JP2000198451A - 雪面道路及び非雪面道路兼用キャスタ― - Google Patents

雪面道路及び非雪面道路兼用キャスタ―

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JP2000198451A
JP2000198451A JP11001539A JP153999A JP2000198451A JP 2000198451 A JP2000198451 A JP 2000198451A JP 11001539 A JP11001539 A JP 11001539A JP 153999 A JP153999 A JP 153999A JP 2000198451 A JP2000198451 A JP 2000198451A
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wheel
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road
caster
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Kazuo Nagasawa
一雄 長沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易に雪面道路と非雪面道路の両方の道路を走
行させることができるキャスターを簡単な構造で提供す
ること。 【解決手段】車輪10と、該車輪10を回転自在に軸支
する支持部材30とを備えたキャスターに、滑走面50
を備えた雪面滑走用部材40を車輪10の周囲、かつ車
輪下端部15より上方に位置するように前記支持部材3
0に取着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雪面道路及び非雪
面道路を交互に乗り入れする荷台の下に取り付けられる
キャスターに関するものであり、例えば、積雪がある地
域において使用される台車、ショッピングカート、車椅
子、乳母車等の車輪に取り付けられるキャスターに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、荷台に取り付けられるキャスター
は、様々なものが提案されているが、通常使用されてい
るものとしては、図11に示すように、支持部材に回転
自在に取り付けられた車輪を有し、荷台の下部に取り付
けられ、荷台の高さをほぼ一定に保持した状態のまま車
輪を回転させることにより荷台を移動させるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のキャ
スターは非雪面道路において使用されることを目的に作
製されているものである。従って、例えば雪国における
建物の中と外を行き来する場所、すなわち、雪面道路、
非雪面道路の両方で使用される荷台、例えば、スーパー
マーケット内と外の駐車場の両方で使用されるショッピ
ングカートや工場内と外で使用される台車等において
は、建造物内で使用している場合には、なんら問題はな
いものである。
【0004】しかし、建物外の雪面道路で使用される場
合には従来のキャスターでは、車輪が雪面に埋まってし
まって車輪が全く回転できなくなるので、キャスターと
しての役目を全く果たすことができなかった。
【0005】そこで、本発明は、荷台そのものにはなん
ら変更を加えることなく、従来のキャスターを本発明の
キャスターに取り替えるだけで、容易に雪面道路と非雪
面道路の両方の道路を走行させることができるキャスタ
ーを簡単な構造で提供するところにある。
【0006】
【課題を解決する手段】以上のような問題点を解決する
ために本発明の請求項1に記載した発明が採った手段
は、「車輪10と、該車輪10を回転自在に軸支する支
持部材30とを備えたキャスターにおいて、滑走面50
を備えた雪面滑走用部材40が、車輪10の周囲、かつ
車輪下端部15より上方に位置するように前記支持部材
30に取着されていることを特徴とする雪面道路及び非
雪面道路兼用キャスター100。」をその要旨とするも
のである。
【0007】すなわち、キャスター100の車輪10の
周囲に雪面を滑走するための滑走面50を有する雪面滑
走用部材40を取り付けたものである。従って、従来の
キャスターを本発明に係るキャスターに取り替えるのみ
で、荷台20が通常の非雪面道路を走行する場合には車
輪10の回転を使用して走行することができ、一旦雪面
道路に進入した後は、車輪10の周囲に取り付けてある
雪面滑走用部材40の滑走面50により雪面上を滑走し
て走行することができるようにしたものである。
【0008】さらに、請求項2に記載した発明が採った
手段は「滑走面50が略球面に形成されていることを特
