JP2000337292A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JP2000337292A
JP2000337292A JP14287999A JP14287999A JP2000337292A JP 2000337292 A JP2000337292 A JP 2000337292A JP 14287999 A JP14287999 A JP 14287999A JP 14287999 A JP14287999 A JP 14287999A JP 2000337292 A JP2000337292 A JP 2000337292A
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JP
Japan
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bearing
sliding
thrust
thrust bearing
casing
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JP14287999A
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English (en)
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Koichi Nakanishi
浩一 中西
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スラスト軸受と滑り軸受とが摺動
する摺動部において、騒音や振動の発生を低減させるこ
とにより、低消費電力で、低振動、低騒音のポンプを提
供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のポンプは、吸込側と吐き出し側
で圧力差が生じるポンプであって、滑り軸受4のスラス
ト軸受7に当接する面が、外周から内周へ向かって徐々
に低く傾斜して形成されたスロープ面を備え、または、
b.スラスト軸受の滑り軸受に当接する面が、外周から
内周へ向かって徐々に低く傾斜して形成されたスロープ
面を備えている構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低消費電力で低騒
音、低振動のポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の機器の小型化・軽量化に伴
い、機器組込み用のポンプは回転数を高速化させること
によって小型化が図られている。従来、その手段の1つ
として、スラスト荷重を受ける滑り軸受に突起を設け
て、その突起が摺動しながら徐々に良好な摺動面を形成
し、馴染み特性を向上させた軸受が提供されている。
【0003】例えば、特開平9−264326号公報
(以下、イ号公報という)には、「中央に軸孔を有した
圧粉成形焼結金属体であって、該圧粉成形焼結金属体
の、少なくとも一方のスラスト端面にはスラスト外方に
向けた突起部が形成され、スラスト負荷重量に応じて自
動的に最適の摺動面積を形成するようにしたことを特徴
とした焼結含油軸受」が開示されている。
【0004】以下に、イ号公報に開示された技術につい
て、図6を用いて説明する。
【0005】図6は、従来の技術における一実施例の滑
り軸受構造図である。
【0006】図6において、101は回転軸104の一
端に装着された軸受、102はその一方のスラスト側端
部に形成され外周方向に吐出させたスラスト軸受、10
3はスラスト軸受部102のスラスト側端面、すなわち
軸受101のスラスト端面には外方に突出させたところ
の周方向に無端状に連続して形成された突起部であり、
突起部103は、スラスト端面における、内径側と外径
側の中間部において外方に突出するように形成され、し
かも突起部上端103aが軸受101の内径側からの立
上り線Xと外径側からの立上り線Yとが交差するように
して突起部103の先端が軸受101のスラスト端に接
する回転軸104の端面に対して線接触するように角部
が形成されている。このような構造とすることによって
スラスト荷重が作用した場合、次第に突起部先端の摩耗
が進行してある程度摩耗したところで軸受とスラスト軸
受の摺動面が馴染み、且突出先端部付近が高密度化され
