JP2000209111A - デジタル音声放送の受信機 - Google Patents

デジタル音声放送の受信機

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JP2000209111A
JP2000209111A JP11007667A JP766799A JP2000209111A JP 2000209111 A JP2000209111 A JP 2000209111A JP 11007667 A JP11007667 A JP 11007667A JP 766799 A JP766799 A JP 766799A JP 2000209111 A JP2000209111 A JP 2000209111A
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JP
Japan
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received
service
program
ensemble
broadcast
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JP11007667A
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English (en)
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Akiko Tamura
暁子 田村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DAB受信機において、アンサンブルは放送
されているが、指定したサービスが停止しているときの
トラブルを回避できるようにする。 【解決手段】 表示素子33を設ける。複数の番組のそ
れぞれを特定するデータにより番組を指定してその番組
の受信を指示した場合に、そのデータにより指定された
番組が放送されていないときには、この放送されていな
いことを表示素子33により表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル音声放
送の受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル音声放送としてDAB(Eur
eka147規格にしたがったデジタル音声放送)があ
る。このDABは、 伝送帯域幅:1.5 MHz 変調方式 :OFDM オーディオ信号のデータ圧縮方式:MPEGオーディオ
のレイヤIIを採用することにより、最大で64組のデジタ
ルオーディオ信号やデジタルデータを同時に放送するも
のである。
【0003】このため、DABにおいては、番組の放送
は例えば図3に示すように階層構造とされている。すな
わち、DABは、上記のように、1つのチャンネルで1.
5 MHzの伝送帯域を使用しているが、この伝送チャンネ
ルは「アンサンブル」と呼ばれ、このアンサンブルの中
心周波数に同調を取ることにより、そのアンサンブルが
選択される。
【0004】そして、このアンサンブルは、「サービ
ス」と呼ばれるグループに分割されている。図3の場合
には、4つのサービスに分割されている。そして、この
サービスは、さらにいくつかの「サービスコンポーネン
ト」に分割され、このサービスコンポーネントのそれぞ
れが、1つの番組を構成するデジタルオーディオ信号あ
るいはデジタルデータとされている。
【0005】この場合、サービスは、一般の放送局の1
つに対応するものであり、例えば、第4のサービス4の
第1のサービスコンポーネントで第1会場のサッカー
(番組4A)を放送し、第2のサービスコンポーネント
で第2会場のサッカー(番組4B)を放送するのように
使用される。
【0006】さらに、サービスおよびサービスコンポー
ネントには、それらを識別するための「サービスID」
および「サブチャンネルID」と呼ばれる識別コードが
与えられ、これらも同時に送信されている。図3は、サ
ービスIDがSID01 〜SID04であり、サブチャンネルI
DがSCID01〜SCID15の場合である。
【0007】したがって、DABの番組を聞く場合に
は、アンサンブル(周波数)を選択し、そのアンサンブ
ルにある複数のサービスのうちの1つを選択し、さら
に、その選択したサービスの中から目的とするサービス
コンポーネント(番組)を選択することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のサー
ビスの構成は放送局が任意に変更することができ、例え
ば、サッカーの試合のあるときだけサービス4を用意し
て各会場のサッカーを放送し、試合のないときには、サ
ービス4を停止する(アンサンブルに含ませない)など
の使用方法が認められている。
【0009】このため、番組を聴こうとしたとき、該当
するサービスが停止していて、その番組を聴くことので
きないことがある。特に、ラストメモリ機能(電源をオ
ンにしたとき、前回、電源をオフにしたとき聴いていた
番組を選択する機能)、プリセット機能(番組選択キー
を押すと、そのキーにあらかじめ設定されている番組を
選択する機能)、あるいは受信履歴を参照して番組の選
択を高速化する機能などにより、番組を聴こうとしたと
き、該当するサービスが停止していて、前回まで聴くこ
とのできた番組なのに、今回は聴くことのできないとい
うことがある。
【0010】しかも、このとき、例えば同調表示LED
は点灯していて、放送(アンサンブル)の受信できてい
