JP2001036580A - パケット終了判定方法、パケット送信装置およびパケット受信装置 - Google Patents

パケット終了判定方法、パケット送信装置およびパケット受信装置

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JP2001036580A
JP2001036580A JP20740299A JP20740299A JP2001036580A JP 2001036580 A JP2001036580 A JP 2001036580A JP 20740299 A JP20740299 A JP 20740299A JP 20740299 A JP20740299 A JP 20740299A JP 2001036580 A JP2001036580 A JP 2001036580A
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JP
Japan
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fixed
packet
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frame
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Application number
JP20740299A
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English (en)
Inventor
Hidenori Toshinaga
秀紀 俊長
Sei Kobayashi
聖 小林
Hiroshi Kazama
宏志 風間
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1以上の固定長のフレームからなる可変長パ
ケットの終了判定のために付加した固定パターンによる
伝送効率の低下を小とする。 【解決手段】 各固定長フレームの所定位置、例えばデ
ータ部1の後に固定パターン2を付加し、パケットの最
後のフレームのデータ部1の後には、固定パターン2を
ビット反転した固定パターン3を付加して送信する。受
信側で各フレームごとに予測される位置から固定パター
ンを検出し、それが固定パターン2か3かの判定を行
い、固定パターン3と判定されるとパケットの終了と判
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は1以上の固定長フ
レームから構成される可変長パケット信号のパケットの
終了を判定する方法、及びそのパケットの送信装置及び
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば多くの端末から基地局へパケット
信号によりランダムにアクセスし、かつ各パケットが可
変長である場合、基地局では各パケットの先頭と終了を
検出する必要がある。1以上の固定長フレームからなる
可変長パケットを用いる場合に、そのパケットの終了を
判定するために、従来のパケット通信では図5に示すよ
うにパケットはデータ部1とパケットの最後部にパケッ
トの終了を示す固定パターン4とから構成され、パケッ
トの終了は、この固定パターン4を検出することによっ
て判定していた。図5Aは固定長フレームからなるデー
タ部が多数連続した長いパケット長の例であり、図5B
はデータ部1が1個しかない最も短かいパケット長の例
である。このようにパケット長の長さは大きかったり小
さかったりする。なお各データ部1にはいわゆるヘッダ
部が先頭部に含まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパケット終了判
定方法では、パケット長が長い場合でも、つまりランダ
ムな長いデータに対しても、終了を示す固定パターン4
を誤検出あるいは不検出が生じないようにするために固
定パターン4として長いパターンが必要であった。短い
パケットが連続して到着するようなシステムでは、短い
パケットのそれぞれに長い固定パターン4を付加するこ
とが必要となり、伝送効率が低下するという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】送信局側でパケットが1
以上の固定長フレームから構成された可変長パケット信
号に対し、各固定長フレームの所定の位置には第1の固
定パターンを付加し、パケットの最後の固定長フレーム
の前記所定の位置には、前記付加した第1の固定パター
ンとは異なる第2の固定パターンを付加し、受信局側は
各固定長フレームのあらかじめ予想される位置に存在す
る固定パターンを検出し、その固定パターンが第2の固
定パターンと判定すると、パケットの最後部と判断す
る。作用 この構成によれば各固定パターンを固定長フレームに対
して確実に検出できればよいから、長いパケットの最後
部にだけパケットの終了を示す固定パターンを付加する
場合と比較して最後部に付加する第2の固定パターンを
可成り短くすることが可能となる。そのために、短いパ
ケットが連続して到着するようなシステムでも、伝送効
率を低下させることなく、パケットの終了を検出するこ
とができる。
【0005】パケットの最後部の固定長フレームの所定
の位置に付加する第2の固定パターンを、パケット中の
