置具挿通チ
ャンネル14の導出口14aを挿入部長手方向中心軸1
0aと交差する方向に角度αだけ傾いて開口するように
形成することで、前記導出口14aを超音波走査面の中
心軸66aと交差する方向に開口すると共に、前記導出
口14aの長手方向中心軸14bを前記超音波走査面上
に設けることができる。これにより、導出口14aより
突出させた突刺針等の処置具を超音波走査面の中心軸6
6aに向けて誘導することができて、超音波観測下で処
置具の先端位置を確認しながら容易に処置を行える超音
波内視鏡1を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波探触子を備
えた超音波内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】細長の挿入部を体腔内に挿入することに
より、体腔内臓器等を観察したり、必要に応じて処置具
チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置の
行える内視鏡が広く利用されている。このように処置具
挿通用チャンネルを有する内視鏡は、この処置具挿通用
チャンネルに超音波プローブを挿通させて目的部位まで
導き、超音波ビームを発振して超音波診断を行えるもの
がある。
【0003】また、体腔内に挿入される挿入部の先端に
超音波探触子を設け、この超音波探触子によって超音波
断層画像を得られるようにすると共に、この挿入部に処
置具挿通用チャンネルを設け、この処置具挿通用チャン
ネルの先端に設けた導出口から処置具を突出させて、病
変組織等を採取する等の処置を行うことができる超音波
内視鏡が実用化されている。このような超音波内視鏡に
は、挿入軸方向に対して直交する方向を走査して側方方
向の超音波断層像を得るようにしたラジアル走査型のも
のや、挿入軸方向に対して平行な例えば前方方向を走査
して前方方向の超音波断層像を得るようにしたセクタ走
査型のものなどがある。
【0004】例えば特開平7−289549号公報に
は、内視鏡の先端に超音波探触子を設け、この超音波探
触子を回転させることによって内視鏡の挿入方向に対し
て垂直な断面の超音波画像を得る構造の超音波内視鏡が
提案されている。また、特開平1−280446号公報
には、内視鏡の先端にその先端から一側面にかけて多数
個の超音波振動子を凸状に配列した超音波探触子の超音
波走査範囲に穿刺針を突出する超音波内視鏡が提案され
ている。さらに、特開平7−143985号公報に記載
されている超音波内視鏡は、先端硬質部の周胴部に超音
波振動子を設け、その先端硬質部を穿刺具の導出方向と
は反対方向に所定角度曲折させ超音波振動子の走査範囲
に穿刺具を導出させるものが提案されている。また、実
開平3−116816号公報には、先端に設けられた先
端部本体の側方に向かって超音波を送受信するように設
けられた超音波内視鏡が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−289549号公報に記載の超音波内視鏡は、
挿入部長手方向に垂直な超音波画像しか得られないた
め、内視鏡に設けられている処置具挿通チャンネルから
診断部位に向かって突出された穿刺針等の処置具の一断
面だけが超音波画像上に略点状に表示されるため処置具
の先端位置を確認することができないという不具合が生
じる。また、特開平1−280446号公報に記載の超
音波内視鏡は、超音波走査範囲の端部にしか穿刺針が突
出できないため、穿刺を行なう際は穿刺目的部位を超音
波走査範囲の端部に位置させなければならなく、操作が
煩雑となってしまう。さらに、特開平7−143985
号公報や実開平3−116816号公報に記載の超音波
内視鏡は、超音波走査範囲の中心軸と交差する方向に穿
刺具を突出でき、超音波走査範囲の中心部で穿刺目的部
位をとらえることで穿刺が可能であるが、内視鏡前方方
向での穿刺は不可能であるという不具合が生じる。
【0006】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、処置具導出口より突出させた処置具を超音
波走査面の中心軸に向けて誘導することにより、超音波
観測下で処置具の先端位置を確認しながら容易に処置を
行える超音波内視鏡を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、処置具挿通用チャンネルを配してこの処置具
挿通用チャンネルの処置具導出口を先端部側に形成し、
細長な挿入部の長手方向中心軸に対して超音波走査面の
中心軸を略平行とした超音波内視鏡において、前記処置
具導出口を前記超音波走査面の中心軸と交差する方向に
開口すると共に、前記処置具導出口の長手方向中心軸を
