JP2000085514A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP2000085514A
JP2000085514A JP10258873A JP25887398A JP2000085514A JP 2000085514 A JP2000085514 A JP 2000085514A JP 10258873 A JP10258873 A JP 10258873A JP 25887398 A JP25887398 A JP 25887398A JP 2000085514 A JP2000085514 A JP 2000085514A
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bag
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vehicle
inner panel
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Shoichi Ibe
正一 伊部
Tadanobu Ide
忠信 井出
Kentaro Iwanaga
健太郎 岩永
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Araco Co Ltd
Tokai Rika Co Ltd
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
Araco Co Ltd
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋体の組み付けが容易でコストが安価なエア
バッグ装置を得る。 【解決手段】 インナパネル34とガーニッシュ36の
との間の衝撃吸収用のリブ42には、保持爪62、64
がルーフパネル26の側縁部28に沿って断続的に形成
されており、これらの保持爪62、64によって折り畳
み状態の袋体30が支持されている。袋体30は保持爪
62、64に保持された状態でリブ42と共にインナパ
ネル34へ取り付けられるが、袋体30は保持爪62、
64に保持されているため、弛みが抑制若しくは防止さ
れる。また、組付後の状態でも袋体30は保持爪62、
64に保持されるため、袋体30のインナパネル34へ
の固定部位を少なくでき、ボルト54等の締結部材を少
なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の天井部に沿
って設けられて乗員の側方で袋体を展開させるエアバッ
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の天井部の側縁部に沿って設けられ
た所謂側突用のエアバッグ装置は、概ね車両の前後方向
に沿って長手とされたチューブ状の袋体を備えている。
この袋体は車体(インナパネル)の室内側側方で折り畳
み状態にて配置されており、更に、袋体の室内側及び下
方は装飾用のガーニッシュで覆われている。袋体の前端
部及び後端部の何れかの近傍にはガス発生手段としての
インフレータが設けられており、インフレータにて発生
したガスが袋体の内部に充填されることで袋体が膨張し
てガーニッシュを押し開き、乗員の側方、特に、乗員の
頭部の側方で展開するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
長尺の袋体を備えた側突用のエアバッグ装置では、袋体
を折り畳み、且つ、その長手方向に沿って弛みなくセッ
トする必要があり、通常は多数の締結部材を用いて袋体
をその長手方向に沿って断続的(概ね30cmおき)に
固定している。このため、袋体の取り付けのための部品
点数や組付工数がかかり、コスト高となっていた。
【0004】本発明は、上記事実を考慮して、袋体の組
付けが容易でコストが安価なエアバッグ装置を得ること
が目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車体と車体の内側に設けられたガーニッシュとの間
で車両の天井側縁部に沿って折り畳み状態で配置された
長尺の袋体を気体圧力で膨張展開させるエアバッグ装置
であって、前記天井側縁部に沿って長尺とされ前記車体
とガーニッシュとの間に設けられる本体部分に前記折り
畳み状態の袋体をその長手方向に沿って保持する複数の
保持部が形成された保持体を備えることを特徴としてい
る。