徴とする請求項1記載の雪面道路及び非雪面道路兼用キ
ャスター」をその要旨とするものである。
【0009】すなわち、請求項1記載のキャスター10
0の雪面滑走用部材40の滑走面50を略球面に形成し
たことにより、外周部が中心部より上方に位置して雪面
への乗り上げが容易になり、また、雪面での接触面積を
減らし、より滑走しやすいようにしたものである。
【0010】さらに、請求項3記載の発明が採った手段
は「雪面滑走用部材40は、車輪10の両側方におい
て、車輪10の回転方向に回動自在に軸支されているこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の雪面道路及び非雪
面道路兼用キャスター100」をその要旨とするもので
ある。
【0011】すなわち、雪面滑走用部材40を車輪10
の回転方向に回動自在、すなわち、車輪10の進行方向
に回動自在に設けることにより、雪面道路と非雪面道路
との間に段差があった場合に、雪面道路に雪面滑走用部
材40の前方を上方に持ち上げてキャスター100を雪
面に乗り上げやすいようにしたものである。
【0012】さらに、請求項4記載の発明が採った手段
は「回転部材60が、雪面滑走用部材40の側方外周に
沿って回転部材60が回転自在に形成されていることを
特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の雪
面道路及び非雪面道路兼用キャスター100」とするも
のである。
【0013】すなわち、雪面滑走用部材40の側方周囲
の外周に沿って回転できる部材を外周周囲を取り囲むよ
うに設けたものである。これにより、例えば、台車やシ
ョッピングカート等の荷台20をネスティングしたとき
に、複数のキャスター100の外周が互い接触し干渉し
て車輪を進行方向に向けることができなくなっても、回
転部材60内にある雪面滑走用部材40及び車輪10は
回転自在であるので、容易に進行方向に回転することが
できて、ネスティングされた状態でも容易に荷台20を
容易に押すことができる。
【0014】さらに、請求項5記載の発明が採った手段
は「滑走面を備えた雪面滑走用部材40と、その滑走面
に設けられた車輪10と、該雪面滑走用部材40より周
囲が大きく形成された雪面滑走用部材軸支部70とを備
え、該雪面滑走用部材40は雪面滑走用部材軸支部70
に水平回転自在に軸支され、車輪10は、該雪面滑走用
部材40の滑走面50に、かつ、該滑走面50が車輪下
端部15より上方に位置するように該雪面滑走用部材4
0に軸支されていることを特徴とする雪面道路及び非雪
面道路兼用キャスター100」をその要旨とするもので
ある。
【0015】すなわち、雪面滑走用部材40の滑走面5
0に直に車輪10を取り付けられたものとしたことによ
り、請求項1と同様に、車輪と雪面滑走部材とで雪面道
路と非雪面道路の両方を走行することができるようにな
るとともに、ネスティングしたときに複数のキャスター
100同士が接触していても、雪面滑走用部材40より
外周が大きく形成された雪面滑走用部材支持部70が接
触して、その下部に設けられた雪面滑走用部材40は水
平回転自在に設けられているので、雪面滑走用部材支持
部70の下部の車輪10の進行方向へ向けて回転しやす
くなるものである。
【0016】さらに、請求項6記載の発明が採った手段
は「前記車輪10が雪面滑走用部材40に複数設けられ
ていることを特徴とする請求項5記載の雪面道路及び非
雪面道路兼用キャスター」をその要旨とするものであ
る。
【0017】すなわち、雪面滑走用部材の下面に複数の
車輪10を取り付けることによって、より安定した走行
を可能にしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1から図6に示
す実施例に従って説明する。なお、本請求項2から5に
記載された発明は、請求項1記載の発明にそれぞれ別の
構成を付加したものであるので、請求項5に記載された
発明の1実施例を説明することによって、請求項1から
4記載の発明の説明に代える。
【0019】本発明記載のキャスター100は、車輪1
0と、車輪10の回転軸を軸支し、かつ荷台20と車輪
10との間に連結される支持部材30と、支持部材30
に取り付けられ雪面を滑走させるための滑走面を有する
雪面滑走用部材40とを備えている。
【0020】車輪10は支持部材30に車輪の中心回転
軸において回転自在に軸支されている。支持部材30
は、上方に荷台取付用の取付具を備えていて荷台20に
取付取外し自在に設けられている。また、この支持部材
30は、荷台取付具の下部において水平回転自在に軸着
されており、荷台20の進行方向に応じて車輪10の向
きが自在に変更できるように構成されている。
【0021】そして、支持部材30には、雪面滑走用部