前記超音波走査面上に設けたことを特徴としている。こ
の構成により、超音波観測下で処置具の先端位置を確認
しながら容易に処置を行える超音波内視鏡を実現する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図10は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は超音波内視鏡システムの概
略構成を示す説明図、図2は超音波内視鏡の先端部分の
構成を示す断面図であり、図3は超音波探触子の構成を
示す説明図、図4は超音波伝達媒体吸引チューブ及び超
音波伝達媒体注入チューブの基端部の構成を示す説明
図、図5はガイドチューブに連通する潤滑油穴を示す説
明図、図6は超音波探触子の走査状態を示す超音波内視
鏡の正面図及び側面図、図7は超音波探触子の走査状態
を示す斜視図、図8は超音波探触子で得られるモニタ画
面上に表示された超音波断層画像の1例を示す説明図、
図9は接眼部より観察される内視鏡像を示す説明図、図
10は挿入部の先端部側に設けられたバルーン内に超音
波伝達媒体を満たしている説明図及びこのバルーン内に
過度に超音波伝達媒体を充填した際にバルーン溝よりバ
ルーンのOリングが外れて超音波伝達媒体が流出したと
きの説明図である。
【0009】図1に示すように本実施形態の超音波内視
鏡システムは、超音波診断装置として挿入部10の先端
硬性部11から突出する後述の超音波送受部に超音波探
触子を設けた超音波内視鏡(以下内視鏡と略記する)1
と、この内視鏡1に設けられている照明光学系に照明光
を供給する図示しない光源部や超音波探触子から伝送さ
れる電気信号を画像信号に処理する信号処理部等を備え
た超音波観測装置2と、この超音波観測装置2で生成さ
れた画像信号を表示するモニタ3と、このモニタ3に表
示された画像を記録するビデオ装置やビデオプリンタか
らなる画像記録装置4で主に構成されている。
【0010】前記超音波内視鏡1は、体腔内に挿入され
る可撓性を有する挿入部10と、この挿入部10の基端
部に連結された把持部を兼ねた主操作部5と、この主操
作部5の後端部に設けられ接眼部6を備え内部にサーボ
モータ(不図示)等の回転駆動源を配設した副操作部7
と、前記主操作部5の側部から延出して基端部に図示し
ない光源部に着脱自在に接続される光源用コネクタ8a
を備えた光源ケーブル8と、前記副操作部7の側部から
延出して基端部に前記超音波診断観測装置2の信号処理
部に着脱自在に接続される超音波用コネクタ9aを備え
た超音波コード9とで主に構成されている。
【0011】前記挿入部10は、先端側から順に、硬質
な部材で形成された先端硬性部11、上下方向に湾曲自
在な湾曲部12、細長で柔軟なシースで形成された可撓
管部13を連接して構成されている。前記主操作部5に
は、穿刺針などの処置具を前記挿入部10内を挿通し、
図2(b)に示す先端硬性部11の先端面11aに開口
する処置具導出口(単に導出口と記載する)14aが出
口になる処置具挿通用チャンネル14の入り口となる処
置具挿入口5aを設けている。また、この主操作部5に
は、前記湾曲部12を所望の方向に湾曲操作する湾曲操
作ノブ5bや送気及び送水の操作を行う送気・送水ボタ
ン5c、吸引を行う吸引ボタン5d等が設けられてい
る。
【0012】本実施の形態では、前記導出口14aを超
音波走査面の中心軸と交差する方向に開口すると共に、
前記導出口14aの長手方向中心軸を前記超音波走査面
上に設けることにより、前記導出口14aより突出させ
た突刺針等の処置具を挿入部前方方向の超音波走査面の
中心軸に向けて誘導して、超音波観測下で処置具の先端
位置を確認しながら処置することができるように前記処
置具挿通用チャンネル14の導出口14aを形成する。
【0013】図2(a)に示すように前記先端硬性部1
1の先端面11a側には、超音波透過性に優れた高密度
ポリエチレン、ポリメチルペンテン等のプラスチック材
料や超音波を透過する弾性体で形成された袋状の先端キ
ャップ20が配設されている。この先端キャップ20の
内部には、例えば後述するフレキシブルシャフトによっ
て矢印方向に回転して超音波を挿入部長手方向中心軸1
0aに対して垂直な方向に出射してラジアル走査を行う
超音波探触子21と、この超音波探触子21に併設して
挿入部長手方向中心軸10aに対して垂直な方向に出射
された超音波の一部を、一点鎖線に示すように挿入部前
方方向に反射させる前記超音波探触子21に対し45度
傾いて形成された反射面22aを有する反射体22とが
配設されて超音波送受部23を構成している。
【0014】なお、前記先端キャップ20内には、超音
波を伝達する特性を有する流動パラフィン、水、カルボ