【0006】上記構成のエアバッグ装置によれば、袋体
は、保持体の本体部分に形成された複数の保持部に折り
畳まれた状態でその長手方向に沿って連続的若しくは断
続的に保持される。この状態で保持体を車体とガーニッ
シュとの間にセットし、保持部の間の適宜位置で袋体が
車体に固定されることで袋体が組み付けられる。ここ
で、本エアバッグ装置では、袋体は保持体の保持部によ
り連続的若しくは断続的に保持されるため、組付時及び
組付後にも袋体が弛むことがない。しかも、袋体は車体
へ固定される以前に保持部により保持されているため、
袋体の車体への固定部位も少なくてよく、締結部材等の
固定手段の使用量を少なくできる。
【0007】なお、本発明において保持体を独立した装
置の一構成部材としてもよいし、また、他の部材(例え
ば、後述するエネルギー吸収部材のように、従来は保持
体としては機能しない部材)と共用若しくは代用しても
構わない。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
エアバッグ装置において、前記保持体の本体部分は、前
記ガーニッシュを介して前記車両の内側から入力された
所定値以上の荷重により変形し、当該荷重の運動エネル
ギーを吸収するエネルギー吸収部材であることを特徴と
している。
【0009】上記構成のエアバッグ装置によれば、保持
体の本体部分がエネルギー吸収部材とされており、例え
ば、乗員の身体が所定値以上の加速度でガーニッシュへ
当接すると、ガーニッシュを介してエネルギー吸収部材
が当接時の荷重により塑性変形或いは弾性変形して、荷
重の運動エネルギーを吸収する。
【0010】ところで、このようなエネルギー吸収部材
は、従来から車体とガーニッシュとの間に配置されてい
たが、このエネルギー吸収部材を保持体の本体部分とす
ることで、実質的に保持体の本体部分が不要となり、部
品点数が軽減されると共に、エネルギー吸収部材を組み
付けることで、保持体のセットも行えるので組付工程の
工数も軽減される。
【0011】
【発明の実施の形態】図3には本発明の第1の実施の形
態に係るエアバッグ装置10を搭載した車両12の室内
側からの側面図が示されており、図1には図3の1−1
線に沿った断面図が示されている。
【0012】図3に示されるように、エアバッグ装置1
0は軸方向がフロントピラー14に沿った方向とされた
ガス噴出手段としての円柱形状のインフレータ16を備
えている。インフレータ16の内部には、起動装置、雷
管、及びガス発生剤等が収納されており、ガス発生剤が
燃焼することでインフレータ16の内部で極短時間に大
量のガスが発生し、インフレータ16の軸方向後端部に
設けられたガス噴出部からガスを噴出するようになって
いる。
【0013】また、インフレータ16は、車両12のド
アパネル20等に設けられたセンサ22に電気的に接続
されており、略車両左右方向外側からドアパネル20に
作用した所定値以上の圧力又は衝撃をセンサ22が検知
すると、インフレータ16内の起動装置を作動させる。
【0014】さらに、インフレータ16の軸方向後端側
には長尺チューブ形状の袋体30がフロントピラー14
及び天井部としてのルーフパネル26の側縁部(天井側
縁部)28に沿って配置されている。図1に示されるよ
うに、袋体30は車両12の車体を構成するインナパネ
ル34と、合成樹脂材等によって形成されてインナパネ
ル34の室内側に配置された室内装飾用のガーニッシュ
36との間で折り畳まれた状態で配置されており、ガー
ニッシュ36によって室内側から隠蔽されている。袋体
30は長手方向前方側の端部で開口しており、開口部近
傍が上述したインフレータ16の軸方向後端部近傍(す
なわち、ガス噴出部近傍)の周囲を包み込んだ状態でイ
ンフレータ16へ固定されている。したがって、インフ
レータ16から噴出されたガスは袋体30内へ送給さ
れ、ガス圧で折り畳み状態の袋体30を膨張展開させる
構成である。
【0015】図1乃至図3に示されるように、袋体30
はその上端部が長手方向に沿って断続的に複数のボルト
38及びナット40等の締結部材(より広義には固定手
段)によって締結固定されている。
【0016】また、図1及び図2に示されるように、袋
体30の上方にはエネルギー吸収部材としてのリブ42
が設けられている。リブ42はルーフパネル26の側縁
部28に沿って長手とされ、且つ、厚さ方向が概ね略車
両左右方向とされた底壁部44を備えている。この底壁
部44の幅方向両端部及び幅方向中間部からは概ね略車
