JP2000136030A - 原稿読取装置および原稿読取記録装置 - Google Patents

原稿読取装置および原稿読取記録装置

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JP2000136030A
JP2000136030A JP10311599A JP31159998A JP2000136030A JP 2000136030 A JP2000136030 A JP 2000136030A JP 10311599 A JP10311599 A JP 10311599A JP 31159998 A JP31159998 A JP 31159998A JP 2000136030 A JP2000136030 A JP 2000136030A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿長を検出できない自動原稿送り装置を利
用する場合に、原稿サイズを早期に決定することがで
き、これにより、被記録媒体のサイズを早期に決定して
読取開始から記録開始までの時間を短縮し、利用者の利
便性を向上させる。 【解決手段】 読取部14の自動原稿送り装置15から
原稿の画像を読み取る際に、センサ部16で原稿幅を検
出する。原稿を搬送して読取部15による画像の読み取
りを開始し、原稿幅の検出結果をもとに仮定した長さの
略半分の長さだけ搬送した時点で、原稿の有無をセンサ
部16で検出する。この検出結果と原稿幅とから原稿サ
イズを判定する。そして、判定した原稿サイズに基づい
て、被記録媒体のサイズを決定し、記録部17は、決定
されたサイズの被記録媒体を用いた記録動作を開始す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動原稿送り装置
を有する原稿読取装置、および、その原稿読取装置を有
する原稿読取記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿読取装置や、原稿読取記録装置にお
いては、複数枚の原稿の画像を一度に読み取るため、自
動原稿送り装置が利用されている。この自動原稿送り装
置は、一括して載置された原稿を1枚ずつ読取位置に搬
送し、画像を読み取った後、原稿を排出する。
【0003】このような自動原稿送り装置では、載置さ
れた原稿の搬送方向に直交する方向の長さ(これを原稿
幅と呼ぶ)をセンサによって検出している。しかし、原
稿の搬送方向の長さ(これを原稿長と呼ぶ)について
は、これを検出するセンサが設けられていないことが多
い。このような原稿長を検出できない自動原稿送り装置
では、複数の原稿サイズについて同じ原稿幅を検出して
しまう場合がある。
【0004】図5は、原稿幅と原稿サイズの関係の説明
図である。図中の横方向が原稿の搬送方向であり、図中
の縦方向の原稿の長さを原稿幅とする。ここではA列お
よびB列の大きさの原稿について、同じ原稿幅となる原
稿サイズの一例を示している。図5では、図中の上下方
向を原稿幅としている。例えばA3の短辺の長さは、A
4の長辺の長さと同じである。そのため、図5(A)の
左側に示すように、A3の原稿を自動原稿送り装置に載
置した場合と、図5(A)の右側に示すようにA4の原
稿を回転させて自動原稿送り装置に載置した場合では、
原稿幅は同じになる。同様に、図5(B)に示すように
B4の原稿とB5の原稿を回転させて載置した場合、図
5(C)に示すようにA4の原稿とA5の原稿を回転さ
せて載置した場合、図5(D)に示すようにB5の原稿
とB6の原稿を回転させて載置した場合、図5(E)に
示すようにA5の原稿とA6の原稿を回転させて載置し
た場合には、原稿幅は同じとなる。なお、原稿を回転さ
せて載置した場合の原稿サイズには、‘R’を付して示
している。以下同じである。また、この明細書において
原稿サイズとは、原稿の大きさとともに、原稿の載置方
向も含めたもであるとする。すなわち、原稿の大きさが
同じでも、原稿の載置方向が異なれば、異なる原稿サイ
ズであるものとする。
【0005】上述のように、原稿の大きさが異なってい
ても、載置方向によって同じ原稿幅となる。そのため、
原稿幅の検出のみを行う自動原稿送り装置では、検出結
果からのみでは原稿サイズを特定することはできない。
原稿サイズを特定するためには、原稿長を知る必要があ
る。原稿長を検出するために、従来は原稿を読み取って
ゆき、読取が終了した時点でそれまで読み取ったライン
数によって原稿長を検出している。このようにして検出
した原稿幅と原稿長により、原稿サイズを特定すること
ができる。
【0006】しかし、このような従来の原稿長の検出方