材40が車輪10の周囲に車輪10に接触しないように
取り付けられる。雪面滑走用部材40は、雪面上を滑走
するため底面部50が形成されていて、この底面部50
が滑走面50となる。滑走面50は、雪面を滑走させや
すいように凸状の膨らんだ曲面に形成されている。実施
例においては、周囲が円形に形成されるよう略球面形状
に形成されている。なお、雪面滑走用部材40は、実施
例においては、外周が円形に形成されているが、特に円
形に限定されるものではなく、例えば、三角形、四角形
等の多角形や楕円形等、滑走面50を有するものであれ
ば種々の形状を取りうることができる。
【0022】また、雪面滑走用部材40は、車輪下端部
15が滑走面50より若干下方にくるように、すなわ
ち、非雪面道路を走行するときに、車輪10の回転によ
り走行できるようにするため車輪10が地面に接触する
部分より滑走面50が若干上方に位置するように取り付
けられる。なお、この場合にも、滑走面50を凸状の曲
面状に形成しておけば、雪面滑走用部材40の外周は車
輪の周囲より上方に位置するので、荷台20が傾いて車
輪10が多少傾いても、雪面に雪面滑走用部材40の外
周が接触することがなくなる。
【0023】さらに、雪面滑走用部材40は、車輪の両
側方で支持部材30を介して車輪回転方向、すなわち、
車輪進行方向に対して回動自在に支持部材30に軸着さ
れて設けられている。これにより、雪面道路と非雪面道
路に段差がある場合に雪面道路へのりあげるとき、雪面
道路に雪面滑走用部材40の前方を上方に持ち上げるこ
とができてキャスター100を雪面に乗り上げやすくで
きる。また、荷台20が大きく傾いた場合にも道路と接
触した場合を持ち上がることにより大きな衝撃を避ける
ことができる。
【0024】さらに、雪面滑走用部材40の側方外周に
回転部材60が取り付けられていて、回転部材60は、
側方外周にそって回転することができるように取り付け
られている。従って、外周部分が外部の力によって固定
されていても、内側にある雪面滑走用部材40は、内部
で自由に回転することができるように構成されている。
【0025】そして、キャスター100は、図2のよう
に、荷台取付部で台車、ショッピングカート、車椅子、
等の荷台20に取り付けられて使用される。以下使用方
法について、詳細に説明する。
【0026】このように荷台20に取り付けられたキャ
スター100は、図3、図4に示すように、建物内や雪
が溶けた道路のような非雪面道路を走行する場合には、
従来例のキャスターのように、荷台20を人間が押すこ
とにより、車輪10が回転して走行される。そして、こ
の走行状態から、雪面に進入すると車輪10の周囲に形
成されている雪面滑走用部材40の滑走面50によって
雪面を滑るように走行する。勿論、押し固められた雪面
を走行するときは、車輪10が回転することにより走行
させることもできる。このように、車輪10と雪面滑走
用部材40とにより、雪面道路を走行する場合と非雪面
道路を走行する場合とでキャスター100の使用される
部分を使い分けることによって、一つのキャスター10
0によって双方の路面を走行させることができる。
【0027】このときに、非雪面道路及び雪面道路間で
進入するときに雪によってできた段差により先端が接触
したときには、図5に示したように、雪面滑走用部材4
0が荷台20進行方向に回動自在に設けられているの
で、雪面滑走用部材40の前方が上方に回動することに
よって接触による衝撃を避け、段差を乗り上げやすく形
成されている。一方、雪面道路から非雪面道路へ進入す
るときには、図6に示したように段差により雪面滑走用
部材40の後方が雪面に接触するが、後方が上方にあが
ることにより衝撃を和らげることができる。さらに、荷
台20が傾くことによる雪面滑走用部材40の先端又は
後端が雪面道路又は非雪面道路に接触したときにおいて
も、雪面滑走用部材40の前方又は後方が上方に回動す
ることによって接触による衝撃を避けることができる。
【0028】次に、回転部材60の効果について述べ
る。キャスター100を使用した台車やショッピングカ
ートを使用した後の収納等で多くの台車やショッピング
カートを運搬する場合には、ネスティングされた状態で
行われるのであるが、ネスティングした状態において
は、本発明のキャスター同士が互いにぶつかりあう場合
がある。こうした場合に回転部材60を有していないキ
ャスター100を使用した場合は以下のような問題が生
じる。台車等をネスティングした直後の状態は、必ずし
もすべてのキャスター100の車輪10は進行方向に向
いているとは限らない、すなわち、図7のように車輪1
0が進行方向と違う方向に向いている場合がある。こう
した場合に、従来のキャスターであれば、前方にあるキ
ャスター100と後方にあるキャスター100が互いに
