JP2001031893A - アルミニウム顔料含有塗料組成物 - Google Patents

アルミニウム顔料含有塗料組成物

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JP2001031893A
JP2001031893A JP20570899A JP20570899A JP2001031893A JP 2001031893 A JP2001031893 A JP 2001031893A JP 20570899 A JP20570899 A JP 20570899A JP 20570899 A JP20570899 A JP 20570899A JP 2001031893 A JP2001031893 A JP 2001031893A
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aluminum pigment
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JP20570899A
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Atsushi Shioda
淳 塩田
Tetsuya Koishihara
哲也 小石原
Michitomo Kato
道知 加藤
Hideki Yoshihara
秀樹 吉原
Motoko Akiyama
素子 秋山
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高固形分であって、光輝感及び塗膜性能に優
れた塗膜を形成でき、かつ長期の機械安定性に優れたア
ルミニウム顔料含有塗料組成物を提供する。 【解決手段】 (A)数平均分子量300〜4,00
0、水酸基価30〜600KOHmg/gのポリオール
成分40〜95重量部及び(B)メチルエーテル化アミ
ノ樹脂及び/又はメチルエーテルとブチルエーテルとの
混合エーテル化アミノ樹脂であって、かつ単核体含有量
が40重量%以上で1核当りのイミノ基の量が1個以下
であるアミノ樹脂架橋剤5〜60重量部、からなる熱硬
化性バインダ成分100重量部に対して、(C)平均粒
子径(D50)が7〜30μmのアルミニウム顔料5〜2
00重量部を含有し、しかも該アルミニウム顔料(C)
100重量部に対して、(D)平均粒子径が1nm〜5
μmの範囲内にある無機微粒子5〜50重量部を含有す
る塗料組成物、及び該塗料組成物を塗装し、硬化又は未
硬化塗膜上にクリヤ塗料を塗装する塗装仕上げ方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的安定性に優
れ、機械運転の経時後においても光輝感に優れた塗膜を
形成できるアルミニウム顔料含有塗料組成物、該組成物
を用いた塗装仕上げ方法、及び該組成物の塗膜を形成し
た被覆金属板又は被覆金属缶に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、アルミニウム缶が有
するような金属光輝感を、スチール缶やホワイトフィル
ム(ホワイトコートも含む)被覆金属缶に塗料を塗装す
ることによって得る実用的な手法は開発されていなかっ
た。
【0003】また、透明ポリエステル(PET)フィル
ムにアルミニウム顔料含有グラビアインキを裏刷りし、
この裏刷り面とスチール缶(主に3ピース缶)とを接着
剤を介して熱ラミネートすることによって金属光輝感を
得ることができるが、これに用いるグラビアインキは、
一般的に有機溶剤を大量に含有しており、作業環境や地
球環境上の問題があった。
【0004】アルミニウム缶が有するような金属光沢を
出すには、アルミニウム顔料を含有する塗料を塗装する
ことが考えられるが、目的とする金属光輝感を出すには
粒子径の大きなアルミニウム顔料(通常、7μm以上)
を用いる必要がある。しかしながら粒子径の大きなアル
ミニウム顔料は、塗料の供給(循環)装置や塗装装置に
おいてかかるシェアに対する機械的安定性が悪く、これ
らの装置を用いて運転した時の機械運転経時で光輝感が
低下していくといった問題があった。この機械的安定性
は、塗料を有機溶剤で希釈して塗料中のアルミニウム顔
料濃度を下げることによって改善することができるが、
有機溶剤による希釈は前記したように作業環境や地球環
境上の問題がある。
【0005】本発明の目的は、アルミニウム缶が有する
ような金属光輝感を有する被膜をスチール缶やホワイト
フィルム(ホワイトコートも含む)被覆金属缶などの被
塗物上においても形成でき、かつ有機溶剤による作業環