て補強される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のポンプは、スラスト軸受と滑り軸受とが摺動する摺
動面において、特に高速回転する場合、圧粉成形焼結金
属体であるため、摺動部が高密度化して流体が進入し難
く、また、軸中心から摺動部までの距離が短く流体に充
分な遠心力を与えることができないため、潤滑膜が良好
に形成され難いため、摺動部が固着する可能性があり、
スラスト軸受と滑り軸受の各摺動面において騒音、振動
が発生したり、トルク斑が発生したりすることがあると
いう課題があった。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、低消費電力で低騒音、低振動のポンプを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、吸込口と吐出口を有するケーシングと、両
端が前記ケーシングの所定部に固定された固定軸と、前
記固定軸の周りを回転摺動する滑り軸受と、前記滑り軸
受及び羽根を一体に有するロータと、前記固定軸に固定
され一端面が前記滑り軸受に当接しスラスト方向荷重を
受けるスラスト軸受と、前記ロータの前記吐出口側の前
記ケーシングに配設されたボリュートと、を備えたポン
プにおいて、前記滑り軸受の前記スラスト軸受に当接す
る面が、外周から内周へ向かって徐々に低く傾斜して形
成されたスロープ面を備えた構成を有している。
【0010】この構成により、スラスト軸受と滑り軸受
の摺動が円滑に行われるので、低消費電力、低騒音、低
振動のポンプを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この目的を達成するために、本発
明の請求項1に記載のポンプは、吸込口と吐出口を有す
るケーシングと、両端が前記ケーシングの所定部に固定
された固定軸と、前記固定軸の周りを回転摺動する滑り
軸受と、前記滑り軸受及び羽根を一体に有するロータ
と、前記固定軸に固定され一端面が前記滑り軸受に当接
しスラスト方向荷重を受けるスラスト軸受と、前記ロー
タの前記吐出側の前記ケーシングに配設されたボリュー
トと、を備えたポンプにおいて、前記滑り軸受の前記ス
ラスト軸受に当接する面が、外周から内周へ向かって徐
々に低く傾斜して形成されたスロープ面を備えたことと
したものであり、この構成により、以下の作用を有す
る。
【0012】(1)ポンプ運転時に、スロープ面におい
て、滑り軸受又はスラスト軸受に当接・摺動する部分は
スロープ面の最外周部(以下、摺動部という)のみであ
る。スロープ面により形成される滑り軸受とスラスト軸
受との間隙に、流体が滑り軸受と固定軸のクリアランス
を通過して流入し、間隙に流入した流体は遠心力によ
り、スロープ面の摺動部から流体が流出する。このと
き、摺動部には良好な液膜が形成され、摺動部は潤滑さ
れるので、スラスト軸受とすべり軸受とを円滑に摺動さ
せることができる。
【0013】ここで、スロープ面は全面に備えてもよい
し、一部に備えてもよい。また、スロープ面の傾斜角度
は、均一である必要はなく、外周から内周へかけて徐々
に傾斜角度を変化させていってもよい。
【0014】本発明の請求項2に記載のポンプは、吸込
口と吐出口を有するケーシングと、両端が前記ケーシン
グの所定部に固定された固定軸と、前記固定軸の周りを
回転摺動する滑り軸受と、前記滑り軸受及び羽根を一体
に有するロータと、前記固定軸に固定され一端面が前記
滑り軸受に当接しスラスト方向荷重を受けるスラスト軸
受と、前記ロータの前記吐出側の前記ケーシングに配設
されたボリュートと、を備えたポンプにおいて、前記ス
ラスト軸受の前記滑り軸受に当接する面が、外周から内
周へ向かって徐々に低く傾斜して形成されたスロープ面
を備えたこととしたものであり、この構成により、以下
の作用を有する。
【0015】(1)ポンプ運転時に、スロープ面におい
て、滑り軸受又はスラスト軸受に当接・摺動する部分は
スロープ面の最外周部(以下、摺動部という)のみであ
る。スロープ面により形成される滑り軸受とスラスト軸
受との間隙に、流体が滑り軸受と固定軸のクリアランス
を通過して流入し、間隙に流入した流体は遠心力によ
り、スロープ面の摺動部から流体が流出する。このと
き、摺動部には良好な液膜が形成され、摺動部は潤滑さ
れるので、スラスト軸受とすべり軸受とを円滑に摺動さ
せることができる。
【0016】ここで、スロープ面は全面に備えてもよい
し、一部に備えてもよい。また、スロープ面の傾斜角度