法では、原稿を最後まで読み取らないと検出できない。
そのため、原稿の読み取りを完了するまで原稿サイズが
確定しないという問題があった。この問題は、例えばコ
ピー機能を利用する際に、記録するための用紙の選択ま
でに時間がかかることになる。そのため、読取開始から
記録開始まで、利用者を長時間待たせてしまうという問
題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、原稿長を検出できない自動
原稿送り装置を利用する場合に、原稿サイズを早期に決
定することができる原稿読取装置を提供することを目的
とするものである。また、このような原稿読取装置によ
り、被記録媒体のサイズを早期に決定し、読取開始から
記録開始までの時間を短縮し、利用者の利便性を向上さ
せた原稿読取記録装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿読取装置
において、自動原稿送り装置を有し原稿の画像を読み取
る読取手段と、該自動原稿送り装置に設けられ原稿の幅
を検出するとともに搬送されている原稿の有無を検出す
る検出手段と、少なくとも、検出手段で検出した原稿の
幅と原稿用紙送り装置で所定長さだけ原稿を搬送したと
きの原稿の有無に基づいて、あるいは、検出手段で検出
した原稿の幅と該幅から原稿の長さを仮定し該仮定した
長さの略半分の長さだけ原稿を搬送したときの原稿の有
無に基づいて、原稿のサイズを判定する制御手段を有す
ることを特徴とするものである。
【0009】図5にも示したように、同じ原稿幅を有す
る原稿サイズは、原稿長に大きな相違がある。これを利
用し、所定長さだけ原稿を搬送したとき、まだ原稿が存
在すれば原稿長の長い方の原稿サイズであり、原稿が存
在しなければ原稿長の短い方の原稿サイズであるとし
て、原稿サイズを決定することができる。また、A列規
格およびB列規格の原稿では原稿長が2倍あるいは1/
2の関係がある。これを利用し、原稿幅から仮定できる
原稿サイズのうち、原稿長の長い方の略半分の長さだけ
原稿を搬送したとき、まだ原稿が存在すれば原稿長の長
い方の原稿サイズであり、原稿が存在しなければ原稿長
の短い方の原稿サイズであるとして、原稿サイズを決定
することができる。このようにして、原稿長の長い方の
原稿をすべて読み取るまで待つことなく、原稿サイズを
決定することができる。
【0010】また本発明は、原稿読取記録装置におい
て、上述のような原稿読取装置と、複数の被記録媒体を
選択的に用いて読取手段で読み取った画像を記録する記
録手段を有し、制御手段は、原稿のサイズを判定した時
点で記録手段において画像を記録する被記録媒体を選択
し、記録手段に画像の記録動作を開始させることを特徴
とするものである。原稿読取装置では、読取手段で原稿
長の長い原稿をすべて読み取る前に原稿サイズを決定す
ることができるので、決定した原稿サイズによって被記
録媒体を選択し、記録動作を開始する。これによって、
記録開始までの時間を短縮し、利用者の利便性を向上さ
せることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態を
含む複合機の一例を示すブロック図である。図中、11
は主制御部、12は表示部、13は操作部、14は読取
部、15は、自動原稿送り装置、16はセンサ部、17
は記録部、18はNCU、19はモデム、20は画像メ
モリ、21はRAM、22はROM、23はバスであ
る。
【0012】主制御部11は、装置全体を制御し、各部
を動作させて、画像送受信機能、コピー機能などを実現
する。特に、送信機能やコピー機能などにおいて読取部
14の自動原稿送り装置15から画像を読み取る際に
は、センサ部16における原稿幅の検出結果を取得す
る。そして、自動原稿送り装置15が所定長さだけ搬送
した後、原稿の有無をセンサ部16で検出する。あるい
は、原稿幅の検出結果をもとに仮定した長さの略半分の
長さだけ搬送した後、原稿の有無をセンサ部16で検出
する。この検出結果と、さきの原稿幅の検出結果とから
原稿サイズを判定する。そして、判定した原稿サイズに
基づいて、送信サイズや記録部17で用いる被記録媒体
のサイズを決定し、決定した送信サイズあるいは被記録
媒体を用いて、送信あるいは記録を行わせる。
【0013】表示部12は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。操作部13
は、利用者が各種の設定や指示などを行う際に用いられ
る。例えば、送信機能あるいはコピー機能の選択や、選
択した機能の実行指示などを行うことができる。
【0014】読取部14は、原稿から送信あるいはコピ