両上下方向に沿って互いに平行で且つ側縁部28に沿っ
て長手とされた横壁部46が車両12の室内側へ向けて
延設さている。さらに、各横壁部46の間には底壁部4
4及び横壁部46の長手方向に沿って互いに対向した縦
壁部48が横壁部46の間の空間を仕切る如く底壁部4
4から延設されている。したがって、リブ42を全体的
に見た場合には側縁部28に沿って長手で且つ内部が枡
目状に仕切られた箱形状である。このリブ42は、ガー
ニッシュ36を車両12の室内とは反対側から支持して
いるが、例えば、車両12の側方から他の車両等が衝突
した場合等の衝撃の反力等で乗員の身体(特に、頭部)
がガーニッシュ36へ当接した際の荷重がガーニッシュ
36を介して縦壁部48に入力された際には、底壁部4
4及び横壁部46が屈曲(ざ屈)若しくは損壊して、入
力された荷重の運動エネルギーを吸収する。
【0017】また、図2に示されるように、底壁部44
の幅方向中間部に設けられた横壁部46と複数の縦壁部
48のうちの所定の縦壁部48との交差部分には横壁部
46と縦壁部48の双方に切欠50が形成されており、
さらに、この横壁部46と縦壁部48との交差部分には
略円筒形状の係止筒部52が形成されている。この係止
筒部52の中心に形成された孔58は底壁部44を貫通
しており、インナパネル34に形成された透孔55と連
通している。孔58及び透孔55にはボルト54が貫通
しており、リブ42を介してインナパネル34とは反対
側からボルト54に螺合するナット56によりインナパ
ネル34が固定されている。
【0018】さらに、本エアバッグ装置10は保持体6
0を備えている。保持体60は上述したリブ42を本体
部分としており、このリブ42の複数の横壁部46のう
ち、最も下方に位置する横壁部46の幅方向一方の端部
には保持部としての保持爪62が設けられており、他方
の端部には同じく保持部としての保持爪64が設けられ
ている。保持爪62と保持爪64とは互いに対を成して
おり、各々が横壁部46の幅方向端部から略車両下方向
へ向けて延出された脚部66を備えている。保持爪62
の下端部(すなわち、横壁部46との連結部分とは反対
側の端部)には保持爪64へ向けて略直角に爪部68が
延出されており、これに対し、保持爪62の下端部には
保持爪62へ向けて略直角に爪部70が延出されてい
る。これらの保持爪62、64は横壁部46の長手方向
に沿って所定間隔毎に複数設けられており、保持爪62
と保持爪64との間には上述した折り畳み状態の袋体3
0が配置され、各脚部66により横壁部46の幅方向に
沿った袋体30の変位が制限されていると共に爪部6
8、70により下方から支持されている。
【0019】次に、袋体30の車両12への組付工程の
説明を通して本実施の形態の作用並びに効果について説
明する。
【0020】本エアバッグ装置10を車両12へ組み付
ける際には、先ず、袋体30を幾重にも折り畳まれ、保
持爪62、64を含めて合成樹脂材等によって予め一体
成形されたリブ42の保持爪62と保持爪64との間に
折り畳み状態の袋体30が配置される。このときの配置
方法としては、リブ42の長手方向一端側から袋体30
を保持爪62と保持爪64との間に挟み込ませてからリ
ブ42の長手方向他端側へ袋体30をスライドさせつ
つ、そのスライド方向側の保持爪62と保持爪64との
間に順次挟み込ませる方法と、保持爪62の爪部68と
保持爪64の爪部70との間の隙間から袋体30を押し
込む方法とが考えられるが、基本的にはどちらを採用し
てもよい。
【0021】このようにして、袋体30が保持爪62と
保持爪64との間に配置されることで、保持爪62、6
4の各脚部66により横壁部46の幅方向に沿った袋体
30の変位が制限される。また、この状態では複数の爪
部68、70により袋体30がその長手方向に沿って断
続的に下方から支持されるため、袋体30の弛みが抑制
若しくは防止される(付け加えるならば、横壁部46の
長手方向に沿った保持爪62及び保持爪64の間隔が小
さいほど袋体30の弛みが抑制される)。
【0022】次いで、袋体30を保持爪62、64に保
持させた状態でリブ42をルーフパネル26の側縁部2
8に沿って配置し、係止筒部52の孔58及びインナパ
ネル34に形成された孔にボルト54を貫通させてリブ
42をインナパネル34へ固定する。さらに、この状態
で袋体30の上端部をボルト38によって所定間隔毎に
インナパネル34へ固定する。ここで、この状態では保
持爪62、64により袋体30が保持されその弛みが抑