は、均一である必要はなく、外周から内周へかけて徐々
に傾斜角度を変化させていってもよい。
【0017】本発明の請求項3に記載のポンプは、吸込
口と吐出口を有するケーシングと、前記ケーシングの前
記吸込口側と前記吐出口側の所定部に配設された滑り軸
受と、両端が前記滑り軸受に軸支された回転軸と、前記
回転軸に固定され一端面が前記吸込口側の前記滑り軸受
に当接しスラスト方向荷重を受けるスラスト軸受と、前
記回転軸に固定され羽根を一体に有するロータと、前記
ロータの前記吐出口側の前記ケーシングに配設されたボ
リュートと、を備えたポンプにおいて、前記滑り軸受の
前記スラスト軸受に当接する面が、外周から内周へ向か
って徐々に低く傾斜して形成されたスロープ面を備えた
こととしたものであり、この構成により、以下の作用を
有する。
【0018】(1)ポンプ運転時に、スロープ面におい
て、滑り軸受又はスラスト軸受に当接・摺動する部分は
スロープ面の最外周部(以下、摺動部という)のみであ
る。スロープ面により形成される滑り軸受とスラスト軸
受との間隙に、流体が滑り軸受と固定軸のクリアランス
を通過して流入し、間隙に流入した流体は遠心力によ
り、スロープ面の摺動部から流体が流出する。このと
き、摺動部には良好な液膜が形成され、摺動部は潤滑さ
れるので、スラスト軸受とすべり軸受とを円滑に摺動さ
せることができる。
【0019】ここで、スロープ面は全面に備えてもよい
し、一部に備えてもよい。また、スロープ面の傾斜角度
は、均一である必要はなく、外周から内周へかけて徐々
に傾斜角度を変化させていってもよい。
【0020】本発明の請求項4に記載のポンプは、吸込
口と吐出口を有するケーシングと、前記ケーシングの前
記吸込口側と前記吐出口側の所定部に配設された滑り軸
受と、両端が前記滑り軸受に軸支された回転軸と、前記
回転軸に固定され一端面が前記吸込口側の前記滑り軸受
に当接しスラスト方向荷重を受けるスラスト軸受と、前
記回転軸に固定され羽根を一体に有するロータと、前記
ロータの前記吐出口側の前記ケーシングに配設されたボ
リュートと、を備えたポンプにおいて、前記スラスト軸
受の前記滑り軸受に当接する面が、外周から内周へ向か
って徐々に低く傾斜して形成されたスロープ面を備えた
こととしたものであり、この構成により、以下の作用を
有する。
【0021】(1)ポンプ運転時に、スロープ面におい
て、滑り軸受又はスラスト軸受に当接・摺動する部分は
スロープ面の最外周部(以下、摺動部という)のみであ
る。スロープ面により形成される滑り軸受とスラスト軸
受との間隙に、流体が滑り軸受と固定軸のクリアランス
を通過して流入し、間隙に流入した流体は遠心力によ
り、スロープ面の摺動部から流体が流出する。このと
き、摺動部には良好な液膜が形成され、摺動部は潤滑さ
れるので、スラスト軸受とすべり軸受とを円滑に摺動さ
せることができる。
【0022】ここで、スロープ面は全面に備えてもよい
し、一部に備えてもよい。また、スロープ面の傾斜角度
は、均一である必要はなく、外周から内周へかけて徐々
に傾斜角度を変化させていってもよい。
【0023】本発明の請求項5に記載の発明は請求項1
乃至4の内何れか一項に記載のポンプであって、前記滑
り軸受の前記スラスト軸受に当接する面、または、前記
スラスト軸受の前記滑り軸受に当接する面が前記スロー
プ面を全面に備えたこととしたものであり、この構成に
より、請求項1乃至4の何れか一項の作用に加え、以下
の作用を有する。
【0024】(1)スロープ面が全面に形成されている
ので、スラスト軸受と滑り軸受が当接している部分は良
好な液膜が形成される摺動部だけとなり、スラスト軸受
または滑り軸受はさらに円滑に回転する。
【0025】本発明の請求項6に記載の発明は請求項1
乃至5の内何れか一項に記載のポンプであって、前記ス
ロープ面に前記固定軸または前記回転軸の軸中心から外
周方向へ向かって形成された1以上の溝部を備えたこと
としたものであり、この構成により、請求項1乃至5の
内何れか一項の作用に加え、以下の作用を有する。
【0026】(1)溝部を備えることにより、スラスト
軸受と滑り軸受との間隙に流入した流体に大きな遠心力
を与えることができるので、摺動部から流体を流出させ
ることによってさらに円滑に摺動させることができる。
【0027】ここで、溝部の形状としては、直線状、湾
曲した形状、溝の深さを外周部に向かって徐々に変化さ
せる形状等が用いられるが、流体に遠心力を与える形状