境や地球環境上の問題のない塗料組成物を提供するこ
と、この塗料組成物を用いた金属光輝感の優れた被覆金
属板、被覆金属缶を提供することなどである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
の結果、特定の架橋性バインダ成分、特定粒子径のアル
ミニウム顔料及び特定の無機微粒子を含有する塗料組成
物によって、また、この塗料組成物を使用することによ
って上記目的を達成できることを見出し本発明を完成す
るに至った。
【0007】しかして、本発明は、(A)数平均分子量
300〜4,000,水酸基価30〜600KOHmg
/gのポリオール成分40〜95重量部及び(B)メチ
ルエーテル化アミノ樹脂及びメチルエーテルとブチルエ
ーテルとの混合エーテル化アミノ樹脂から選ばれる少な
くとも1種のアミノ樹脂であって、かつ単核体含有量が
40重量%以上で1核当りのイミノ基の量が平均1個以
下であるアミノ樹脂架橋剤5〜60重量部、からなる熱
硬化性バインダ成分100重量部に対して、(C)平均
粒子径(D50)が7〜30μmの範囲内にあるアルミニ
ウム顔料5〜200重量部を含有し、しかも該アルミニ
ウム顔料(C)100重量部に対して、(D)平均粒子
径が1nm〜5μmの範囲内にある無機微粒子5〜50
重量部を含有することを特徴とする塗料組成物を提供す
るものである。
【0008】また、本発明は、基材上に上記塗料組成物
を塗装し、ついで該塗装された硬化又は未硬化塗膜上に
クリヤ塗料を塗装することを特徴とする塗装仕上げ方法
を提供するものである。
【0009】また、本発明は、基材上に上記塗料組成物
の塗膜が形成され、該塗料組成物の塗膜上にクリヤ塗膜
が形成されてなる光輝感に優れた被覆金属板又は被覆金
属缶を提供するものである。
【0010】以下に、本発明を詳細に説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明の塗料組成物につい
て説明する。本発明の塗料組成物は、金属光輝感を有す
る塗膜を形成可能な塗料組成物であり、下記(A)、
(B)、(C)及び(D)成分を必須成分として含有す
る。
【0012】ポリオール成分(A) 本発明組成物における(A)成分であるポリオール成分
は、数平均分子量が300〜4,000、好ましくは5
00〜2,000の範囲内にあり、水酸基価が50〜6
00KOHmg/g、好ましくは100〜400KOH
mg/gの範囲内にあるものであり、また酸価が5KO
Hmg/g以下であることが好適である。本発明におい
て、数平均分子量は、ポリスチレンを標準物質としてゲ
ルパーミュエーションクロマトグラフィ(GPC)によ
って測定したものである。
【0013】ポリオール成分は、数平均分子量が300
未満では硬化性、塗膜硬度、加工性が低下し、一方、
4,000を超えると粘度が高くなって組成物中の後記
アルミニウム顔料の機械的安定性が悪くなる。また、ポ
リオール成分の水酸基価が上記範囲内にあることが硬化
性、塗膜硬度、加工性、付着性などの点から好適であ
る。
【0014】ポリオール成分(A)としては、例えば、
ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ア
クリルポリオールなどを挙げることができる。
【0015】ポリオール成分(A)の市販品としては、
ポリエステルポリオールとして、例えば、アデカニュー
エースF18−62、同F7−68、同Y9−10、同
Y52−13、同F1212−5、同YG−108、同
YG−226、同YG−240、同YG−111、同Y
G−510、同YT−651(以上、いずれも旭電化工
業(株)製、商品名);FLEXOREZ148、同1
88(以上、いずれも米国キング・インダストリイズ社
製、商品名);TONE0200、同0201、同02
10、同2221、同0230、同0249、同030
1、同0305、同0310(以上、いずれも米国ユニ
オン・カーバイド社製、商品名、ポリカプロランクトン
ポリオール);プラクセル205、同208、同21
0、同212、同220、同230、同303、同30
5、同308、同312、同320(以上、いずれもダ
イセル化学工業(株)製、商品名、ポリカプロランクト
ンポリオール)などを挙げることができ、ポリエーテル
ポリオールとしては、例えば、アデカポリエーテルP−
700、同P−1000、同BPX−33、同G−70
0、同G−1500、同G−3000B、同T−400
(以上、いずれも旭電化工業(株)製、商品名);BA