それ以外の固定長フレームの所定の位置に付加する第1
の固定パターンの、ビットが反転したパターンとするこ
とにより、第1、第2の固定パターンのハミング距離が
最大となる。このために、両者の区別を容易に行うこと
ができるようになり、固定パターン長を短くすることが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明によるパケット終了判定
方法の実施の形態に用いるパケットフォーマット例を図
1に示す。図1Aは長いパケットの例であって、固定長
フレームの各データ部の所定の位置、図示例では最後の
部分に固定パターンが挿入される。最後部の固定長フレ
ーム以外の固定長フレームには固定パターン2を挿入
し、最後の固定長フレームには固定パターン2と異なる
固定パターン3を挿入する。図1Bに示すようにパケッ
トが1個の固定長フレームのみからなる場合は、この固
定長フレームが最後部のものとなるから、これには固定
パターン3が挿入される。
【0007】固定パターン2は図1Cに示すように例え
ば(1111)であり、固定パターン3は図1Dに示す
ように固定パターン2のビットを反転したもの(000
0)であることが好ましい。図1のパケットを適用する
パケット送信装置20、パケット受信装置30を図2
A,Bに示す。送信装置20では受信装置30へ送信す
る信号(データ)を一時的にバッファ21に蓄積する。
【0008】フレーム構成器22は、バッファ内信号検
出器23がバッファ21内の信号(データ)が空になっ
たことを検出するまで、バッファ21から送られた信号
を図1に示したパケット構成におけるデータ部1に格納
し、またこれに固定パターン2を付加してフレーム化し
て送信器24に送る。送信器24は、このフレームを送
信する。フレーム構成器22は、バッファ内信号検出器
23がバッファ内の信号が空になったことを検出する
と、バッファ21から送られた信号を図1のパケット構
成におけるデータ部1に格納し、これに固定パターン3
を付加してフレーム化して送信器24に送る。送信器2
4は、このフレームを送信する。
【0009】図3に受信装置30の受信器31の状態遷
移図を示し、図4に動作フローチャートを示す。受信装
置30の受信器31は、送信装置20から送信される信
号を受信してない状態においては、パケット受信待機状
態41にあり、常にパケットの先頭を検出するかを調べ
る(42)。ここで、送信装置20から送信された信号
の先頭を検出するとパケット受信状態43になる。受信
器31で受信された信号はフレーム分解器33を通っ
て、データ部1と固定パターン2あるいは固定パターン
3にわけられ、各固定長フレームにおける所定位置の固
定パターンが検出される(44)。分離されたデータ部
1はデータとして出力され、検出された固定パターンは
固定パターン2であるかあるいは固定パターン3である
かの判定が固定パターン検出器32でなされる(4
5)。固定パターン検出器32が、固定パターン2と判
定している間、受信器31は受信状態42のままであ
る。
【0010】固定パターン検出器32が固定パターン3
と判定すると、受信装置30はパケットが終了したと判
定し、受信器31はふたたび受信待機状態41になる。
上述において固定パターン2と固定パターン3とは必ず
しも同一長さとしなくてもよい。また固定パターン2と
固定パターン3とを互いにビット反転したものとしなく
ても、互いに区別可能であればよい。固定パターン2及
び3の挿入位置は固定長フレーム中の最後部に限らず最
前部や途中であってもよいが、両者とも必ず固定長フレ
ームの予め決めた同一の位置に挿入すればよい。
【0011】従来の方法とこの発明の方法の特性を理論
計算および計算機シミュレーションを用いて評価した結
果を示す。この評価に用いた諸元としては、符号化方式
として畳み込み符号(K=7、R=1/2)を用い、伝
送回線のビット誤り率(BER)が4.0×10-2、ビ
タビ復号後のビット誤り率(BER)が1.0×1
-6、回線速度が9.6kbit/s、平均生起データ
サイズが512bit、固定パターン2と固定パターン
3とは互いにビット反転したものの場合である。
【0012】理論計算による固定パターン長と、固定パ
ターンの誤検出や検出できない(誤/不検出)確率との
関係を図6に示す。ただし誤検出確率と不検出確率とが
等しくなるように相関検出しきい値を最適化した場合で
ある。ビタビ復号後のBERが1.0×10-6であるこ
とから、パケット誤り率はパケット長を100bitと
した場合は10-4程度になり、それより長いパケットで
は10-4より大きくなる。誤/不検出確率はパケット誤
り率より少なくとも2桁程度よい特性であることが求め
られ、10-6程度となる。従って誤/不検出確率を10
-6程度に抑えるためには、図6から、付加する固定パタ
ーンの長さは従来方法では64bitにもなるが、この
発明方法では10bitでよい。
【0013】受信側が受け取るパケットのデータ部に対
する固定パターンの割合を冗長度と定義すると、フレー
ム長と冗長度との関係は図7に示すようになる。このよ
うにこの発明の方法の方が従来の方法より冗長度が小さ
く、最大で従来の冗長度の約1/6に改善される。
【0014】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、送
信側でパケットが1以上の固定長フレームから構成さ
れ、各固定長フレームの予め決めた位置には固定パター