ーすべき画像を読み取る。読取部14には、自動原稿送
り装置15が備えられている。自動原稿送り装置15に
は、1ないし複数の原稿を載置することができる。自動
原稿送り装置15は、原稿の画像を読取部14で読み取
る際に、載置されている原稿を1枚ずつ読取部14に搬
送し、読取後の原稿を排出する。自動原稿送り装置15
にはセンサ部16が設けられている。センサ部16は、
自動原稿送り装置15に載置された原稿の原稿幅を検出
するための1ないし複数個の幅センサと、搬送中の原稿
の有無を検出する原稿有センサなどを有している。な
お、自動原稿送り装置15に載置された原稿の原稿長を
検出する手段は設けられていないものとする。
【0015】記録部17は、受信した画像あるいは読取
部14で読み取った画像を被記録媒体上に形成する。記
録方法としては、例えば電子写真方式やインクジェット
方式など、種々の方式を採用することができる。記録部
17には、例えば複数のサイズや向きの被記録媒体を装
填可能に構成することができる。この場合、いずれのサ
イズや向きの被記録媒体を用いるかは、主制御部11か
らの指示によって選択することができる。例えばコピー
機能を利用する際には、センサ部16による検出結果に
従って主制御部11が決定した原稿サイズに基づいて、
被記録媒体を選択することができる。なお、被記録媒体
としては、用紙のほか、OHPシートや布など、記録可
能なものであればどのようなものでもよい。
【0016】NCU18は、回線を制御して外部機器と
の通信を行う。画像の送信時には、例えばセンサ部16
による検出結果に従って主制御部11が決定した送信サ
イズ基づいて行うことができる。モデム19は、送受信
する画像データの変復調を行う。
【0017】画像メモリ20は、送信する画像データや
受信した画像データ、読取部14で読み取った画像デー
タ、記録部17で記録すべき画像データ、その他処理中
の画像データなどを蓄積する。
【0018】RAM21は、主制御部11や他の各部の
処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。
ROM22は、主制御部11の動作を規定したプログラ
ムや、固定的なデータなどが格納されている。なお、主
制御部11がセンサ部16における原稿幅の検出結果を
もとに仮定する原稿の長さや、センサ部16における検
出結果から原稿サイズを判別する際に用いるデータなど
をRAM21またはROM22に格納しておくことがで
きる。
【0019】バス23は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部14、センサ部16、記録部17、
NCU18、モデム19、画像メモリ20、RAM2
1、ROM22等を相互に接続しており、これらの間の
データ転送を可能にしている。
【0020】図2は、読取部14,自動原稿送り装置1
5,センサ部16の概要を示す模式図である。図中、3
1,31a〜31dは幅センサ、32は原稿有センサ、
33は読取位置センサ、34は原稿載置台、35は搬送
ロール、36は読取ユニット、37は繰り出しローラで
ある。原稿は原稿載置台34上に載置される。載置され
た原稿の先端部付近には1ないし複数個の幅センサ31
が設けられている。この例では4つの幅センサ31a〜
31dが設けられている。
【0021】幅センサ31は、原稿が原稿載置台34に
載置された時点で、原稿の有無を検知する。幅センサ3
1aは、原稿が図5(A)に示すA3幅を検出するが、
B4幅以下では原稿を検出しないセンサである。幅セン
サ31bは、原稿が図5(B)に示すB4幅以上の場合
に原稿を検出するが、A4幅以下では原稿を検出しない
センサである。幅センサ31cは、原稿が図5(C)に
示すA4幅以上の場合に原稿を検出するが、B5幅以下
では原稿を検出しないセンサである。幅センサ31d
は、原稿が図5(D)に示すB5幅以上の場合に原稿を
検出するが、A5幅以下では原稿を検出しないセンサで
ある。これらの各幅センサ31の原稿の検出の有無によ
って、主制御部11は原稿幅を知ることができる。例え
ば幅センサ31bが原稿を検出し、幅センサ31aが原
稿を検出しなければ、原稿幅はB4幅である。また、幅
センサ31cが原稿を検出し、幅センサ31bが原稿を
検出しなければ、原稿幅はA4幅である。他のサイズに
ついても同様である。
【0022】原稿載置台34に載置されている原稿は、
繰り出しローラ37の回動によって上部の1枚が分離さ
れて繰り出される。それとともに搬送ロール35が回動
し、原稿は搬送ロール35の周囲に沿って搬送される。
原稿有センサ32は、その搬送経路に設けられており、
