JP2000096758A - 寄棟屋根の架構構造及び構築方法 - Google Patents

寄棟屋根の架構構造及び構築方法

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JP2000096758A
JP2000096758A JP10269594A JP26959498A JP2000096758A JP 2000096758 A JP2000096758 A JP 2000096758A JP 10269594 A JP10269594 A JP 10269594A JP 26959498 A JP26959498 A JP 26959498A JP 2000096758 A JP2000096758 A JP 2000096758A
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roof
truss
parallel
erected
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Yoshimichi Kawai
良道 河合
Jun Shimizu
潤 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度良く、かつ簡易組立て可能な寄棟屋根の
架構構造と構築方法を提供する。 【解決手段】 下弦材と上弦材で構成される3角形の屋
根トラスを複数平行に立設し、各屋根トラスの頂部間に
棟木を架設し、下弦材を前記棟木と平行な軒桁に支持
し、妻方向端部に位置する屋根トラスと、隅木と軒桁
と、これらに架設される垂木とで寄棟が構築される架構
構造であって、前記妻方向端部に位置するガーダー屋根
トラス21の下弦材22と、前記棟木長手方向と直角に
位置する軒桁12との間に複数の天井根太30を平行に
架設し、前記2方向に配置の軒桁6,12が交わる2つ
の各軒隅14から前記ガーダー屋根トラス21の頂部に
伸長して1本部材の隅木31を架設し、前記棟木24長
手方向と直角配置の軒桁12と、隅木31と、ガーダー
屋根トラス21の頂部27との間に垂木16aを架設し
て寄棟屋根を構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は寄棟屋根の架構構造
及び、構築方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】寄棟屋根の建築物は雨仕舞が良く、外観
も優美であるなどの理由から最近多く建築されるように
なっている。従来、この寄棟屋根の架構構造は図9,図
10に示すようになっている。
【0003】各図において、それぞれ溝形鋼製の下弦材
2と上弦材3で構成される2等辺3角形の屋根トラス1
aが複数平行に立設され、各屋根トラス1aの頂部4間
に棟木5が架設され、下弦材2の両端が前記棟木5と平
行に配置の軒桁6に支持固定されている。
【0004】さらに、棟木5の両端に配置される屋根ト
ラス(以下これをガーダー屋根トラスという)1のさら
に妻側に下弦材7と水平上弦材8と左右の斜材10とで
構成され、その背丈が徐々に外側に行くにつれて低くな
った複数の台形トラス11が互いに平行に配設され、そ
の下弦材7が前記棟木5と平行な軒桁6に支持固定され
ている。
【0005】前記軒桁6に対し、棟木5と直角配置の軒
桁12が設けられ、各軒桁6,12は建物の壁を構築す
るための複数本の柱13の上端に支持固定されている。
【0006】直角方向から2つの軒桁6,12が交わる
2つの各軒隅14から前記複数の台形トラス11のうち
の、最外側の台形トラス11aにおける水平上弦材8と
両斜材10との交差部にかけて隅木15が伸長してい
る。また、最外側の台形トラス11aの水平上弦材8
と、隅木15と、一方の軒桁12との間に配付トラス1
6bが配設される。ガーダー屋根トラス1の上弦材3
と,台形トラス11の水平上弦材8と,両斜材10と,
配付トラス16bに野地板17が固着され寄棟屋根が構
築される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の寄棟屋根の架構
構造は、台形トラス11を複数平行に並べた構造であ