ることを示している。したがって、ユーザは放送を受信
できているにもかかわらず、なぜ音声が出ないのか戸惑
ってしまう。
【0011】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、複数の番組の信号と、その番組のそれぞれを特
定するデータとが、1つの伝送帯域により放送されるデ
ジタル音声放送の受信機において、表示素子を有し、上
記データにより上記番組を指定してその番組の受信を指
示した場合に、そのデータにより指定された番組が放送
されていないときには、この放送されていないことを上
記表示素子により表示するようにしたデジタル音声放送
の受信機とするものである。したがって、放送を受信で
きるが、番組の音声が聞こえないとき、これが表示素子
により表示される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、DABの放送波信
号がアンテナ11により受信され、この受信信号がチュ
ーナ回路12に供給される。このチューナ回路12は、
PLLを有してスーパーヘテロダイン形式に構成され、
そのPLLの可変分周回路の分周比Nを変更することに
より、受信周波数を変更できるようにされている。そし
て、このチューナ回路12からはDABのベースバンド
信号が復調されて取り出され、この信号がA/Dコンバ
ータ回路13に供給されてデジタル信号にA/D変換さ
れる。
【0014】そして、このデジタル信号が直交復調回路
14に供給されて同相成分(実軸成分)および直交成分
(虚軸成分)のデータが復調され、これらデータがFF
T回路15において複素フーリエ変換されてシンボルご
とに周波数成分が出力され、その出力がビタビデコーダ
回路16に供給されてデインターリーブおよびエラー訂
正が行われるとともに、目的とする番組(サービスコン
ポーネント)のデジタルオーディオデータが選択され
る。
【0015】続いて、この選択されたデータがオーディ
オデコーダ回路17に供給されてMPEGデータ伸長な
どのデコード処理が行われ、デコーダ回路17からは、
目的とする番組のデジタルオーディオデータが取り出さ
れる。そして、この取り出されたデジタルオーディオデ
ータがD/Aコンバータ回路18に供給されてアナログ
オーディオ信号L、RにD/A変換され、この信号L、
Rがアンプ19L、19Rを通じてスピーカ21L、2
1Rに供給される。
【0016】また、システム制御用としてマイクロコン
ピュータ31が設けられ、このマイクロコンピュータ3
1からチューナ回路12にアンサンブル(受信周波数)
を選択するための周波数データとして、そのPLLにお
ける可変分周回路の分周比Nのデータが供給される。
【0017】さらに、ビタビデコーダ回路16からサー
ビスおよび番組を識別あるいは特定するために必要なデ
ータ、すなわち、サービスIDおよびサブチャンネルI
Dなどのデータが取り出され、このデータがマイクロコ
ンピュータ31に供給される。また、マイクロコンピュ
ータ31からビタビデコーダ回路16に選択信号SSV、
SCHが供給され、信号SSVによりサービスが選択され、
その選択されたサービスの中から信号SCHにより目的と
するサービスコンポーネント(番組)のデジタルオーデ
ィオデータが選択される。
【0018】また、マイクロコンピュータ31には、こ
のマイクロコンピュータ31において実行されるプログ
ラムの一部として、例えば図2に示すようなルーチン1
00が用意される。このルーチン100の詳細について
は、後述するが、図2においては、この発明に関係する
部分だけを抜粋して示す。
【0019】さらに、マイクロコンピュータ31には、
例えばプッシュスイッチにより構成された各種の操作キ
ー32が接続されるとともに、各種の情報を表示する表
示素子、例えばLCD33と、同調を表示するための素
子、例えばLED34とが接続される。
【0020】このような構成において、例えば、電源を
オンにすると、ラストメモリ機能により、前回、番組の
選択が確定されたときにマイクロコンピュータ31のメ
モリに書き込まれたデータ、すなわち、分周比N、サー
ビスIDおよびサブチャンネルIDのデータを読み出さ
れる。あるいは、プリセット機能の場合であれば、操作
キー32を操作して受信する番組を指示すると、マイク
ロコンピュータ31のメモリから、あらかじめ書き込ま
れているデータ、すなわち、分周比N、サービスIDお
よびサブチャンネルIDのデータを読み出される。
【0021】続いて、マイクロコンピュータ31におい
て、そのCPUの処理がルーチン100のステップ10
1からスタートし、次に、ステップ102において、こ
のルーチン100がスタートする直前にメモリから読み
出された分周比Nのデータが、チューナ回路12のPL
Lの可変分周回路にセットされ、チューナ回路12はそ
の分周比Nに対応した受信周波数に設定される。
【0022】次に、ステップ103において、ステップ
102により設定された受信周波数でアンサンブルを受
信できるかどうかが判別され、受信できるときには、処
理はステップ103からステップ104に進み、このス
テップ104において、受信したデータに含まれる高速
情報チャンネルFICが解析される。また、同調表示用
のLED34が点灯される。
【0023】そして、ステップ105において、このル
ーチン100がスタートする直前にメモリから読み出さ
れたサービスIDの示すサービスが、ステップ104の
解析結果の示すサービスに含まれているかどうかが判別
され、含まれているときには、処理はステップ105か