キシルメチルセルロース水溶液、KYゼリー等、液体の
超音波伝達媒体が充填されている。また、符号24、2
4aは、被検体との間を脱気水等の超音波伝達媒体で満
たすための後述するバルーン(図10参照)を取り付け
るバルーン溝であり、符号25はバルーン内に脱気水等
の超音波伝達媒体を送水・吸引する管路開口になるバル
ーン送水・吸引口であり、符号26はバルーン送水・吸
引口25に連通する送水・吸引溝である。すなわち、前
記バルーン送水・吸引口25は送水・吸引溝26の底面
で開口している。また、バルーン溝24aは、挿入部前
方方向に反射された超音波の一部の進路を妨げないよう
に先端キャップ20の外周面に設けられたバルーン係止
部材に形成されている。
【0015】図2(b)は挿入部10の先端正面図、図
2(c)は図2(b)のA−A断面図、図2(d)は図
2(b)のB−B断面図である。図2(b)、(c)、
(d)に示すように挿入部10内には体液の吸引や体腔
内へ処置具を案内する処置具挿通用チャンネル14や体
腔内を照明する照明光学系であるライトガイド15、体
腔内の観察を行うための観察光学系であるイメージガイ
ド16、ガイドチューブ27に覆われ前記超音波探触子
21を回転させるフレキシブルシャフト28、前記バル
ーン送水・吸引口25に連通するバルーン送水・吸引チ
ューブ29、前記先端キャップ20内に超音波伝達媒体
を注入する媒体注入チューブ30及び媒体を吸引する媒
体吸引チューブ31等が設けられている。なお、前記イ
メージガイド16及びライトガイド15は、イメージガ
イド16の周囲を覆うようにライトガイド15を配置し
ている。また、前記ガイドチューブ27内にはフレキシ
ブルシャフト28とガイドチューブ27内周面との摺動
性を良好にする潤滑油が充填されている。
【0016】図2(b)に示すように前記先端硬性部1
1の先端面には、イメージガイド16の周囲にライトガ
イド15を配置した光学系と、処置具挿通チャンネル1
4の導出口14aが設けられている。この導出口14a
は、図2(c)に示すように前記導出口14aの長手方
向中心軸14bと、前記反射体22の反射面22aの略
中央部とで形成される平面とが前記超音波探触子21か
ら挿入部長手方向中心軸10a方向に対して垂直な方向
に出射されて前記反射面22aで反射された挿入部前方
方向走査面内に含まれるように設けられていると共に、
導出口14aを挿入部長手方向中心軸10aと交差する
方向に角度αだけ傾いて開口している。このことによっ
て、前記導出口14aを超音波走査面の中心軸66aと
交差する方向に開口すると共に、前記導出口14aの長
手方向中心軸14bを前記超音波走査面上に設けること
ができて、前記導出口14aから突出した処置具は、前
記反射面22aで反射されて挿入部前方方向に出射され
た超音波走査面内の中心軸66aに向かって配置できる
ようになっている。
【0017】図3(a)に示すように超音波探触子21
は、前記副操作部7に配設されている回転駆動源から延
在する回転自在なフレキシブルシャフト28と、このフ
レキシブルシャフト28の先端部に一体的に固定された
ハウジング32と、このハウジング32がフレキシブル
シャフト28の回転力によって滑らかに回転するように
保持する軸受部33と、前記先端キャップ20内と前記
ガイドチューブ27内との水密を保持するOリング34
等で構成されている。
【0018】図3(b)は図3(a)のA部拡大図、図
3(c)は図3(b)のB−B断面図である。図3
(b)、(c)に示すように前記ハウジング32には、
フェライト入りのポリクロロプレンゴムやタングステン
粉末入りのエポキシ樹脂等の弾性体を成形した超音波吸
収体であるバッキング材35、ジルコン酸チタン酸塩又
はチタン酸塩等の平板状の圧電素子37、エポキシ樹脂
で形成した凹レンズ形状の音響レンズ38が接着剤39
によって固設されている。なお、符号40はフレキシブ
ルシャフト28内を挿通して前記超音波探触子21と前
記超音波観測装置2とを電気的に接続して超音波駆動信
号や超音波探触子で受信して変換された電気信号を伝送
する信号線である。
【0019】図4に示すように前記媒体注入チューブ3
0及び媒体吸引チューブ31の基端側は、挿入部10内
を通って主操作部5の把持部内に配設されている媒体注
入ブロック41及び媒体吸引ブロック42にそれぞれ連
結されている。この媒体注入ブロック41及び媒体吸引
ブロック42は、同構造であり、前記媒体注入チューブ
30及び媒体吸引チューブ31に連通する連通穴43が
形成されている。この連通穴43には、Oリング44を
配設したシールねじ45が螺合固定されるようになって
おり、このシールねじ45を取り外した状態にして先端
キャップ20内への超音波伝達媒体の注入又は吸引が行