であればよい。
【0028】本発明の請求項7に記載の発明は請求項1
乃至6の内何れか一項に記載のポンプであって、a.前
記スラスト軸受をセラミック製、前記滑り軸受をカーボ
ン製とした、または、b.前記スラスト軸受をカーボン
製、前記滑り軸受をセラミック製としたこととしたもの
であり、この構成により、請求項1乃至6の内何れか一
項の作用に加え、以下の作用を有する。
【0029】(1)固い材料であるセラミックとセラミ
ックより柔らかい材料であるカーボンとの摺動であるの
で円滑に摺動する。
【0030】(2)カーボンの焼結後のスロープ面の形
成は形状が簡単であるため容易である。
【0031】本発明の請求項8に記載の発明は請求項1
乃至7の内何れか一項に記載のポンプであって、前記ス
ロープ面の高さを50μm〜100μmとしたこととし
たものであり、この構成により、請求項1乃至7の内何
れか一項の作用に加え、以下の作用を有する。
【0032】(1)摺動部の頂角が90度に非常に近い
ので、摺動部が破損する可能性が極めて低い。
【0033】以下、本発明の一実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0034】(実施の形態1)図1は、本実施の形態1
におけるポンプの要部断面図であり、図2はそのスラス
ト軸受と滑り軸受の同当接部の拡大図である。図1及び
図2において、1aは本実施の形態1におけるポンプ、
2は吸込口2aと吐出口2bを有するケーシング、3は
吸込側に軸流羽根が設けられ、この軸流羽根が拡開方向
(斜流方向または遠心方向)に向けられて遠心作用を与
えるように構成されたロータである。3aは前部が円筒
状に形成され後部が中央部から後端部に向けて拡開方向
(斜流方向または遠心方向)に漏斗状に広がって形成さ
れた内側シュラウド、3bは内側シュラウド3aの外側
に内側シュラウド3aと同軸に一定の間隔を持って内側
シュラウド3aに固設された外側シュラウド、4は内側
シュラウド3aに同心状に圧入されたカーボン製の滑り
軸受、5aはロータ3の外周側のケーシング2に配設さ
れ通電されることによりロータ3を回転させるステー
タ、5bは外側シュラウド3bの外側に環装されロータ
3の回転駆動に利用する磁界を発生する円筒状のマグネ
ット、6は両端がケーシング2に回転しないように固定
され滑り軸受4を支承する固定軸である。内側シュラウ
ド3a,外側シュラウド3b,マグネット5b,滑り軸
受4はロータ3を形成し、一体となって固定軸6の周り
を回転する。7は固定軸6に固定されロータ3が流体を
押し出す反作用でスラスト荷重を受け軸方向(吸込側)
に移動した時に滑り軸受4の吸込口2a側の端面と接触
してスラスト方向の荷重を支えるセラミック製のスラス
ト軸受、8はロータ3の吸込口2a側に配設され吸込口
2aから流入する流体の流れを整流する整流板で形成さ
れた流入室、9はロータ3の吐出口2b側のケーシング
2にロータ3と所定の間隔を介して配設されロータ3に
より速度エネルギを与えられた流体の速度エネルギを圧
力エネルギに変換するボリュートである。ボリュート9
には、水切りを出発点として、羽根の全周囲に沿って軸
流方向に張り出して断面積が徐々に大きくなる溝が形成
されている。10はカーボン材からなり滑り軸受4のス
ラスト軸受7側の端面が中心から外周側に向けて徐々に
高く形成されたスロープ面であり、スロープ高さaは5
0〜100μmである。11は滑り軸受4とスラスト軸
受7が当接する摺動部、12はスロープ面10が形成さ
れることによりできた滑り軸受4とスラスト軸受7の間
の間隙である。
【0035】以上のように構成された本実施の形態にお
けるポンプについて、以下、その動作を図1及び図2を
用いて説明する。
【0036】まず、ステータ5aに駆動のための制御電
流が印加されると回転磁界により、ロータ3が回転す
る。ロータ3が回転することにより、羽根部A内のブレ
ード(以下、軸流羽根という。)が回転し、軸流羽根の
翼作用で流入室8から羽根部Aに水を送り込む。羽根部
Bにおいてはブレード(以下、遠心羽根という。)の回
転により、羽根部Aで与えられた運動量がさらに遠心作
用による運動量が加えられる。軸流羽根だけの場合より
格段と高揚程が実施できるものである。すなわち、ポン
プ1aは、ロータ3の回転により回転するブレードによ
り、羽根部Aの前方側より吸水して羽根部Bの後方側よ
り遠心方向に吐出するヒューガルポンプである。なお、