ること、最外側(最下段)の台形トラス11aの水平
上弦材8と,一方の軒桁12との間に配付トラス16b
が配設される構造であるため、(A)図9のA部で示す
立体交差部が多数個所生じ、(B)各部材との接合部も
多くなり、(C)部材が多数必要となる。そのため、施
工工数,部材コストが増大する欠点がある。(D)さら
に、隅木15は軒隅14から棟部18まで伸長しておら
ず、図10に点線9で示すように隅木15が切断されて
おり、軒桁6,12と棟木5とが一体化した構造でない
ため、精度確保が困難であるなどの問題がある。
【0008】本発明は前記従来の欠点を解決した寄棟屋
根の架構構造と構築方法を提供することを目的とする。
【0009】本発明は新規な発想にもとづいて、寄棟屋
根において次の,,を改良点のポイントとした。 隅木を軒隅から棟部まで連続化することにより、精
度確保,立体交差部と接合部の削減,部材数を削減を行
う。 耐力上、隅木を中間部にて支える必要が生じた場合
には、隅木トラスを組み又は、台形トラスを隅木の下に
配設することで隅木を切断しない。 天井根太を最初に組立て、この天井根太を足場とす
ることで、天井上部での小屋組みを可能とする。天井根
太はトラスの下弦材も兼ねる。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記改良点のポイントを
ふまえて、本発明は次のように構成した。本発明に係る
寄棟屋根の架構構造は、下弦材と上弦材で構成される3
角形の屋根トラスを複数に平行に立設し、各屋根トラス
の頂部間に棟木を架設し、下弦材を前記棟木と平行な軒
桁に支持し、妻方向端部に位置するガーダー屋根トラス
と、隅木と軒桁と、これらに架設される垂木とで寄棟が
構築される架構構造であって、前記妻方向端部に位置す
るガーダー屋根トラスの下弦材と、前記棟木長手方向と
直角に位置する軒桁との間に複数の天井根太を平行に架
設し、前記2方向に配置の軒桁が交わる2つの各軒隅か
ら、前記ガーダー屋根トラスの頂部に伸長して1本部材
の隅木を架設し、前記棟木長手方向に直角配置の軒桁
と、隅木と、ガーダー屋根トラスの頂部との間に垂木を
架設してなる構成を特徴とする。本発明において、前記
ガーダー屋根トラスと平行に台形トラスを配設して、そ
の下弦材を前記棟木と平行配置の軒桁に支持させ、かつ
台形トラスの水平上弦材で前記隅木を支持させ、前記天
井根太の一端を前記ガーダー屋根トラスの下弦材に支持
させるのに代えて、前記台形トラスの下弦材に支持させ
る構成を特徴とする。また、本発明において、前記隅木
と、前記軒隅と、ガーダー屋根トラスの下弦材中央部と
の間に隅木下弦材を架設して隅木トラスを構成すること
を特徴とする。本発明は、下弦材と上弦材で構成される
3角形の屋根トラスを複数に平行に立設し、各屋根トラ
スの頂部間に棟木を架設し、下弦材を前記棟木と平行な
軒桁に支持し、妻方向端部に位置するガーダー屋根トラ
スと、隅木と、軒桁と、これらに架設される垂木とで寄
棟を構築する方法であって、前記妻方向端部に位置する
ガーダー屋根トラスの下弦材を前記棟木と平行配置の軒
桁に支持させ、次に、ガーダー屋根トラスの下弦材と、
前記棟木長手方向と直角に位置する軒桁との間に複数の
天井根太を平行に架設し、次に、前記2方向に配置の軒
桁が交わる2つの各軒隅から、前記ガーダー屋根トラス
の頂部に伸長して1本部材の隅木を架設し、次に、前記
棟木長手方向と直角配置の軒桁と、隅木と、ガーダー屋
根トラスの頂部との間に垂木を架設してなる構成を特徴
とする。また、他の発明に係る寄棟屋根の構築方法は、
下弦材と上弦材で構成される3角形の屋根トラスを複数
平行に立設し、各屋根トラスの頂部間に棟木を架設し、
下弦材を前記棟木と平行な軒桁に支持し、妻方向端部に
位置するガーダー屋根トラスと、隅木と、軒桁と、これ
らに架設される垂木とで寄棟を構築する方法であって、
前記妻方向端部に位置するガーダー屋根トラスおよび、
これと平行配置の台形トラスのそれぞれの下弦材を前記
棟木と平行配置の軒桁に支持させ、次に、台形トラスの
下弦材と前記棟木長手方向と直角に位置する軒桁との間
に複数の天井根太を平行に架設し、次に、前記2方向に
配置の軒桁が交わる2つの各軒隅から前記ガーダー屋根
トラスの頂部に伸長して1本部材の隅木を架設し、その