える。すなわち、前記先端キャップ20内へ超音波伝達
媒体を注入する際には媒体注入ブロック41の連通穴4
3から媒体を注入する一方、媒体吸引ブロック42の連
通穴43から媒体を吸引するようにして行う。なお、前
記媒体注入チューブ30及び媒体吸引チューブ31は、
媒体注入ブロック41及び媒体吸引ブロック42から突
出する接続管46に外嵌され、この外嵌部に糸巻き部4
7を設けて一体的に固定されている。また、主操作部5
の前記連通穴43に対応する位置にはシールねじ45の
着脱を行うための透孔5eが形成されている。
【0020】図5に示すように先端構成部11には前記
超音波探触子21のハウジング32の後方側に設けた軸
受部33の溝部32aに連通する第1の潤滑油穴51が
形成されている。この第1の潤滑油穴51には、前記連
通穴43と略同様、Oリング53を配設したシールねじ
54が螺合固定されるようになっている。このシールね
じ54は、軸受部33の溝部32aに位置することによ
り挿入部10や湾曲部12の屈曲による超音波探触子2
1の進退を規制している。
【0021】一方、前記フレキシブルシャフト28が内
挿されているガイドチューブ27の基端部は、主操作部
5に設けた潤滑油用ブロック55から突出する接続部5
5aに外嵌されており、締め付けゴム56を設けた締め
付けねじ部材57を前記潤滑用ブロック55に螺合する
ことにより、前記締め付けゴム56がガイドチューブ2
7を押圧して前記接続部55aにこのガイドチューブ2
7を押圧固定するようになっている。また、この潤滑用
ブロック55には、前記フレキシブルシャフト28の後
端部に固定された軸部が挿通するシャフト挿通孔58が
形成されており、このシャフト挿通孔58の中途部には
第2の潤滑油穴52が連通している。この第2潤滑油穴
52には、前記連通穴43と同様、Oリング59を配設
したシールねじ60が螺合固定されるようになってい
る。
【0022】そして、前記シールねじ54とシールねじ
60とを外した状態にして、一方の潤滑油穴51(又は
52)から潤滑油を注入する一方、他方の潤滑油穴52
(又は51)から潤滑油を吸引することによって、潤滑
油をガイドチューブ27内に充填させることができるよ
うになっている。なお、符号61は、コイルシャフトに
連結された軸部を受ける軸受部であり、符号62はこの
軸部を介して潤滑油が流出するのを防止する水密リング
であり、符号63は前記軸受部61が脱落するのを防止
する押さえネジ部材である。上述のように構成した超音
波内視鏡の作用を説明する。術者は、接眼部6を覗いて
体腔内を観察しながら超音波内視鏡1の挿入部10を目
的部位に向けて挿通していく。そして、挿入部10の先
端硬性部11に配置されている先端キャップ20が目的
部位に到達したことが確認できたなら超音波走査を行う
ため、処置具挿通用チャンネル14を介して超音波伝達
媒体で体腔内を満たした後、超音波観察を行う。
【0023】超音波観測装置2から超音波探触子21へ
高電圧パルスの送信を開始すると共に、副操作部7内の
モータを駆動させる。すると、フレキシブルシャフト2
8が回転を開始すると共に、送信された高電圧パルスに
よって超音波探触子21が励振されて超音波を出射す
る。前記フレキシブルシャフト28の回転によってハウ
ジング32が回転し超音波探触子21から挿入部長手方
向中心軸10a方向に対して垂直な方向に出射された超
音波は、先端キャップ20を通過して生体内に伝播され
て挿入部長手方向中心軸10a方向に対して垂直な方向
に超音波を出射して図6(a)の斜線に示すようなラジ
アル走査を開始する。
【0024】そして、前記超音波探触子21から出射さ
れた超音波が反射体22の反射面22a上にかかったと
きには同図(b)に示すように超音波が反射面22aで
反射されて斜線に示す挿入部前方方向を走査する。さら
にハウジング32が回転して超音波探触子21から出射
される超音波が反射面22a上を通過すると、同図
(a)に示したように前記超音波探触子21から出射さ
れた超音波は先端キャップ20を通過して挿入部長手方
向中心軸10a方向に対して垂直な方向に伝播されて挿
入部長手方向中心軸10a方向に対して垂直な斜線に示
す面を走査する。
【0025】すなわち、図7に示すように本実施形態の
超音波内視鏡1は、先端キャップ20内にフレキシブル
シャフト28によって回転する超音波探触子21と、こ
の超音波探触子21を構成するハウジング32に併設し
て反射面22aを形成した反射体22とを有することに
よって、1つの回転する超音波探触子21で、挿入部長
手方向中心軸10a方向に対して垂直な方向に超音波を
出射するラジアル走査範囲65と、挿入部長手方向中心
軸に対して前方方向に超音波を出射する挿入部前方方向