搬送中の原稿の有無を検出することができる。原稿は上
述のように繰り出しローラ37によって1枚ずつ送られ
るので、この原稿有センサ32によって、搬送されてく
る原稿の先端および後端も検出することができる。原稿
を所定長さだけ搬送した後、あるいは、幅センサ31で
検出した原稿幅をもとに仮定した長さの略半分の長さだ
け搬送した後、この原稿有センサ32によって原稿の有
無を検出する。これによって、同じ原稿幅を有する異な
る原稿サイズを判別することができる。
【0023】なお、原稿有センサ32は、なるべく早く
原稿長さを特定するために、なるべく原稿が載置されて
いる先端位置に近い方がよい。この例では、複数の幅セ
ンサ31よりも、多少、搬送ロール35の回転方向にず
れた位置に設けられている。さらに、原稿有センサ32
は、どのような原稿幅の原稿が搬送された場合でも、搬
送する原稿を検知できる位置に設ける必要がある。例え
ば原稿を図示しない原稿ガイドによって挟み、搬送路の
中央に位置させる構成では、原稿有センサ32は搬送路
の中央に設けるとよい。また、搬送路の一端に寄せて原
稿をセットする構成では、搬送路の原稿を寄せる端部近
傍に設けるとよい。原稿の搬送中は、原稿有センサ32
が原稿を検出していれば幅センサ31は原稿幅の検出が
可能な状態となっている。なお、原稿が1枚のみであれ
ば、幅センサ31によって原稿有センサ32の機能を代
行させてもよい。
【0024】搬送ロール35によって読取ユニット36
と対向する位置に原稿が搬送されると、原稿の画像が読
み取られる。その少し手前には、読取位置センサ33が
設けられており、原稿の搬送タイミングと読取ユニット
36による読取タイミングの同期が図られている。読取
ユニット36としては、光源からの光を原稿に照射し、
反射光を受光して電気信号に変換する反射型のスキャナ
ユニットを用いることができる。原稿を搬送しながら読
取ユニット36によって各ラインごとに画像を読み取っ
てゆくことができる。なお、読取ユニット36は主制御
部11が決定した原稿サイズに応じて決定されるライン
数だけ、読み取りを行う。画像を読み取った後の原稿
は、そのまま排出される。
【0025】なお、図2に示した構成は一例であって、
他の原稿送り方式を用いた自動原稿送り装置を適用する
など、各種の変形が可能である。
【0026】図3は、本発明の実施の一形態を含む複合
機の一例におけるコピー時の動作の一例を示すフローチ
ャートである。S41において、センサ部16の幅セン
サ31による原稿の検知結果を取得し、S42におい
て、自動原稿送り装置15の原稿載置台34に原稿が載
置されたか否かを判定する。原稿が載置されるまで、幅
センサ31によって原稿の載置を監視する。
【0027】自動原稿送り装置15の原稿載置台34に
原稿が載置されると、幅センサ31の検出結果から原稿
幅を判定する。そして、その原稿幅に応じた処理を行
う。まず、S43において原稿幅がA3幅であることが
検出されたときには、図5(A)に示すように原稿サイ
ズとしてA3またはA4Rが考えられる。ここでは原稿
長さをA3の長辺の長さと仮定する。そして、S44に
おいて、仮定した原稿長さの半分のA4の短辺の長さだ
け搬送し、また読取部14において原稿の画像を読み取
る。A4の短辺の長さだけ搬送した時点で、S45にお
いて、センサ部16の原稿有センサ32による原稿の有
無の検出結果を参照する。このとき原稿が存在していれ
ば、原稿サイズはA3であったものとして、S46にお
いて、記録部17で記録する被記録媒体のサイズとして
A3を選択する。原稿が存在していなければ、原稿サイ
ズはA4Rであったものとして、S47において、被記
録媒体のサイズとしてA4Rを選択する。
【0028】他の原稿幅の場合も同様である。S48に
おいて原稿幅がB4幅であることが検出されたときに
は、図5(B)に示すように原稿サイズとしてB4また
はB5Rが考えられる。ここでは原稿長さをB4の長辺
の長さと仮定する。そして、S49において、仮定した
原稿長さの半分のB5の短辺の長さだけ搬送し、また読
取部14において原稿の画像を読み取る。B5の短辺の
長さだけ搬送した時点で、S50において、センサ部1
6の原稿有センサ32による原稿の有無の検出結果を参
照する。このとき原稿が存在していれば、原稿サイズは
B4であったものとして、S51において、記録部17
で記録する被記録媒体のサイズとしてB4を選択する。
原稿が存在していなければ、原稿サイズはB5Rであっ
たものとして、S52において、被記録媒体のサイズと
してB5Rを選択する。
【0029】以下同様に、S53において原稿幅がA4
幅であることが検出されたときには、図5(C)に示す