らステップ110に進む。
【0024】このステップ110においては、このルー
チン100がスタートする直前にメモリから読み出され
たサブチャンネルIDの示すサービスコンポーネント
(番組)が、ステップ104の解析結果の示すサービス
コンポーネントに含まれているかどうかが判別される。
そして、含まれているときには、その読み出されたサー
ビスIDおよびサブチャンネルIDを示す選択信号SS
V、SCHがビタビデコーダ回路16に供給されてサービ
スが選択されるとともに、サービスコンポーネントが選
択される。
【0025】したがって、以後、ラストメモリ機能ある
いはプリセット機能などにより選択された番組を聴くこ
とができるようになる。なお、ステップ110におい
て、メモリから読み出されたサブチャンネルIDの示す
サービスコンポーネントが、ステップ104の解析結果
の示すサービスコンポーネントに含まれていないときに
は、そのサービスの中で、サブチャンネルIDが例えば
最も小さいサービスコンポーネントが選択される。
【0026】一方、ラストメモリ機能やプリセット機能
などにより指定されたサービスの放送が停止されている
場合には、ステップ105において、ルーチン100が
スタートする直前にメモリから読み出されたサービスI
Dの示すサービスが、ステップ104の解析結果の示す
サービスに含まれていないが、これがステップ105に
おいて判別され、処理はステップ105からステップ1
20に進む。
【0027】そして、ステップ120において、マイク
ロコンピュータ31からLCD33に所定の表示信号が
供給され、LCD33に、該当するサービスが放送され
ていないので、受信できないことが表示され、その後、
次の操作待ちとされる。
【0028】なお、ステップ103において、ステップ
102により設定された受信周波数のアンサンブルを受
信できないときには、処理はステップ103からステッ
プ130に進み、このステップ130において、指定さ
れたアンサンブルを受信できないときの処理、例えば、
その受信できないことがLCD33に表示される。
【0029】こうして、図1のDAB受信機によれば、
アンサンブルを受信できても指定された番組を含むサー
ビスが放送されていない場合には、この放送されていな
いことが表示されるので、ユーザは、放送を受信できて
いるにもかかわらず音声が出力されない理由を知ること
ができ、戸惑ったりすることがない。
【0030】また、放送を受信できているにもかかわら
ず音声が出力されない理由が分かるので、このとき、同
じアンサンブル内の他のサービスを選択することによ
り、他のアンサンブルを受信する場合よりも素早く番組
を選択することができる。
【0031】すなわち、音声が出力されないからと言っ
て、AM受信機やFM受信機の場合のように、受信周波
数を変更して他のアンサンブルを受信すると、チューナ
回路12のPLLなどの再ロックが必要となり、番組を
選択できるようになるまで、時間がかかる。しかし、同
じアンサンブル内の他のサービスを選択する場合には、
ビタビデコーダ回路16がデコードするデータパケット
を変更するだけですみ、その変更に必要な時間は極めて
短い。
【0032】したがって、放送を受信できているにもか
かわらず音声が出力されないことが表示されたとき、同
じアンサンブル内の他のサービスを選択することによ
り、素早く番組を選択することができる。
【0033】なお、ステップ120において、該当する
サービスが放送されていなので、受信できないことを表
示するとともに、同じアンサンブル内の他のサービスを
自動的に選択することもできる。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、放送を受信できても
指定されたサービスが放送されていない場合、ユーザ
は、放送を受信できているにもかかわらず音声が出力さ
れない理由を知ることができ、戸惑ったりすることがな
い。
【0035】また、放送を受信できているにもかかわら
ず音声が出力されない理由が分かるので、このとき、同
じアンサンブル内の他のサービスを選択することによ
り、他のアンサンブルを受信する場合よりも素早く番組
を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図3】この発明を説明するための階層図である。
【符号の説明】
11…アンテナ、12…チューナ回路、13…A/Dコ
ンバータ回路、14…直交復調回路、15…FFT回
路、16…ビタビデコーダ回路、17…オーディオデコ
ーダ回路、18…D/Aコンバータ回路、21Lおよび
21R…スピーカ、31…マイクロコンピュータ、32
…操作キー、33…LCD、34…LED、100…ル
ーチン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の番組の信号と、その番組のそれぞれ
    を特定するデータとが、1つの伝送帯域により放送され
    るデジタル音声放送の受信機において、 表示素子を有し、 上記データにより上記番組を指定してその番組の受信を
    指示した場合に、そのデータにより指定された番組が放
    送されていないときには、この放送されていないことを
    上記表示素子により表示するようにしたデジタル音声放
    送の受信機。
JP11007667A 1999-01-14 1999-01-14 デジタル音声放送の受信機 Pending JP2000209111A (ja)

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