制若しくは防止されているため、作業者は袋体30の弛
みを気にすることなく単純に袋体30の上端部をボルト
38で固定すればよい。このため、袋体を引っ張ってり
弛みを無くしつつ袋体を固定していた従来のエアバッグ
装置の組み付けとはことなり、作業性が向上し、工数の
面でコストが安価になる。
【0023】また、上述したように、本エアバッグ装置
10では、袋体30が保持爪62、64によって保持さ
れており、組み付け後における袋体30のインナパネル
34への固定部分以外の部分の弛むが抑制若しくは防止
されるため、袋体30のインナパネル34への固定部分
を少なくできる。このため、ボルト38のような締結部
材(より広義には固定手段)の必要数量を従来のエアバ
ッグ装置に比べて大幅に少なくでき、この意味でもコス
トの低減を図ることができる。
【0024】ここで、本実施の形態では、リブ42をイ
ンナパネル34へ固定した後に袋体30をインナパネル
34へ固定していたが、袋体30をインナパネル34へ
固定した後にリブ42をインナパネル34へ固定しても
構わない。
【0025】このようにしてインナパネル34への袋体
30の組み付けが終了した後に、インフレータ16がフ
ロントピラー14へ固定され、更に、ガーニッシュ36
が取り付けられるが、インナパネル34への袋体30の
組付中若しくは組付前にインフレータ16をフロントピ
ラー14へ固定しても構わない。
【0026】なお、本実施の形態では、リブ42を保持
体60の本体部分とし、リブ42に保持部としての保持
爪62、64を設けた構成であったが、特許請求の範囲
の請求項1に記載の本発明の観点からすれば、保持体の
本体部分はリブ42に限定されるものではなく、リブ4
2のように、ルーフパネル26の側縁部28に沿って長
手で且つインナパネル34とガーニッシュ36との間に
配置される部材であれば、リブ42に代わって保持体の
本体部分に成りうる。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0028】図4には、本発明の第2の実施の形態に係
るエアバッグ装置90の要部の断面図が示されている。
この図に示されるように、本エアバッグ装置90におい
て保持体92の本体部分として、また、エネルギー吸収
部材としてのリブ94は、前記第1の実施の形態に係る
エアバッグ装置10のリブ42のように、切欠50は形
成されておらず、また、ボルト50が貫通するような孔
58を有する係止筒部52も形成されていない。代え
て、リブ94の横壁部46と縦壁部48とが交差する複
数の交差部のうちの所定の交差部に対応した底壁部44
のインナパネル34と対向する側の面からは、インナパ
ネル34へ向けて係止突起96が突出形成されている。
この係止突起96は外径寸法がインナパネル34に形成
された孔55の内径寸法よりも極僅かに小さな軸部10
0と、この軸部100の先端に形成された係止部102
と、により構成されている。係止部102は、基端側
(すなわち、軸部100との連結部分側)から先端側へ
向けて漸次外径寸法が小さくなるテーパ状とされてお
り、その基端部では外径寸法が孔55の内径寸法よりも
十分に大きく、先端部の外径寸法は孔55の内径寸法よ
りも十分に小さい。また、軸部100の軸方向中間部よ
りも先端側及び係止突起96には断面十字形状(図示省
略)の十字溝104が係止突起96の軸方向に沿って形
成されており、これによって、軸部100の軸方向中間
部よりも先端側及び係止突起96は十字溝104の幅寸
法を縮小する方向、すなわち、軸部100及び係止部1
02の外径寸法を縮小する方向へ弾性変形させることが
できる。したがって、係止突起96を孔55へ圧入する
と、係止部102の外径寸法が孔55の内径寸法以上と
なった位置から、孔55の内周部からの押圧反力で外径
寸法が縮径される方向へ漸次弾性変形され、軸部100
が孔55を貫通した時点で元の形状に復元する。元の形
状に復元した状態では、係止部102の基端側端面がイ
ンナパネル34へ当接係合して、係止突起96の抜けを
阻止する。
【0029】一方、リブ94には前記第1の実施の形態
に係るエアバッグ装置10のリブ42のように保持爪6
2、64が形成されていない。代えて、リブ94の最下
方の横壁部46のインナパネル34とは反対側の端部に
は、保持体としての保持片106が設けられている。保
持片106は脚部108を備えている。脚部108は略
車両上下方向に沿って長手とされており、その上端部は
最下方の横壁部46へ一体的に連結されており、また、