ように原稿サイズとしてA4またはA5Rが考えられる
ので、原稿長さをA4の長辺の長さと仮定する。そし
て、S54において、A4の原稿長さの半分のA5の短
辺の長さだけ搬送し、また読取部14において原稿の画
像を読み取る。A5の短辺の長さだけ搬送した時点で、
S55において、センサ部16の原稿有センサ32によ
る原稿の有無の検出結果を参照する。このとき原稿が存
在していれば、原稿サイズをA4と判定し、S56にお
いてA4の被記録媒体を選択する。原稿が存在していな
ければ、原稿サイズをA5Rと判定し、S57におい
て、A5Rの被記録媒体を選択する。
【0030】S58において原稿幅がB5幅であること
が検出されたときには、図5(D)に示すように原稿サ
イズとしてB5またはB6Rが考えられるので、原稿長
さをB5の長辺の長さと仮定する。そして、S59にお
いて、B5の原稿長さの半分のB6の短辺の長さだけ搬
送し、また読取部14において原稿の画像を読み取る。
B6の短辺の長さだけ搬送した時点で、S60におい
て、センサ部16の原稿有センサ32による原稿の有無
の検出結果を参照する。このとき原稿が存在していれ
ば、原稿サイズをB5と判定し、S61においてB5の
被記録媒体を選択する。原稿が存在していなければ、原
稿サイズをB6Rと判定し、S62において、B6Rの
被記録媒体を選択する。
【0031】以下同様に、S63において原稿幅がA5
幅であることが検出されたときには、図5(E)に示す
ように原稿サイズとしてA5またはA6Rが考えられる
ので、原稿長さをA5の長辺の長さと仮定する。そし
て、S64において、A5の原稿長さの半分のA6の短
辺の長さだけ搬送し、また読取部14において原稿の画
像を読み取る。A6の短辺の長さだけ搬送した時点で、
S65において、センサ部16の原稿有センサ32によ
る原稿の有無の検出結果を参照する。このとき原稿が存
在していれば、原稿サイズをA5と判定し、S66にお
いてA5の被記録媒体を選択する。原稿が存在していな
ければ、原稿サイズをA6Rと判定し、S67におい
て、A6Rの被記録媒体を選択する。
【0032】このようにして被記録媒体の選択が行われ
ると、主制御部11は記録部17に指示し、選択したサ
イズの被記録媒体を用いた記録動作を開始させる。な
お、読取部14における画像の読み取りは続行され、判
定された原稿サイズの画像を読み取り終えるまで続けら
れる。このように本発明では、原稿の読取終了を待たず
に原稿サイズを判定し、被記録媒体を選択できるので、
読取開始から記録開始までの時間を短縮することができ
る。例えば原稿幅を短辺にもつ原稿サイズでは、ほぼ半
分の読取時間で記録を開始することができる。
【0033】以後、1枚の原稿の画像読取が終了した
ら、自動原稿送り装置15は次の原稿を読取部14に給
送して、画像の読み取りを行う。それと並行して、記録
部17は、選択されているサイズの被記録媒体への画像
の記録を行う。自動原稿送り装置15の原稿載置台34
に載置された原稿がなくなり、最後の原稿の画像を記録
部17で記録すると、一連のコピー動作を終了する。
【0034】なお、上述の例では図5に示した各原稿サ
イズについて、それぞれの原稿サイズを判定する例を示
した。これ以外のサイズの原稿については、例えばレタ
ーサイズなどのように規格化されているサイズについて
は上述と同様にして原稿サイズの判定を行うことが可能
である。また、これ以外のサイズにも対応する場合に
は、従来と同様に原稿の後端を検出して原稿長を決定す
るように構成すればよい。
【0035】また、記録部17では、選択される可能性
のあるすべてのサイズの被記録媒体を用意しておく必要
はない。主制御部11で選択したサイズの被記録媒体が
セットされていない場合には、利用者にそのサイズの被
記録媒体のセットを指示すればよい。この場合にも本発
明によれば、原稿の読取開始から被記録媒体のセットの
指示までの時間を短縮することができる。もちろん、こ
の指示に反して利用者は任意のサイズの被記録媒体を選
択することができる。
【0036】さらに、倍率が指示されて画像を拡大ある
いは縮小して記録する場合には、判定した原稿サイズと
倍率とに従って被記録媒体のサイズを決定すればよい。
もちろん、他の機能を利用することもでき、その場合に
は利用する機能に応じて被記録媒体のサイズを決定すれ
ばよい。
【0037】なお、図1に示した例では、ファクシミリ
送受信機能とコピー機能を併せ持つ複合機として示した
が、これに限らず、NCU17およびモデム18を設け
ずに通信機能を有しないコピー機として構成することが
できる。図4は、本発明の実施の一形態を含む別の例を