この遠心方向というのは斜流を含む広い意味である。ロ
ータ3から吐出された水流はボリュート9で圧力回復さ
れ求心方向に戻り流路内を流れて吐出口2bから吐出さ
れる。すなわち、ロータ3の回転により速度成分を与え
られた流体の流れは、ロータ3の直後に配設されたボリ
ュート9へと流入する。ボリュート9には溝が形成され
ているので、ボリュート9に流入した流体はロータ3で
与えられた速度エネルギを圧力エネルギに変換され、吐
出口2bまで導かれる。
【0037】このとき、滑り軸受4とスラスト軸受7は
ロータ3の入り口付近の負圧状態の流体圧力とボリュー
ト9で昇圧された流体圧力との差圧により推方向推力が
作用し、スラスト軸受7に滑り軸受4が押圧され、滑り
軸受4の摺動部11とスラスト軸受7の吐出口2b側の
端面が摺動する。また、ロータ3の入口付近の流体の圧
力(負圧)とボリュート9により昇圧された流体の圧力
との差圧により、流体が固定軸6と滑り軸受4のクリア
ランスを還流し、スラスト軸受7の吐出口2b側の端面
と滑り軸受4のスロープ面10が形成された端面により
形成された間隙12へ流入する。間隙12へ流入した流
体は滑り軸受4の回転により遠心力が作用し、スラスト
軸受7と滑り軸受4の摺動部11を通過して間隙12の
外部へ流出しようとする。このため外周側先端の最も狭
い間隔である摺動部11には良好な液膜が形成されると
ともに、これより内周側には比較的多量の液体が締じ込
められ、スラスト軸受7と滑り軸受4は潤滑されること
により、滑り軸受4は円滑に回転し、摺動部11におけ
る摩擦による力学的損失が少なく、発生する騒音及び振
動を低減することができるので、低消費電力で低騒音、
低振動のポンプを提供することができる。また、スラス
ト軸受7の材質をセラミック材とし、滑り軸受4の材質
をカーボンとし、かつ、スロープ高さaを50〜100
μmとすることで固い材質であるセラミック材とセラミ
ック材より柔らかい材質であるカーボン材との摺動であ
るため、摺動性が良好で、なじみが極めて良好にけいせ
いされ、液薄膜も摺動部11で良好に形成される。した
がって、内部側には比較的多量の液膜が形成されること
になる。摺動部11が線状であるので、滑り軸受4とス
ラスト軸受7が固着し難く、また、カーボンの焼結後の
スロープの後加工は形状が簡単であるため、容易であ
り、また、摺動部11の頂角が90度に非常に近いの
で、強度は十分保証できるので、故障の少ないポンプを
提供できる。
【0038】(実施の形態2)図3は本実施の形態2に
おけるポンプの要部断面図であり、図4はそのスラスト
軸受と滑り軸受の当接部の拡大図である。図3及び図4
において、1bは本実施の形態2におけるポンプ、22
は吸込口22aと吐出口22bとを有したケーシング、
23は吸込側に軸流羽根が設けられ、この軸流羽根(斜
流方向または遠心方向)に向けられて遠心作用を与える
ように構成されたロータである。24はロータ23に同
心状に圧入または一体成形された回転軸、23aは前部
が円筒状に形成され回転軸24に同心状に固定されてお
り後部が中央部から後端部に向けて拡開方向(斜流方向
または遠心方向)に漏斗状に広がって形成された内側シ
ュラウド、23bは内側シュラウド23aの外側に内側
シュラウド23aと同軸に一定の間隔を持って内側シュ
ラウド23aに固設された外側シュラウド、25aはロ
ータ3の外周側のケーシング2に配設され通電されるこ
とによりロータ3を回転させるステータ、25bは外側
シュラウド3bの外側に環装されロータ3の回転駆動に
利用する磁界を発生する円筒状のマグネット、26,2
6aはケーシング22に回転しないように固定された滑
り軸受であり、回転軸24の両端を支承している。27
は回転軸24に固定されロータ23が軸方向(吸込側)
に移動した時に滑り軸受26の吐出口22b側の端面と
接触してスラスト方向の荷重を支えるスラスト軸受であ
る。内側シュラウド23a,外側シュラウド23b,マ
グネット25b,回転軸24,スラスト軸受27はロー
タ23を形成し、回転軸24の両端が滑り軸受26,2
6aに回転自在に支承されることにより、一体に回転す
る。
【0039】28はロータ23の吸込口22a側に配設
され吸込口22aから流入する流体の流れを整流する整
流板で形成された流入室、29はロータ23の吐出口2
2b側にロータ23と所定の間隔を介して配設されロー
タ23により速度エネルギを与えられた流体の速度エネ