隅木を前記台形トラスで支持させ、次に、前記棟木長手
方向と直角配置の軒桁と、隅木と、ガーダー屋根トラス
の頂部との間に垂木を架設することを特徴とする。
【0011】本発明によると、妻方向端部のガーダー屋
根トラスの頂部と軒隅部との間に連続化した1本部材の
隅木が伸長して架設されるので、この連続化した隅木を
介してガーダー屋根トラス頂部と、軒桁とが一体化され
るので、精度が確保され、かつ、それに伴って従来の台
形トラスが削減され、それにより立体交差部と、各部材
の接合部が削減され、部材数も削減される。
【0012】また、隅木を中間部で支える必要が生じた
場合は、隅木トラスを組み、又はこの連続化した隅木の
下に当該隅木を切断することなく台形トラスを配設する
ことで隅木の耐力が向上する。
【0013】また、前記妻側端部のガーダー屋根トラス
の下弦材又は、台形トラスの下弦材と、棟木に直角配置
の軒桁との間に天井根太を架設するので、この天井根太
を最初に組み立て、これを足場とすることで、天井上部
にて小屋組みが可能であり、また、天井根太はトラスの
下弦材をも兼ねることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1〜図3は第1実施形態における施
工順を示し、図4,図5は説明図である。
【0015】第1実施形態に係る寄棟屋根の架構構造に
おいては、各部材に薄鋼板製の溝形鋼が使用され、ま
た、互いに平行関係にある2組の軒桁6,12が矩形に
組まれている。各軒桁6,12は建物の壁面を取付ける
複数の柱19(図4に示す)の上端に取付けられる。
【0016】図1〜図3は寄棟屋根における一方の妻部
を示している。つまり図では、下弦材22と、2つの上
弦材23により組まれてなる2等辺3角形の妻側端部に
位置するガーダー屋根トラス21が示されている。現実
の施工に際しては、このガーダー屋根トラス21から図
示左方向にかけて所定の間隔で複数かつ平行に屋根トラ
スが配設され、各屋根トラスの頂部間には、図4に示す
棟木24が両妻方向に伸長して架設され、接合金物25
を介して固定金具により固着されている。ガーダー屋根
トラス21は妻方向端部に位置し、主として屋根荷重を
負担している。
【0017】矩形に組まれた軒桁6,12に対し、ガー
ダー屋根トラス21の下弦材22の両端部が相対する軒
桁6に載置支持され、接合金物25を介して固定金具2
6により固着される。ガーダー屋根トラス21は、その
頂部27と下弦材22との間に束部材28が架設され、
かつ2つの上弦材23と下弦材22の間の複数のラチス
材29が架設され、その枠組が補強されている。
【0018】ガーダー屋根トラス21の下弦材22及
び、この下弦材22と平行な一方の軒桁12との間に、
複数本の天井根太30が平行かつ一定間隔で架設され、
接合金物を介して固定金具で固着される。この天井根太
30の一端は軒桁12上面に支持固定され、他端はガー
ダー屋根トラス21の下弦材22と同じ高さレベルであ
って、その端面が下弦材22の側面に接合金物を介して
固定金具により固着される。
【0019】次に、図2に示すように、2方向に配置の
軒桁6,12が交わる2つの軒隅14から、前記ガーダ
ー屋根トラス21の頂部27に伸長して1本部材の隅木
31が架設され、その頂部27および軒隅14の接合部
は、接合金物を介して固定金具で固着される。
【0020】次に図3に示すように、棟木24と直角配
置の軒桁12と、隅木31とガーダー屋根トラス21と
の間に複数の垂木16aを架設し、接合金物25を介し
て固定金具26により固着して寄棟屋根の傾斜架構が構
築される。
【0021】第1実施形態において、隅木31の耐力を
一層向上する必要があるときは、図3に示すように隅木
31自体をトラス構造とする。つまり、隅木31と軒桁
6,12が交わる軒隅14からガーダー屋根トラス21
の下弦材22の中央部にかけて隅木下弦材32を架設
し、隅木31と隅木下弦材32の間に複数のラチス材2
9を架設して隅木トラスを構築する。前記において、隅
木下弦材32は天井根太30の上面に配置される。
【0022】第1実施形態において、隅木31は1本部
材で連続化して構成され、軒桁6,12とガーダー屋根
トラス21の頂部27とが連結されるので、降棟部の精