8グリコール、BA10グリコール(以上、いずれも日
本乳化剤(株)製、商品名);PTMG650、PTM
G850、PTMG1000、PTMG1300、PT
MG1500、PTMG2000、PTMG3000
(以上、いずれも三菱化成(株)製、商品名)などを挙
げることができる。
【0016】アミノ樹脂架橋剤(B) 本発明組成物における(B)成分であるアミノ樹脂架橋
剤は、ポリオール成分(A)と反応して硬化被膜を形成
することできる架橋剤であり、メチルエーテル化アミノ
樹脂及びメチルエーテルとブチルエーテルとの混合エー
テル化アミノ樹脂から選ばれる少なくとも1種のアミノ
樹脂であって、かつ単核体含有量が40重量%以上、好
ましくは45〜80重量%で、トリアジン環1核当りの
イミノ基の量が1個以下であるものである。単核体含有
量が40重量%未満では、粘度が高くなってアルミニウ
ム顔料(C)の機械安定性を低下させる傾向がある。ま
た、1核当りのイミノ基の量が1個を超えると、得られ
る硬化被膜の加工性、付着性が劣化する傾向がある。
【0017】単核体含有量が40重量%以上で1核当り
のイミノ基の量が平均1個以下であるメチルエーテル化
アミノ樹脂としては、例えば、サイメル300、サイメ
ル301、サイメル303、サイメル350(以上、い
ずれも三井サイテック(株)製、メチルエーテル化メラ
ミン樹脂、商品名);ニカラックMW−30M、ニカラ
ックMW−30、ニカラックMW−24X(以上、いず
れも三和ケミカル(株)製、メチルエーテル化メラミン
樹脂、商品名);ニカラックSB−401(三和ケミカ
ル(株)製、メチルエーテル化ベンゾグアナミン樹脂、
商品名)などを挙げることができる。
【0018】単核体含有量が40重量%以上で1核当り
のイミノ基の量が1個以下であるメチルエーテルとブチ
ルエーテルとの混合エーテル化アミノ樹脂としては、例
えば、サイメル232、235、236、238、28
5(以上、いずれも三井サイテック(株)製、メチルエ
ーテルとブチルエーテルとの混合エーテル化メラミン樹
脂、商品名);ニカラックMX−45(三和ケミカル
(株)製、メチルエーテルとブチルエーテルとの混合エ
ーテル化メラミン樹脂、商品名);ニカラックBX−4
000(三和ケミカル(株)製、メチルエーテルとブチ
ルエーテルとの混合エーテル化ベンゾグアナミン樹脂、
商品名)などを挙げることができる。
【0019】アルミニウム顔料(C) 本発明組成物における(C)成分であるアルミニウム顔
料は、形成される塗膜に金属光輝感を付与する顔料であ
り、平均粒子径(D50)が7〜30μm、好ましくは1
0〜20μmの範囲内にあるアルミニウム顔料である。
アルミニウム顔料の粒子径が7μm未満となると金属光
輝感が劣る傾向があり、一方、30μmを超えるとアル
ミニウム顔料の機械安定性が低下する傾向がある。
【0020】アルミニウム顔料(C)としては、その表
面が無処理であってもオレイン酸処理、ステアリン酸処
理、樹脂コート処理などの表面処理が施されたものであ
ってもよい。アルミニウム顔料(C)は、ノンリーフィ
ング型、リーフィング型のいずれであってもよく、また
表面が着色された着色アルミニウム顔料であってもよ
い。
【0021】アルミニウム顔料(C)の市販品として
は、ノンリーフィング型として、例えば、アルペースト
TD120T、同TD180T、同TD200T、同T
D280T、同5620NS、同5640NS、同56
90N、同UF300、同TCR3040、同TCR3
080、同TCR3130、同TCR2020、同TC
R2060、同TCR2150(以上、いずれも東洋ア
ルミニウム(株)製、商品名);SAP620N、SA
P630N、SAP640N、SAP650N、SAP
710N、SAP715N、SAP720N、SAP7
26N、LB582、LB584、LB586(以上、
いずれも昭和アルミパウダー(株)製)などを挙げるこ
とができ、リーフィング型としては、SAP110、S
AP130(以上、いずれも昭和アルミパウダー(株)
製)などを挙げることができる。また、着色アルミニウ
ム顔料としては、例えば、フレンドカラー500RG、
同500BG、同500SI、同500RE、同500
OR、同500GR、同500BL(以上、いずれも昭
和アルミパウダー(株)製)などを挙げることができ
る。
【0022】無機微粒子(D) 本発明組成物における(D)成分である無機微粒子は、
上記アルミニウム顔料(C)の塗料中での機械的安定性
を向上させるなどの目的で配合されるものであり、平均
粒子径が1nm〜5μm、好ましくは3nm〜1μm、