ルギを圧力エネルギに変換するボリュートである。ボリ
ュート29には、水切りを出発点として、羽根の全周囲
に沿って軸方向に張り出して断面積が徐々に大きくなる
溝が形成されている。30はカーボンからなり滑り軸受
26のスラスト軸受27側の端面が中心から外周側に向
けて徐々に高く形成されたスロープ面であり、スロープ
高さbは50〜100μmである。31は滑り軸受26
とスラスト軸受27が当接する摺動部,32はスロープ
面30が形成されることによりできた滑り軸受26とス
ラスト軸受27の間の間隙である。
【0040】以上のように構成された本実施の形態にお
けるポンプについて、以下、その動作を図3及び図4を
用いて説明する。
【0041】ポンプ1b内の吐出口22bへ向かう流体
の動作については、実施の形態1と同様なのでその説明
を省略する。
【0042】ロータ23の入り口付近の流体圧力とボリ
ュート29で昇圧された流体圧力との差圧により、ロー
タ23がスラスト荷重を受け、滑り軸受26の摺動部3
1とスラスト軸受27の吸込口22a側の端面が摺動す
る。また、ロータ23の入口付近の流体の圧力とボリュ
ート29により昇圧された流体の圧力との差圧により、
流体は滑り軸受26と回転軸24のクリアランスを通過
し、スラスト軸受27の吸込口22a側の端面と滑り軸
受26のスロープ面30が形成された端面により形成さ
れた間隙32へ送り込まれる。間隙32へ送り込まれた
流体は滑り軸受26の回転により遠心力が作用し、スラ
スト軸受27と滑り軸受26の摺動部31を通過して間
隙32の外部へ流出しようとする。このため摺動部31
には良好な液膜が形成され、スラスト軸受27と滑り軸
受26は潤滑されることにより、滑り軸受26は円滑に
回転し、摺動部31における摩擦による力学的損失が少
なく、発生する騒音及び振動を低減することができるの
で、低消費電力で低騒音、低振動のポンプを提供するこ
とができる。また、スラスト軸受27の材質をセラミッ
ク材とし、滑り軸受26の材質をカーボンとし、かつ、
スロープ高さbを50〜100μmとすることで固い材
質であるセラミック材とセラミック材より柔らかい材質
であるカーボン材との摺動であるため、摺動性が良好
で、摺動部31が線状であるので、滑り軸受26とスラ
スト軸受27が固着し難く、また、カーボンの焼結後の
スロープの後加工は形状が簡単であるため、容易であ
り、また、摺動部31の頂角が90度に非常に近いの
で、強度は十分保証できるので、故障の少ないポンプを
提供できる。
【0043】(実施の形態3)図5(a)は実施の形態
1における滑り軸受4に直線状の溝部を備えた構成を有
する軸受40の平面図であり、図5(b)はその側断面
図である。
【0044】図5において、40は本実施の形態3にお
ける滑り軸受、41はスロープ面に中心から外周側へ向
けて複数形成された直線状の溝部、42は摺動部であ
る。
【0045】直線状の溝部41をスロープ面に形成する
ことにより、実施の形態1において、間隙12に流体が
流入した場合に、この直線状の溝部41がポンプの羽根
と同様の働きをして、流体に、より大きな遠心力をあた
え、間隙12へ送り込まれた流体は滑り軸受4の回転に
より遠心力が作用し、スラスト軸受7と滑り軸受4の摺
動部42を通過して間隙12の外部へ流出しようとす
る。このため摺動部42には良好な液膜が形成され、ス
ラスト軸受7と滑り軸受4は潤滑されることにより、滑
り軸受4は円滑に回転し、摺動部11における摩擦によ
る力学的損失が少なく、発生する騒音及び振動を低減す
ることができるので、低消費電力で低騒音、低振動のポ
ンプを提供することができる。また、滑り軸受4とスラ
スト軸受7の直線状の溝部41から流体を流出させるこ
とによって滑り軸受4とスラスト軸受7との摺動性を良
好にすることができるので、低消費電力のポンプを提供
するものである。
【0046】尚、以上のは実施の形態1のポンプの軸受
に直線状の溝部を形成する場合について説明したが、実
施の形態2のポンプにおいても、同様に実施可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明のポンプによれ
ば、以下のような優れた効果を有する。
【0048】請求項1に記載の発明によれば、スロープ
面により形成される滑り軸受とスラスト軸受との間隙
に、流体が軸受と固定軸のクリアランスを通過して流入
し、間隙に流入した流体は遠心力により、スロープ面の
外周側から流体が流出する。このとき、摺動部には良好