走査範囲66との2つの走査範囲を有する。
【0026】この2つの走査範囲を有する超音波観測下
で例えば組織穿刺針71等の処置具を挿入口5aから挿
入して、この穿刺針71を処置具チャンネル14を介し
て導出口14aから体腔内に突出(図6(b),図7参
照)させ、観察部位に向けて押し進めていく。すると、
この導出口14aの中心軸と、前記反射面22aの略中
央部とで形成される平面と挿入部前方方向走査面とが略
一致しているので、前記導出口14aから突出した穿刺
針71の針部72が前記反射面22aで反射された挿入
部前方方向走査面内に配置される。また、導出口14a
を挿入部長手方向中心軸10aと交差する方向に角度α
だけ傾いて開口しているので、穿刺針71の針部72は
前方方向走査範囲66の中心軸(超音波走査面の中心
軸)66aに向けて導出口14aから突出される。この
ため、図8に示すようにモニタ3の画面3aに表示され
る超音波断層画像の前記挿入部前方方向走査範囲66を
示す挿入部前方方向超音波断層画像67上に導出口14
aから突出した穿刺針71の針部超音波像101が先端
部まで描出されるので、この画面3aに表示された超音
波断層画像で穿刺針71の先端部と観察部位との位置関
係及び穿刺深さ等を確認しながら容易に、組織の吸引を
行える。
【0027】モニタ3には、前記図8に示したように画
面3aに挿入部長手方向中心軸10aに対して垂直なラ
ジアル走査面から得られるラジアル超音波断層画像68
と、挿入部前方方向走査面から得られる挿入部前方方向
超音波断層画像67とを同心円の超音波断層画像として
表示する。
【0028】図9に示すように、接眼部6から観察され
る内視鏡像103内には、先端キャップ20の一部が見
えている。内視鏡像103のマスク部105には、内視
鏡像103で確認できない先端キャップ20の外観を示
すマーク104が設けられている。このように、駆動源
によって回転されるフレキシブルシャフト28の先端部
に配設した超音波探触子21から挿入部長手方向中心軸
10a方向に対して垂直な方向に出射される超音波の一
部を、挿入部先端方向に反射させる反射面22aを備え
た反射体22をハウジング32に併設させて先端キャッ
プ20内に設けたことによって、先端部11を太径に形
成することなく、1つの回転する超音波探触子21で、
挿入部長手方向中心軸10a方向に対して垂直な走査面
と、挿入部前方方向走査面とを得ることができる。ま
た、処置具挿通用チャンネル14の導出口14aから突
出する処置具が必ず挿入部前方方向走査面内に配置され
るように導出口14aを反射面に対応させて設けている
ので、導出口14aから突出した処置具の先端までを超
音波断層画像(挿入部前方方向超音波断層画像)67上
に描出することができる。
【0029】さらに、導出口14aが挿入部長手方向中
心軸10aに交差する方向に傾いて開口しているので、
前記導出口14aを超音波走査面の中心軸66aと交差
する方向に開口すると共に、前記導出口14aの長手方
向中心軸14bを前記超音波走査面上に設けることがで
きて、穿刺針71等の処置具を前方方向走査範囲66の
中心軸66aに向けて突出させることができると共に、
観察光学系よりも前方に先端キャップ20が設けられて
いるが内視鏡像では一部しか確認できない先端キャップ
20の外観をマスク部105のマーク104により術者
に認知させることができる。
【0030】この結果、超音波内視鏡1の挿入部10を
安全に体腔内に挿入でき、超音波観察下で穿刺を実施す
る際、穿刺目的部位を超音波前方方向走査範囲66の中
心部に位置させた状態で穿刺針71の穿刺位置のみなら
ず穿刺深さを確認しながら安全かつ速やかで確実に組織
の採取を行うことができる。
【0031】尚、上記した作用は、体腔内を超音波伝達
媒体で満たした後、超音波観察を行うようにしている
が、図10(a)に示すようにバルーン64を用いて超
音波伝達媒体を確保する場合には、前記バルーン送水・
吸引口25を介してバルーン送水・吸引チューブ29か
らの脱気水等の超音波伝達媒体をバルーン64内に注入
し、バルーン64内に超音波伝達媒体を充填して膨張さ
せる。このとき、バルーン64内に過度に超音波伝達媒
体を充填すると、図10(b)に示すようにバルーン溝
24aよりバルーン64のOリングが外れ、超音波伝達
媒体が流出するようになっている。このことによって、
バルーン64の過膨張によるバルーン64の破裂を防止
でき、バルーン64自体、バルーン64の破片の体腔内
への落下を回避することができるようになっている。
【0032】また、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0033】(第2の実施の形態)図11は本発明の本