さらに好ましくは5〜100nmの範囲内の無機微粒子
であれば特に制限なく使用することができる。平均粒子
径が1nm未満では塗料粘度が大きくなって塗装作業性
が低下し、一方、5μmを超えると、十分な機械的安定
性を向上させる効果が得られず、機械的な力がかなり加
わる撹拌やポンプによる搬送、循環などを行った後に
は、光輝感の優れた塗膜を形成することができなくな
る。
【0023】無機微粒子(D)の種類としては、例え
ば、シリカ微粒子、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タ
ルク、マイカ、クレーなどを挙げることができる。
【0024】無機微粒子(D)の市販品としては、シリ
カ微粒子として、SYLYSIA(サイリシア)25
0、同256、同310、同320、同350、同35
8、同430、同431、同435、同436、同44
0、同445、同530、同540、同550、同73
0、同740(以上、いずれも富士シリシア化学(株)
製、商品名);SYLOPHOBIC(サイロホービッ
ク)100、同200(以上、いずれも富士デヴィソン
化学(株)製、商品名);AEROSIL(アエロジ
ル)130、同200、同200V、同200CF、同
200FAD、同300、同300CF、同380、同
R972、同R974、同RX200、同RY200、
同R202、同R805、同R812、同OX50(以
上、いずれも日本アエロジル(株)製、商品名);アド
マファインSO−C1、同SO−C2、同SO−C3、
同SO−C5(以上、いずれもアドマテックス(株)
製、商品名)などを挙げることができる。
【0025】無機微粒子(D)のシリカ微粒子以外の市
販品としては、バリファインBF−1、同BF−10、
同BF−20、同BF−1L、同BF−10・P、同B
F−2(以上、いずれも堺化学工業(株)製、商品名、
硫酸バリウム微粉末);LMS−300、LMS−20
0、LMS−100、LMP−100、LMG−10
0、LMR−100(以上、いずれも富士タルク工業
(株)製、商品名、タルク);ASP−072、ASP
−100、ASP−200、ASP−170、ASP−
600(以上、いずれもENGELHARD(エンゲル
ハード)社製、商品名、タルク);A−11(土屋カオ
リン工業(株)製、商品名、マイカ粉)などを挙げるこ
とができる。
【0026】本発明の塗料組成物は、上記ポリオール成
分(A)、アミノ樹脂架橋剤(B)、アルミニウム顔料
(C)及び無機微粒子(D)を必須成分として含有する
ものである。
【0027】本発明組成物において、ポリオール成分
(A)とアミノ樹脂架橋剤(B)との配合割合は、両者
の固形分合計である熱硬化性バインダ成分100重量部
に基づいて、ポリオール成分(A)が、40〜95重量
部、好ましくは50〜80重量部、アミノ樹脂架橋剤
(B)が、5〜60重量部、好ましくは20〜50重量
部の範囲内にあることが、得られる塗膜の硬化性、塗膜
硬度、加工性などの点から好適である。
【0028】上記アルミニウム顔料(C)の配合量は、
熱硬化性バインダ成分100重量部に基づいて、5〜2
00重量部、好ましくは50〜150重量部の範囲内に
あること、また、上記無機微粒子(D)の配合量は、上
記アルミニウム顔料(C)100重量部に対して、5〜
50重量部、好ましくは10〜30重量部の範囲内にあ
ることが、得られる塗料組成物の粘性、塗装作業性(塗
装循環時における塗料の機械安定性など)、及び得られ
る塗膜の光輝感、加工性などの点から好適である。
【0029】本発明の塗料組成物は、上記(A)、
(B)、(C)及び(D)成分である必須成分以外に、
必要に応じて、有機樹脂微粒子(E)、着色顔料;ポリ
オール成分(A)以外のフェノール樹脂、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、
ポリオレフィン樹脂、ポリブタジエン樹脂などの改質樹
脂;分散剤、消泡剤、塗面調整剤、硬化触媒、香料、溶
剤などを含有していてもよい。
【0030】本発明組成物において、必要に応じて配合
される上記有機樹脂微粒子(E)は、アルミニウム顔料
表面に吸着し、表面改質して塗装作業性の向上を目的と
して配合されるものであり、平均粒子径1nm〜1μ
m、好ましくは50〜500nmを有する。有機樹脂微
粒子(E)の樹脂種としては、例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ四弗化エチレン;ナイロン11や
ナイロン12などのナイロン;カルボン酸変性ポリエチ