干渉することなく、そのまま荷台20を押すことでキャ
スター100の車輪10を進行方向に向けることができ
た。しかしながら、本発明のキャスター100の場合に
は、車輪10の周囲に雪面滑走用部材40があるため
に、前方のキャスター100の雪面滑走用部材40と後
方のキャスター100の雪面滑走用部材40が互いに干
渉して互いに車輪10の進行方向への回転を阻害し車輪
10が進行方向に向けづらいという難点が生じるのであ
る。
【0029】そこで、雪面滑走用部材40の外周周囲に
沿って回転することができる回転部材60が設けられて
いる。これによって、キャスター100同士が接触した
状態のまま回転部材60が固定されたとしても、図8に
示すように、回転部材60の内側にある雪面滑走用部材
40及び車輪10は自由に回転して進行方向に向けるこ
とができる。これにより、ネスティングしたそのままの
状態で全体を押すことにより、車輪10を自動的に進行
方向に向けさせることができ、容易に運搬させることが
できるようになる。
【0030】次に、請求項5又は6に記載された発明を
図9に示す別実施例に従って説明する。本実施例におけ
るキャスター100は、雪面滑走用部材40と、雪面滑
走用部材40と荷台20との間に配置され互いを連結す
る役割を果たす雪面滑走用部材支持部70と、雪面滑走
用部材40の下面に回転自在に設けられた車輪10とを
備えている。雪面滑走用部材40は、上記実施例と同様
に凸状の略球面体の滑走面50を有している。そして、
雪面用滑走部材40は、水平に回転することができるよ
うに雪面滑走用部材支持部70に軸着されていている。
一方、車輪10は、雪面滑走用部材40に回転自在に設
けられていて、雪面滑走用部材40の滑走面50より若
干車輪10の下端が下方に出っ張るように形成されてい
る。このときの車輪10の数は特に限定されるものでは
なく、いくつであっても構わないが、車輪10の数を二
つ以上取り付けることによりキャスター100はより安
定した走行を行うことができる。また、雪面滑走用部材
支持部70は、雪面滑走用部材40より外周周囲が若干
大きく形成されていて、ネスティングした場合にキャス
ター100同士が接触しても雪面滑走用部材40が接触
することはなく、雪面滑走用部材支持部70同士が接触
するように形成されている。そして、雪面滑走用部材支
持部70は荷台と固定され台車やショッピングカート等
を形成する。
【0031】以上のように構成されたキャスター100
は、実施例1と同様に非雪面道路においては車輪10が
回転することにより走行し、雪面道路においては雪面滑
走用部材40の滑走面50で雪面上を滑走して走行す
る。このように、別実施例においても雪面揺動路と非雪
面道路の両方の道路を走行させることができる。また、
別実施例においてネスティング時にキャスター100同
士が接触した場合は、雪面滑走用部材40の周囲より大
きく設けられている雪面滑走用部材支持部70同士が接
触することになり、雪面滑走用部材支持部70の下部に
設けられている雪面滑走用部材40は水平回転自在に形
成されているので、図10に示すように、荷台20を押
すことにより車輪10を進行方向に向けることができ
る。このようにして、別実施例においてもネスティング
された状態でキャスター100同士が接触していても問
題なく台車等を押すことができるのである。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によるキャスター
は、請求項1記載のキャスターにおいては、雪面滑走用
部材と車輪と両方を有する構成を取ることにより、非雪
面道路と雪面道路のおのおのでその使用部分を使い分け
ることができて、荷台は、通常の非雪面道路を走行する
場合には、車輪10の回転により走行を可能にし、一旦
雪面道路に進入した後は、車輪の周囲に取り付けてある
滑走用の部材により雪面上を滑走して走行することが可
能となり、両方の路面を一つのキャスターでなんらの作
業を行うことなく走行させることができる。
【0033】請求項2記載のキャスターにおいては、雪
面滑走用部材の滑走面を球面にすることにより、雪面と
の接触面積を減らすことができ、より滑走させやすくな
るとともに、外周部が雪面接触部より上方に位置するこ
とになるので、荷台、すなわち、車輪が傾いたり、段差
のある雪面に乗り上げる場合などに外周が道路に接触す
ることを防止することができる。
【0034】請求項3記載のキャスターにおいては、雪
面用回動部材を車輪回転方向に回動自在、すなわち、車
輪の進行方向に回動自在に設けることにより、雪面道路
と非雪面道路に段差があった場合に、雪面道路に車輪を
乗り上げやすく、また大きな傾きがあった場合にも道路
と接触した場合にも大きな衝撃を避けることができる。