度を確保し易く、かつ従来の台形トラス等の立体交差部
を無くし、部材数も削減され、さらに接合個所が削減さ
れる。
【0023】さらに、ガーダー屋根トラス21を組立て
た後に天井根太30を組み、その後に隅木31,垂木1
6a等を用いて小屋組みを行うので、その小屋組みに際
し、天井根太30を足場にでき、施工が簡易化される。
【0024】図6〜図8は第2実施形態を示す。第2実
施形態では、隅木31の耐力向上のため補強構造が第1
実施形態における隅木トラス形式と異なっており、この
第2実施形態では、軒隅14から棟部18に伸長する隅
木31の下側に台形トラス33を配設することで、隅木
31の耐力を増強している。
【0025】台形トラス33は、図示のように下弦材3
4と水平上弦材35と2つの斜材36を台形に組んで構
成され、さらに下弦材34と、水平上弦材35および2
つの斜材36の間にラチス材37を架設して構成され
る。
【0026】前記台形トラス33は、天井根太30と隅
木31を組む前に、ガーダー屋根トラス21と平行に立
設され、かつガーダー屋根トラス21と同様に、下弦材
34の両端が棟木24と平行な軒桁6に支持固着され
る。第2実施形態では、天井根太30の一端は台形トラ
ス33の下弦材34に当てがわれ、これに接合金物を介
して固定金具により固着される。
【0027】前述の天井根太30を組み立てた後、1本
部材の隅木31が軒隅14からガーダー屋根トラス21
の頂部27に架設される。この場合、図6に示すように
隅木31の中間部は台形トラス33の水平上弦材35で
支えられ、この部材に接合金物25を介して固定金具2
6により固着される。前記の作業は、天井根太30に足
場板38を載置し、その上で作業できる。前述のように
隅木31が台形トラス33で支持される寄棟の架構構造
にあっては、屋根荷重はガーダー屋根トラス21,隅木
31,台形トラス33,天井根太30で受けられ、さら
に軒桁6,12壁へと伝達される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
妻方向端部の屋根トラスの頂部と、軒隅部との間に連続
化した1本部材の隅木が伸長して架設されるので、この
連続化した隅木を介して屋根トラス頂部と軒桁とが一体
化されて、寄棟屋根の架構精度が確保され、かつ、それ
に伴って従来の台形トラスが削減され、それにより立体
交差部と各部材の接合部が削減され、部材数も削減され
るので、施工費、材料費のコストダウンが可能となる。
【0029】また、隅木を中間部で支える必要が生じた
場合は、この連続化した隅木の下に当該隅木を切断する
ことなく隅木トラスを組み又は、台形トラスを配設する
ことで隅木の耐力が向上する。
【0030】また、前記妻側端部の屋根トラスまたは台
形トラスの下弦材と、棟木に直角配置の軒桁との間に天
井根太を架設するので、この天井根太を最初に組み立
て、これを足場とすることで、天井上部にて小屋組みが
可能であり、また、天井根太はトラスの下弦材をも兼ね
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る寄棟架構の第1施工工程を
示す斜視図である。
【図2】第2施工工程を示す斜視図である。
【図3】第3(最終)施工工程を示す斜視図である。
【図4】第1実施形態におけるガーター屋根トラスの側
面説明図である。
【図5】図4の平面図で、天井根太に足場板を載せた状
態を示す図である。
【図6】第2実施形態に係る寄棟架構の斜視図である。
【図7】図6の平面図で、天井根太に足場板を載せた状
態を示す図である。
【図8】台形トラスの側面図である。
【図9】従来の寄棟屋根の一例を示す斜視図である。
【図10】(A)は、図9の寄棟の平面説明図、(B)
は、図(A)の台形トラスの側面図、(C)は、図
(A)の配付トラス(垂木)の側面図、(D)は図
(A)の隅木の側面図である。
【符号の説明】
1 屋根トラス 2 下弦材 3 上弦材 4 頂部 5 棟木 6 軒桁 7 下弦材 8 水平上弦材 10 斜材 11 台形トラス 12 軒桁 13 柱 14 軒隅 15 隅木 16a 垂木 16b 配付トラス 17 野地板 18 棟部 19 柱 21 ガーダ屋根トラス 22 下弦材 23 上弦材 24 棟木 25 接合金物 26 固定金具 27 頂部 28 束部材 29 ラチス材 30 天井根太 31 隅木 32 隅木下弦材 33 台形トラス 34 下弦材 35 水平上弦材 36 斜材 37 ラチス材 38 足場