レンなどの変性ポリエチレン;マレイン化ポリプロピレ
ンなどの変性ポリプロピレン;シリコンゴム、アクリル
樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂などを挙げること
ができる。これらのうち、アクリル樹脂が好適であり、
なかでも、アリル基などの重合性不飽和基を有する反応
性乳化剤の存在下で、重合開始剤として水溶性アゾアミ
ド化合物などの水溶性重合開始剤を使用して、重合性不
飽和基を2個以上含有するジビニルベンゼン、1,6−
ヘキサンジオールジ(メタクリレート)などの多官能モ
ノマーを含有する重合性不飽和モノマー成分を乳化重合
することによって得られる内部架橋された有機樹脂微粒
子が好適である。有機樹脂微粒子(E)の配合量は、ア
ルミニウム顔料(C)100重量部に対して40重量部
以下、好ましくは1〜30重量部の範囲内にあることが
好適である。
【0031】本発明組成物において、必要に応じて配合
される上記着色顔料としては、塗料分野で通常使用でき
る着色顔料であればよく、たとえば、シアニンブルー、
シアニングリーン、アゾ系やキナクリドン系などの有機
赤顔料などの有機着色顔料;チタン白、チタンイエロ
ー、ベンガラ、カーボンブラック、各種焼成顔料などの
無機着色顔料などを挙げることができる。
【0032】本発明の塗料組成物は、以上に述べた各成
分を混合し、均一な塗料組成物となるように混合、撹拌
することにより調製することができる。例えば、各成分
を混合し、必要に応じて加温(例えば50℃程度まで)
し、ディゾルバーなどの撹拌機にて均一になるまで、例
えば1〜30分間程度撹拌することにより調製すること
ができる。
【0033】本発明の塗料組成物を被塗物上に塗装し硬
化させることによって光輝感に優れた塗膜を得ることが
できる。
【0034】本発明の塗料組成物は、例えば、ロールコ
ート塗装、スプレー塗装、ハケ塗り、バーコート塗装、
ローラー塗り、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷
などの方法によって基材上に塗装することができる。そ
の塗装膜厚は、良好な塗膜外観が得られる範囲内におい
て適宜選択すればよいが、通常、乾燥塗膜厚として約1
〜20μmとなる範囲であり、缶用途に用いる場合に
は、約1〜8μmの範囲が好ましい。塗膜の焼付け条件
は、塗膜が硬化する条件であればよく、特に制限される
ものではないが、通常、150〜300℃で10秒〜2
0分間の範囲にあることが適当である。
【0035】本発明の塗料組成物は、缶外面用のベース
コート用塗料(印刷用塗料も含む)として特に好適であ
り、上記被塗物の塗装面としては、なかでも塗装後に缶
に成型加工されて缶外面となる金属板、化成処理金属板
又は樹脂フィルム積層金属板の表面;金属板、化成処理
金属板又は樹脂フィルム積層金属板が缶に成型加工され
てなる缶外面であることが適している。
【0036】塗装仕上げ方法 次に、本発明の塗装仕上げ方法について説明する。
【0037】本発明の塗装仕上げ方法は、基材上に、上
記本発明の塗料組成物を塗装し、ついで該塗装された硬
化又は未硬化塗膜上にクリヤ塗料を塗装するものであ
る。
【0038】本発明の塗装仕上げ方法における被塗物で
ある基材としては、例えば、ブリキ、アルミニウム、テ
ィンフリースチール、鉄、亜鉛、銅、亜鉛メッキ鋼板、
亜鉛と他の金属との合金メッキ鋼板などの金属板;これ
らの金属にリン酸塩処理やクロメート処理を施した化成
処理金属板;これらの金属板や化成処理金属板に、ポリ
エチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂、ポリ
エチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂、
ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリ塩化ビニルなどの
樹脂フィルムが積層されてなる樹脂フィルム積層金属
板;これらの金属板、化成処理金属板又は樹脂フィルム
積層金属板を加工してなる缶などの成型物;木材、プラ
スチックス、コンクリートなどを挙げることができる。
【0039】上記基材の塗装面としては、なかでも塗装
後に缶に成型加工されて缶外面となる金属板、化成処理
金属板又は樹脂フィルム積層金属板の表面;金属板、化
成処理金属板又は樹脂フィルム積層金属板が缶に成型加
工されてなる缶外面であることが適している。
【0040】上記方法において、本発明の塗料組成物
は、前記塗装方法によって基材上に塗装することができ