発明の第2の実施の形態に係る超音波内視鏡の先端部分
の構成を示す断面図である。第1の実施の形態では、処
置具挿通用チャンネル14を挿入部長手方向中心軸10
aに略平行に配設して、その処置具挿通用チャンネル1
4の導出口14aを挿入部長手方向中心軸10aと交差
する方向に角度αだけ傾いて開口するように構成してい
るが、本実施の形態では、処置具挿通用チャンネル14
を挿入部10の中心近傍より先端硬性部11の外周面に
向けて配設し、導出口14aを挿入部長手方向中心軸1
0aと交差する方向に角度βだけ傾くように開口する構
成としている。それ以外の構成は、図2と同様であるの
で説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明す
る。
【0034】前記先端硬性部11に配設されている処置
具挿通用チャンネル14bは、挿入部10の中心近傍よ
り先端硬性部11の外周面に向けて配設されて、導出口
14aを挿入部長手方向中心軸10aと交差する方向に
角度βだけ傾くように開口している。
【0035】この結果、前記処置具挿通用チャンネル1
4を挿入部10の中心近傍に位置させたため、挿入部1
0内の他の内蔵物を挿入部10中心近傍に配置(レイア
ウト)させることで、先端硬性部11の湾曲部12側の
外径を小さくでき挿入部10の細径化が可能となる。
【0036】(第3の実施の形態)図12は本発明の本
発明の第3の実施の形態に係る超音波内視鏡の先端部分
の構成を示す断面図である。第1、2の実施の形態で
は、超音波探触子21を機械式ラジアルスキャンとし
て、フレキシブルシャフト28を介して副操作部7に設
けた駆動部からの駆動力を伝達する構成としているが、
本実施の形態では、フレキシブルシャフト28の先端に
超音波探触子21を設ける代わりに電子走査型超音波探
触子と振動子ケーブルとを配置させた電子ラジアルスキ
ャンとして超音波内視鏡を構成する。それ以外の構成
は、図2と同様であるので説明を省略し、同一構成には
同じ符号を付して説明する。
【0037】図12(a)に示すように前記先端硬性部
11の先端面には、図2と同様に処置具挿通チャンネル
14の導出口14aを挿入部長手方向中心軸10aと交
差する方向に角度αだけ傾いて開口している。尚、図1
1のように、処置具挿通用チャンネル14bを挿入部1
0の中心近傍より先端硬性部11の外周面に向けて配設
して、導出口14aを挿入部長手方向中心軸10aと交
差する方向に角度βだけ傾くように開口するように構成
しても良い。
【0038】前記先端硬性部11内では、図12(b)
に示すように振動子ケーブル151の先端に電子ラジア
ル走査型超音波探触子150を設け、この電子ラジアル
走査型超音波探触子150を反射体22に併設して先端
キャップ20に配設している。
【0039】これにより、フレキシブルシャフト28と
このフレキシブルシャフト28を回転させると駆動部と
が不要となり、駆動部が設けられている副操作部7が必
要無くなる。その結果、操作部が小型軽量になり超音波
内視鏡の操作性を向上させることができる。
【0040】ところで、バルーン64を用いて超音波伝
達媒体を確保する際、バルーン64内に超音波伝達媒体
を充填させてバルーン64を膨張させる必要があるが、
バルーン64を膨張させると穿刺具等の処置具を突出さ
せる処置具挿通チャンネル14の導出口14aに干渉
し、さらにこの状態で穿刺具等の処置具を突出させると
バルーン64を破裂させてしまう虞れが生じる。そこ
で、穿刺具等の処置具を突出させてもバルーン64を破
裂させないように構成する。
【0041】図13に示すように、バルーン200はバ
ルーン溝24に取り付けられた状態で先端キャップ20
前方に超音波伝達媒体溜り部201が形成されるように
なっている。これにより、体腔内の超音波伝達媒体を溜
められないような部位(気管支等)において、挿入部前
方方向走査部66内に例えば穿刺針71の針部72を突
出し穿刺する際、バルーン200を膨張させずにバルー
ン200の超音波伝達媒体溜り部201に超音波伝達媒
体を封入した状態で体腔内に接触させる。前方方向走査
部66には、超音波伝達媒体溜り部201を介して超音
波が送受信されるようになっている。
【0042】この結果、前方方向走査部66に確実に超
音波伝達媒体を位置させることができるため、体腔内の
超音波伝達媒体を溜められないような部位(気管支等)
でも前方方向走査超音波画像が得られ穿刺が可能であ
る。また、バルーン200を膨張させることなく前方方
向走査部66に穿刺針71の針部72を突出できるた
め、導出口14aより穿刺針71を突出させる際、バル
ーン200を破壊させ体腔内に破片を脱落させる危険を