示すブロック図である。図中、24はインタフェースで
ある。この例のように、画像を読み取る機能のみの装置
として構成することもできる。読み取った画像は、イン
タフェース24を介して、例えばコンピュータなどの外
部機器へと転送される。このような構成の場合、原稿サ
イズの判定結果もインタフェース24を介して外部機器
に出力することができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、自動原稿送り装置を有しており、原稿幅を検
出できるが、原稿長を検出できない場合に、原稿をすべ
て読み取る前に原稿サイズを判定することができる。ま
た記録手段を有している場合には、判定した原稿サイズ
から被記録媒体を選択し、記録動作を開始することがで
きるので、原稿の読取開始から記録開始までの時間を短
縮することができる。これによって、利用者の利便性を
向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を含む複合機の一例を示
すブロック図である。
【図2】読取部14,自動原稿送り装置15,センサ部
16の概要を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の一形態を含む複合機の一例にお
けるコピー時の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の実施の一形態を含む別の例を示すブロ
ック図である。
【図5】原稿幅と原稿サイズの関係の説明図である。
【符号の説明】
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…
読取部、15…、自動原稿送り装置、16…センサ部、
17…記録部、18…NCU、19…モデム、20…画
像メモリ、21…RAM、22…ROM、23…バス、
24…インタフェース、31,31a〜31d…幅セン
サ、32…原稿有センサ、33…読取位置センサ、34
…原稿載置台、35…搬送ロール、36…読取ユニッ
ト、37…繰り出しローラ。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H012 CA08 2H076 BA20 BA63 BA87 BB02 BB04 3F343 FA03 FB03 HA12 HA33 HB01 MA03 MA09 MA23 MA26 MA54 MB03 MB09 MC21 5C072 AA01 BA03 NA08 RA01 RA02 XA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動原稿送り装置を有し原稿の画像を読
    み取る読取手段と、該自動原稿送り装置に設けられ原稿
    の幅を検出するとともに搬送されている原稿の有無を検
    出する検出手段と、少なくとも前記検出手段で検出した
    原稿の幅と前記原稿用紙送り装置で所定長さだけ原稿を
    搬送したときの原稿の有無に基づいて原稿のサイズを判
    定する制御手段を有することを特徴とする原稿読取装
    置。
  2. 【請求項2】 自動原稿送り装置を有し原稿の画像を読
    み取る読取手段と、該自動原稿送り装置に設けられ原稿
    の幅を検出するとともに搬送されている原稿の有無を検
    出する検出手段と、少なくとも前記検出手段で検出した
    原稿の幅と該幅から原稿の長さを仮定し該仮定した長さ
    の略半分の長さだけ原稿を搬送したときの原稿の有無に
    基づいて原稿のサイズを判定する制御手段を有すること
    を特徴とする原稿読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の原稿読
    取装置と、複数の被記録媒体を選択的に用いて前記読取
    手段で読み取った画像を記録する記録手段を有し、前記
    制御手段は、原稿のサイズを判定した時点で前記記録手
    段において画像を記録する被記録媒体を選択し、前記記
    録手段に画像の記録動作を開始させることを特徴とする
    原稿読取記録装置。
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US8730516B2 (en) 2011-08-31 2014-05-20 Fuji Xerox Co., Ltd. Image reading device, image reading method, and image forming apparatus
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