る。その塗装膜厚は、良好な塗膜外観が得られる範囲内
において適宜選択すればよいが、通常、乾燥塗膜厚とし
て約1〜20μmとなる範囲であり、缶用途に用いる場
合には、約1〜8μmの範囲が好ましい。
【0041】本発明の塗料組成物を塗装した塗膜の上に
塗装されるクリヤ塗料としては、上塗りクリヤ塗料とし
て、それ自体既知のクリヤ塗料を使用することができ
る。クリヤ塗料の樹脂種としては、アクリル樹脂/アミ
ノ樹脂系、ポリエステル樹脂/アミノ樹脂系、エポキシ
樹脂/アミノ樹脂系、エポキシエステル樹脂/アミノ樹
脂系などを挙げることができる。クリヤ塗料は、カラー
クリヤ塗料であってもよい。
【0042】上記本発明の塗料組成物とクリヤ塗料の塗
装方式は、本発明の塗料組成物の硬化塗膜の上に行う、
いわゆる2コート2ベーク方式であってもよいし、本発
明の塗料組成物の未硬化塗膜の上にウェット・オン・ウ
ェットで行う、いわゆる2コート1ベーク方式であって
もよい。
【0043】本発明の塗料組成物の塗膜の上にクリヤ塗
膜を形成することによって、総合塗膜としての性能、例
えば、硬度、耐擦傷性、耐汚染性、耐薬品性、耐水性な
どの向上を図ることができる。
【0044】本発明の塗装仕上げ方法において、本発明
の塗料組成物の硬化塗膜を形成した後、必要に応じて、
その塗膜上に印刷インキによる印刷を施し、ついでクリ
ヤ塗料を塗装してもよい。印刷インキの種類や特に制限
されるものではないが、熱硬化性の印刷インキを好適に
使用することができる。また、本発明の塗料組成物を基
材上に部分的に塗装、すなわち印刷用塗料(インキ)と
して印刷し、その塗膜上にクリヤ塗料を塗装してもよ
い。
【0045】本発明の塗装仕上げ方法によって得られる
塗装物品は、光輝感に優れたものである。塗装物品が曲
面を有する場合、又は塗装物品を加工して曲面を有せし
める場合、その曲面においては、塗膜の光輝感はより顕
著となる。
【0046】
【実施例】以下、実施例などにより本発明を具体的に説
明する。以下、「部」及び「%」は、いずれも重量基準
によるものとする。
【0047】製造例1 有機樹脂微粒子の製造 撹拌装置、温度計、冷却管及び加熱マントルを備えた1
リットルフラスコに、脱イオン水3536.5部及び
「エレミノールJS−2」(注1)51部を加え、撹拌
しながら90℃まで昇温した。この中に、「VA−08
6」(注2)12.5部を脱イオン水500部に溶解し
た水溶液の20%を加えた。フラスコ内を90℃に保持
しながら、15分後に、スチレン470部、n−ブチル
アクリレート470部及び1,6−ヘキサンジオールジ
アクリレート60部の混合物1000部のうちの50部
を加え、30分間撹拌した後、上記モノマー混合物の残
り全量(950部)及び上記「VA−086」の水溶液
の残り全量の滴下を開始した。モノマー混合物の滴下は
3時間、「VA−086」の水溶液の滴下は3.5時間
かけてそれぞれ行った。「VA−086」の水溶液の滴
下終了後も30分間加熱して90℃に保持した後、室温
に冷却し、濾布を用いて取り出し、固形分20%の水性
ゲル化有機樹脂微粒子水分散液を得た。水分散液中にお
ける有機樹脂微粒子の粒子径は、コールター社製、ナノ
ナイザーN−4で測定したところ約69nmであった。
この水分散液をステンレスバット上で60℃の電気熱風
式乾燥機中で乾燥させ、固形樹脂粉末としての有機樹脂
微粒子(1)を得た。
【0048】(注1)「エレミノールJS−2」:三洋
化成(株)製、商品名、スルホコハク酸系アリル基含有
アニオン性反応性乳化剤の水溶液、固形分39%。
【0049】(注2)「VA−086」:和光純薬
(株)製、商品名、水溶性アゾアミド重合開始剤、2,
2´−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエ
チル)−プロピオンアミド]。
【0050】実施例1 「アデカニューエースYG−108」(旭電化工業
(株)製、商品名、数平均分子量約1,000、水酸基
価約120mgKOH/gのポリエステルポリオール)
50部と「ニカラックMX−45」(三和ケミカル
(株)製、商品名、メチル・ブチル混合エーテル化メラ
ミン樹脂、固形分100%)50部(固形分量で50
部)とを混合し、この中にAEROSIL200(日本
アエロジル(株)製、商品名、シリカ微粒子、平均粒子
径約12nm)20部及び分散粘度調整のための有機溶
剤混合液A(スワゾール#1500(注3)/シクロヘ
キサノン/エチレングリコールモノブチルエーテル=4
0/30/30(重量比))の適量を加え、サンドミル