回避できる。さらに、バルーン200を膨張させないた
め、過膨張によるバルーン外れ、破裂によるバルーンの
脱落を回避できる。
【0043】また、図14に示すように、バルーン20
2の超音波伝達媒体溜り部203がバルーン開口部より
も断面積を大きくした構成では、超音波伝達媒体溜り部
203が大きいため、体腔内とバルーン202との接触
面積を広くとることができ、より広い範囲で前方方向走
査部66の超音波画像を得ることができる。
【0044】この結果、前方方向走査部に確実に超音波
伝達媒体を位置させることができるため、体腔内の超音
波伝達媒体を溜められないような部位(気管支等)でも
前方方向走査超音波画像が得られ穿刺が可能である。ま
た、バルーン202を膨張させることなく前方方向操作
部に穿刺針71の針部72を突出できるため、導出口1
4aより穿刺針71を突出させる際、バルーン202を
破壊させ体腔内に破片を脱落させる危険を回避できる。
また、バルーン202を膨張させないため、過膨張によ
るバルーン202外れ、破壊によるバルーン202の脱
落を回避できる。
【0045】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0046】[付記] (付記項1) 処置具挿通用チャンネルを配してこの処
置具挿通用チャンネルの処置具導出口を先端部側に形成
し、細長な挿入部の長手方向中心軸に対して超音波走査
面の中心軸を略平行とした超音波内視鏡において、前記
処置具導出口を前記超音波走査面の中心軸と交差する方
向に開口すると共に、前記処置具導出口の長手方向中心
軸を前記超音波走査面上に設けたことを特徴とする超音
波内視鏡。
【0047】(付記項2) 前記処置具挿通用チャンネ
ルを前記先端硬性部の挿入部側より先端硬質部の側方外
周面に向けて配設したことを特徴とする付記項1に記載
の超音波内視鏡。
【0048】(付記項3) 細長な挿入部の先端側に、
この挿入部の前方を走査する超音波送受信部を備え、こ
の超音波送受信部に用いられる超音波伝達媒体を封入す
るバルーンを有した超音波内視鏡において、前記バルー
ンの一端を取り付けるバルーン溝を前記挿入部の前方方
向に反射される超音波の進路を妨げることなく設けたバ
ルーン係止部材に形成し、前記バルーン内に過度に超音
波伝達媒体を充填した際に前記バルーン溝から前記バル
ーンの一端が外れるようにしたことを特徴とする超音波
内視鏡。
【0049】(付記項4) 細長な挿入部の先端側に、
この挿入部の前方を走査する超音波送受信部を備え、こ
の超音波送受信部に用いられる超音波伝達媒体を封入す
るバルーンを有した超音波内視鏡において、前記バルー
ンは、前記超音波送受信部よりも長い全長を有し、前記
超音波送受信部に取り付けた状態で、前記超音波送受信
部の前方走査部に超音波伝達媒体溜り部を形成するよう
にしたことを特徴とする超音波内視鏡。
【0050】(付記項5) 前記超音波伝達媒体溜り部
の断面積は、前記超音波送受信部の断面積よりも大きい
ことを特徴とする付記項4に記載の超音波内視鏡。
【0051】[付記の目的] (付記項1、2)超音波観測下で処置具の先端部を確認
しながら容易に処置を行える挿入部前方方向走査型の超
音波内視鏡を実現する。
【0052】(付記項3)バルーン内に過度に超音波伝
達媒体を充填した際にバルーンを破壊させることなく超
音波伝達媒体を封入可能なバルーンを備えた挿入部前方
方向走査型の超音波内視鏡を実現する。
【0053】(付記項4、5)前方方向走査範囲での体
腔内との接触を可能にし、穿刺針等の処置具を処置具導
出口から突出する際に、バルーンを破壊させることなく
超音波伝達媒体を封入可能なバルーンを備えた挿入部前
方方向走査型の超音波内視鏡を実現する。
【0054】[付記の作用] (付記項1、2)処置具導出口(導出口)より突出させ
た処置具を超音波走査面の中心軸に向けて誘導するとい
う作用がある。
【0055】(付記項3)バルーン内に過度に超音波伝
達媒体を充填した際にバルーンを破壊させることがない
という作用がある。
【0056】(付記項4、5)超音波送受信部の前方走
査部に超音波伝達媒体を封入するバルーンの超音波伝達
媒体溜り部を位置させ、超音波診断部位と超音波送受信
部の間に超音波伝達媒体を介在させるという作用があ
る。
【0057】[付記の効果] (付記項1、2)超音波内視鏡を安全に挿入でき、超音
波観察したで穿刺を実施する際、穿刺目的部位を超音波
前方方向走査範囲の中心部に位置させた状態で穿刺針の
穿刺位置のみならず穿刺深さを確認しながら安全かつ速
やかで確実に組織の採取を行える。
【0058】(付記項3)バルーンの過膨張によるバル
ーンの破裂を防止でき、バルーン自体、バルーンの破片
の体腔内への落下を回避することができる。