な液膜が形成され、摺動部は潤滑されるので、スラスト
軸受とすべり軸受とを円滑に摺動させることができるの
で、低消費電力、低騒音、低振動のポンプを提供するこ
とが可能となる。
【0049】請求項2に記載の発明によれば、スロープ
面により形成される滑り軸受とスラスト軸受との間隙
に、流体が軸受と固定軸のクリアランスを通過して流入
し、間隙に流入した流体は遠心力により、スロープ面の
外周側から流体が流出する。このとき、摺動部には良好
な液膜が形成され、摺動部は潤滑されるので、スラスト
軸受とすべり軸受とを円滑に摺動させることができるの
で、低消費電力、低騒音、低振動のポンプを提供するこ
とが可能となる。
【0050】請求項3に記載の発明によれば、スロープ
面により形成される滑り軸受とスラスト軸受との間隙
に、流体が軸受と固定軸のクリアランスを通過して流入
し、間隙に流入した流体は遠心力により、スロープ面の
外周側から流体が流出する。このとき、摺動部には良好
な液膜が形成され、摺動部は潤滑されるので、スラスト
軸受とすべり軸受とを円滑に摺動させることができるの
で、低消費電力、低騒音、低振動のポンプを提供するこ
とが可能となる。
【0051】請求項4に記載の発明によれば、スロープ
面により形成される滑り軸受とスラスト軸受との間隙
に、流体が軸受と固定軸のクリアランスを通過して流入
し、間隙に流入した流体は遠心力により、スロープ面の
外周側から流体が流出する。このとき、摺動部には良好
な液膜が形成され、摺動部は潤滑されるので、スラスト
軸受とすべり軸受とを円滑に摺動させることができるの
で、低消費電力、低騒音、低振動のポンプを提供するこ
とが可能となる。
【0052】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
乃至4の何れか一項の効果に加え、スロープ面が全面に
形成されているので、スラスト軸受と滑り軸受が当接し
ている部分は良好な液膜が形成される摺動部だけとな
り、スラスト軸受または滑り軸受はさらに円滑に回転す
るので、低消費電力、低騒音、低振動のポンプを提供す
ることが可能となる。
【0053】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
乃至5の内何れか一項の効果に加え、溝部を備えること
により、スラスト軸受と滑り軸受との間隙に流入した流
体により大きな遠心力を与え、摺動部から流体を流出さ
せることによってさらに円滑に摺動させることができる
ので、低消費電力、低騒音、低振動のポンプを提供する
ことが可能となる。
【0054】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
乃至6の内何れか一項の効果に加え、固い材料であるセ
ラミックとセラミックより柔らかい材料であるカーボン
との摺動であるので円滑に摺動させることができ、ま
た、カーボンの焼結後のスロープ面の形成は形状が簡単
であるため容易であるので、低消費電力、低騒音、低振
動のポンプを提供することが可能となる。
【0055】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
乃至7の内何れか一項の効果に加え、摺動部の頂角が9
0度に非常に近いので、摺動部が破損する可能性が極め
て低いので、低消費電力、低騒音、低振動のポンプを提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるポンプの要部断
面図
【図2】本発明の実施の形態1における軸受部の拡大図
【図3】本発明の実施の形態2におけるポンプの要部断
面図
【図4】本発明の実施の形態2における軸受部の拡大図
【図5】(a)本発明の実施の形態3における滑り軸受
の縦断面図 (b)本発明の実施の形態3における滑り軸受の横断面
【図6】従来の技術における一実施例の滑り軸受構造図
【符号の説明】
1a,1b ポンプ 2 ケーシング 3 ロータ 4 滑り軸受 5 ステータ 6 固定軸 7 スラスト軸受 8 流入室 9 ボリュート 10 スロープ面 11 摺動部 12 間隙 22 ケーシング 23 ロータ 24 回転軸 25 ステータ 26,26a 滑り軸受 27 スラスト軸受 28 流入室 29 ボリュート 30 スロープ面 31 摺動部 32 間隙 40 滑り軸受 41 溝部 42 摺動部 a,b スロープ高さ 101 軸受 102 スラスト軸受 103 突起部 103a 突起部上端 104 回転軸 X 立ち上がり線 Y 立ち上がり線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 33/24 F16C 33/24 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口と吐出口を有するケーシングと、両