分散を行った。得られた分散物の全量に、「アルペース
ト5640NS」(東洋アルミニウム(株)製、商品
名、ノンリーフィング型アルミニウム顔料ペースト、平
均粒子径約14μm、有効成分量70%)107部(有
効成分量で75部)、Disperbyk−110(B
YK Chemie社製、リン酸基を有する湿潤分散
剤、有効成分量52%)9.6部(有効成分量で5部、
製造例1で得た有機樹脂微粒子(1)10部及びNAC
URE5225(米国キング・インダストリイズ社製、
ドデシルベンゼンスルホン酸のアミン塩溶液、硬化触
媒、有効成分量25%)4部(有効成分量で1部)を加
え、撹拌、混合し、さらに上記有機溶剤混合液Aにて希
釈して粘度を0.7Pa・s((株)トキメック製、
「TVE−20H」回転粘度計、50rpm、25℃、
以下同様)に調整して塗料組成物を得た。得られた塗料
組成物の固形分は65%であった。
【0051】(注3)スワゾール#1500:コスモ石
油(株)製、高沸点芳香族石油系溶剤。
【0052】実施例2〜13及び比較例1〜7 実施例1において、配合組成を下記表1に示す組成に変
更する以外は、実施例1と同様にして各成分を混合して
粘度0.7Pa・sの各塗料組成物を得た。表1におけ
る各成分の配合量は、有効成分の重量部による表示であ
る。比較例1においては、「エリーテルUE3350」
(注4)は予め上記有機溶剤混合液Aに溶解してから配
合した。得られた各塗料組成物の固形分を表1中に記載
する。
【0053】(注4)エリーテルUE3350:ユニチ
カ(株)製、商品名、ポリエステルポリオール、数平均
分子量5,000、水酸基価約25。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】上記表1中における(註)は下記のとおり
の意味を有する。
【0057】(注5)プラクセル308:ダイセル化学
工業(株)製、商品名、ポリカプロラクトンポリオー
ル、数平均分子量約850、水酸基価約195。
【0058】(注6)サイメル303:三井サイテック
(株)製、商品名、メチル化メラミン樹脂。 (注7)サイメル325:三井サイテック(株)製、商
品名、イミノ基型メチル化メラミン樹脂、1核当りのイ
ミノ基の量が平均1個を超える。
【0059】(注8)AEROSIL300:日本アエ
ロジル(株)製、商品名、シリカ微粒子、平均粒子径約
7nm。 (注9)アドマファインSO−C2:(株)アドマテッ
クス社製、商品名、シリカ微粒子、平均粒子径約0.5
μm。 (注10)バリファインBF−10:堺化学工業(株)
製、商品名、硫酸バリウム微粒子、平均粒子径約60n
m。 (注11)サイリシア770:富士シリシア化学(株)
製、商品名、シリカ微粒子、平均粒子径約6μm。
【0060】(注12)アルペースト0620MS:東
洋アルミニウム(株)製、商品名、リーフィング型アル
ミニウム顔料ペースト、平均粒子径約14μm。 (注13)SAP620N:昭和アルミパウダー(株)
製、商品名、ノンリーフィング型アルミニウム顔料ペー
スト、平均粒子径約16μm。 (注14)SAP2173:昭和アルミパウダー(株)
製、商品名、ノンリーフィング型アルミニウム顔料ペー
スト、平均粒子径約6μm。 (注15)LB588:昭和アルミパウダー(株)製、
商品名、ノンリーフィング型アルミニウム顔料ペース
ト、平均粒子径約36μm。
【0061】塗料組成物の機械安定性試験 上記各実施例及び比較例で得た各塗料組成物について、
ロールコート塗装時における機械安定性試験を行った。
すなわち、ギアポンプを介して、ピックアップロールと
ディストリビュータロールの間に塗料が流下し、コーテ
ィングロールからバックアップロールに転移した塗料
が、バックアップロールに接触したドクターブレードで
掻き取られ、この塗料がギアポンプを介して、ピックア
ップロールとディストリビュータロールの間に塗料が流
下するという循環機構を有するロールコータを用い、循
環開始初期、循環開始から30分後及び1時間後に、厚
さ0.2mmのティンフリースチール板に乾燥膜厚が約
3μmとなるように塗装し、雰囲気温度210℃のトン
ネル型コンベアオーブン内を2分間かけて通過させて焼
き付けた。得られた塗装板の塗膜外観を下記の基準にて
評価した。後記表2にその試験結果を記載する。 ◎:アルミニウム特有の光輝感に非常に優れている ○:アルミニウム特有の光輝感に優れている △:アルミニウム特有の光輝感に劣る ×:アルミニウム特有の光輝感がなく、くすんだ灰色状
を呈する。
【0062】試験塗板の作成 上記実施例及び比較例で得た各塗料組成物を、厚さ0.