下端部からはインナパネル34側へ向けてアーム110
が略直角に延設されている。アーム110は前記第1の
実施の形態に係るエアバッグ装置10の爪部68、70
とは異なり、その先端が折り畳み状態の袋体30のイン
ナパネル34側の端部よりもインナパネル34側へ延び
ており、折り畳み状態の袋体30の下端部の長手方向一
部分をを幅方向全域にわたって支持している。この構成
の保持片106は前記第1の実施の形態に係るエアバッ
グ装置10の保持爪62、64と同様にリブ94の長手
方向に沿って所定間隔毎に断続的に形成されている。
【0030】以上の構成のエアバッグ装置90の場合に
も、保持片106のアーム110が折り畳み状態の袋体
30をその長手方向に沿って断続的に下方から支持し、
袋体30の弛みを抑制若しくは防止するため、結果的に
前記第1の実施の形態に係るエアバッグ装置10と同様
の効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係るエ
アバッグ装置では、保持体により断続的に袋体を保持し
た状態で弛みなく袋体を車体とガーニッシュの間にセッ
トでき、しかも、袋体の車体への固定部分を少なくで
き、固定に要する締結部材等の固定手段の使用量を少な
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るエアバッグ装
置の要部の構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るエアバッグ装
置の要部の構造を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るエアバッグ装
置を搭載した車両の内側からの側面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るエアバッグ装
置の要部の構造を示す図1に対応した断面図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ装置 12 車両 28 側縁部(天井側縁部) 30 袋体 34 インナパネル(車体) 36 ガーニッシュ 42 リブ(本体部分、エネルギー吸収部材) 60 保持体 62 保持爪(保持部) 64 保持爪(保持部) 70 保持体 82 プレート部(本体部分) 90 エアバッグ装置 94 リブ(本体部分、エネルギー吸収部材) 106 保持片(保持部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊部 正一 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 井出 忠信 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラコ 株式会社内 (72)発明者 岩永 健太郎 愛知県安城市藤井町東長先8番地1 株式 会社イノアックコーポレーション桜井事業 所内 Fターム(参考) 3D054 AA18 AA20 BB26 BB30 CC50 DD14 FF17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と車体の内側に設けられたガーニッ
    シュとの間で車両の天井側縁部に沿って折り畳み状態で
    配置された長尺の袋体を気体圧力で膨張展開させるエア
    バッグ装置であって、 前記天井側縁部に沿って長尺とされ前記車体とガーニッ
    シュとの間に設けられる本体部分に前記折り畳み状態の
    袋体をその長手方向に沿って保持する複数の保持部が形
    成された保持体を備えることを特徴とするエアバッグ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記保持体の本体部分は、前記ガーニッ
    シュを介して前記車両の内側から入力された所定値以上
    の荷重により変形し、当該荷重の運動エネルギーを吸収
    するエネルギー吸収部材であることを特徴とする請求項
    1記載のエアバッグ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002220024A (ja) * 2001-01-26 2002-08-06 Honda Motor Co Ltd 乗員拘束装置
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