    端が前記ケーシングの所定部に固定された固定軸と、前
    記固定軸の周りを回転摺動する滑り軸受と、前記滑り軸
    受及び羽根を一体に有するロータと、前記固定軸に固定
    され一端面が前記滑り軸受に当接しスラスト方向荷重を
    受けるスラスト軸受と、前記ロータの前記吐出口側の前
    記ケーシングに配設されたボリュートと、を備えたポン
    プにおいて、 前記滑り軸受の前記スラスト軸受に当接する面が、外周
    から内周へ向かって徐々に低く傾斜して形成されたスロ
    ープ面を備えていることを特徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】吸込口と吐出口を有するケーシングと、両
    端が前記ケーシングの所定部に固定された固定軸と、前
    記固定軸の周りを回転摺動する滑り軸受と、前記滑り軸
    受及び羽根を一体に有するロータと、前記固定軸に固定
    され一端面が前記滑り軸受に当接しスラスト方向荷重を
    受けるスラスト軸受と、前記ロータの前記吐出口側の前
    記ケーシングに配設されたボリュートと、を備えたポン
    プにおいて、 前記スラスト軸受の前記滑り軸受に当接する面が、外周
    から内周へ向かって徐々に低く傾斜して形成されたスロ
    ープ面を備えていることを特徴とするポンプ。
  3. 【請求項3】吸込口と吐出口を有するケーシングと、前
    記ケーシングの吸込口側と吐出口側の所定部に配設され
    た滑り軸受と、両端が前記滑り軸受に軸支された回転軸
    と、前記回転軸に固定され一端面が吸込側の前記滑り軸
    受に当接しスラスト方向荷重を受けるスラスト軸受と、
    前記回転軸に固定され羽根を一体に有するロータと、前
    記ロータの前記吐出口側の前記ケーシングに配設された
    ボリュートと、を備えたポンプにおいて、 前記滑り軸受の前記スラスト軸受に当接する面が、外周
    から内周へ向かって徐々に低く傾斜して形成されたスロ
    ープ面を備えていることを特徴とするポンプ。
  4. 【請求項4】吸込口と吐出口を有するケーシングと、前
    記ケーシングの吸込口側と吐出口側の所定部に配設され
    た滑り軸受と、両端が前記滑り軸受に軸支された回転軸
    と、前記回転軸に固定され一端面が吸込側の前記滑り軸
    受に当接しスラスト方向荷重を受けるスラスト軸受と、
    前記回転軸に固定され羽根を一体に有するロータと、前
    記ロータの前記吐出口側の前記ケーシングに配設された
    ボリュートと、を備えたポンプにおいて、 前記スラスト軸受の前記滑り軸受に当接する面が、外周
    から内周へ向かって徐々に低く傾斜して形成されたスロ
    ープ面を備えていることを特徴とするポンプ。
  5. 【請求項5】前記滑り軸受の前記スラスト軸受に当接す
    る面、または、前記スラスト軸受の前記滑り軸受に当接
    する面が、前記スロープ面を全面に備えたことを特徴と
    する請求項1乃至4の内何れか一項に記載のポンプ。
  6. 【請求項6】前記スロープ面に前記固定軸または前記回
    転軸の軸中心から外周方向へ向かって形成された1以上
    の溝部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の内何
    れか一項に記載のポンプ。
  7. 【請求項7】a.前記スラスト軸受をセラミック製、前
    記滑り軸受をカーボン製とした、または、b.前記スラ
    スト軸受をカーボン製、前記滑り軸受をセラミック製と
    したことを特徴とする請求項1乃至6の内何れか一項に
    記載のポンプ。
  8. 【請求項8】前記スロープ面の高さを50μm〜100
    μmとしたことを特徴とする請求項1乃至7の内何れか
    一項に記載のポンプ。
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