【0035】請求項4記載のキャスターにおいては、雪
面滑走用部材の側方周囲の外周に沿って回転できる部材
を外周周囲を取り囲むように設けることにより、例え
ば、台車やショッピングカート等の荷台をネスティング
したときに、雪面滑走用部材同士が互い接触していても
回転部材内にある雪面滑走用部材及び車輪が進行方向に
向けることができて、容易にネスティングされた状態の
荷台を容易に押すことができる。
【0036】請求項5記載のキャスターにおいては、雪
面道路と非雪面道路の両方を走行することができるとと
もに、雪面滑走用部材自体を水平回転自在として、回転
自在な雪面滑走用部材の滑走面に車輪を取り付けること
によって、キャスター同士が接触しても雪面滑走用部材
支持部の下部で回転自在であるのでネスティングしたと
きでもより容易に車輪を進行方向へ向けることができ
る。
【0037】請求項6記載のキャスターにおいては、雪
面滑走用部材の滑走面に複数の車輪を設けることによっ
て、キャスター自体の安定性を確保させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施例にかかるキャスターの斜
視図である。
【図2】 本発明に係る実施例にかかるキャスターが荷
台に使用されたときの全体斜視図である。
【図3】 本発明に係る実施例に係るキャスターが非雪
面道路を走行しているときの状態を示す側面図である。
【図4】 本発明に係る実施例に係るキャスターが雪面
道路を走行しているときの状態を示す側面図である。
【図5】 本発明に係る実施例によるキャスターが雪面
道路への段差を越えるときの状態を示す側面図である。
【図6】 本発明に係る実施例によるキャスターが雪面
道路への段差を降りるときの状態を示す側面図である。
【図7】 本発明に係る実施例による回転部材を備えて
いないキャスターを使用した荷台をネスティングしたと
きのキャスターの状態を示す平面図である。
【図8】 本発明に係る実施例による回転部材を備えて
いないキャスターを使用した荷台をネスティングしたと
きのキャスターの状態を示す平面図である。
【図9】本発明に係る別実施例にかかるキャスターの斜
視図である。
【図10】本発明に係る別実施例によるキャスターを使
用した荷台をネスティングしたときの状態を示す斜視図
である。
【図11】 従来のキャスターを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 車輪 15 車輪下端部 20 荷台本体 30 支持部材 40 雪面用滑走部材 41 車輪支持部 42 車両本体取付部 50 滑走面 60 回転部材 100 キャスター 70 雪面滑走用部材支持部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と、該車輪を回転自在に軸支する支
    持部材とを備えたキャスターにおいて、 滑走面を備えた雪面滑走用部材が、車輪の周囲、かつ車
    輪下端部より上方に位置するように前記支持部材に取着
    されていることを特徴とする雪面道路及び非雪面道路兼
    用キャスター。
  2. 【請求項2】 滑走面が略球面に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の雪面道路及び非雪面道路兼用
    キャスター
  3. 【請求項3】 雪面滑走用部材は、車輪の両側方におい
    て、車輪の回転方向に回動自在に軸支されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載の雪面道路及び非雪面道
    路兼用キャスター。
  4. 【請求項4】 回転部材が、雪面滑走用部材の側方外周
    に沿って回転部材が回転自在に形成されていることを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の雪面
    道路及び非雪面道路兼用キャスター。
  5. 【請求項5】 滑走面を備えた雪面滑走用部材と、その
    滑走面に設けられた車輪と、該雪面滑走用部材より周囲
    が大きく形成された雪面滑走用部材軸支部とを備え、 該雪面滑走用部材は雪面滑走用部材軸支部に水平回転自
    在に軸支され、 車輪は、該雪面滑走用部材の滑走面に、かつ、該滑走面
    が車輪下端部より上方に位置するように該雪面滑走用部
    材に軸支されていることを特徴とする雪面道路及び非雪
    面道路兼用キャスター。
  6. 【請求項6】 前記車輪が雪面滑走用部材に複数設けら
    れていることを特徴とする請求項5記載の雪面道路及び
    非雪面道路兼用キャスター。
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