【0059】(付記項4、5)前方方向走査部に確実に
超音波伝達媒体を位置させることができるため、体腔内
の超音波伝達媒体を溜められないような部位(気管支
等)でも前方方向走査超音波画像が得られ穿刺が可能で
ある。また、バルーンを膨張させることなく前方方向操
作部に穿刺針の針部を突出できるため、導出口より穿刺
針を突出させる際、バルーンを破壊させ体腔内に破片を
脱落させる危険を回避できる。また、バルーンを膨張さ
せないため、過膨張によるバルーン外れ、破壊によるバ
ルーンの脱落を回避できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波観測下で処置具の先端位置を確認しながら容易に処
置を行える超音波内視鏡を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図10は本発明の第1の実施の形態
係り、図1は超音波内視鏡システムの概略構成を示す説
明図。
【図2】超音波内視鏡の先端部分の構成を示す断面図。
【図3】超音波探触子の構成を示す説明図。
【図4】超音波伝達媒体吸引チューブ及び超音波伝達媒
体注入チューブの基端部の構成を示す説明図。
【図5】ガイドチューブに連通する潤滑油穴を示す説明
図。
【図6】超音波探触子の走査状態を示す超音波内視鏡の
正面図及び側面図。
【図7】超音波探触子の走査状態を示す斜視図。
【図8】超音波探触子で得られるモニタ画面上に表示さ
れた超音波断層画像の1例を示す説明図。
【図9】接眼部より観察される内視鏡像を示す説明図。
【図10】挿入部の先端部側に設けられたバルーン内に
超音波伝達媒体を満たしている説明図及びこのバルーン
内に過度に超音波伝達媒体を充填した際にバルーン溝よ
りバルーンのOリングが外れて超音波伝達媒体が流出し
たときの説明図。
【図11】本発明の本発明の第2の実施の形態に係る超
音波内視鏡の先端部分の構成を示す断面図。
【図12】本発明の本発明の第3の実施の形態に係る超
音波内視鏡の先端部分の構成を示す断面図。
【図13】電子走査型超音波探触子を備えた電子走査型
超音波内視鏡を示す説明図。
【図14】他の電子走査型超音波探触子を備えた電子走
査型超音波内視鏡を示す説明図。
【符号の説明】
1 …超音波内視鏡(超音波診断装置) 10 …挿入部 10a …挿入部の長手方向中心軸 11 …先端硬性部 14 …処置具挿通用チャンネル 14a …導出口(処置具導出口) 14b …導出口の長手方向中心軸 21 …超音波探触子 22 …反射体 64,200,202 …バルーン 65 …ラジアル走査範囲 66 …挿入部前方方向走査範囲 67 …挿入部前方方向超音波断層画像 71 …穿刺針(処置具) 72 …針部 101 …針部超音波像 103 …内視鏡像 104 …マーク 150 …電子ラジアル走査型超音波探触子 151 …振動子ケーブル
フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 AA00 BB01 BB08 CC00 DD03 FF36 FF43 GG15 HH02 HH04 HH05 NN05 WW16 YY04 YY12 4C301 AA02 BB02 BB03 BB28 BB30 EE13 FF05 FF15 FF17 GA15 GB20 GB29 GB31 GC01 GC02 GC03 GC05 GC15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処置具挿通用チャンネルを配してこの処
    置具挿通用チャンネルの処置具導出口を先端部側に形成
    し、細長な挿入部の長手方向中心軸に対して超音波走査
    面の中心軸を略平行とした超音波内視鏡において、 前記処置具導出口を前記超音波走査面の中心軸と交差す
    る方向に開口すると共に、前記処置具導出口の長手方向
    中心軸を前記超音波走査面上に設けたことを特徴とする
    超音波内視鏡。
JP11222987A 1999-08-05 1999-08-05 超音波内視鏡 Withdrawn JP2001046376A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330628A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Fujinon Corp 医療装置用バルーン及びそれを備えた医療装置
JP2015008909A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡装置

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