20mmのティンフリースチ−ル板に厚さ12μmのホ
モPET(ポリエチレンテレフタレート)シートを熱圧
着したPET鋼板に、それぞれ乾燥膜厚が3μmとなる
ように塗装し、雰囲気温度210℃のトンネル型コンベ
アオーブン内を2分間かけて通過させて焼き付けた。こ
の塗装板が冷却した後、この塗膜上に、アクリル樹脂/
メラミン樹脂系熱硬化型クリヤ塗料を乾燥膜厚が5μm
になるように塗装し、雰囲気温度210℃のトンネル型
コンベアオーブン内を2分間かけて通過させて焼き付け
て試験塗板を得た。得られた試験塗板について、下記試
験方法にしたがって鉛筆硬度、衝撃加工性及び付着性試
験を行った。その試験結果を後記表2に示す。
【0063】試験方法 鉛筆硬度:各試験塗板に、JIS K5400 8.
4.2(1990)に規定する鉛筆引っかき試験を行
い、破れ法による評価を行った。
【0064】付着性:JIS K5400 8.5.2
(1990)に規定する碁盤目−テープ法に準じて、試
験塗板の塗膜面に1mm×1mmのマス目を100個作
成し、その表面にセロハン粘着テープを密着させ瞬時に
テープを剥離したときの、塗膜の剥離程度を下記基準に
より判定した。 ○:塗膜の剥離が認められない △:塗膜の剥離が少し認められる ×:塗膜の剥離が著しい。
【0065】衝撃加工性:JIS K5400 8.
3.2(1990)に規定するデュポン式耐衝撃性試験
に準じて、撃心の尖端直径が1/2インチ、落錘重量5
00g、落下距離30cmの条件で、試験塗板の塗膜面
の裏側から衝撃加工を行った。試験後の塗膜の割れ状態
を目視にて下記基準に基づいて評価した。 ○:塗膜の割れが認められない △:塗膜の割れが少し認められる ×:塗膜の割れが著しい。
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】
【発明の効果】本発明のアルミニウム顔料を含有する塗
料組成物は、機械安定性が改善され、長時間の撹拌、循
環によっても得られる塗膜の優れた光輝感を保持でき
る。また、機械安定性が改善されているため、粘度を下
げるための溶剤を大量に使用する必要がなく高固形分で
塗装することができる。
【0069】また、本発明の塗装方法によって硬度、付
着性、加工性などの塗膜性能に優れ、光輝性に優れたメ
タリック調外観の総合塗膜を形成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 秀樹 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 秋山 素子 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AE03 CB04 DA06 DB07 DC42 EA02 EA05 EA43 EB32 EB35 EB45 EB52 EB53 EB55 EB56 EB57 EC01 EC10 EC53 4J038 DA162 DA172 DD001 DD241 GA03 HA066 KA03 KA20 MA14 NA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)数平均分子量300〜4,00
    0,水酸基価30〜600KOHmg/gのポリオール
    成分40〜95重量部及び (B)メチルエーテル化アミノ樹脂及びメチルエーテル
    とブチルエーテルとの混合エーテル化アミノ樹脂から選
    ばれる少なくとも1種のアミノ樹脂であって、かつ単核
    体含有量が40重量%以上で1核当りのイミノ基の量が
    平均1個以下であるアミノ樹脂架橋剤5〜60重量部、
    からなる熱硬化性バインダ成分100重量部に対して、 (C)平均粒子径(D50)が7〜30μmの範囲内にあ
    るアルミニウム顔料5〜200重量部を含有し、しかも
    該アルミニウム顔料(C)100重量部に対して、 (D)平均粒子径が1nm〜5μmの範囲内にある無機
    微粒子5〜50重量部を含有することを特徴とする塗料
    組成物。
  2. 【請求項2】 ポリオール成分(A)が、融点が50℃
    以下で、かつ75℃における粘度が1Pa・s(パスカ
    ル・秒)以下のポリエステル樹脂である請求項1記載の
    塗料組成物。
  3. 【請求項3】 無機微粒子(D)が、平均粒子径が5n
    m〜100nmの範囲内にあるシリカ微粉末であること
    を特徴とする請求項1又は2記載の塗料組成物。
  4. 【請求項4】 さらに、アルミニウム顔料(C)100
    重量部に対して、平均粒子径1nm〜1μmの有機樹脂
    微粒子(E)1〜30重量部を含有することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗料組成物。
  5. 【請求項5】 基材上に請求項1〜4のいずれか一項に
    記載の塗料組成物を塗装し、ついで該塗装された硬化又
    は未硬化塗膜上にクリヤ塗料を塗装することを特徴とす
    る塗装仕上げ方法。
  6. 【請求項6】 基材上に請求項1〜4のいずれか一項に
    記載の塗料組成物の塗膜が形成され、該塗料組成物の塗
    膜上にクリヤ塗膜が形成されてなる光輝感に優れた被覆
    金属板又は被覆金属缶。
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