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下弦材と上弦材で構成される3角形の屋
    根トラスを複数平行に立設し、各屋根トラスの頂部間に
    棟木を架設し、下弦材を前記棟木と平行な軒桁に支持
    し、妻方向端部に位置するガーダー屋根トラスと、隅木
    と軒桁と、これらに架設される垂木とで寄棟が構築され
    る架構構造であって、前記妻方向端部に位置するガーダ
    ー屋根トラスの下弦材と、前記棟木長手方向と直角に位
    置する軒桁との間に複数の天井根太を平行に架設し、前
    記2方向に配置の軒桁が交わる2つの各軒隅から、前記
    ガーダー屋根トラスの頂部に伸長して1本部材の隅木を
    架設し、前記棟木長手方向に直角および平行配置の軒桁
    と、隅木との間に垂木を架設してなる寄棟屋根の架構構
    造。
  2. 【請求項2】 前記ガーダー屋根トラスと平行に台形ト
    ラスを配設して、その下弦材を前記棟木と平行配置の軒
    桁に支持させ、かつ台形トラスの水平上弦材で前記隅木
    を支持させ、前記天井根太の一端を前記ガーダー屋根ト
    ラスの下弦材に支持させるのに代えて、前記台形トラス
    の下弦材に支持させる構成を特徴とする請求項1記載の
    寄棟屋根の架構構造。
  3. 【請求項3】 前記隅木と、前記軒隅と、ガーダー屋根
    トラスの下弦材中央部との間に隅木下弦材を架設して隅
    木トラスを構成することを特徴とする請求項1記載の寄
    棟屋根の架構構造。
  4. 【請求項4】 下弦材と上弦材で構成される3角形の屋
    根トラスを複数平行に立設し、各屋根トラスの頂部間に
    棟木を架設し、下弦材を前記棟木と平行な軒桁に支持
    し、妻方向端部に位置するガーダー屋根トラスと、隅木
    と、軒桁と、これらに架設される垂木とで寄棟を構築す
    る方法であって、前記妻方向端部に位置するガーダー屋
    根トラスの下弦材を、前記棟木と平行配置の軒桁に支持
    させ、次に、ガーダー屋根トラスの下弦材と、前記棟木
    長手方向に直角に位置する軒桁との間に複数の天井根太
    を平行に架設し、次に、前記2方向に配置の軒桁が交わ
    る2つの各軒隅から、前記ガーダー屋根トラスの頂部に
    伸長して1本部材の隅木を架設し、次に、前記棟木長手
    方向と直角および平行配置の軒桁と、隅木との間に垂木
    を架設する寄棟屋根の構築方法。
  5. 【請求項5】 下弦材と上弦材で構成される3角形の屋
    根トラスを複数平行に立設し、各屋根トラスの頂部間に
    棟木を架設し、下弦材を前記棟木と、平行な軒桁に支持
    し、妻方向端部に位置するガーダー屋根トラスと、隅木
    と、軒桁と、これらに架設される垂木とで寄棟を構築す
    る方法であって、前記妻方向端部に位置するガーダー屋
    根トラスおよび、これと平行配置の台形トラスのそれぞ
    れの下弦材を前記棟木と平行配置の軒桁に支持させ、次
    に、台形トラスの下弦材と、前記棟木長手方向と直角に
    位置する軒桁との間に複数の天井根太を平行に架設し、
    次に、前記2方向に配置の軒桁が交わる2つの各軒隅か
    ら前記ガーダー屋根トラスの頂部に伸長して1本部材の
    隅木を架設して、その隅木を前記台形トラスで支持さ
    せ、次に、前記棟木長手方向に直角および平行配置の軒
    桁と、隅木との間に垂木を架設する寄棟屋根の構築方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108729588A (zh) * 2018-08-19 2018-11-02 大连阔森特新型建材有限公司 一种钢木组合桁架连接构造

Cited By (2)

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