ンを付加し、特にパケットの最後部の固定長フレームの
前記予め決めた位置には異なる固定パターンを付加し、
受信側ではあらかじめ予想される位置に存在する固定パ
ターンを検出することによって、パケットの最後部を判
断することができるので、従来のパケットの終了判定方
法に比べて、パケットに付加する固定パターンを短くす
ることが可能となる。そのために、短いパケットが連続
して到着するようなシステムでも、伝送効率を低下させ
ることなく、パケットの終了を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を適用したパケットフォーマッ
トの例を示す図。
【図2】この発明の送信装置及び受信装置の各構成例を
示すブロック図。
【図3】受信装置の状態遷移図。
【図4】受信装置の動作フローチャートを示す図。
【図5】従来の技術のパケットフォーマットの例を示す
図。
【図6】固定パターン長に対する誤/不検出確率を示す
図。
【図7】フレーム長に対する冗長度を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風間 宏志 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K014 AA01 EA06 GA03 5K030 GA11 HA08 HB28 JA05 5K033 AA07 CC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の固定長フレームから構成される
    可変長パケット信号のパケット終了判定方法であって、 前記可変長パケット信号の送信局で前記可変長パケット
    信号の最後部の固定長フレーム以外の各固定長フレーム
    の所定の位置に第1の固定パターンを挿入し、 前記最後部の固定長フレームの前記所定の位置に第2の
    固定パターンを挿入し、 前記可変長パケット信号の受信局で、前記固定長フレー
    ムの所定の位置の固定パターンを検出し、 その固定パターンが第2の固定パターンであることを検
    出したときに前記可変長パケット信号が終了したと判定
    することを特徴とするパケット終了判定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパケット終了判定方法
    において、 前記第2の固定パターンが、前記第1の固定パターンを
    反転したパターンであることを特徴とするパケット終了
    判定方法。
  3. 【請求項3】 1以上の固定長フレームから構成される
    可変長パケット信号を送信するパケット送信装置であっ
    て、 前記可変長パケット信号の最後部の固定長フレーム以外
    の固定長フレームの所定の位置に第1の固定パターンを
    設定し、前記最後部の固定長フレームの所定の位置に第
    2の固定パターンを設定する可変長パケット信号作成手
    段を備えることを特徴とするパケット送信装置。
  4. 【請求項4】 1以上の固定長フレームから構成され、
    その最後部の固定長フレーム以外の固定長フレームの所
    定の位置に第1の固定パターンが挿入され、前記最後部
    の前記所定の位置に第2の固定パターンが挿入された可
    変長パケット信号を受信し、 前記固定長フレームの前記所定の位置の固定パターンを
    検出し、その検出した固定パターンが、第1の固定パタ
    ーンであるか、第2の固定パターンであるかを判定し、
    第2の固定パターンと判定したときに、前記可変長パケ
    ット信号が終了したことを検出する固定パターン検出手
    段を具備することを特徴とするパケット受信装置。
JP20740299A 1999-07-22 1999-07-22 パケット終了判定方法、パケット送信装置およびパケット受信装置 Pending JP2001036580A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008252870A (ja) * 2007-03-07 2008-10-16 Canon Inc 通信システム、通信装置、及びその制御方法
US7620372B2 (en) 2003-11-06 2009-11-17 Sony Computer Entertainment Inc. Communication device, method for controlling communication, game machine, and game system

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US7620372B2 (en) 2003-11-06 2009-11-17 Sony Computer Entertainment Inc. Communication device, method for controlling communication, game machine, and game system
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Date Code Title Description
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Effective date: 20040316